私たちの身体がその一部になっていると思えるこの客観的現実世界は、(拙稿の見解では)実は私たちの身体が作り出している。人間の身体が仲間の動きと共鳴することで映し出されてくる現実という虚構の世界です。
そのことに私たち自身は気がつくことがない。自分の身体のこの仕組みを私たちは自覚できない。しかしもしそうであるとすれば、この現実世界全体は私たちの身体の一部分としてある。それは私の仲間の運動や感覚と共鳴して私の身体が感じ取る世界の存在感です。これは私たちの身体の一部分であって、すべてではない。実際、この現実世界は、私たちの身体が感じ取る物事の小さな部分でしかない。
拝読ブログ: 絵と現実のはざま ・ ・ ・
拝読ブログ:美人時計の現象学