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三段ループでコラボとライブラリ

階層の問題

 入社して、最初に習得したのが、階層の問題です。それも影響して、未唯空間もその構造になっています。それを昨日、考えていました。256の項目がキーになります。その属性を完結性を持たせてやると言うことです。

 256の項目にはそれぞれ意味を持たせています。組み合わせている。そのハイアラキーも含めて、関係づけています。ハイアラキーに対して、近傍系の考えを入れて、周辺という考え方で、つながるというトポロジーを実現している。

周辺を考える

 その周辺を考える時に、ThinkとAct、Glo9balとLocalの考え方を入れています。項目だけの関係ではなく、その周辺部分がThinkとActで絡んできます。

 考えたことをどう実現するのか、実現して得たものをどのように考えに反映するのか。これは真理に至る弁証法と同様な考え方です。

 今までやってきたことがこのようにつながることが、私にとって、一番の楽しみです。時間軸にすると40年間の思考です。表現するのは難しい。パートナーが分かってくれることはありえない。だから、未唯空間にまとめるだけです。分かる人が分かればいい。時間が掛かってもいい。その時点に私は居ません。

ロジカルチェック

 それにしても、部品構成に対して、ロジカルチェックを思い出します。仕様からグループを作り出して、それに整合性があるかを機械的にやっていた。事務電算の世界でトポロジーとか集合関係を使っていた。

 ほとんど、言語処理に近いものだった。それぞれの関係をロジックとして見ていった。私だけの世界です。その結果は有効だった。いくら、品番が確かでも、エアコンが付かなくなる。仕様で間違っている部分は全て抽出できました。それを30年前にメインフレームでおこなった。

三段ループでコラボとライブラリ

 Hヒアリング出てきた、三段ループというのは、この考え方をカタチにしたものです。お客様と店舗、店舗と本社、本社とメーカーの3つのループです。それぞれの循環は重なった所で情報を交換させます。

 その時に、大きな発見を行っている。登る方と下る方でツールが異なることです。お客様からの要望をコラボレーションでまとめて、それをコラボレーションでメーカーまで伝えます。直接、持っていくのもあります。下る方はライブラリで行います。そこに事実として、事例として、置いておけば、手間なく、拡大できます。

 コラボレーションとライブラリが相対であることを述べました。メーカー社内とH経営者に説明したが、誰一人、分かる人は居なかった。技術の連中なら簡単に分かるのに。私の中では数学的にキッチリと分けることができました。ライブラリとコラボレーションの関係が明確になると同時に、その重要性です。

意識と知識

 これは地域コミュニティにそのまま、採用できます。というよりも、この二つがないと、コミュニティは成り立ちません。それを環境社会のところで、一つの言葉を与えました。意識と知識です。意識がコラボレーションで、知識がライブラリです。

 これは環境社会の世界ではふつうに使っている言葉です。それにシステムなカタチをいれました。

 数学的な思考の特徴です。アナロジーです。余分なものを除くとアナロジーは見えてきます。余分なものをなくすには、トポロジーです。定性的なもので全部やっていきます。未唯空間で言いたいのは多分、これなんでしょうね。新しい分野でも、アナロジーを使えば、全体の関係が見えてきます。
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