今日は木曜稽古
鉢叩きの軸を掛ける
鉢叩きとは
十一月十三日の空也忌から
大晦日までの四十八日間、
空也堂の僧が洛中洛外を巡り歩いた
空也念仏のこと。
瓢、鉢、鉦を叩き鳴らし、
和讃や念仏を唱えた。
われが手で我が顔なづる鉢たたき 鬼貫
長嘯チョウショウの墓もめぐるか鉢たたき 芭蕉
裏門の竹にひびくや鉢たたき 丈草
山彦をつけてありくや鉢たたき 千代女
京中にこの寂しさや鉢叩き 蝶夢
ゆふがほのそれは髑髏か鉢たたき 蕪村
墨染の夜のにしきや鉢たたき 蕪村
とネットに出ていた
鉢叩きは
芭蕉や蕪村も俳句にするほどの
風情のあるものだったのだろう
今日から師走だ
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