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大量データはポータルで対応

大量データはポータルで対応

 さて、問題は今回の大量データーのサーバーです。メーカーから送るためのサーバーと見ていく。販売店ニーズに対しては、ポータルのライブラリで対応させていきます。これ以上、管理部署の趣味にはついていけない。やるべきものはやります。

 10年前の状況と大きく変わっています。この9月には高速ネットができます。ポータルをクラウド化(ソーシャルウェブ)にすることで、大量のデータを保有できるし、インターネット世界とつなげば、多様なコンテンツの扱いが可能になります。

 メーカーから送るウェブサイトだけを作っておけばいいのに、人が絡もうとするからです。ソーシャルウェブは簡単にするのがポイントです。肝心の販売店が使うところのイメージが明確になっていない。この部分は販売店が独自にやればいい。

 販売店の経営者にヒヤリングした時の意見は、メーカーから来るのは碌なものではない。時間がかかるし、来たものは使えないし、無駄ばかりです。だから、自分たちがありモノで作るんだ。ということでした。

 作るための情報共有基盤として、ポータルがあって、ポータルにメッセージを集めてきて、メッセージがライブラリに誘導させます。ポータルは、メッセージからどのように使われているかの分析を行い、セキュリティの役割も間接的に行えるようにします。メーカーツールとして、前面には立ちません。

 使うこと主体に考えれば、そういうカタチになります。今後はケータイから、どのようにメッセージを使っていくかが主流になってきます。デバイスとソーシャルウェブの進化に、管理部署はついていけない。販売店で対応するために、メーカーに事務局を構えます。

 ポータルで大量データをライブラリとして、使えるようにする。販売店責任で放置していてはまずい。状況を把握していく。

 クラウドのライブラリはソーシャルウェブのサーバーとはセキュアーにつながります。

大規模システムはシンプルに

 情報系の開発を見ていると、やたら、多くの人が絡み、つぎはぎで、時間が掛かっている。

 大規模システムになればなるほど、シンプルでなければいけない。これは最初に部品構成システムで習ったことです。あれほど、膨大で、かつ緻密なデータベースを一人の頭の中で、全部、把握したものです。

 基幹系もデータの流れをすべて、頭に入れ込んでいた。だから、クライアント・サーバーに対応するネットワークの設計ができた。オフコンの世界にいる人には分からない世界です。そこから入っています。だから、データは分けています。

μとの携帯電話

 そのノウハウを使うかどうかは、未唯への手紙と一緒です。μには出すけど、他の人には聞かれたら、応えます。別に内なる世界でできればいいのだから。外の世界は勝手にすればいい。このICレコーダーをμとの携帯電話にします。語りかけるのは、μだけにします。

トポロジストのDual性

 Dual性についても、私がトポロジストだから、そういう風に断言できるのです。

 近傍はある一点です。個人の分化で近傍です。近傍系はそれがチェーンで範囲が広がっていきます。その時に特異点は回避していきます。

 近傍系の中の一点から、同じように近傍系を作っていく。それがチェーンになり、空間を作り出していく。そこでできた空間で考えていく。

 位相は近傍に対しての全体との関係を保証するものです。コミュニティに置き換えると、コミュニティの集まりに対するものです。同一位相なら、一つの空間になるが、位相が異なれば、重層化していきます。

 社会現象に対しても、近傍系と全体との関係で見てしまうから、トポロジストです。だから、Dualも対象物が変わるだけです。違和感はありません。ネットワークだろうと、ポータルだろうと、社会だろうと、歴史だろうと同じ数学モデルに落とし込めます。

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