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コロナワクチン接種不都合を徹底研究 11回

コロナワクチン接種の不都合を徹底研究

11回

「逆に台湾はコロナ対策の優等生で。去年まではほとんど感染者が出ていませんでした。しかし、1回目から4回目までワクチン接種を進めて行くとBA5の感染者が激増し、一時人口比で考えたら世界で一番感染者が多い国になりました」追加接種の数と8月以降の新規感染者数の関係を調べたところ、

 「追加接種が少ない国としてはインドネシアや東欧、追加接種が多い国は韓国や日本などがあります。それらの相関関係数を計算すると、0・60となり、相関がある、との結果になった。やはりたくさん接種をしたところの方が感染者が多くなっているのです」(同)

 追加接種を進めるほど感染が広がり、接種率と同じペースで超過死亡も増える。何ゆえ、かような「不都合な事態」が起こるのか。

 東京理科大学名誉教授の村上康文氏(専門は免疫学と分子腫瘍学)が言う。

 「著名な学術誌『サイエンス』(今年7月15日号)に掲載された論文では、mRNAワクチンを3回接種すると、オミクロンに感染しても免疫ができにくくなることが示されています。査読済みの同論文のデータによると、3回、4回と繰り返す追加接種者が多いと集団免疫に到達できず、パンデミックが終わらない可能性が指摘されています」

 京都大学医学部教授や京大附属病院外来化学療法部長などを歴任した京大名誉教授の福島雅典氏「新型コロナと免疫の関係で特に注目すべき論文は『サイエンス』に掲載されたものを含めて二つあります。予想されたことですが、その二つの論文の報告によると、ワクチンによって免疫が抑制されてしまうという事です」 続く

 

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