2005年6月9日の機械植えの田植えの報告です。紙マルチ稲作は、いったん植えたら、後は基本的には除草不要です。(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
6月4日の手植え分の様子
苗作りのやり方。たん水(プール)育苗の様子
紙マルチ稲作の全国的な展開のことも文末でふれます。最後まで読んでいただけると幸いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/a0/41c548668eade63da30f2c1e1aa7cbf7_s.jpg) 紙マルチ専用機械植機による田植えの始まり。5条植えの機械を4軒で共同で買っています。一般の田植機より5割以上高いのが難点。これを面積割して共同にしました。
見てのとおり、たくましく、植えていく ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/0f/189c2533accabb75b5f27030e675cf5b_s.jpg)
紙ロール部分は、真ん中の丸いところ。紙は、水で土に着くから、田植機の前進で紙が引き出され、その後ろの小さいロールで圧着していく。
紙の交換。紙マルチ機械植の特徴は、このロールの交換。100mで一回。そのために、田植機の両サイドに常時1本ずつ積むところがあり、右側で紙が切れても、左側で紙が切れても良いように考えられている。その紙フォルダをくるりと90度回転させると、ロール部にすっと差し込めるように設計されている。工夫のたまもの。セットしたら、手で紙を少し引き出すだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/65/2367d16167f7d7f981d70383ca8a25c0_s.jpg)
新しい紙の使い始め部分は、一列程度のロスが出るが、おおらかに、気にしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/3d/6534b54cce8499ddbb9d9e865679fc4a_s.jpg)
機械の植え残し部分は、あとで手で植える。機械も植え終わり。 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/71/5a7e6719ab937082122832c573319c63_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/d5/76d39c700d46ed32bd332664de3401d7_s.jpg) 全部植え終わりました。機械植え部分は、1000㎡で2時間程度だったかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5f/42/d1b3bde85a5c9a015e9df56ec9c50ec9_s.jpg) | 左は、この続きに植えた他の水田。
右は、6月4日に手で植えた水田の様子 | ![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/09/22351bbec1d61e2749cc1d4b96610731_s.jpg) |
※ この手法の理解のためのリンク。もともとは、鳥取大学名誉教授の津野幸人氏の提唱によるものです。最近は、テレビなどでも紹介されます。(私は、下記の団体組織とは、関連ありません/笑)。
紙マルチ・布マルチの解説のページ
水稲用カミマルチの各種データ
再生紙マルチ栽培法とは
三菱農機の田植機(マルチ田植機はここだけらしい)
2004年に開発された水稲布マルチ直播栽培
うちの機械植えの日、散歩で通りかかった知人が、「この前、テレビやっとった。『ともちゃんが前からやっとるヤツやなぁ』って、家で話しとった。」と。
この続編は6月20日に
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てらまちさんの画像をクリックして大きく見るのは、綺麗に見えますね。私のは、画像を大きくすると、下書きもとても大きくなり、どうしても画像の目が粗くなるようです。画素は300万なので、特別カメラが悪いとは思えないのですが‥。
紙マルチ田植機が有るのですね。知りませんでした。ビックリ!!
一枚、一枚画像を大きくしながら興味深く拝見しました。。
初めて見る「紙マルチ専用機械植機による田植え」の様子でした。日本の農業技術って進んでいるんですね。これだと後の管理がずっと楽になるんですね。
これはかなりスゴイ農法ですね。
でも知らなかった。
これからも、てらまち米の成長、楽しみにしてます。
カメラの能力より、撮影するときの解像度ではないんでしょうか?
以前、解像度は、中間のあたりで、とのことでしたっけ。
うちは、常時、200万画素の最高のところをつかっています。
★田舎人さん、機械はふつうの田植え機にロールをつけただけのようにみえるんですが・・・開発されて間もない頃にかったからか、高いものでした。
後ろ姿・・・・ブーッ。残念ながら、カメラを持っている私を写すことは不可能です(笑)
ちなみに、運転しているのは、共同購入している4人のチーフの人です。あとは、先日、手植えをしてくれたうちの子の一人が、この日も手伝ってくれました・・・誤認は、このあたりかな(笑)
★colinさん、上記の通、後ろ姿は、私ではありません。
今、農業も差別化しないと生き残れない、ということで、農薬付けから、無農薬に価値を見いだす人たちや団体が広がってます。
私は、既に、その現場を横にしましたが・・・(笑)
★るなさん、田植えが済んだら、後は、天気都合で育つのが、私の稲づくりです(笑)
うちの栽培する「初霜」という品種は、「寿司米」に使われるほどに味はいいのですが、それでも雨ががいと、お米の味は落ちます。
紙マルチ田植え機ですか。。。
便利な機械があるんですね。。
すごいです♪
じっくりと読ませていただきました。。。
技術の発達に感心しました。。。
てらまちさんのお米作りから目が離せません☆
マルチの原料は再生紙、それで除草剤無しを実現するんだから、たいした発想だと思います(笑)
また、続編はだします・・