山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

秋の旅の前楽紹介(その3)

2015-10-19 03:42:37 | くるま旅くらしの話

≪第7日(11/21)から第8日(11/22)まで≫

いよいよ関西入りをするわけですが、途中寄り道をしながら、先ずは高野山に参詣するのを第一とします。本来の熊野参詣は大阪から出発するようですが、この旅では車ですので、あまり道順のことは気にしないで、自分の都合で決めることにしています。旅の安全を祈願する意味でも、先ずは高野山参詣を優先させる考えなのです。

 

第7日 <11月21日(土)> 

道の駅:関宿 →(R1・R25・R169)→ 大神神社(奈良県桜井市) →(R169・R166他)→ 道の駅:宇陀路大宇陀(泊)

7日目は移動日ですが、先ず昨日関宿の重伝建探訪が叶わなかった時は、朝一番で訪ねることにし、その後で天理市の方へ向かうことにします。そして、天理市からは宇陀市の方へ向かいますが、途中大神神社に参詣することを考えています。そして時間に余裕がある時は、大神神社から少しばかり山の辺の道を歩きたいと思っています。山の辺の道は、熊野古道よりももっと古い飛鳥・奈良時代の道です。この日の宿は宇陀市の重伝建エリア近くにある道の駅:宇陀路大宇陀を予定しています。

 

第8日 <11月22日(日)> 

道の駅:宇陀路大宇陀 →(R370・R24)→(橋本市経由)→(R371)→ 高野山参詣(和歌山県高野町) →(R371・高野山スカイライン)→ 道の駅:龍神(泊)

8日目は、高野山参詣です。R24を行って、橋本市からR371を登って高野山に至り、時間をかけてゆっくりと奥の院まで往復して参詣する予定です。参詣の後は、高野山スカイラインを下って道の駅:龍神に至り、ここがこの日の宿となります。近くによい温泉もありますので、疲れを取り、明日からの熊野詣での本番に備えたいと思います。

 

≪第9日(11/23)から第11日(11/25)まで≫

この三日間は、熊野古道の多く残る中辺路を通って本宮に至るコースで、今回の旅の中では最も重要な日々となると考えています。

 

 第9日 <11月23日(月)> 

道の駅:龍神 →(R425・K29)→ 道の駅:紀州備長炭記念公園 →(K29・R42・R311)→ 道の駅:ふるさとセンター大塔(泊)

第9日からは、熊野詣でに関わりの深いエリアに入るわけですが、この日は中辺路の始まりの道までを辿る予定ですが、龍神街道を南下して南部まで行き、田辺市に点在する熊野参詣に所縁のある場所を訪ねながら、中辺路に向かい、道の駅:ふるさとセンター大塔に泊る予定です。

 

第10日 <11月24日(火)> 

道の駅:ふるさとセンター大塔 →(R311)→ 清姫の墓所・滝尻王子参拝(田辺市)→(R311)→(逢坂峠)→(R311)→ 道の駅:熊野古道中辺路(熊野古道散策~箸折峠・牛馬童子像、近露王子・比曽原王子、野中の清水、継桜王子など)(泊)

*第10日は熊野詣での古跡を訪ねる本場に入ることになります。この道筋にはたくさんの王子社(=遥拝所)がありますが、それらの所在を訪ねながら、時に車を止め置いて古道を歩くようにしたいと考えています。一応王子社の所在などは調べてはあるのですが、現場がどうなっているのかは判らず、行って見てからの判断です。

 

第11日 <11月25日(水)> 

道の駅:熊野古道中辺路 →(R311)→ 湯の峰温泉(つぼ湯、東光寺と玄峰塔)探訪(田辺市)→(R311)→ 熊野本宮大社参拝(祓戸王子、三軒茶屋跡、伏拝王子)→ 道の駅:奥熊野古道ほんぐう(泊)

第11日も前日と同様に各所を訪ねながら最終的には本宮近くにある道の駅:奥熊野古道ほんぐうに泊る予定です。

 

≪第12日(11/26)から第14日(11/28)まで≫

この三日間は、熊野本宮の参詣を終え、少し寄り道しながら新宮の大社に参詣した後、那智の方へ向かう道筋です。三日を要してありますが、新宮市内では交通事情もあると思われ、より時間が必要となるのかもしれません。

 

第12日 <11月26日(木)>

道の駅:奥熊野古道ほんぐう → 大斎原散策 →(R168・R42)→ 花の窟(いわや)探訪(三重県熊野市) →(県道他)→ 産田神社(熊野市) →(R42)→ 道の駅:パーク七里御浜(泊)

12日目は先ず明治までは本宮の社殿があったという熊野川の河川敷にある大斎原を訪ねたあと、少し本来の道とは外れるようですが、新宮の方には行かず、反対方向の熊野市の方にある花の窟神社ともう一つ産田神社という所を訪ねる予定です。この双方ともに日本書紀に記されている、神話のイザナミのミコトに係る場所であり、花の窟はイザナミのミコトの墓所と言われており、産田神社はそのイザナミのミコトがその死の原因となる火の神を産んだ場所ということです。日本書紀は読んでいないので、この種の神話は良く解らないのですが、熊野三山にも何か関係がありそうなので、是非立ち寄って見てみたいと思っています。この日の宿は、近くにある道の駅:パーク七里御浜を予定しています。

 

第13日 <11月27日(金)> 

道の駅:パーク七里御浜 →(R42)→ 熊野速玉大社参拝(新宮市) → 神倉神社参拝(新宮市) →(R42)→ 補陀洛山寺参詣(紀伊勝浦町)→ 道の駅:なち♨(泊)

13日目は、新宮市内にある熊野三山の一つの速玉大社に参拝する予定で、そのあと速玉大社の摂社である神倉神社にも参詣する予定です。神倉神社の参詣には538段もの石段を登らなければならないので、相棒の足と体力が心配ですが、急がずにゆっくりと登って、目的を果たすようにしたいと思っています。参詣を終えた後、紀伊勝浦町の方へ向かいますが、疲れた時には補陀洛山寺の参詣は翌日に回すことにして、道の駅:なちの温泉に浸ることにします。

 

第14日 <11月28日(土)> 

道の駅:なち →(R43・K46)→ 那智の滝・熊野那智大社・青岸渡寺参拝(紀伊勝浦町)→(K46)→ 大門坂散策(紀伊勝浦町)→(K46)→ 道の駅:なち♨(泊)

*この日は、熊野三山の一つの熊野那智大社に参拝する日です。境内を同じくする西国三十三観音の一番札所である青岸渡寺にも参詣するのは勿論です。又合わせて古道の残る大門坂を少し散策したいと考えています。尚、今まで何度も来ているのに那智の滝を傍まで行って見たことが無いので、今回は是非大滝の拝観を実現させたいと考えています。終わった後は、昨日と同じ道の駅:なちに戻り休むことにします。

(以下、次回に続く)

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