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ダイレクトメールという発想

未唯へ。家に販売店から来るDMが来ますね。景品があると奥さんは行きますね。電子メールを使ったDMを発行しようという試みがあります。電子メールの方がお金がかからない! メールを皆が使っているから、先進的なイメージになるからという理由で、本当にはマーケティングにつながるのでしょうか

この7年ほど、メーカーと販売店とお客様の関係、つまりB-B-Cを考えてきて、まずは、基本となるネットワークから一つひとつ積み上げてきました。その次には販売店内でのコミュニケーションのために、ポータル機能とライブラリ機能を考えてきました。

メールとしては、ライブラリ(情報と知識の格納)に情報を蓄積したのちに、メッセージ(メール)をポータル(窓口の一元化)へ飛ばすとやりかたを作り上げようとしている。組織内コミュニケーションでは、その方が安定するし、知恵を織り込むことが出来ます

DMの大量発信の検討している連中からは将来へのシナリオ、お客様の反応というような複雑性でのアプローチが感じられません。紙でやってきたから電子メールにするとか、ITだからするとか、言われたからやるとかのスタンスです。そこで私がやるとしたどうなるかを少し考えてみました。

発信側から考えると、新車発表の告知はメーカーに任せて、車検誘致のこまめなやり取りをメールで行い、お客様との新たな関係の構築を作っていきたい。つまり、購入後のフォローを完璧にするしくみつくりです。その次として、販売店ポータルでお客様のためのサイトを立ち上げて、お客様同士のコミュニケーションを目指す。

お客様側からすると、お客様が望む情報だけをケータイに受け取り、車検日時と整備内容とかを事前に設定して、その履歴を確実のフォローする。それらの情報のやりとりを会社として、ログ化していく。慣れたら、ログを残すのに有効な武器である、Web-Log、つまりブログの活用に入っていく。隠蔽された世界から、関係する人も経過が見える世界に移る

インターネットの世界では、DMにも色々な工夫を凝らしている。例えば、各社ごとではなく、様々な情報が入ったチラシで告知とか、地域ポータルへの誘導などがあります。自分の会社だけで考えるのはなく、チラシポータルと地域ポータルに情報を出していくやり方があります。お客様はクルマだけを考えているわけではない。
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