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てらまち・ねっと



 ここ山県市の市長選から一週間が過ぎた。
 正直に驚いたのは、一日一日が長く、気持ちがじっくりと変わっていくことだった。

 ところで、「2011-04-30」のブログで
  (ここ山県市の選挙のことでコメントがなされているので、明日のブログあたりで「1年前からの経過」をまとめておこう。
 一般の方は知らないことだろうから。興味ある人は、明日をご覧あれ  「ほとんど知られていない『市長選の裏事情、裏経過』とでも」)

 と書いた。
   ⇒ ◆「唯一の原発差し止め判決の裏側」/内閣参与が抗議の辞任/原発を増やさない
 
 そこで、今朝はその関連のことを整理しよう。
 きっかけになる「ブログのコメント」は下記。
 まず、
 ・コメントを転載し、
 ・何箇所かに私の意見を付記し、
 ・そのあとで、「ほとんど知られていない『市長選の裏事情、裏経過』」を記そう。

 その最後には、私の解説。

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まず、コメントを転載
2011-04-24  ◆首長選は午後11時ごろまでに大勢が判明する見通し/「3回、演説をきいた。感激した」との電話あり
 (略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果、市議が選んだ市長。 (山県魂) 2011-04-29 14:43:48

過去の事件を引っ張り出されたくなければ、
本当に間違ってないと、誤解だと言えるのならば、
後援者の前だけではなく、公の場で、チラシで、ネットなどで謝罪、或いは弁明するべきであった。

県議会・市長選挙、共にその機会はあっただろうに。
二つの事件共に、本人が知らないところで、認識不足で起こったことかもしれない。きっと、そうだろう。

しかし、多くの市民に分かってもらうには、それなりの努力がいるに違いない。後援者集会で説明しただけでは結果は見えている。

公の場で判決が出た事は、公の場で弁明が必要。
もう一度リーダーに出馬するのなら、まずそれが最初にやるべきことではないかな。

いつまでも昔のことを・・・ではなく、
リーダーなら市民の心のモヤモヤを消し、
男らしく謝罪するのか、弁明するのか、時間はあったはず。

それをしないから寺町さんに再度ぶり返されるのであろう。

私の勝手な意見ですが・・・まずは市民の心を掴む。
寺町さんの今回の選挙戦略は、多数の市民の心を掴んだが、あと一歩、何がいけないのかは本人はわかっている・・・はず(笑)

結果、市議会議員が選んだ市長。
開けてみれば当然の結果なのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Unknown (まこ)  2011-04-30 18:13:32


初めまして 

まさに 山県魂さんのおっっしゃる通りだと思います。

高齢者の議員が自分可愛さに、

バックアップしてましたよね。

今でさえ他の市より高い税金

もっと 高くなるような気がしてなりません。

山県市から出て行く事、検討中です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Unknown (山県魂)  2011-05-01 08:55:43


まこさん、ありがとう。

ほとんどの市議会議員が団結して
新市長の応援でしたよね。

ってことは・・・今まで貴方達は何をしてたの?
平野前市長ではできなかったの?
トップが変われば、山県市は変われるの?
いや、まずは市議会議員の貴方達が変わってください。

そして、この1年で変わらなければ、
来年の市議会議員選挙では代わりなさい。

よ~く考えなさい。市政悪化の責任は
市長だけではなく、市議の姿勢が大きな原因です。

選挙活動中だけ”どうかみなさんの一票を、私を助けてください”って、頭を下げるけど・・・
貴方達が私達市民を早く助けてください。

まこさん、山県市から出ないで、この市の素晴らしい未来に向け、一緒に考えましょう。

山県魂より


・上記のコメントの何箇所かに私の意見を付記
 ●>(山県魂さんのコメント)「県議会・市長選挙、共にその機会はあっただろうに。
二つの事件共に、本人が知らないところで、認識不足で起こったことかもしれない。きっと、そうだろう。」

⇒(私の意見・というより補足)
 「認識不足で起こったこと」と善意に解釈されるけれど、そうでないことは明確にしておくしかないこと。

 「県議の場合、条例に基づき『ポスター代』しか請求できないところ、そこに『私的な名刺』などの費用も意図的に含めて山県市に請求したもので、その点、本人も認めている」

  (参考/2007年6月16日 中日新聞)
 横山善道県議から選挙ポスターの製作を請け負った印刷業者は十五日、本紙の取材に応じ、「横山県議から選挙の印刷物の費用は、市からもらえると言われた」と明かした。不当な経費請求は、県議や市議の主導だった可能性が高い。
 この業者によると、横山県議から注文されたのは、選挙ポスターとダイレクトメール(DM)、名刺の製作。納品時には「ポスター代」「DM代」「名刺代」を別々に記載した納品書を県議側に渡したという。
 このうち選挙公営制度で賄われるのはポスター代だけだったが、横山県議は業者がポスター代として請求した金額を上回る約三十六万八千円を市に請求。業者は「(市に提出する)請求書にうちの営業担当者がハンコを押したが、請求金額は向こう(県議側)が書いたと思う」と説明した。


 また、山崎氏については、高富町長の汚職事件当時に明らかになった事実のうちからたとえば次。
 「選挙で金が要るでなも」と業者に求め、役所の発注案件の入札に関して「指名業者」を入れ替えさせた旨、他の業者らはそれをみて「天の声」があった受け止めて、その差し替えられた業者に落とさせた旨、当該落札業者は賄賂を出した旨、などが公判で明らかになっているとおり、自覚的。

●>「あと一歩、何がいけないのかは本人はわかっている・・・はず」

 ⇒ちょっと、私自身はどう答えてよいの分からないところです。

●>「山県市から出ないで、この市の素晴らしい未来に向け、一緒に考えましょう。」

⇒ 私も、同感です。

●⇒(何箇所にもある)市政や市長、私議に関することについては、以下にまとめてみます。


 「ほとんど知られていない『山県市長選挙の1年ほど前からの経過や裏事情』」
 私も、ずっと、市議会の中にいましたので、いろいろな内部的な情報や、事情通の話、公然とした話などが伝わっていました。
 ↓ その一部をまとめます ↓

●-1 昨年2010年春ごろ、(今年2011年の)山県市長選に関して、一人(元県職員)ないし2人の名前が挙がっていた。

●-2 同年4月ごろ、市の幹部の一人が「来年の市長選にでることにおおむね決めましたので」と私の所に話に来た。
 その後、業界の人からも、「(その人が)市長選に出ると言っていた」などの話も来る。

●-3 同年6月ごろ、同氏が「その後、やめた」ことを業界の場などでも明らかにしている。

●-4 同年7月前後、市長が「市長選で、(与党が)割れてはいかん」と、議員らを含めて関係者らを「総務部長のH氏で一本化」することで話をまとめた。
 それまで「立候補する可能性」という話の出ていた人たちを整理できるようにしたわけ。
 ある人が、某議員に頼みに行ったら、「市長のいうとおりだからダメ」と断られたとも。
 (実際、諸般の状況がこのあたりでおおむね決まった)

●-5 報道関係者は、9月議会で市長の引退表明があるのではないかと注目したが、なかった。

●-6 同年9月終わりごろ、元町長のY氏が役所内などで「文書」を配り始める。その後、動きを活発化。

●-7 同年10月ごろには、市長はH氏を推すなら公の場で挨拶させるなど、練習させればいいのに、と発言する議員もいる。

●-8 秋ごろから、議員らがH氏を市内をつれて回ることも。
    Y氏も集会を持つなど、活発化。

●-9 12月議会の私の一般質問の内容に、「これは『てらまち』のマニフェストだ」と受け取る議員が少なくなかった。
     例えば⇒ 通告文

    12月議会の後半で、市長の引退表明、H氏退職表明。

あとは・・・・


 これらに続いて私の解説。
● 山県市が合併して8年。

 高富町長から合併後の山県市長にスライドした平野氏は、当然ながら議会議員より優位な立場に居る。
 議員選挙の前には、与党議員の地域の道路整備を図るなどの関係も含めて、市長と議員のチカラ関係は明瞭になっていく。

 過去の8年は、市長が優位、私以外のほとんどの議員は、与党として市に追随型。
 気に入らない議案には、会議後の議員控え室で「行政の執行部」の文句を言う程度。

 昨年7月に、「来る市長選のために、市長が議会の多数議員をまとめた」ことで、H氏は議会の多数議員に担がれることになった。
 平野氏とは逆に、議員優位、市長追随のチカラ関係になる。

 もちろん、一部には積極的に暗躍する議員もいる。
 
 ともかく、こんな観点で市政や議会を見ていくと、分かりやすくないでしょうか。 


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冷静に見れば当然のこととはいえ、母乳から放射性ヨウ素と放射性セシウムが検出された。だからといって「調べなければいい」、そんな話ではない。ブログは⇒◆東電副社長“事故は人災”/量的には問題ないが母乳から検出自体が問題/作業員・内部被曝深刻⇒http://bit.ly/laFI6X
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