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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

文化的社会的因子が委縮

2015年11月05日 | yyy48絶滅する人々

また高学歴を獲得した女性たちは、組織内出世競争に参加し高収入と社会的地位を得る希望を持つので、独身生活を中断して結婚する場合は、人生の交換に値する高収入高ブランドの男性を要求するから、となっています。つまり現代社会においては女性を婚姻に誘導する文化的社会的因子が委縮してしまった、とされます。わかりやすい理論です。






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未婚女性の経済的自立

2015年11月04日 | yyy48絶滅する人々

ではここで、最近百年の高度産業化にともなって文化的社会的な婚姻可能条件の何かが致命的に欠損するようになった、という仮説を立ててみましょう。
まずマスコミあるいはインターネットなどに表れている多くの議論では、未婚化晩婚化の原因は、女性の就職が容易になったことで、未婚女性が経済的に自立して快適な生活を維持することが可能となったことである、とされます。






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最近の先進国に限り

2015年11月03日 | yyy48絶滅する人々

たとえば文化が人間の婚姻可能条件を決定するようになってくれば、文化的社会的な条件不備による婚姻不可能、つまり未婚、晩婚現象を招来することになります。未婚、晩婚現象がつい最近の先進国に限って起きていることから推論すれば、この条件不備は、狩猟採集文化では存在せず農耕牧畜文化においても存在せず近代産業化の初期にもなかったにもかかわらず現代のたかだか百年足らずの間に欧米、日本、韓国など高度産業化諸国において急速に顕在化した現象である、といえます。





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婚姻構成因子の欠損

2015年11月02日 | yyy48絶滅する人々

その欠損因子は文化、あるいは社会機構に起因するものである、という議論がマスコミあるいはアカデミズムに広く行われています。もし文化が婚姻構成因子の欠損に関わるものであるとすれば、かつては身体反射からなる行動因子によって構成されていた婚姻生態に、ある時代から、文化あるいは社会機構に起因する行動因子が決定的役割を果たすものとして入り込んだことによる、といえるでしょう。





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人類共通の繁殖生態

2015年11月01日 | yyy48絶滅する人々

そうであれば、婚姻が人類共通の繁殖生態であることになり、その生態は人類共通であるその身体機構にもとづいていることになります。少なくとも婚姻を構成する多くの行動因子が人間の身体に埋め込まれているに違いありません。しかしそうであるとすれば、最近の先進国にみられる少子化現象は、婚姻生態を構成する何らかの因子が欠損する現象である疑いがでてきます。





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