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4.どう変えていく。マーケティングからでしょう

どこから変えていくか、という大きな課題があります。成功体験に基づいた組織ほど、変わらないものはない。
私が未来予測することができます。方法はアナロジーです。明確になった空間に投影して、そこで空間の挙動から先を見て、それを逆投影させます。これは数学のアナロジーです。とりあえず、未唯空間の7つのジャンルの関係をベースにします。

その中のベースの中で、ネットワーク・コラボレーション・ライブラリ・事務局の4つの機能がどう動くのかをハッキリさせる。このまま、説明してもわかるはずがない。分かろうとしない人に分かるはずがない。分かろうとする人たちを探すしかない。

だけど、組織は完璧に守られています。そういうことを考えないように。考えると碌なことはない。各自は、自工程だけで完結させる。それで全体を縛る。その大きな仕組みを持っています。根幹の作って、売ることを使っていくに変えていくだけでも難しい。動くわけがないです。

では、どこからアプローチするのか。今のままでは困ると言う人たちからやっていくしかない。それが市民です。このまま、買うだけの行動をしていて、環境問題に対しても、災害に対しても、日常生活に対してもいいのか。それにお金もない。そのためには、自分たちの仕組みを変えるしかない。使うということとトコトンシェアすることを考えていかないと。その部分の変化はマーケティングという形で出てきます。お客様が変わる、消費者が変わる。

消費者に知恵がついてくれば、どうなるかです。今まで、モノでやってきたものが変わってきます。これもなかなか大変な話です。環境問題でのエコの事例で考えて見た。

エコットも皆の意識を始めたけど、エコ商品が跋扈しています。これを買えば、エコですよ。袋は有料です。これがエコです。そういうお仕着せだけが来て、消費者が考えなくなっています。

今回のクライシスで、消費行動は変わらざるを得ないです。壊れるものモノを持たないといけないのか。クルマを皆は持たないといけないのか。土地と住宅さえも流されていきます。そこが変われば、マーケティングが変わります。

世の中でシェアしているものは多い。一番は図書館です。本をシェアしています。探すことをシェアしています。これを強力に進める世界がやってきています。インターネットとデジタル化の世界です。

音楽の世界では、先に実現された。CDを買うことではなく、音源をシェアしている。それが持ってくる世界になりました。ビットを立てるだけの世界で、何千曲もケータイする世界です。何千曲も買ったらたまらない。CDチェンジャーは持ち運びません。それを助けたのはiTuneです。

本も著作権の問題を片付けていけば、同様なカタチになります。相変わらず、本は読まないでしょうけど。その先取りをしているのが図書館です。マーケティングからすると、本を買うよりも、図書館をもっと、使いやすいカタチにすればいい。主婦などは、そういうカタチになっています。ドンドン使っています。まだまだ、マーケティングが足りません。

クルマのシェアとか、家のシェアとか進むでしょう。電気自動車になったときにはバッテリーはシェアです。こんなものを買って、使い捨てるわけにはいかない。所有することが不利な世界です。

エネルギーの場合はグローバルに支配されている。グローバルから供給されるのをひたすら、待つしかない。その意味では、販売店システムと一緒です。自分のことは自分でやるとなると変わります。グローバルとエネルギーではパスが問題です。ロングパスは壊れると言うことです。ライフラインが壊れたら、なかなか直りません。自分のものは自分でやるしかない。それを含めて、マーケティングが変わる。マーケティングが変われば、メーカーが変わる。

元々、販売店要望で言いたかったのはマーケティングが変わっています。市民の心が変わっているし、ネットワークが変わっている。それに対して陸の孤島のように、販売店システムがあってもダメですよ。

全ての販売店が変わる必要はないけど、せめて、2割は変わらないといけない。そこで成果をあげれば、あと6割は変わります。残り、2割は地方でのんびりやればいい。
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