yoshのブログ

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漢詩 石川忠久 登鶴鵲楼

2023-02-12 06:15:20 | 文学
石川忠久先生の漢詩を紹介します。
          登鶴鵲楼

年来素志始登楼
楼上懐公凝両眸
千里空濛何所見
黄河白日自悠悠

「読み方」

鶴鵲楼(かくじゃくろう)ニ登ル

年来ノ素志始メテ楼ニ登ル
楼上公ヲ懐イテ両眸ヲ凝ラス
千里空濛何ノ見ル所ゾ
黄河白日 自ラ悠悠

      「鑑賞」

「公」とは、「鶴鵲楼に登る」という詩を詠んだ「王之渙」を指します。
写真下は現在の鶴鵲楼です。


石川忠久「學士会会報」No. 958 2023-Ⅰ







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