ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

NAKED ハンター・キラー

2011年08月17日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 暑いですねぇ。

 夏休み最後の日の午前、エアコンをしっかりと効かせて、意外としっかり作られていて、A級と呼んでも差し支えないほど完成度の高いホラー「NAKED ハンター・キラー」を鑑賞しました。
 「NAKED」シリーズ、見尽くしましたが、どれもなかなかの出来栄えですが、A級と言って差し支えないのはこの作品だけのような気がします。

 深夜、森の中の国道をドライブ中のご婦人の車に、顔に返り血を浴びて泣き崩れている若い女が助けを求めます。
 ご婦人は躊躇しながら若い女を乗せ、車中で若い女が遭った殺人鬼による大量殺人の話が語られます。
 五人組の大学生が森に遺跡探査に出かけたところ、全身黒ずくめで顔にまで黒いフェイス・マスクをかぶった男に襲われ、みな殺されてしまい、若い女は命からがら逃げてきたところだというのです。
 若い女の話が映像として流され、理不尽な猟奇殺人事件を想起させます。
 しかし、ガソリン・スタンドでご婦人が警察に電話をかけたところから、映画は猟奇殺人物から、怪談話の様相を呈してきます。
 若い女は何者なのか。
 そもそもこの世のものなのか。
 謎は深まるばかりです。
 そして、殺人鬼の兄が登場し、兄弟間の確執が予感されます。
 ラストは、極めて後味の悪いものでした。

 残虐シーンはほとんどなく、心理的な恐怖に重点を置いているので、残虐シーンが苦手だけどホラーが観たい、という方にはお勧めです。

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日光

2011年08月17日 | 散歩・旅行

 昨日、二泊三日の日光旅行から帰りました。
 今回は色々ありました。

 東武線の特急は使わず、東京駅から新幹線で宇都宮駅に出、そこからJR日光線の各駅停車に揺られること40分、JR日光駅に降り立ったのでした。
 
 駅前でレンタカーを借り、日光江戸村へ。
 けっこう暑かったですねぇ。
 首都圏と違い、湿度が低いので日陰は涼しいのですが、あまりにも強い日差しが照り付けて、げんなりしました。
 ちょんまげの鬘をかぶった着物姿のスタッフも暑そうでした。


 江戸村のメインストリートです。
 
 宿に着いてから、驚愕の事態です。
 日光駅からほど近い安宿なのですが、接客をしているのが、外でも平気で素足で歩き回るバックパッカーのバイトと思しきガリガリの白人のにいちゃんで、こいつが全く日本語を解さないのです。
 チェックインしようとしたら、10分以上呼べども出てこず、現れたらいきなりうつろな目で英語をしゃべり始めたのです。
 多分、世界を放浪するバックパッカーで、金がなくなると現地でバイトする、東南アジアの観光地などによくいるタイプで、間違いなくマリファナの吸いすぎです。
 横文字が苦手な私でも、トラベル英語くらいは分かりますが、癪に障ったので、「日本語でお願いします」と言ってみました。
 無視するので、切れ気味に「Japanese Please」と言いました。
 すると平然とした顔で、「I can not speak Japanese」と言いよりました。
 日本国内で日本人を接客するのに英語とはまことに不埒な宿ですが、一泊4000円という安さに免じて許してやりました。
 
 宿を安くあげるのは、夕食を豪華にするためで、夕飯は日光市内の某有名ホテルで懐石をいただきました。
 宿代の3倍以上の料金がかかりましたが、私は豪華な宿よりも、豪華な夕食を優先するのです。
 だから日本旅館は嫌いです。
 ありきたりなつまらぬ料理の宿が多いですから。
 それよりは飯がつかないビジネスホテルなどに宿泊して、夜の街に繰り出したほうが楽しめるというものです。

 翌日は、レンタカーで中禅寺湖を目指しました。
 距離はわずかなのですが、いろは坂には参りました。
 峠道には慣れていませんから。
 止まりそうな速度でのろのろ走り、私の後ろには、いらついた車どもが大名行列のように続いたのです。
 ざまぁみなさい。

 中禅寺湖は涼しかったですねぇ。
 Tシャツ、短パンでは寒いくらいでした。
 明治時代、当時の欧米人が避暑地としていたのもうなづけます。
 遊覧船に乗り、別荘地を散策し、滝を二つ観ました。


 竜頭の滝です。

 華厳の滝です。

 滝のまわりは長くいられないほど涼しかったですねぇ。
 明智平からロープウェイに乗ろうかと思ったのですが、頼りないロープウェイにラッシュ時の山手線のように人を押し込んでいるのを見て恐れおののき、諦めました。
 君子危きに近寄らずと言いますからねぇ。


 そうこうしているうちに夕方になり、宿へ戻ると、またもや驚愕の事態。
 部屋のドアを開けたら、パンツいっちょのおっさんが携帯で電話しているのです。
 慌ててドアを閉め、受付に行ってそのことを話すと、マリファナ漬けの白人が、大げさに驚いてみせ、パソコンで私達の部屋であることを確認したうえ、事情をパンツいっちょのおっさんに説明しに行きました。

 待つ事30分。

 やっと部屋に入れました。
 おっさん、やつの英語、大丈夫だったでしょうか。
 晩は駅前のアジア料理屋でシシカバブやらタンドリーチキンやらカレーやらを食い、駅前広場でやっていた人もまばらな盆踊りに加わってやけくそのように踊り、疲れて眠りにつきました。

 最終日は、東照宮と、大正天皇の御用邸だった田母沢御用邸記念公園です。
 東照宮については、とくに感想はありません。
 
 
 東照宮です。

 
 東照大権現、家康公の墓です。

 御用邸は馬鹿馬鹿しいほど広く、しかもお上品でしたねぇ。
 やっぱり武士が作る建物とは違います。
 夏の別荘なのに、部屋が106もあるのですよ。


 御用邸の中にあるビリヤード室です。


 謁見の間におかれた玉座です。

 そして暑い暑い千葉市の自宅につき、「ああ、うちが一番」と呟いたのです。

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