毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



2005年6月9日の機械植えの田植えの報告です。紙マルチ稲作は、いったん植えたら、後は基本的には除草不要です。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

   6月4日の手植え分の様子
   苗作りのやり方。たん水(プール)育苗の様子
 紙マルチ稲作の全国的な展開のことも文末でふれます。最後まで読んでいただけると幸いです。

 紙マルチ専用機械植機による田植えの始まり。5条植えの機械を4軒で共同で買っています。一般の田植機より5割以上高いのが難点。これを面積割して共同にしました。
 
見てのとおり、たくましく、植えていく
  

   紙ロール部分は、真ん中の丸いところ。紙は、水で土に着くから、田植機の前進で紙が引き出され、その後ろの小さいロールで圧着していく。
 紙の交換。紙マルチ機械植の特徴は、このロールの交換。100mで一回。そのために、田植機の両サイドに常時1本ずつ積むところがあり、右側で紙が切れても、左側で紙が切れても良いように考えられている。その紙フォルダをくるりと90度回転させると、ロール部にすっと差し込めるように設計されている。工夫のたまもの。セットしたら、手で紙を少し引き出すだけ。
  

新しい紙の使い始め部分は、一列程度のロスが出るが、おおらかに、気にしない。
 

機械の植え残し部分は、あとで手で植える。機械も植え終わり。
  

 全部植え終わりました。機械植え部分は、1000㎡で2時間程度だったかな。

 左は、この続きに植えた他の水田。
 右は、6月4日に手で植えた水田の様子

※ この手法の理解のためのリンク。もともとは、鳥取大学名誉教授の津野幸人氏の提唱によるものです。最近は、テレビなどでも紹介されます。(私は、下記の団体組織とは、関連ありません/笑)。
   紙マルチ・布マルチの解説のページ
   水稲用カミマルチの各種データ
   再生紙マルチ栽培法とは
   三菱農機の田植機(マルチ田植機はここだけらしい)
   2004年に開発された水稲布マルチ直播栽培
 うちの機械植えの日、散歩で通りかかった知人が、「この前、テレビやっとった。『ともちゃんが前からやっとるヤツやなぁ』って、家で話しとった。」と。
   この続編は6月20日に


コメント ( 8 ) | Trackback ( )



« ◆石原産業のフ... ◆gooの新機能... »
 
コメント
 
 
 
紙マルチ (KY)
2005-06-12 22:49:16
紙マルチでも機械植えが出来るとは驚きました。ちゃんと紙が破れずに植えられているのですね。不思議です。(゜o゜)



てらまちさんの画像をクリックして大きく見るのは、綺麗に見えますね。私のは、画像を大きくすると、下書きもとても大きくなり、どうしても画像の目が粗くなるようです。画素は300万なので、特別カメラが悪いとは思えないのですが‥。

 
 
 
Unknown (田舎人)
2005-06-13 00:23:31
てらまちさんこんばんわ♪

紙マルチ田植機が有るのですね。知りませんでした。ビックリ!!

一枚、一枚画像を大きくしながら興味深く拝見しました。。
 
 
 
Unknown (田舎人)
2005-06-13 00:26:20
追伸・・・てらまちさんの後ろ姿発見!!(笑)。。
 
 
 
てらまちさんですか? (colin)
2005-06-13 00:38:05
それが気になって…。冗談です。

初めて見る「紙マルチ専用機械植機による田植え」の様子でした。日本の農業技術って進んでいるんですね。これだと後の管理がずっと楽になるんですね。

 
 
 
知らないことばかり。 (るな)
2005-06-13 01:49:20
毎日お米を食べているのに、ホントに知らないこと多いです。

これはかなりスゴイ農法ですね。

でも知らなかった。

これからも、てらまち米の成長、楽しみにしてます。



 
 
 
おはようございます。 (●てらまち)
2005-06-13 06:00:29
 ★KYさん、機械がごついとはいえ、ソフトな仕事をしてくれますから、紙が破れることはありません。



 カメラの能力より、撮影するときの解像度ではないんでしょうか?

 以前、解像度は、中間のあたりで、とのことでしたっけ。

 うちは、常時、200万画素の最高のところをつかっています。



 ★田舎人さん、機械はふつうの田植え機にロールをつけただけのようにみえるんですが・・・開発されて間もない頃にかったからか、高いものでした。



 後ろ姿・・・・ブーッ。残念ながら、カメラを持っている私を写すことは不可能です(笑)

 ちなみに、運転しているのは、共同購入している4人のチーフの人です。あとは、先日、手植えをしてくれたうちの子の一人が、この日も手伝ってくれました・・・誤認は、このあたりかな(笑)



 ★colinさん、上記の通、後ろ姿は、私ではありません。

 今、農業も差別化しないと生き残れない、ということで、農薬付けから、無農薬に価値を見いだす人たちや団体が広がってます。

 私は、既に、その現場を横にしましたが・・・(笑)



 ★るなさん、田植えが済んだら、後は、天気都合で育つのが、私の稲づくりです(笑)

 うちの栽培する「初霜」という品種は、「寿司米」に使われるほどに味はいいのですが、それでも雨ががいと、お米の味は落ちます。
 
 
 
Unknown (ミント)
2005-06-13 16:34:25
こんにちは♪

紙マルチ田植え機ですか。。。

便利な機械があるんですね。。

すごいです♪

じっくりと読ませていただきました。。。

技術の発達に感心しました。。。

てらまちさんのお米作りから目が離せません☆
 
 
 
Unknown (●てらまち)
2005-06-13 20:49:37
 ミントさん、じっくり読んでいただいて、ありがとうございます。



 マルチの原料は再生紙、それで除草剤無しを実現するんだから、たいした発想だと思います(笑)



 また、続編はだします・・
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。