goo

「組織」についての雑感

未唯へ。夜中の2時から、「組織」のことを考えていた。

なぜ私が組織を信用しないのか。組織は現状を守ることが目的になっている。特に作ることが主体の組織は自浄機能を持たない。いつまでも作るものを探している。作ることしかしていない人は、それが無駄であることを知ろうとしない。作れば、売れていた時代の幻影にしがみついている。

全体の循環からみると、人の配置もいびつであることに気付かない。気付いたものをパージする。組織を破壊するものと言うレッテルを貼る。下のものに対しては、非効率者と見なす。言われたことをやっていればいいのに、「これでは販売店がやっていけない」「実体がどうなっているか調べたい」「腹に落ちていないのに、資料は書けない」「上流にも働きかけないと」

考える人を否定するのが、無能な職制の仕事になる。その人は、部下の疑問にも答えないし、自分が考えることはしない。そんなことをしたら、唯一できる「お仕事」を否定することになる。今は、「作る」時代から「使う」時代に変わっている。効率的に、作っても、ゴミが溜まる時代です。「使う」ことから発想しないといけないが、目の前のこと、今のことを見ない、ギリシャ人のような組織の人は変わらない。

だから、末端の人たちからのヒアリングです。「作る」矛盾がすべて集まっている販売店での思いを集めます。組織が変わらないと、組織がお客様との接点の販売店を支援させるようにします。全体の循環を意識すれば、自分がすべきことがわかるはずです。やるべき最大のことは、組織を一度破壊することです。

坂本竜馬が居ても、薩摩・長州が居なくては、幕府は転覆できないと、販売店ヒアリングの最初に述べたが、薩長のような物理的な力ではなく、一枚の資料からの気付きから、組織は変えられる可能性に掛けます。

なぜ、組織のルールに従わないかというと、今回のプロジェクトのターゲットが組織そのものだから。組織の中で、自分の手柄になればいいと思っている人間を、末端まで考えようとするファシリテーター、つまり、パートナーは無視すればいい。かれらはなくなる存在だから。それを実証しましょう。そうすれば、販売店は救われます。この楷書も社会も救われます。

今は、パートナーと話している時が一番楽しい。反応がおもしろい。なぜ、皆のことを考える人と自分のことしか考えない人がいるのか。そして、後者の連中の多いこと。パートナーは、この室でやる理由を求めます。言われたからとか、自分の成果になればいいという、連中と本質が異なっている。私が好きなところです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 私はロジック... 2.1 数学にあ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。