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てらまち・ねっと



 先日書いた、朝日県内版のコラム。まだ、ブログに載せていませんでした。
 ・・ということで・・・

 先日も、資格のある人に「資格の要る仕事」を頼んだら、「新聞、読んでますよ。良く研究されてますね」って言われて・・・・
   ・・・好きにやっているだけで、そんなつもりはないのだけれど・・・

 昨夜も、20数年前に会ったという人から、記事も見ていますけどコラムも読んでますと、電話がありました。

 いろんなことの報道記事は新聞各紙でよく実名で書いていただくけど、執筆原稿というのは新聞を読む人にとっても違う印象なんだなぁと感じているこのごろです。

 ともかく、今回は、今年の春の田植えの準備が始まる前に、稲の紙マルチ栽培の紹介をしました。

 原稿を紹介する前に、過去のブログで写真入の解説をしているので、そのリンクを紹介しておきます。
 新聞コラム中では商品名などの紹介もしにくいけど、ブログには実用的な商品へのリンクもつけてあるから・・

  ◆稲の紙マルチ栽培。有機農業・無農薬の米づくり。個人や趣味、教材向。三洋製紙・活性炭カミマルチ
   手植えの田植えの様子

  ◆稲の紙マルチ栽培。有機農業・無農薬での米づくり。専用田植機(三菱農機)。マルチ(三洋製紙)
   機械植えの田植えの様子

  ◆紙マルチの効果。水田の稲。畑のうりやカボチャ、やまいもなどの栽培
    植え付けてしばらく様子

  ◆水田の紙マルチで除草剤不要の楽な米作り、楽な農業。ウリ類やヤマイモにも紙マルチ
    3週間後の様子

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 ● いきいきセカンドステージ
地域に軸足を移して暮らしを充実させたい熟年世代に発信するコラムです。園芸や有機農業に詳しい山県市議の寺町知正さん、「団塊の世代」の社会貢献や健康づくりを後押しするNPO理事長の中島幸雄さんが交代で執筆します

(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
  除草に革命 「紙マルチ」
   【寺町 知正さん】2008年02月06日

 かつて米作り農家の風物詩といえば、手作業の田植えと四つんばいになっての草取りだった。暑い時期の過酷な労働で腰を痛めることもあって嫌われた。
 私は子ども時代から経験した。成人して自分の意思で有機農業を始めた時も、やはり手押しの除草機と四つんばいの草取りだった。

 私は、小道具を自作して正確に1尺角に苗を植え、手押し除草機が縦と横に通れるようにした。その後、動力付き除草機を導入し、格段に楽になった。それでも、稲株の周りは手で除草しなければならなかった。

 時代は進み、再生紙で作った「紙マルチ」を水田の表面に広げながら苗を植えていく専用田植え機が開発された。約10年前に田植え機を友人らと共同で購入して使っている。何と楽チンなこと。いったん田植えをすませたら、欠株や異物、草があっても紙が破れるから田に入らない。田植えの後、草取りは夏のほんの補助的作業になった。

 この農法は田植え機がなくてもできる。

 紙マルチは幅160センチ、長さ100メートル、重さ約25キロのロールなので、2人で紙の左右を持って水田に広げ、両側から手で苗を植えれば良い。バックして紙を広げつつ植えることもできる。切って幅や長さを変えても使える。変形水田にも有効だ。無農薬稲作に挑んだり、グループで楽しんだりもでき、教材向きといえる。現在では紙マルチに種もみを着けて直まきする方法まである。

 この紙マルチは畑でも使える。
 
 私は6月中旬に田植えをする予定だが、4月から5月にする地域もあるので、今年からぜひ試してもらえるように早めに紹介させてもらった。
 次回は、桜の咲く頃に植えるヤマイモの簡易栽培のことに触れたい。



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