山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

東北縄文遺跡探訪の一人旅を目論む

2021-07-08 04:32:30 | くるま旅くらしの話

 2回も試し旅をしながら、今は自宅前の駐車場の車の中で、雨天時の旅くらしのまねごとをして過ごしているのですが、我慢の限界が近づいているのを感じて落ち着きがありません。2回目のワクチンの接種も終わり、2週間が過ぎようとしているので、来週あたりからは旅を解禁してもいいのではないかと考えています。それで、ここ2年の旅無しの暮らしの中で次第に縄文への関心が高まって来ており、もはや我慢もこれまでと東北の縄文遺跡探訪の旅を敢行することを決意しました。

 先月だったか、東北北海道エリアの縄文遺跡が世界遺産に登録されたとのニュースがありました。めでたい話なのでしょうが、自分的には少し複雑な心境なのです。というのも自分だけの関心の下にこれらの遺跡を訪ねてみたいと予てから考えていたのに、何だか突然先を越されて大勢の人が邪魔しにやって来る環境が現出してしまったという感じなのです。

 数年来北海道を旅している間に、アイヌの人たちの暮らしに関心が高まり、それは直線的に縄文人の暮らしにつながっているのではないかと、そう思うようになり、今ではもはや確信となって自分の心に定着しているのです。なので、実際の遺跡を訪ねてみて、縄文人の暮らしに思いを馳せようと考えていたところなのでした。

 未だコロナ終息の兆しも見えない状況なので、世界遺産に登録されたといってもそれほど多くの人が押し寄せる状況にはなっていないと考え、チャンスだと思ったのでした。

 新車の臭いや新しい付属備品の臭いに妥協できない超嗅覚過敏の家内と一緒の旅は切り捨てるとして、自分のぺースで一人旅を堪能したいと考えた次第です。何ももわざわざ、ここで旅のプランの風呂敷を広げることもないのですが、新しい旅車でのこれからの旅については、今までと違って、ブログでタイムり―に状況を伝えることはしない(というよりも出来ない)考えなので、大雑把な行程だけは伝えておくことにしようと考えました。新しい車ではPCを扱うテーブルのスペースが限られており、今までのような毎日の発信は不可能なのです。

 行程計画の概要は次の通りです。

第1日は移動日です。家を出発してからR294を北上し、白河からR4に出て、矢吹ICで東北道に乗り、仙台エリアを通過して長者原SAで仮眠宿泊し、2日目の翌日は築館ICで降りて、R4を一関まで行きその後R342を行って骨寺村荘園の景観を確認した後、道を戻って毛越寺に寄り浄土庭園の景観を楽しみ、その後は骨寺村荘園の管理者の中尊寺を訪ねることにします。この日の泊りは近くにある道の駅:平泉を予定しています。

 第3日目は、やや強行軍で、状況によっては、宿泊場所を変更する可能性があります。この日は一戸町にある御所野遺跡を訪ねるのがメインの目的なのですが、平泉からはかなり距離があり、高速道は利用しない考えなので、時間がかかって十分に探訪の時間がとれないかもしれないので、その時は近くの道の駅などに泊り、翌日に御所野遺跡を訪ねることにします。時間が足りた時には、探訪の後九戸村の道の駅:おりつめに行き泊ることにします。

 第4日目は、前日御所野遺跡探訪が叶わなかった場合は、この日にじっくり探訪を終え、何処か近くの道の駅を探して泊り翌日の八戸市の是川遺跡訪問に備えることにします。そして第5日目は、八戸市の是川遺跡探訪がメインです。探訪を終えた後は、十和田市郊外の道の駅:おいらせに行き泊ることにします

 第6日は、早朝に奥入瀬渓流の中ほどにある石ケ戸に行き、朝食を摂りながら渓流の音と緑の空間をたっぷり味わい、長い間溜まったストレスを発散解消させることにします。そしてその後は、3時間ほど渓流に沿っての散策を楽しむことにします。その後は、十和田湖を通過して、滝沢峠から山を下って黒石方面に向かい、この日は道の駅:いなかだてに泊る予定です。また、時間に余裕がある場合は、近くの名湯温湯(ぬるゆ)温泉の鶴の湯に浸ることにします。

 第7日目は、つがる市木造りにある亀が岡遺跡の探訪を予定しています。この日は少し欲張って、もし可能ならば亀が岡遺跡の探訪の後、三内丸山遺跡も訪ねたいなと考えています。いずれにしてもこの日の宿泊は道の駅:浪岡になると思います。

 翌日第8日目は、まだ見ていない鹿角市の大湯環状列石を訪ねたいと考えています。縄文の人たちの祈りのスタイルがどんなものだったのかに思いを馳せたいと思います。ここの探訪が今回の旅の最後の目的地となります。ここを終えたら、帰途に就くことにします。

 帰り道は、鹿角から角舘に出て近くの道の駅:なかせんに泊った後、そこからはR13に入り、これを走って米沢まで行き、そこからは喜多方市に向かい、道の駅:喜多の郷に泊って旅の疲れをいやすことにします。翌第9日目は、喜多方市から会津若松市を掠めて猪苗代湖の方に向かい、途中からR294に入って、あとはひたすら道なりに南下すれば我が家に至るということになります。しかしそれほど帰りを急ぐ必要もなく、途中1日くらい寄り道をして帰宅が遅くなるかもしれません。

 以上ざっと今考えている旅の行程を紹介させて頂きましたが、これはあくまでも計画のメイン道筋であって、予定です。なので、実際は2~3日の範囲でこの行程が膨らんだりずれたりするることがあると思います。そこにこそ旅の面白味があるというものです。今回は気ままな一人旅なので、自在に変更をしても何の支障も無いと考えています。10日から半月ほどの旅となる予定です。久しぶりにワクワクしながら出発を待つ心境にあります。 以上

コメント
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