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定年の書類をどうにか作成して、提出

未唯へ。総務へ、定年の書類を出してきました。作成するのに、半日かかってしまいました。あとは、社内報に載せる写真だけです。免許証更新の写真が必要なので、その時に撮りましょう。折角の総務部なので、受付のNAKさんの席を確認しました。

テレビでは、今年は「電気自動車の年」と言っていました。『ガイアの夜明けスペシャル「電気自動車ウォーズ」』で、N社の電気自動車開発について、述べていました。その中で、気になったことがあります。

N社では、電気自動車の開発をガソリンエンジンと同様に行っています。東富士で、エンジン適合業務の電算サポートしていた時のことを思い出します。電気自動車では燃費ではなく、「電費」ですけど、いかに走行距離を伸ばすかのチューニングを行っています。

電気自動車の「適合業務」をチマチマやるのはやめた方がいいですね。ガソリンエンジンとは異なり、バッテリーの特性を考えると、ある方程式が成り立ちます。{温度}×{重量}×{容量}で決まります。温度は自然現象、重量は素材、容量はバッテリー技術です。これらは車メーカーの課題ではありません。社会そのものの課題です。それに加えて、{環境}のパラメーターです。

アメリカ社会は、インターネットのような、システム志向で仕掛けてくるのは、目に見えています。単体のクルマの性能とか、メーカーでの技術の問題ではなく、社会的、国家的な要請でアプローチしてきます。ネットワーク発想、つまり、超アナログ思考に変えないとアメリカに負けます。

これを太平洋戦争に例えられます。真珠湾攻撃時には、ゼロ戦の技術も飛行技術も、日本の方が勝っていました。戦中には、飛行機を大量生産し、パイロットの速成を行い、ゼロ戦の防御能力の弱さを狙い、3機で同時にパイロットを狙い撃ちしました。これがルメイの戦略爆撃につながり、「日本を石器時代に戻す」ことを実現しました。

グーグルの発想は知恵を大量なサーバー投入で現実なものにしています。それがスマート・グリッド構想につながってきています。これらに対抗するには、日本的な柔軟な発想が必要です。彼らのやり方を自分たちのものにしていくことです。

N社が発売の1年前に技術を晒している意味がわからない。電気自動車を展開した時に「失敗する」ことを見込んでので、「言い訳」を早くもしている気がします。
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