日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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厚生委員会協議会が開かれる

2014年08月21日 | 市議会
昨日、玉野市議会・厚生委員会協議会が午前10時より開催された。

市民病院の病院改善協議会の報告など5項目の協議報告事項が審議された。

市民病院では経営改善計画における平成25年度進捗状況も報告された。

私は、経営改善計画の個々の取り組み、進捗状況の評価も重要だが、

収益の中心をなす医師団の団結と、いま一歩、いや半歩の努力、意識改革の前進が最も重要であること、

市長・事業管理者を先頭にした市民病院の経営改革、意識改革への取り組み強化を求めた。

8月末を目途に民間コンサルタントの中間報告をうけ、病床利用の課題等を示し、

具体的改善に取り組む方向が示された。

健康増進課について、「水痘ワクチン・成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種化について」の報告があった。

ここでは、市民の健康づくり、国保被保険者の特定健診受診率やがん検診率が他市と比べて低い問題や、

国保の医療費適正化のための対策など、具体的な幾つかの方策を12月議会を目途に議会に示すよう求めた。

とりわけ、現場の保健師職員などと十分協議し、玉野市として何を重点に取り組み、前進させるべきかなど、

幹部職員、議員が変わろうとも、実効ある施策の方針化を、共通認識にし、持続的、系統的に推進できるよう求めた。

福祉政策課から、「男女共同参画行政の概要」平成25年度実績と26年度計画の報告を受けた。

子育て支援課から、認定こども園についての協議事項として、来年度から1園(サンマリン保育園)に幼稚園部を開設する

認定こども園開設の方向が承認された。

最後に、9月議会に議案として提出される、3つの条例案の説明をうけ、協議した。

「子ども・子育て支援法」の施行に伴う、保育施設・保育事業の運営基準を定める条例案、

家庭的保育事業の設備・運営に関する基準を定める条例案

放課後児童健全育成事業の設備・運営に関する基準を定める条例案について

約1時間ほど説明をうけた。

複雑で分かりにくい条例内容であり、保護者・市民にはほとんど何も知らされていない。

私は、家庭的保育事業では、認可基準のハードルを上げて、より安全・安心、保育の質を落とさない、

他市の先進例にあるよう条例案の市独自の「上乗せ」を要望した。

また、学童保育においても、子ども一人あたりの専用区画面積等の引き上げ等を求めた。

いずれにしても、9月議会に向けて、さらなる検討、市民への広報、取り組みが求められる。

委員会は午後3時前頃までかかり閉会した。

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