村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

野月

2018-10-17 23:08:39 | 村雨庵 稽古 
野月
さやけさの限りも知らず武蔵野の
尾花に張るる月の秋風 雅光

雅光とは
飛鳥井雅光 あすかいまさみつ 
飛鳥井雅威の子 
母:本多康伴の娘 
飛鳥井家23代 
生没年:天明2(1782)年10月6日 から嘉永4(1851)年9月18日

今日の村雨庵の水曜稽古
秋も深まりつつあるを
肌身に感じる

風炉に炭をつぐと
そのほわほわした温かさが
とても心地よく
癒される
炭手前の最後には白檀を焚く
香木の薫りが茶室に広がる
半年間も聞き慣れたかおりだが
これもあと少し
そのあとは練り香になる

茶があればこそ
香の薫りを聞き
抹茶をのむ
茶があればこそ
清らかなものを
五感で感じ味わうのだ





                    
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