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てらまち・ねっと



 今は名古屋市内の「ウィルあいち」に来ている。
 昨日から、「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」の第2回目だから。

 昨年7月からの5回連続の講座、それを1月に終えて、新たに募集した「2回のみ企画」の直前講座の最終回。

 前回2月に続いての参加の新人もいれば、今回が初めての新人もいる。
 現職で講座に来ている人もいる。
 前回の講座に初めて参加して、最後の感想で、「めからうろこ」と述べた現職もいる。
 年代は30代から50代まで。

 なお、ここ名古屋市では、注目の市議選も始まっている。
 私たちの講座は、完全クローズドの講座だけど、いつもよりちょっと詳しく、選挙直前講座の内容を紹介。
 ブログの最後には、2月の朝日新聞の全国自治体議会アンケートの記事を記録しておく。

(関連) 前回2月11日のこと⇒ ◆「選挙の勝ち方教えます 名前の連呼はもう古い?」/2011年2月10日 中日新聞/まだ間に合う
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 ★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」
《第2回》 選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで』

3月5日(土)13時30分~19時30分 /ウィルあいち 会議室7

【内容の詳細・タイムテーブル】
◆セッションA. 市民型選挙:実践編
1)選挙の流れを理解する
・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
・重複選挙で注意すること

2)書き言葉のメッセージ/リーフ、ニュース、はがき、ポスター
・市民型選挙とはなにか/従来型選挙との違い
・基本は政策とスタンス~市民派議員になって何をどのように実現したいのか?
リーフ、はがきのよい例、わるい例~実例に即して
◇選挙はがき、ポスターをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
・選挙の3要素/「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと

3)「わたしのスタンスと最優先政策」

4)当選するために必要な要素
   
◆ セッションB. 市民型選挙:本番編/話し言葉のメッセージ
1)・「文書・図画」と公選法との関係/リーフ、ニュース配れていますか

2)勝つ選挙をイメージする」~選挙本番へのまとめ・仕上げ
  ~スケジュールと現状認識 

3)いよいよ告示日~選挙運動終了
・選挙運動(告示日から投票前日まで)の流れを理解する
・投票日に注意すべきこと

4)「話し言葉」の基本/街頭演説・政策連呼のノウハウ、スキル             
・選挙本番は「話し言葉」の世界~その基本とコツ
・選挙カーの役割/選挙カーのまわし方・つかい方・メンテナンス
・話し言葉としての街頭演説の基本/マイクの使い方/ノウハウ、スキル
・候補者の演説・選挙カーでの政策連呼のじっさい

5)選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける
・街頭演説は何のためにするのか/ノウハウ、スキル
・選挙カーの回し方/ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
・マイク、拡声器の使い方の注意事項/初日から最終日まで
・候補者の街頭演説/政策連呼

6)街頭演説-政策連呼
・政策連呼とは・・・
●街頭演説のじっさい/政策連呼のじっさい

◆ セッションC 市民型選挙:法律・ルール編 
「当選してからが本番です~当選はゴールではなくスタート!」
1)当選はゴールではなくスタート! 
・市民型選挙と市民派議員の仕事はひとつながり
・改選後の議会~初議会、人事
・会派とはなにか/会派を組むか、組まないか

2)現状を変えてこそ議員です  
・議員は、当選して即、仕事を評価される 
・現職 = 問題解決 ← 手法を学ぶ/スキルを身につける
・新議員 =はじめが肝心 分からないことは聞く
・基本は情報公開(制度とテクニック)
・市民とつながる、市民に伝える
    ニュース  紙媒体 Webページ HP ブログ

3)市民自治の制度/市民とつながる~直接民主主義の手法アラカルト           
・市民の権利を守る/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)

4)予算/決算を理解する~政策実現への道
・自治体における「予算」「決算」とはなにか-予算の意味と議員の役割
・予算議会は政策実現への道

●まとめ
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3月6日(日) 9:00~12:00
オプション講座
「わたしが選挙で抱える問題」~個別の選挙、政治活動に対応したアドバイス


●2011地方選―なくそう「3ない議会」 2011年2月17日(木)朝日新聞
 朝日新聞の全国自治体議会アンケートで、私たちに身近な議員たちの目もあてられない実情が見えた。1797の議会から漏れなく得た回答に驚く。

 この4年間、知事や市町村長が提出した平均414本の議案を、すべて無修正で可決した議会が5割を数えた。修正や否決が3本以下の、ほぼ丸のみ議会も加えると8割を超える。

 議員提案による政策条例を一本もつくらなかった議会は9割に達した。

 議案に対する個々の議員の賛否を公表するところは16%にすぎない。

 「修正しない」「提案しない」「公開しない」。まるで「ダメ議会・3冠王」のような「3ない議会」が全体の4割近くを占めた。各地で議員報酬や定数の削減要求を誘発している「議会の軽さ」を実証した格好だ。

 データから浮かんだのは、首長との良好な関係の維持には腐心するのに、住民とは向き合おうとしない議員たちの姿だ。首長と議員が別々に選ばれる二元代表制が名ばかりに見える。

 なぜ、こんな議会が当たり前のように存在するのか。

 ひとつには議員の怠慢と時代認識の欠如だ。2000年の地方分権一括法を経て、自治体の仕事の大半は議会が決定権を握るようになった。行政への口利き役をしていれば仕事をしたと言われた時代では、もはやない。

 もうひとつは、私たち有権者の無関心だ。報道の少なさもあろうが、住民はあまりにも議会に目を向けてこなかった。ほとんどの人は地元の首長や衆院議員の名前は言えても、自治体議会の議長を知らないのではないか。

 議員も、その仕事の中身もわからない。別にそれでも困らない。こうした議会無視の先には「議会不要論」もやって来るだろう。

 たしかに、現状の二元代表制には、「首長VS.議会」の対立を解きにくいなどの問題点もある。両者の適度な緊張関係をどうつくればいいのか。そもそも議員定数の根拠は何なのか。国政の迷走を見るにつけ、自治制度も根本からつくり直そうという掛け声が飛び交うのも無理からぬ面はある。

 だが、いくら制度を改正しても、住民が主権者として地域の政治に関心を持たなければ同じことではないか。

 この春の統一地方選を前に、まずやるべきことを考えてみる。たとえば、仙台市や川崎市などで市民団体が議会の質疑をチェックする活動が広がっている。共通するのは「議会を批判するなら、その内実や議員の考え方も知っておこう」という思いだ。

 だれでも、すぐできることがある。地元が「3ない議会」かどうかを確かめてみることだ。気になる議案への議員個人の賛否が公表されているなら見比べよう。それから投票先をじっくり考えてみてはいかがだろうか。

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 高橋茂さんという方がいて面白いことをやっている。
 岐阜の郡上八幡にも時々来るとか・・・

 下記に写真で見てみるけど、蓮舫(れんほう)行政刷新担当大臣の公式Webページを引用しているから、高橋さんはそのページを作成管理しているのだろうと、勝手に想像している。

 ところで、インターネットの世界で、選挙情報を最も網羅していた「ザ選挙」というWebページがある。
 昨年だったか、資金不足などから停止になった(らしい)。
        ザ・選挙 日本インターネット新聞JanJan

 これを復活させようという話が、昨年来、伝わってきていた。 
 高橋さんは、2月25日か会見して3月3日から実質・復活させることを明らかにした。

  たぶん次のことだろう
   ⇒ 選挙と政治の総合サイト ザ選挙 
 今日は3月1日だから、まだ、動いていない。
 記者会見資料は出ている。

 そんなことで、3月3日を楽しみに事前予告がてらブログにデータを保存。他に高橋さんの意見なども載せておく。

  ・・・今日は12時が一般質問の通告期限なので、文案をまとめるのが午前中の作業。
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RAISEトップページ of VoiceJapan


●  蓮舫(れんほう)公式サイト 参議院議員、行政刷新担当大臣


 ●ホームページ
会社概要:
株式会社VoiceJapan
説明:
全国の全選挙と全議員のデータベースサイト

株式会社VoiceJapanの公式サイト。政治とインターネットをつなげ、政治家の情報発信をサポートします。


 ● ボイスジャパン トップページ of VoiceJapan /2011.3.1時点のトツプページ


『ザ選挙』発表会見を行いました
日時:2011年2月25日(金)15時〜
場所:星陵会館(東京)3A会議室 星陵会館HP
写真とビデオはFacebookにて公開します。
プレゼン用資料はこちらです(PDF)




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『ザ選挙』がリニューアルして再登場!
2011年1月17日

株式会社VoiceJapan(ボイスジャパン:代表取締役 高橋茂)では、日本のすべての選挙情報を網羅した『JANJAN全国政治家データベース ザ・選挙』を、リニューアルして再オープンさせる運びとなりましたので、お知らせいたします。

名称もインターネット上でのアクセスビリティを考慮して、『ザ・選挙』から『ザ選挙』に変更いたします。

日本インターネット新聞社が2006年より運営してきた総合選挙サイト『ザ・選挙』は、昨年3月から同社の都合により更新が停止しておりましたが、株式会社VoiceJapanが正式に運営を引き継ぐこととなり、来る統一地方選にも対応して、2011年3月3日(木)に再オープンすることとなりました。

『ザ選挙』は、戦後の日本で行われたすべての選挙情報を網羅する総合選挙サイトです。株式会社VoiceJapanでは、従来の『ザ・選挙』のコンテンツに加え、5月以降は新機能を徐々に追加しながらTwitterやUstreamなど新たなウェブツールにも対応して、より広く使いやすい形で情報をご提供します。従来通り閲覧は無料ですが、新たに会員制度を設けて、多くの皆様に支えていただきながら、持続可能なサイト運営を目指します。

■『ザ選挙』概要
   ● 選挙と政治の総合サイト ザ選挙
名称:『選挙と政治の総合サイト ザ選挙』
URL: http://go2senkyo.com (予定。最終決定は2月下旬)


狙い:国政だけでなく自治体選挙や政治の情報を国民すべてが共有することにより、地域の政治に関心を持ち、身の回りから日本を暮らしやすい国に変えていく一助とする
予定しているコンテンツの例
全国選挙情報(議員情報、候補者情報、有権者情報、選挙カレンダーなど)
視察情報(地域情報)
政治家動画(政党動画、時事問題に対応したタイムリーな議員動画など)
分析記事、選挙大事典、会員向けSNSなど
会員制度:スタンダード会員およびプレミアム会員
会員特典:メールマガジンの購読、SNSへの参加、全国議員最新情報データベースへのアクセス権
オープン日時 2011年3月3日(木) 12時
上記の件につきまして、来る2月25日(金)に記者発表を行います。詳細が決まりましたら別途ご案内を申し上げます。

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『ザ選挙』がリニューアルして再登場!   2011年1月17日
株式会社VoiceJapan(ボイスジャパン:代表取締役 高橋茂)では、日本のすべての選挙情報を網羅した『JANJAN全国政治家データベース ザ・選挙』を、リニューアルして再オープンさせる運びとなりましたので、お知らせいたします。

名称もインターネット上でのアクセスビリティを考慮して、『ザ・選挙』から『ザ選挙』に変更いたします。

日本インターネット新聞社が2006年より運営してきた総合選挙サイト『ザ・選挙』は、昨年3月から同社の都合により更新が停止しておりましたが、株式会社VoiceJapanが正式に運営を引き継ぐこととなり、来る統一地方選にも対応して、2011年3月3日(木)に再オープンすることとなりました。

『ザ選挙』は、戦後の日本で行われたすべての選挙情報を網羅する総合選挙サイトです。株式会社VoiceJapanでは、従来の『ザ・選挙』のコンテンツに加え、5月以降は新機能を徐々に追加しながらTwitterやUstreamなど新たなウェブツールにも対応して、より広く使いやすい形で情報をご提供します。従来通り閲覧は無料ですが、新たに会員制度を設けて、多くの皆様に支えていただきながら、持続可能なサイト運営を目指します。

■『ザ選挙』概要
• 名称:『選挙と政治の総合サイト ザ選挙』
• URL: http://go2senkyo.com (予定。最終決定は2月下旬)
• 狙い:国政だけでなく自治体選挙や政治の情報を国民すべてが共有することにより、地域の政治に関心を持ち、身の回りから日本を暮らしやすい国に変えていく一助とする
• 予定しているコンテンツの例
• 全国選挙情報(議員情報、候補者情報、有権者情報、選挙カレンダーなど)
• 視察情報(地域情報)
• 政治家動画(政党動画、時事問題に対応したタイムリーな議員動画など)
• 分析記事、選挙大事典、会員向けSNSなど
• 会員制度:スタンダード会員およびプレミアム会員
• 会員特典:メールマガジンの購読、SNSへの参加、全国議員最新情報データベースへのアクセス権
• オープン日時 2011年3月3日(木) 12時
上記の件につきまして、来る2月25日(金)に記者発表を行います。詳細が決まりましたら別途ご案内を申し上げます。

問い合わせ先:
株式会社VoiceJapan
東京都千代田区一番町4-22
Tel:03−5210−2108
Email:「お問い合わせ」からどうぞ

● コンサルティング of VoiceJapan

選挙活動そして政治活動をトータルでサポート選挙フィールド
情勢分析
街頭演説
選挙カー
資材調達
候補者の動きや話し方、選挙カーの回し方や街頭演説の場所の選び方そして候補者のマイクの持ち方やウグイス嬢の立ち位置まで、「選挙の現場」に関するあらゆるサポートを行います。


始めに分析を行い、カルテを作成します。その後の具体的な手順や費用は、担当者にお問い合せください。
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なんと!「ネット参謀」も「RAISE」も、当選するまでは(最大一年間)月額使用料はゼロ!→なぜか?


『ザ選挙』は復活させなくてはならない
投稿日: 2011年1月18日 作成者: admin
全国の全議員と全選挙のデータベースサイト『ザ・選挙』は、2006年7月にオープンしました。
私は、2004年の夏に日本インターネット新聞社の竹内謙社長から「日本全国を対象にした総合選挙サイトを作りたい」と言われ、企画・設計から立ち上げるまでを担当しました。

最初、竹内社長と総務省選挙課に行ったとき、担当者から「市町村までの選挙結果をまとめて持っているところはないので、集めるなんて無理でしょう。総務省でもできません」と言われました。
選挙管理委員会というのは、各自治体にあります。つまり当時3200の自治体があったので、選挙管理委員会もその自治体ごとにバラバラに存在していたわけです。

しかし、そこで「はいそうですか」と止めてしまうことは考えませんでした。総務省でもできないことだからこそ価値があるわけです。

データの集収は困難を極めました。なんたって、最初は「ザ・選挙です」なんて言ったところで誰も知らないし、ましてやインターネットサイトに情報を提供するなんて、危ないと思う人もいるわけです。各自治体にバラバラに存在しているデータを集めるため、電話をかけてデータベースの趣旨を説明し、断られながらも少しずつ集めていって、およそ4年をかけて戦後のほぼ全ての選挙結果を集めました。そして議員情報も。

と、偉そうなことを書きましたが、実は私はデータ収集には関わっていません。システムが立ち上がった段階で別のスタッフに渡してしまったからです。つまり一番キツい仕事はしていなかったのです。

さらに、インターネット新聞JanJanもそうですが、収益モデルを作ることができませんでした。「ザ・選挙」ではいろいろ考えていたこともありましたが、私は自分の仕事もあり、そこまで関わることはできませんでした。それがずっと心の隅っこにひっかかっていました。

そして、『ザ・選挙』は昨年3月に資金難から実質的休止となりました。

昨年夏から、元JanJanのスタッフが私の仕事を手伝ってくれるようになりました。そしてある日「『ザ・選挙』はもったいなかったなあ」と話したところ、まだ引き継ぐチャンスがあることがわかりました。全国の自治体選挙のデータは、バラバラになっていてまとまった形では存在していません。 ある自治体では表形式で表示されるけど、ある自治体ではエクセルのファイルがリンクしてあるだけ。ある自治体ではPDF、そしてある自治体では見ることができない、などなど。

国政は、ある程度の情報があるから良いのですが、一番身近で重要な地域の選挙や議会の情報は皆無に等しい。だからこそ、誰もが見やすい形で、過去に遡って確認できる方法が必要なのです。「今度の選挙にはどんな人が出るのだろう?」「この人は4年間で何をやったのだろうか?」「財政状況が悪かったり、勢いのない地域の議員たちは、やっぱり使いない連中ばかりなのか?」「頑張っている自治体の議員は、よく働いて、選挙も盛り上がるのだろうか?」…。

国が良くなるためには、地域が良くなる必要があり、地域が良くなるためには、議会がしっかりしなければならない。そしてそこで働く議員たちを選ぶために、有権者が判断できる材料が必要だ。
それが『ザ選挙』の目指す姿なのだろうと思います。

引き継ごうと思ってからのことは長くなるので割愛します。
そしてアレコレすったもんだの末、私の会社で引き継ぐことになりました。

引き継ぐと言っても、サーバーは変更し、システム業者も変えます。さらに近い将来新機能も入れたいのですが、そのためにはプログラムも分かっていなければなりません。しかし、私が関わったのはデータベース構造の基本設計のみだったので、実際ののプログラムの構造は制作した会社のエンジニアでなければわからないのです。

そこで、担当者どうしが顔を合わせ、数時間かけて入り口の部分だけは理解できるところまで来ました。かなりデータベース構造が複雑なため、システムを入れ替えて新しい機能を入れるのは至難の業です。

今後は、システムの解析を行いながら、新しい強力なサーバーに乗せ、まずはそのままの形で3月3日に復活させます。
そして、4月の統一地方選を乗り切ったあとに、新機能を入れてリニューアルします。


はたしてそこまで行けるのかどうか…。まだまだ「希望」の段階で「確信」までは行きません。
もしかしたら4月の手前で失敗するかもしれない。
でも、失敗することばかり考えていたら、たぶん成功しないでしょう。だから、とりあえずスタートさせます。そして走るしかない。プレスも流しちゃったし。

名前も変えました。パソコンに不慣れな人でも変換しやすいように、またスマートフォンやiPadなどでも簡単に変換できるように「・」を取って『ザ選挙』にしました。

多くの協力者に助けてもらいながら、これから準備を進めていきます。

3月3日のオープンでは、まず1年前の状態を再現すること。そして可能なかぎり、この1年間のデータが入っていること。
まずはそこからスタートです。


まずは、今後ネット選挙解禁を実証した金沢市長選挙/voicejapan
まずは、今後ネット選挙解禁を実証した金沢市長選挙
投稿日: 2010年12月17日 作成者: admin

の選挙、来年の統一地方選で、候補者は選挙期間中の演説日程を更新するべき。さらに余裕があれば、演説の結果や様子を写真や映像で流すと良いでしょう。これらは公選法に抵触することはない。


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 今朝の朝日新聞・紙版の一面トップの記事。
 地方議会の在り方そのものを問う記事。
 紙面によれば、
 「アンケートは1月、都道府県と市区町村の計1797の議会を対象に実施。回収率100%。」
 という。
 つまり、全国のすべての地方議会からの回答があったということ。

 一部に変わっている兆候が見れる反面、まったく変わらない体質が強く維持されていることを見せ付けている。
 一面トップの記事は概論なので、具体的なデータは・・・・と見たら、12.13面に見開きでまとめてあった。
 もっと、詳細なデータはいつか紹介されるのだろうか・・・
 たぶん、各地方版では、それぞれが特集記事を作るのだろうと想像しつつ読み終えた。

 ところで、今日、名古屋で開く選挙講座。
 ビッシリ詰めた内容の一部を紹介。参加者に配る日程表よりは省略。
 
 なお、昨日、中日新聞の記事を紹介したけど、同じ記事が、静岡版では見出しが違っていた。
 なぜかと考えるまでもなく、2月6日の焼津市議選で6位で当選したばかりの秋山さんの講座参加のことが記事中に書かれているからだろう。

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●だらしないね地方議会 言いなり5割、議員提案なし9割
     朝日 2011年2月12日5時8分

 全国の地方議会のうち、首長が提出した議案をこの4年間で一本も修正や否決していない「丸のみ」議会は50%、議員提案の政策条例が一つもない「無提案」議会が91%、議員個人の議案への賛否を明らかにしない「非公開」議会が84%――。

朝日新聞の全国自治体議会アンケートで、こんな議会のていたらくがはっきりした。いずれにも当てはまる「3ない議会」は全体の3分の1に及ぶ。

 アンケートは1月、都道府県と市区町村の計1797の議会を対象に実施した。回収率は100%だった。

 2007年1月からの4年間で、首長提案の議案数は1議会あたり平均414本。修正または否決が3本以下の議会が全体の82%を占めた。

 地方分権に伴い、議員には住民のくらしに即した条例づくりが求められるが、4年間で議員提案の政策条例の制定数が1本以下の議会が98%にのぼった。

 個々の議員の議案への賛否は、議員の評価に不可欠な情報だが、公開している議会は16%しかなかった。

 「行政監視」「政策立案」「情報公開」のすべてが不十分な議会は全国で653議会。
京都、兵庫、広島、香川、福岡の5府県議会のほか、県庁所在地では福島、宇都宮、甲府、富山、金沢、和歌山、松江、松山、佐賀、大分、鹿児島の11市議会が該当した。


 今日の講座を紹介した昨日、2011年2月12日ブログ⇒ ◆「選挙の勝ち方教えます 名前の連呼はもう古い?」/2011年2月10日 中日新聞/まだ間に合う

 上記で使ったのは、東海地区の版の新聞。
 静岡版は、違っていた。

 当選率8割の選挙講座
  「三種の神器」ない市民を地方議会

演説や印刷物ノウハウ
  焼津市議会議員 秋山さんも学ぶ

●【社会】選挙の勝ち方教えます 名前の連呼はもう古い?
         2011年2月10日 中日新聞 夕刊
 仮のポスターの前で、
寺町さん夫妻に選挙公約などを説明する受講生=岐阜市で

 選挙戦の三種の神器といわれる「地盤」「看板」「かばん」。
それらを持たない普通の市民が地方議員に当選するノウハウを伝授する選挙講座がある。

 主催するのは、岐阜県山県市に事務局を置く「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」。2003年と07年の2回の統一地方選では、男女の受講生28人中22人が愛知や三重県などで当選した。

 同ネットは、統一選直前になって出馬を決意した人に向け、「駆け込み講座」を12日に名古屋市内で開催する。

 6日にあった静岡県焼津市議選では、講座修了生の自営業秋山博子さん(54)が3000票余りを獲得し、6位で当選した。

 「お金も地盤も何もない、ただの素人」という秋山さんは、昨年7月から月1回岐阜に通い、「市民派議員になるための本」の著者、寺町みどりさん(59)=岐阜県山県市=と夫で同市議の知正さん(57)に師事した。

 講座は議会の役割や公職選挙法などの基礎知識から始まるが、選挙戦術はいたってシンプル。組織や地盤に頼らずに勝つため「いかに多くの有権者に政策とメッセージを届けるか」を追求する。

 印刷物は少しでも有権者の目に留まるよう、色や文字の書体、大きさまで細かく気遣う。演説は実地練習も。スピーカーの音量を切った仮の選挙カーに乗って岐阜市内を走り、マイクを握って模擬演説。傍らで「語尾をもう少しはっきりと」「伝えたい事柄は演説の初めに」とみどりさんの注意が飛ぶ。

 秋山さんは選挙中、名前を絶叫するだけの候補者を横目に、細かく選挙区を回ってまちづくりなどの政策を訴えた。演説は1週間で300回以上。事務所は自宅に置き、スタッフは市民活動などの仲間や家族の手弁当で、費用もかからなかった。

 講座は、政党や組織に縛られず市民目線を持った議員を増やそうと、02年に始めた。地縁、血縁が強固な地域でも通用するのは「名前の連呼と頭を下げるだけの旧来型選挙に市民が飽き飽きしているから。自分の一票を大切にしたいと考えている人たちに、中身のある政策とメッセージを出せば応えてくれる」と、みどりさんは指摘している。

 駆け込み講座は、12日と3月5日の連続2回で有料。性別は問わない。問い合わせは、同ネット=電0581(22)4989=へ。


 それで、今日、名古屋で開く講座の具体的な内容(の一部)を下記に紹介する。
 なお、20件ほどの問い合わせがあったようだけど、「無党派・市民派であること」、「立候補することを決めていること」などの「参加者要件」を満たした人はごく少数らしい。
 当日の飛び入り参加は認めていないのご注意あれ。

★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」

《第1回》 市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート

《第2回》 選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで


日時:2011年 2月12日(土),3月5日(土)の2回連続講座

会場:名古屋市・ウイルあいち/会議室7
◇ 開 催:13時30分から19時30分
◇ 講 師:寺町みどり『市民派議員になるための本』著者。「む・しネット」事務局
寺町ともまさ 岐阜県山県市議会議員、市民活動家

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)

◎ 問合せ:寺町みどり(TEL 0581-22-4989)
※参加を希望される方は、まず電話で問い合わせてください。
◆ 有料。全日程通しでの参加が基本。
◆ 参加を希望する方は、寺町みどり(tel0581-22-4989) までお問合
せを。

《第1回》  2月12日(土)13時30分~19時30分
市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート

【内容の詳細・タイムテーブル】
◆セッションA. 市民型選挙:基本編
テーマ:「市民派議員とはなにか、市民型選挙とはなにか/今までの議員、従来型選挙との違い」

1)「議会」と「議員」を理解する
2)市民派議員の仕事~基本は「発言」
3)市民型選挙で当選する~当選する人、しない人
4)市民型選挙とは何か=当選するために必要な要素

●「わたしの市民型選挙・市民派議員としての仕事」

◆ セッションB. 市民型選挙:実践編
テーマ:政策・メッセージをつくり、とどける


1)「市民型選挙には政策が必要」
2)書き言葉でのメッセージ/選挙における「メッセージ」とは~政策・スタンス・思い・・・
3)政策のつくり方のじっさい/リーフ・ニュース・選挙はがき・ポスター」をつくる
4)話し言葉でメッセージを届ける/街頭演説の必要性と手法・スキル

◆ セッションC 法律・ルール編
テーマ:公選法を熟知して、選挙違反をしないきれいな選挙を


1)政治活動をすすめるにあたって/政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点
2)公職選挙法の基本と概念/ルールを知ってきれいな選挙/「公選法」を使いたおす
3)選挙の流れを理解する~スケジュール表に沿って
4)リーフ,ニュースを配る手法~市民にメッセージを届け支持を広げる
5)思いの強さがひとを動かす/ネットワークを広げる

●「わたしのやりたい市民型選挙~理解したこと、選挙のすすめ方の点検」

●まとめ  


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 もっと早く出る予定だったそうだけど、講座の2日前になった。
 何かといえば、今春の選挙に出てみようと決めた無党派の候補者に対しての「選挙準備のための駆け込み講座」。
 昨日の中日新聞の夕刊にカラーで出た。

 夕刊をとっていない人は多くはないから、早めにブログに載せる。
 印刷用にPDFにもしておいた。
 講座の内容は、1月29日のブログで紹介したので再掲しておく。
 問い合わせ先は、つれあい。
    (記事の写真の解説に『夫妻』と書いてあるのは想定外)

 こちらは、今日は、「講師」としての資料を用意する。
 ところで、天気予報は、大雪を予想する。
 どんな天気になるやら・・・
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4位あたり



印刷用 2011年2月10日 中日新聞夕刊記事 360KB

 ●【社会】選挙の勝ち方教えます 名前の連呼はもう古い?
         2011年2月10日 中日新聞 夕刊

 仮のポスターの前で、
寺町さん夫妻に選挙公約などを説明する受講生=岐阜市で

 選挙戦の三種の神器といわれる「地盤」「看板」「かばん」。
それらを持たない普通の市民が地方議員に当選するノウハウを伝授する選挙講座がある。

 主催するのは、岐阜県山県市に事務局を置く「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」。2003年と07年の2回の統一地方選では、男女の受講生28人中22人が愛知や三重県などで当選した。

 同ネットは、統一選直前になって出馬を決意した人に向け、「駆け込み講座」を12日に名古屋市内で開催する。

 6日にあった静岡県焼津市議選では、講座修了生の自営業秋山博子さん(54)が3000票余りを獲得し、6位で当選した。

 「お金も地盤も何もない、ただの素人」という秋山さんは、昨年7月から月1回岐阜に通い、「市民派議員になるための本」の著者、寺町みどりさん(59)=岐阜県山県市=と夫で同市議の知正さん(57)に師事した。

 講座は議会の役割や公職選挙法などの基礎知識から始まるが、選挙戦術はいたってシンプル。組織や地盤に頼らずに勝つため「いかに多くの有権者に政策とメッセージを届けるか」を追求する。

 印刷物は少しでも有権者の目に留まるよう、色や文字の書体、大きさまで細かく気遣う。演説は実地練習も。スピーカーの音量を切った仮の選挙カーに乗って岐阜市内を走り、マイクを握って模擬演説。傍らで「語尾をもう少しはっきりと」「伝えたい事柄は演説の初めに」とみどりさんの注意が飛ぶ。

 秋山さんは選挙中、名前を絶叫するだけの候補者を横目に、細かく選挙区を回ってまちづくりなどの政策を訴えた。演説は1週間で300回以上。事務所は自宅に置き、スタッフは市民活動などの仲間や家族の手弁当で、費用もかからなかった。

 講座は、政党や組織に縛られず市民目線を持った議員を増やそうと、02年に始めた。地縁、血縁が強固な地域でも通用するのは「名前の連呼と頭を下げるだけの旧来型選挙に市民が飽き飽きしているから。自分の一票を大切にしたいと考えている人たちに、中身のある政策とメッセージを出せば応えてくれる」と、みどりさんは指摘している。

 駆け込み講座は、12日と3月5日の連続2回で有料。性別は問わない。問い合わせは、同ネット=電0581(22)4989=へ。

● 焼津市選挙管理委員会 平成 23 年 2 月 6 日執行 焼津市議会議員選挙の結果



・・・・講座の内容は下記 ・・・・(以下は1月29日のブログから再掲)・・・・・・・
    ◆「市民派議員になるための選挙直前講座」/ 2月12日(土)、3月5日(土)の2回連続

昨年の夏から、「2011年4月の統一地方選挙」の前年恒例の「選挙講座」を続けてきた。
 それ以前には、「2年連続」で開催したこともある。
 今年度は「5回」で終えた。
     2011年1月9日 ⇒ ◆選挙講座は最終回です

 とはいえ、選挙というのは、立候補の決意を固めるのが直前になる人がいるのも経験的な事実。
 そこで、たいてい、いつも、1年間かけての講座とは別に
 「直前講座」も開いている。

 今回は、内部的なMLに流したこと、さりげなくブログに載せた程度の宣伝をしただけ。

 それではいけないので、数日前から一部の新聞に案内程度に出た。
 だから、電話での問い合わせもかかり始めている。
    (説明する役割は私ではなく、つれあい)

 今回の直前講座は、顔ぶれを見て内容を最終的に決めようということで、示せるスケジュールはまだない。

 とりあえず、「参加しようか、どうしようか」というイメージを持ってもらう参考として、
 4年前の「統一地方選の直前講座」の内容・スケジュールをこのブログのエントリーの最後にリンク・転記しておく。

 その今回の講座、といっても もう再来週なんだけど、
 2月12日(土)に開催。
     次は3月5日(土)。

 この講座の案内を以下のようにつれあいブログから転載しておく。
 転載、転送は大歓迎。

 つれあいのブログ ⇒ 2011-01-26 10:10:52 から転載 ↓

2.12&3.5「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」(全2回)開催します


 今年は、4月に統一自治体選挙があるので、
2月12日(土),3月5日(土)に「む・しネット」主催で、
市民型選挙の「直前講座」(全2回)を開催します。

選挙に立候補する決心をしたけれど、選挙講座が終わってしまって
もう間に合わないと思っている方、選挙に向けて政治活動をしているけれど
ノウハウを確認したい方、のための集中講座として企画しました。
この選挙直前講座は、4年に一度の統一自治体選挙の年にやっていて、
2003年、2007年に続いて今回が3回目。
準備が遅れている方に、一気に追いついて当選を目指していただくという企画です。

泊りの講座だと、この時期の候補者は日程の調整がしにくいと思い、土曜日の
午後~夜の、通しで6時間の講座にしました。
基本的に全二回の連続講座ですが、2月に間に合わなかった方に限って、
「3月だけ」でも受け入れます。

今年度の5回連続講座は、「女性限定」でしたが、直前講座は性別を問いません。
参加を希望される方は、「参加条件、参加のルール、参加費」などを、みどりまでお問合せください。

(以下転送、転載歓迎)
★「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」

日時:2011年 2月12日(土),3月5日(土)の2回連続講座
会場:名古屋市・ウイルあいち/会議室7

◇ 開 催:13時30分から19時30分

◇ 講 師:寺町みどり『市民派議員になるための本』著者。「む・しネット」事務局
      寺町ともまさ 岐阜県山県市議会議員、市民活動家

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
      保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 
◎ 問合せ:寺町みどり(TEL 0581-22-4989)
  担当スタッフ:小川まみ
  
※参加を希望される方は、まず電話で問い合わせてください。
※「無党派・市民派の立候補予定者」であることは、参加の最低限の条件なので、ここをクリアできない方は、対象外です。
※会費:誓約書お送りいただき、参加が決定してから、選挙講座受講者として「会費として1万円」を事前にお送りいただきます。
 

前回4年前の2007年1月の選挙直前講座の様子、
講座参加者の市民型選挙の実践報告は、以下を参考にしてください。

☆市民型選挙集中セミナーPart1「勝てる選挙~市民型選挙の手法」
   ⇒  『む・しの音通信』59号(2007年1月30日発行)

☆07統一自治体選挙特集《わたしの市民型選挙》
  ⇒ 『む・しの音通信』No.60  2007年5月9日発行

★寺町みどりのwebページ(『む・しの音通信』)
   ⇒  寺町みどりのwebページ

以下のブログには、『市民派議員になるための本』の
第一部「市民と自治」から第二部「勝てる選挙」9章までがアップしてあります。
  寺町みどりのブログ ⇒ 寺町みどりのブログ midorinet.exblog.jp 


4年前の「統一地方選の直前講座」の内容は、以下・・・
 ●2007年1月15日ブログ ⇒  ◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ  から

◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ

 統一選直前~選挙集中セミナー★開催のお知らせ(転送・転載歓迎)


 議会は行政のチェック機関といわれます。しかし、その機能が低下しているともいわれます。

 かつて、公費=税金を使っての議員の野球大会が盛んでしたが、全国的に住民訴訟の裁判にかけられて、数年前、最高裁から「公務性」を否定されました。

 海外視察についても厳しい意見や訴訟があります。いまだに続けている議会がある一方、やめた議会も。ここ山県市の合併前の高富町議会も、批判でやめました。やめた理由は、ある年「参加希望がなかったから、予算執行しなかった」。次の年からは予算計上もしていません。

 議会の会派や議員個人への「政務調査費」は、裏報酬、二重報酬ともいわれ、いま、全国で裁判がたくさん行われています。ここ山県市は、合併後に政務調査費支給の条例を制定。私は領収書なども添付することを義務付けにすべきと主張しましたが、大多数が「領収書など不要」という立場で、多数決で骨抜きの条例が制定されました。納得できない私は、この状態では議会として市民に説明できないと、自らの調査費を請求していません。

 昨年12月議会で、首長や議員の選挙の時のポスターや車代などを税金で負担する制度のことを質問しました。市長は、基本的に現状肯定。しかし、今年4月には市長選挙もあります。制度をやめる、つまり、条例廃止には、もう時間がないからと、地方自治法第74条で定める直接請求の方法で行くことにしました。1ヶ月間に有権者の50分の1の署名をつけて請求するもの。

 今日15日午後1時半に請求代表者証明書という書類を市に出して、手続きを開始します。このことは、改めて紹介します。

 ところで、昨年も続けていた、市民派議員を増やす講座。
 今年4月の統一選挙を前に、2回に限定して、行うことになりました。
 これから思い立って、出ようという人、どうぞ。3ヶ月あれば、まだ間に合います。


あなたも「市民派議員」になろう!
   ~勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

 「む・しネット」は、今年4月の統一自治体選挙に向けて、立候補を決めたばかりでまだ準備ができていない人、準備が遅れている人、準備をしてきて再点検したい人のために、「統一選直前~選挙集中セミナー」を開催します。

 政治の現場で、行政や議会の意思決定に、市民の納得できる政策や意見を反映させること、そのためには、政党や団体に依存しない市民型選挙を行ってこそ役割が果たせます。
 そんな市民派議員や首長を増やすための実践的な選挙講座です。

 「ジバン・カンバン・カバン」のない(を使わない)市民的なスタンスから立候補して当選するためには、法律や手法をよく知り「政策とイメージを、候補者のメッセージとして、的確かつ効果的に有権者に伝えること」が不可欠です。
 4月の選挙本番を控えて、候補者は今から、何をするのか、何が出来るのか、何をしなければいけないのか・・・・

 「市民型選挙」のノウハウとスキルを伝えるための2回連続の「選挙集中セミナー」です。
 参加を希望される方は、寺町みどりまでお問い合わせください。

★統一選直前~選挙集中セミナー★
  ~あなたも「市民派議員」になろう!~
     勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

★ Part1:2007年1月20日(土)13~20時
★ Part2:2007年2月24日(土)13~20時
★ 【会場】名古屋/ウイルあいち・視聴覚ルーム
【講師】寺町みどり&ともまさ

講師プロフィール
●寺町みどり :「む・しネット」事務局
 著書に『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)、
『市民政治を実現するための本』(上野千鶴子・寺町みどり・ごとう尚子共編著/コモンズ) 
 みどりの一期一会

●寺町知正:岐阜県山県市議会議員
 くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク事務局
  寺町のWebページ

《対象》無党派・市民派の立候補予定者およびそのスタッフ
    (新人もしくは現職。政党関係者は除く)

参加費: 会員 5千円・会員外1万円/一講座

主催:「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」
   (「む・しネット」blog)
お問い合わせおよび連絡先:tel0581-22-4989(寺町みどり)
担当スタッフ・tel0594-31-6641(小川まみ)

●1月と2月の通しでの参加を原則としています。
●参加を希望される方、詳細については、寺町みどりまで、
 必ず電話(tel0581-22-4989)でお問い合わせください。
●会員以外の初参加の方は、申し込みの前に、所定の「誓約書」提出が必要です。

《内容および日程》
★Part1:1月20日(土)13~20時
 「告示日までにすること~政治活動の手法&選挙の準備行為」

13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・選挙の仕方が議員のスタイルを決める
     ・政治活動と選挙運動の違い
     ・「公選法」とは何か? ~違反になること、ならないこと

セッション(2) 15:30~17:30
     ・政策・公約とはなにか~メッセージをどう届けるか
      /リーフ・ニュースの作り方・配り方
     ・選挙はがきの作り方、使い方
     ・ネット利用の仕方 できること・できないこと

セッション(3) 17:45~19:45
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析
     ・演説の仕方 話し言葉のメッセージのコツ

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座 1月21日(日)9:00~14:00(希望者のみ)

★Part2
2月24日(土)13~20時
「いよいよ選挙。告示日から投票日まで~選挙運動の手法」
 
13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・告示日までに準備すること~選挙の流れを理解する
     ・選挙でできること、できないこと 公選法上の留意点

セッション(2) 15:30~17:30
     ・選挙チームの考え方 ヒトとモノのうごかし方
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析

セッション(3) 17:45~19:45
     ・選挙カーの具体的な回し方のコツ
     ・本番の街頭演説の基本とスキル

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座2月25日(日)9:00~14:00(希望者のみ)
__________________________
●【選挙オプション講座とは】
 いずれも翌日曜日は、集中セミナー参加者のための【選挙オプション講座】。
 立候補予定者およびスタッフが個別の選挙で抱えている問題について、具体的にアドバイスします。
 ★前日のセミナーに参加した人なら、だれでも参加できます。
 ★参加を希望される方は、担当スタッフの小川まみさんまで連絡してください。
 ★参加者は、個別の選挙で解決したい問題を、事前に課題として提出。


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 地方議会の議員年金の廃止を目指して取り組んできた。
 国の検討委員会は玉虫色の答え。 
 とはいえ、総務省は廃止の方向を明らかにした。
 そして、やっと、先日、法案が示された。

 ここ山県市議会では、1月28日の臨時議会の終了後に、9ページの資料を使って、状況説明がされた。
 「地方議会議員年金制度見直しについての総務省の対応方針/平成23年1月25日」

 という資料に骨子が示されている。このブログ末に転記しておく。

 廃止は今年の6月1日から。
      (もちろん、国会で法案が成立したらの話)

 廃止とはいえ、現職議員の場合、それぞれの既に出した掛け金の「80%」は一時金で「返す」という案。
 掛け金だから、廃止なら返して当然という考え方もあるだろうし、過去の人で「議員年金をもらっている人の分は誰が出すのか」という問題もある。結局、公金で負担することになる。

 続けるにも無くすにも辛い制度だった。

(このブログの関連エントリー) 
  2009-12-01ブログ⇒ ◆議員年金廃止の意見書/全会一致で可決・県内唯一/全国市議会議長会は公費負担の増額要求

2010-01-27ブログ⇒ ◆30日(土)は東京でシンポ/デモも/報告を依頼されたので行ってきます

2010-03-17ブログ⇒ ◆現実味を帯びてくる議員年金制度廃止

 2010-07-03ブログ⇒ ◆今日7月3日は東京で/8月21日は名古屋で

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第177回国会(常会)提出(予定)法律案等(総務省)
     総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 第177回国会(常会)提出(予定)法律案等(総務省)
【提出(予定)法案】 8件(予算関連4件、その他4件)

地方公務員等共済組合法の一部を改正する法律案
地方議会議員年金の財政状況を踏まえて当該年金制度を廃止するとともに、これに伴う経過措置として地方議会の退職議員及び現職議員に対する一定の給付措置を講ずる等の所要の改正を行う。


地方自治法の一部を改正する法律案
地方公共団体の議会及び長による適切な権限の行使を確保するとともに、住民自治の更なる充実を図るため、議会の招集及び会期、議会と長との関係、直接請求制度等について所要の改正を行う。



●総務省、10法案を民主党に説明 通常国会に向け
     産経 2011.1.19 19:56
 総務省は19日、住民投票制度の対象拡大を盛り込んだ地方自治法改正案など通常国会で提出予定と提出検討中の計10法案の概要を民主党に説明した。

 自治法改正案は、民主党が掲げる地域主権改革に沿って「住民自治」拡充を目指す内容のため、政府、与党は継続審議となっている改革関連3法案と一括審議する方向。住民投票の対象を大規模公共施設建設の是非などに拡大し、一定の条件下で投票結果に法的拘束力を持たせるほか、議会や首長の解散・解職の直接請求に必要な署名数などの要件緩和も盛り込む。

 自治法改正案のほか(1)平成27年までにブロードバンド(高速大容量)回線を全世帯に普及させる構想推進の関連法案(2)財政破綻が見込まれる地方議員年金制度を5月末で廃止する法案-など7法案を提出する。

●県内の議員年金、自治体は6億円余負担 昨年度
     信濃毎日 1月20日(木)
 引退した県議、県内市町村議のうち計1902人が2009年度に退職年金を受給し、総額は13億3400万円に上ったことが19日、信濃毎日新聞の取材で分かった。同年金は現職議員の報酬などから天引きされる掛け金と、自治体が支出する負担金で運用。09年度の県、市町村の負担金は同6億1638万円、掛け金は同7億827万円だったことも判明し、地方議員年金制度が多額の公費に依存している実態が浮き彫りになった。

 退職年金は同制度の柱。他の公的年金と別枠で支給が認められ「特権的」と批判されてきた同制度は、議員減少による積立金の枯渇もあり、制度廃止法案が今月召集予定の通常国会に提出される。ただ、廃止時の一時金などの支給に多額の税金投入が見込まれるほか、新たな公費負担を伴う可能性がある他の年金への移行や、新制度創設を求める動きもあり、議員の在り方を含めて論議は続きそうだ。

 09年度の退職年金の支給額は、給付事務を行う都道府県議会議員、市議会議員、町村議会議員の各共済会によると、県内では元県議計6621万円(37人)、元市議計8億1400万円(970人)、元町村議計4億5500万円(895人)だった。元町村議員分は郡単位で公表。元県議、市議、町村議とも個々の支給実績は明らかにしていない。

 一方、昨年度の県内自治体による負担金は、本社の集計によると、県4123万円、19市が計3億8400万円、61町村(合併前の波田町、信州新町、中条村含む)は計2億3600万円だった。

 県内19市の負担金平均額は1782万円で、最高は長野市の4613万4千円、最低は飯山市の875万1600円。町村の平均額は387万円で、最高は北佐久郡軽井沢町の847万6800円、最低は木曽郡王滝村の145万8600円。

 現行の地方議員年金制度は1962(昭和37)年創設。当初は議員の掛け金のみで運営していたが、議員数減少に伴って運営が圧迫され、72年に自治体の公費負担を開始。その後、負担金と掛け金の引き上げなどを繰り返した。

 「平成の大合併」や行政改革による議員減などで、積立金は市町村が今年6月、都道府県も21年度に枯渇する見通し。総務省は検討の結果、昨年12月、今年6月1日に制度を廃止する方針を示した。全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会はいずれも「廃止容認」を決めている。

●地方議員年金制度で自治体負担は43億円、2010年度の5倍超に/神奈川
     カナコロ 2011年1月26日
 財政破綻を理由に6月に廃止される地方議員年金制度をめぐり、県内自治体の2011年度の負担金総額が、10年度の5倍超の計約43億7千万円に上ることが25日、神奈川新聞社の調べで分かった。財源の6割を占める現職議員の掛け金収入がなくなる上、4月の統一地方選後に対象者に支払う一時金分を公費で賄わなければならないためだが、同日になってようやく法案の骨子が示されたばかりで、「根拠法令が未成立」として予算計上を見送る自治体も出ている。

 開会中の通常国会に提出予定の廃止法案では、在職12年(3期)以上の議員は年金か、掛け金総額の80%の一時金を選択。また、12年未満の議員も一時金を受け取ることができる。これまでの有資格者には引き続き年金が支給される。

 財源はいずれも自治体が負担する内容で、総務省は11年度から69年度までに全国で最大1兆3600億円の自治体負担が必要と試算する。

 統一選で対象者が増加する11年度分については、計1300億円(都道府県分100億円、市町村分1200億円)と想定。財源を確保するため、自治体の負担金を、都道府県は約4・8倍、市町村は約5・4倍へとそれぞれ引き上げ、昨年末、各自治体に11年度予算で対応するよう連絡した。

 各議会の報酬月額に基づき神奈川新聞社が試算したところ、県内34自治体の11年度の負担金総額は、前年度比35億4100万円増の43億7200万円。最大は横浜市の6億500万円で、川崎市4億800万円、県3億5300万円と続く。

 同省は「全額を普通交付税措置する」と理解を求めるが、交付税の不交付団体は対象外。また交付団体でも、予算編成最終盤での「大幅増」の連絡に、困惑の声が漏れる。

 藤沢市は「根拠法令が未成立」として当初予算への計上は見送り補正対応する方針。1961年から不交付団体のため、「交付税ではなく国庫負担で対応すべき」とも。ある市の財政担当者は「国は一方的すぎる。なぜこれだけの金額が必要なのか説明がなければ、市民は納得しないのでは」と怒りをあらわにする。

 統一選で定数を3減し年間約2千万円の議員報酬などが削減される葉山町は、負担額が970万円から5200万円となり「せっかくの節減効果が消えてしまう」と話す。

 県市議会議長会(会長・今村洋一小田原市議会議長)は今月、算出根拠などをただす要望書を、全国市議会議長会を通じ総務省に提出。「増額は覚悟していたが、5倍もの負担を急に示され、各市戸惑っている」と打ち明ける。

 法案は3月中旬に提出予定で、5月末までの成立を目指す。総務省の試算では、12年度以降の自治体負担は14年度までが総額740億~940億円、統一選のある15年度は再び1300億円が見込まれている。
◆地方議員年金制度
 在職12年以上で受給資格が得られる年金。他の公的年金と併せて受給できることから「特権的」との批判があった。現職の掛け金と自治体の負担金が財源だが、市町村合併で議員数が激減したほか議員定数や報酬の削減などにより財政は急速に悪化。制度維持には自治体負担が膨れ上がるため、廃止が決まった。県内の会員(現職議員)は約930人、受給資格者は計約1390人。


●議員年金廃止に伴い神奈川ネットが一時金受給辞退へ/神奈川
      カナコロ 2011年1月15日
 地方議員年金制度の廃止に伴い、議員が受給できる一時金について、神奈川ネットワーク運動は14日、受給を辞退する方針を明らかにした。

 対象となるのはネット所属で現職の県議、政令市議、一般市町議の28人。政府は現職のほか4月の統一地方選を機に引退する議員らが、掛け金の80%を一時金で受給できる仕組みを適用する方針。この場合、最大1兆3千億円を自治体側が負担する可能性がある。

 ネットは「財政状況が厳しい中、全額税金から支払われる一時金は受け取らない」と辞退理由を説明。一時金受給額の引き下げなどを求める要望書を今月中に総務大臣宛てに送る。

 ネットなどによると、横浜市議を2期務めた場合の一時金は約860万円という。

 また、ネットは4月の統一地方選に向け、藤沢市議選で新人の青木仁子氏を追加公認候補予定者とすると発表した。

●議員年金廃止で松尾市長、国の交付税措置を批判/鎌倉
       カナコロ 2011年1月27日
 鎌倉市の松尾崇市長は、6月に廃止される地方議員年金制度で、国が自治体の負担金を全額普通交付税で措置するとしていることについて「何でもかんでも安易に交付税措置となれば、(鎌倉など不交付団体の)財政が持つわけがない。自治体の自助努力をそぐような国の考え方は間違っている」と批判した。神奈川新聞社の取材に答えた。

 通常国会に提出される予定の廃止法案については、「在職12年以上で掛け金の80%の一時金を受け取るなど、ほぼ満額が戻ってくるというひどい案」と酷評。「制度ができた当時は、掛け金で運営するのが原則だったのに、30年以上で6千億円超と公費投入を膨らませてきた」と指摘し、「自助努力をしてこなかった議員には責任がある。廃止になったのなら痛み分けで、支給額を減らすべきだ」と述べた。

山県市議会の1月28日臨時議会閉会後に説明された際の資料の一部
 
地方議会議員年金制度見直しについての総務省の対応方針
                            平成23年1月25日-
1.基本的な考え方
(1)地方議会議員年金制度を廃止することとする。廃止の時期は、平成23年6月
 1日とする。

(2)廃止に伴う過去債務の支払いに必要な費用の財源は、毎年度、現職議員の標準
 報酬総額に応じて、各地方公共団体が公費で負担することとする。

(3)平成23年通常国会に、廃止措置を講ずる法案を提出することとする。

2,廃止後の給付の取扱いについて
(1)廃止時に現職である議員
 ①廃止時に年金受給資格を満たしている者(在職12年以上)
   掛金総額及び特別掛金総額の80%の一時金の給付を受けるか、廃止前の法律の例により年金の給付を受けるかを選択できることとする。

 ② 廃止時に年金受給資格を満たしていない者(在職12年末満)
   掛金総額及び特別掛金総額の80%の一時金を給付する。
 ※廃止後に退職した者の一時金の受給時期は、任期満了を含む廃止後最初の退職時とする。

(2)廃止時に既に議員を退職している者
  廃止時に既に議員を退惜して退職年金の受給事由が生じている者については、廃止前の法律の例により年金給付を継続することとする。
  ただし、平成23年1月から5月までに退職した者については、退職時に年金受給資格を満たしている湯合には(1)①、退職時に年金受給資格を満たしていない場合には(1)②の取扱いによることとする。

(3)退職年金に係る給付の引下げと支給停止措置
  ① 退職年金額が一定額を超える者に対する給付の引下げ
   (1)、(2)のいずれの場合においても、退職年金の年額が200万円を超える者に給付する退職年金については、当該超える額の10%に相当する額を引き下げることとする。

 ② 高額所得者に対する支給停止措置の強化
   (1)、(2)のいずれの場合においても、退職年金の年額と前年の退職年金等を除く所得金額(住民税の課税総所得金額べ-ス)との合計額が700万円を超える者に給付する退職年金については、当該超える額の2分の1に相当する額の支給を停止するとともに、最低保障衝(現行190.4万円)を廃止することとする。

(4)遺族年金の取扱い
  遺族年金については、廃止前の法律の例により年金を給付することとする。

(5)平成23年1月以降の掛け金分の取り扱い
平成23年1月以降に退職して退職一時金を受給する者については、同月分から平成23年5月分までに支払った描金総額及び特別掛金総額の全額を一時金に算入する。

   なお、廃止時に既に退職している者については、死に支給されている一時金との差額分を廃止時に支給することとする。



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 昨年の夏から、「2011年4月の統一地方選挙」の前年恒例の「選挙講座」を続けてきた。
 それ以前には、「2年連続」で開催したこともある。
 今年度は「5回」で終えた。
     2011年1月9日 ⇒ ◆選挙講座は最終回です

 とはいえ、選挙というのは、立候補の決意を固めるのが直前になる人がいるのも経験的な事実。
 そこで、たいてい、いつも、1年間かけての講座とは別に
 「直前講座」も開いている。

 今回は、内部的なMLに流したこと、さりげなくブログに載せた程度の宣伝をしただけ。

 それではいけないので、数日前から一部の新聞に案内程度に出た。
 だから、電話での問い合わせもかかり始めている。
    (説明する役割は私ではなく、つれあい)

 今回の直前講座は、顔ぶれを見て内容を最終的に決めようということで、示せるスケジュールはまだない。

 とりあえず、「参加しようか、どうしようか」というイメージを持ってもらう参考として、
 4年前の「統一地方選の直前講座」の内容・スケジュールをこのブログのエントリーの最後にリンク・転記しておく。

 その今回の講座、といっても もう再来週なんだけど、
 2月12日(土)に開催。
     次は3月5日(土)。

 この講座の案内を以下のようにつれあいブログから転載しておく。
 転載、転送は大歓迎。

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 つれあいのブログ ⇒ 2011-01-26 10:10:52 から転載 ↓

2.12&3.5「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」(全2回)開催します


 今年は、4月に統一自治体選挙があるので、
2月12日(土),3月5日(土)に「む・しネット」主催で、
市民型選挙の「直前講座」(全2回)を開催します。

選挙に立候補する決心をしたけれど、選挙講座が終わってしまって
もう間に合わないと思っている方、選挙に向けて政治活動をしているけれど
ノウハウを確認したい方、のための集中講座として企画しました。
この選挙直前講座は、4年に一度の統一自治体選挙の年にやっていて、
2003年、2007年に続いて今回が3回目。
準備が遅れている方に、一気に追いついて当選を目指していただくという企画です。

泊りの講座だと、この時期の候補者は日程の調整がしにくいと思い、土曜日の
午後~夜の、通しで6時間の講座にしました。
基本的に全二回の連続講座ですが、2月に間に合わなかった方に限って、
「3月だけ」でも受け入れます。

今年度の5回連続講座は、「女性限定」でしたが、直前講座は性別を問いません。
参加を希望される方は、「参加条件、参加のルール、参加費」などを、みどりまでお問合せください。

(以下転送、転載歓迎)
★「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」

日時:2011年 2月12日(土),3月5日(土)の2回連続講座
会場:名古屋市・ウイルあいち/会議室7

◇ 開 催:13時30分から19時30分

◇ 講 師:寺町みどり『市民派議員になるための本』著者。「む・しネット」事務局
      寺町ともまさ 岐阜県山県市議会議員、市民活動家

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
      保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 
◎ 問合せ:寺町みどり(TEL 0581-22-4989)
  担当スタッフ:小川まみ
  
※参加を希望される方は、まず電話で問い合わせてください。
※「無党派・市民派の立候補予定者」であることは、参加の最低限の条件なので、ここをクリアできない方は、対象外です。
※会費:誓約書お送りいただき、参加が決定してから、選挙講座受講者として「会費として1万円」を事前にお送りいただきます。
 

前回4年前の2007年1月の選挙直前講座の様子、
講座参加者の市民型選挙の実践報告は、以下を参考にしてください。

☆市民型選挙集中セミナーPart1「勝てる選挙~市民型選挙の手法」
   ⇒  『む・しの音通信』59号(2007年1月30日発行)

☆07統一自治体選挙特集《わたしの市民型選挙》
  ⇒ 『む・しの音通信』No.60  2007年5月9日発行

★寺町みどりのwebページ(『む・しの音通信』)
   ⇒  寺町みどりのwebページ

以下のブログには、『市民派議員になるための本』の
第一部「市民と自治」から第二部「勝てる選挙」9章までがアップしてあります。
  寺町みどりのブログ ⇒ 寺町みどりのブログ midorinet.exblog.jp 


4年前の「統一地方選の直前講座」の内容は、以下・・・
 ●2007年1月15日ブログ ⇒  ◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ  から

◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ

 統一選直前~選挙集中セミナー★開催のお知らせ(転送・転載歓迎)


 議会は行政のチェック機関といわれます。しかし、その機能が低下しているともいわれます。

 かつて、公費=税金を使っての議員の野球大会が盛んでしたが、全国的に住民訴訟の裁判にかけられて、数年前、最高裁から「公務性」を否定されました。

 海外視察についても厳しい意見や訴訟があります。いまだに続けている議会がある一方、やめた議会も。ここ山県市の合併前の高富町議会も、批判でやめました。やめた理由は、ある年「参加希望がなかったから、予算執行しなかった」。次の年からは予算計上もしていません。

 議会の会派や議員個人への「政務調査費」は、裏報酬、二重報酬ともいわれ、いま、全国で裁判がたくさん行われています。ここ山県市は、合併後に政務調査費支給の条例を制定。私は領収書なども添付することを義務付けにすべきと主張しましたが、大多数が「領収書など不要」という立場で、多数決で骨抜きの条例が制定されました。納得できない私は、この状態では議会として市民に説明できないと、自らの調査費を請求していません。

 昨年12月議会で、首長や議員の選挙の時のポスターや車代などを税金で負担する制度のことを質問しました。市長は、基本的に現状肯定。しかし、今年4月には市長選挙もあります。制度をやめる、つまり、条例廃止には、もう時間がないからと、地方自治法第74条で定める直接請求の方法で行くことにしました。1ヶ月間に有権者の50分の1の署名をつけて請求するもの。

 今日15日午後1時半に請求代表者証明書という書類を市に出して、手続きを開始します。このことは、改めて紹介します。

 ところで、昨年も続けていた、市民派議員を増やす講座。
 今年4月の統一選挙を前に、2回に限定して、行うことになりました。
 これから思い立って、出ようという人、どうぞ。3ヶ月あれば、まだ間に合います。


あなたも「市民派議員」になろう!
   ~勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

 「む・しネット」は、今年4月の統一自治体選挙に向けて、立候補を決めたばかりでまだ準備ができていない人、準備が遅れている人、準備をしてきて再点検したい人のために、「統一選直前~選挙集中セミナー」を開催します。

 政治の現場で、行政や議会の意思決定に、市民の納得できる政策や意見を反映させること、そのためには、政党や団体に依存しない市民型選挙を行ってこそ役割が果たせます。
 そんな市民派議員や首長を増やすための実践的な選挙講座です。

 「ジバン・カンバン・カバン」のない(を使わない)市民的なスタンスから立候補して当選するためには、法律や手法をよく知り「政策とイメージを、候補者のメッセージとして、的確かつ効果的に有権者に伝えること」が不可欠です。
 4月の選挙本番を控えて、候補者は今から、何をするのか、何が出来るのか、何をしなければいけないのか・・・・

 「市民型選挙」のノウハウとスキルを伝えるための2回連続の「選挙集中セミナー」です。
 参加を希望される方は、寺町みどりまでお問い合わせください。

★統一選直前~選挙集中セミナー★
  ~あなたも「市民派議員」になろう!~
     勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

★ Part1:2007年1月20日(土)13~20時
★ Part2:2007年2月24日(土)13~20時
★ 【会場】名古屋/ウイルあいち・視聴覚ルーム
【講師】寺町みどり&ともまさ

講師プロフィール
●寺町みどり :「む・しネット」事務局
 著書に『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)、
『市民政治を実現するための本』(上野千鶴子・寺町みどり・ごとう尚子共編著/コモンズ) 
 みどりの一期一会

●寺町知正:岐阜県山県市議会議員
 くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク事務局
  寺町のWebページ

《対象》無党派・市民派の立候補予定者およびそのスタッフ
    (新人もしくは現職。政党関係者は除く)

参加費: 会員 5千円・会員外1万円/一講座

主催:「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」
   (「む・しネット」blog)
お問い合わせおよび連絡先:tel0581-22-4989(寺町みどり)
担当スタッフ・tel0594-31-6641(小川まみ)

●1月と2月の通しでの参加を原則としています。
●参加を希望される方、詳細については、寺町みどりまで、
 必ず電話(tel0581-22-4989)でお問い合わせください。
●会員以外の初参加の方は、申し込みの前に、所定の「誓約書」提出が必要です。

《内容および日程》
★Part1:1月20日(土)13~20時
 「告示日までにすること~政治活動の手法&選挙の準備行為」

13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・選挙の仕方が議員のスタイルを決める
     ・政治活動と選挙運動の違い
     ・「公選法」とは何か? ~違反になること、ならないこと

セッション(2) 15:30~17:30
     ・政策・公約とはなにか~メッセージをどう届けるか
      /リーフ・ニュースの作り方・配り方
     ・選挙はがきの作り方、使い方
     ・ネット利用の仕方 できること・できないこと

セッション(3) 17:45~19:45
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析
     ・演説の仕方 話し言葉のメッセージのコツ

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座 1月21日(日)9:00~14:00(希望者のみ)

★Part2
2月24日(土)13~20時
「いよいよ選挙。告示日から投票日まで~選挙運動の手法」
 
13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・告示日までに準備すること~選挙の流れを理解する
     ・選挙でできること、できないこと 公選法上の留意点

セッション(2) 15:30~17:30
     ・選挙チームの考え方 ヒトとモノのうごかし方
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析

セッション(3) 17:45~19:45
     ・選挙カーの具体的な回し方のコツ
     ・本番の街頭演説の基本とスキル

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座2月25日(日)9:00~14:00(希望者のみ)
__________________________
●【選挙オプション講座とは】
 いずれも翌日曜日は、集中セミナー参加者のための【選挙オプション講座】。
 立候補予定者およびスタッフが個別の選挙で抱えている問題について、具体的にアドバイスします。
 ★前日のセミナーに参加した人なら、だれでも参加できます。
 ★参加を希望される方は、担当スタッフの小川まみさんまで連絡してください。
 ★参加者は、個別の選挙で解決したい問題を、事前に課題として提出。


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 名古屋市の河村市長誕生の前後はそれなりに興味深く、前向きに評価していた。
 しかし、河村市長の独善というしかない議会との対立の選択、手法の行使をみていて、これではいかん、そんな思いが強くなってきた。

 鹿児島県の阿久根市長も最初は、相応の興味をもってみていた。
 しかし、法律や理念を脱した進め方に強い疑問をもつ、これではいかんと思うようになった。

 最初は騙(だま)されたというつもりはない。
 その方向性は、どちらの市長も予定していたものではなく、進んでいくうちに思いついた方向なんだろう。
 それに大賛成の人や大反対の人はともかく、
 それに耐えられると人と、耐えられないと感じる人とあるはず。

 私は、今の河村名古屋市長は批判すべきとの考え。
 ともかく、まず、名古屋市議会のリコールの住民投票が告示された。
 次は明後日1月20日に愛知県知事選挙、
 そのあと、河村氏の任期途中の辞任(来る1月21日辞職らしい)に因する市長選挙の1月23日告示と続く。
 いずれも、投票は2月6日(日)。

 そのあたりのニュースを記録し、
 最後に、地元紙としてまとまった社説を載せた中日新聞を見る。

 中日新聞社説 
 ・・・「新時代の自治とは何か。よく考える好機にしたい。」
 ・・・減税は家計の苦しい市民にはもちろん朗報だし、税金をいかに無駄なく使うか市役所に意識改革を迫る効果がある。しかし、一般会計で一兆八千億円にものぼる市債発行残高があるのに年二百二十億円かかる減税を続けていいのか。
 ・・・何より住民が自分たちの自治の未来を、いま一度考え直す良い機会にぜひしたい。

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 名古屋市選管のWebページ
 ●投票の順序や投票用紙の記入方法について


 ●選挙管理委員会事務局 啓発担当作成のページ一覧


●「市議会解散」是非で舌戦スタート=市長主導のリコール住民投票告示-名古屋
  時事(2011/01/17-18:59)
 名古屋市の河村たかし市長が主導した市議会解散の直接請求(リコール)に基づく住民投票が17日、告示され、河村市長と市議会側による舌戦がスタートした。投開票は2月6日で、同市では任期満了に伴う愛知県知事選(20日告示)と、河村市長の辞職に伴う出直し市長選(23日告示)との異例の「トリプル投票」となり、市民の判断が注目される。

 前日から降りしきる雪の中、双方は朝から街頭に出て市民に支持を訴えた。市民税10%減税の恒久化などを目指す河村市長は支援者らとともに市内の地下鉄駅近くで演説。「市議会はボーナスを1円も下げずに(議員報酬半減条例案を)否決した。減税も(恒久化条例案を)議会が否決したら何ともならない」などと解散への賛同を求めた。その後、市役所内で記者会見し、「市民の皆さんに住民投票に行ってもらい、議会をつくり直さなければならない」などと住民投票の意義を強調した。

 一方、市議会側は、本来対決すべき民主、自民の与野党議員が「反河村」で結束し、ともに街頭に立った。市議会議長の横井利明氏(自民)は「市長主導の議会解散には反対だ。意のままの議会をつくって(市長が)議決権まで掌握するのが民主主義か。政治は一人で決めるものではなく、多様な意見を反映すべきだ」と市民に冷静な判断を求めた。

●市長と議会、論戦火ぶた 名古屋で解散問う住民投票告示
     中日 2011年1月17日 23時19分
 名古屋市議会の解散の是非を問う政令市初の住民投票が17日告示され、河村たかし市長側と議会側はそれぞれ半数を超える「賛成」「反対」の獲得を目指して初日から活発に運動を展開した。市長が掲げる減税などの政策と自らリコールを主導した政治手法の是非が争点。愛知県知事選(20日告示)と河村市長の辞職による市長選(23日告示)を併せた2月6日の「トリプル投票」の第1弾がスタートした。

 河村市長は17日夕、名古屋・栄の街頭で「減税をつぶした議会は解散させないかん」と訴えた。市長側は、地域政党「減税日本」から次の市議選に出馬するメンバーが中心となって「賛成」を呼び掛ける。市内全域で5万枚のチラシを配るほか、投票用紙の記入法の説明会を開く。

 一方、市議会の横井利明議長は同日「民意を受け止めて議会改革を進めるが、民主主義を守るために解散には反対する」と反論。それぞれの議員が支持者らに反対を呼び掛けるほか、一部議員は市民向けのシンポジウム開催も検討している。

 投票では、投票用紙に議会の解散に「賛成」か「反対」かを書き込む。投票率にかかわりなく、過半数の賛成で即日解散となる。

●「トリプル投票」にらみ各党の思惑交錯 名古屋市住民投票告示
         産経 2011.1.17 20:19
 名古屋市の河村たかし市長が仕掛けた市議会解散の賛否を問う住民投票が告示された17日、市長と反市長派の市議は、それぞれ自らの正当性を訴え、対立を先鋭化させた。ただ、20日と23日に告示される愛知県知事選、名古屋市長選との「トリプル投票」となる中で、既存政党の足並みも一枚岩ではない。幕を開けた“中京の乱”の陰で、ねじれを伴う各党の思惑が交錯している。

 「自分たちの報酬を1円も下げない。議会は保身のことしか考えていない」。同日記者会見した河村氏は、市議会が昨年12月、自身の「一丁目一番地の公約」とする市民税の10%恒久減税とともに否決した市議報酬の半減案をとらえ、議会側を強く批判した。

 一方、市議会の横井利明議長が党派を超えた参加を呼びかけた反市長派の街頭演説には、民主や自民の市議ら計17人が参加。横井氏は、河村氏の「名古屋を民主主義発祥の地に」という主張に反発し、「発祥どころか民主主義の危機だ」と語気を強めた。

 だが、「解散反対」の基本方針でまとまる市議会主要4会派のうち、共産と公明からは参加がなかった。

同日投票となる愛知県知事選では、河村氏とタッグを組む元自民党衆院議員、大村秀章氏のほか、民主、自民、みんな、共産の支援候補も立候補を予定。名古屋市長選には河村氏以外に、民主、共産の支援候補なども出馬表明している。

 複雑な構図の中で、ねじれや分裂も表面化している。自民市議団は昨年、恒久減税案に賛成したにもかかわらず、市長選で民主系候補の推薦を決定。市議会リコールを主導した河村氏への反発心、“敵の敵は味方”という思いがのぞく。今や反河村氏派の急先鋒(きゅうせんぽう)となった民主も、平成21年の前回市長選では河村氏を推薦していた。

 一方、公明県本部は、知事選で大村氏支持とする一方、市長選では自主投票を決めた。公明市議の一人は、反河村氏派の街頭演説に参加しなかった理由について「市長選で支持する候補者が異なることを考えれば、解散反対という立場以上に、会派が連携するのは難しいのではないか」と説明。しかし、他党からは「事実上、河村氏サイドへのすり寄りだ」といった冷ややかな声も上がる。


 市議にとって、自身の地位に直結する住民投票の行方。各党派とも、両首長選をにらみながらの動向が続きそうだ。

●名古屋市議会、解散の是非問う住民投票告示 政令市で初
    朝日 2011年1月17日10時24分
 名古屋市議会解散の是非を問う住民投票が17日、告示された。河村たかし市長が「議会が公約実現を阻んでいる」として主導する市議会解散の直接請求(リコール)によるもので、政令指定市での実施は全国初。投開票日は愛知県知事選、市長選と同じ2月6日で、同市では「トリプル投票」となる。

 17日朝、賛否両派が同市内で街頭演説し、河村市長は「減税を議会が否決した。自分を変えない議会は、市民で変えないといかん」と解散賛成を呼びかけた。横井利明市議会議長は「政治は決して一人で決めるものではない。多様な意見を採り入れて決めるものだ」と反対を訴えた。

 住民投票で有効投票数の過半数が賛成すれば、議会は即日解散。出直し市議選の投開票日は、3月13日が有力となっている。知事選は今月20日に告示され、河村市長は21日付で市長を辞職して23日告示の出直し市長選に立候補予定。知事選に5人、市長選に4人がそれぞれ立候補の準備を進めている。

 河村市長側は、恒久的な市民税10%減税、市議報酬の半減などの公約実現について信を問うと主張。市議会側は解散が予算編成時期に重なることや出直し市議選実施で3億2千万円の経費が余分にかかることを問題視している。

 リコール署名は昨年8月末から河村市長の支援団体が実施。12月に36万9008人分の有効署名が確定し、住民投票の実施が決まった。(寺西哲生)

●名古屋市議会:住民投票17日告示 両派、攻防加速 
        毎日新聞 2011年1月17日 1時27分
 名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票は17日に告示される。これまで動きの鈍かった議会側だが、対話集会や街頭でのチラシ配りなどで解散反対の訴えに力を入れる市議が増えている。一方、河村たかし市長の地域政党「減税日本」は政治資金パーティーを開くほか、次期市議選の立候補予定者が自らの売り込みを兼ねて解散賛成をアピール。愛知県知事選、名古屋市長選に比べて盛り上がりに欠ける住民投票も、2月6日投開票に向け、攻防が激しさを増してきた。【高橋恵子、丸山進】

 ■議会側
 「河村市長の減税は市債を増やしただけだ」。15日夜、名古屋市名東区で開かれた集会で近沢昌行市議(民主)が語気を強めた。

 集会は超党派の市議が主催し、市民約50人が集まった。市議5人が「議会と対立することが市長の目的になっている」などと河村市長の政治姿勢を批判し、解散反対票を投じるよう訴えた。

 住民投票は、告示前の運動が可能だが、市議たちは「派手に反対運動を展開すれば保身と受け取られる」「住民投票の宣伝につながり、結果的に解散賛成票が増える恐れがある」と消極的だった。

 だが住民投票の運動で市長批判を強めて市長選で河村市長を追い込む狙いもあり、「正々堂々と市民に主張を訴えよう」との機運が広がりつつある。後援会報やチラシで解散反対を訴える市議も出てきている。

 ■解散賛成派
 「住民投票には『賛成』と書いて。『大賛成』では無効になります」。次の名古屋市議選に減税日本公認で立候補する余語冴耶香(よごさやか)さん(33)は16日、同市緑区での事務所開きで支援者約40人に訴えた。その1時間後には同市南区の立候補予定者、中村孝道さん(53)も事務所開き。減税日本の市議選立候補予定者たちは、住民投票告示に合わせ、解散賛成の呼びかけと自身の売り込みを同時並行で進めている。

 減税日本は24日に政治資金パーティーを開く。会費は1人1万円で河村市長が講演する予定。パーティーは住民投票に向けて気勢を上げるのが狙いだが、24日は市長選・知事選の選挙戦真っ最中。出席者本人がパーティー券を購入すれば問題ないが、他人に券を譲るなどの行為があれば公職選挙法に抵触する可能性もある。

 だが減税日本の平野一夫広報担当は「議会を解散して市議選で過半数を目指すには攻めの姿勢に徹しなければ」と言う。

●名古屋市、減税財源先送り 新年度予算、財政局案を発表
     中日 2011年1月17日 12時37分
 名古屋市は17日、2011年度一般会計当初予算の財政局案を発表した。歳出総額は1兆294億円で前年度当初比0・5%(51億円)の減だが、市民税10%減税の財源159億円が議会の否決による減税打ち切りで計上されず宙に浮いた格好。取り扱いは2月6日の市長選で誕生する新市長の裁量に任される。

 河村たかし市長が提案した恒久減税は11月定例議会で否決され、減税は10年度限りで打ち切りになる。ぎりぎりまで継続の可能性を探った河村市長は同時期に始まった予算編成で歳出総額は減税継続を前提とするよう指示。財政局案では減税財源を手付かずで残し、市長査定分の15億円と合わせ計174億円分の使い道を今後決めることにしている。

 歳入総額は、減税しないことに加え景気回復などで市税収入が前年度比3%(164億円)増え、同1%(123億円)増の1兆468億円。市債の発行は大型事業の終了で26%減の912億円。

 市長選と同時の市議会解散を問う住民投票で、解散が不成立ならば通常通り2月定例会で予算案を審議。成立だと議会は即日解散となり、3月13日と想定される出直し市議選後の議会で審議する。新年度まで半月しかなく、審議期間は大幅に制限される。

●「真剣な議論見えず」 名古屋リコール、総務相が異議
     日本経済新聞 - 1月17日
 片山善博総務相は、17日に告示された名古屋市議会解散の是非を問う住民投票について「健全な議会には対立構造があり、それをなくすのは二元代表制の期待するところではない」と異議を唱えた。総務相留任を受けた記者会見で発言した。

●選管PR本格化 住民投票記入「賛成」か「反対」
       (2011年1月18日 読売新聞)
 名古屋市議会の解散の是非を問う住民投票(2月6日)が告示された17日、同市選挙管理委員会は、投票率のアップに向けた啓発や、投票の仕方を周知する活動を本格化させた。同市では知事選と市長辞職に伴う出直し市長選を合わせた「トリプル投票」となるだけに、市選管は、分かりやすく啓発することに苦心している。

 この日、市はホームページに啓発サイトを設けた。期日前投票(2月5日まで)の方法をはじめ、投票は市長選、住民投票、知事選の順序で行うことや、市長選は桃色、住民投票は薄緑色、知事選は白色の投票用紙を用いることを説明している。

 特に、政令指定都市で初めてとなる住民投票については、投票用紙の見本を示し、市議会解散に賛成なら「賛成」と、反対なら「反対」と記入するよう書き方も明記した。平仮名やカタカナで記入しても良いが、「他のことは記入しないで」と、注意点も添えた。

 さらに、市選管は投票率アップを狙い、リクルートが20~30歳代の世代向けに発行するフリーペーパー「R25」にトリプル投票の啓発文を掲載することにした。 

●【社説】/自治を考え直す好機に 名古屋・トリプル投票へ
        中日 2011年1月17日
 名古屋の河村たかし市長が呼びかけた議会解散を問う住民投票と市長選、愛知県知事選が始まる。新時代の自治とは何か。よく考える好機にしたい。

 住民投票はきょう十七日告示され、二十日に知事選、二十三日には市長選の告示と続く。いずれも二月六日の投開票となる。

 二年前の市長選で圧勝した河村市長のキャッチフレーズは「庶民革命」。「議会は貴族だ」と議員報酬の半減を突き付け、反発した議会は市長の最大公約だった市民税10%減税を「財政難で無理」と一年限りで打ち切った。

 角突き合わせた「両輪」
 ともに市民から選ばれた市長と議会という地方自治の両輪がそっぽを向き、動かなくなった。

 河村市長と支援団体の呼びかけで、議会解散を求める市民の署名は三十七万人分も集まった。議会解散をかけた住民投票は政令指定都市では初めて。市民から高い支持を受けている現職市長が、任期途中に辞職してすぐ出直し市長選に出るのは異例のことだ。

 現職知事が引退する知事選は任期満了によるものだが、衆院議員だった大村秀章氏が自民党を飛び出し、民主党出身の河村市長と組んで出馬する。民主、自民という政党の枠組みは崩れ、威信を失った過去に例のない選挙といえる。

 「減税は商売なら値下げ競争」と市長。

 対する議会側は「いや、民間と行政は違う。コスト意識だけでは行政は死んでしまう」。

 名古屋市公会堂で十日、本紙が開いた討論会は市長や横井利明市議会議長らの激論となった。市民の集う公会堂は一九三〇(昭和五)年に完成。中川運河、市バス運行と並ぶ名古屋三大事業の一つとして建った。討論会の日、収容千人の一階は聴衆で埋まった。

 事実に基づいて判断を
 市政への関心がこれほど高まったのは「河村」効果であり、裏返せば議会に対する潜在的な不信でもある。発言に拍手がわき、時に抗議も飛び交った。

 「減税は所得の少ない非課税世帯は恩恵がない。高齢者の七割は非課税(で恩恵がない)ですよ」

 横井議長のこんな説明に、聴衆から声が上がった。

 「うそだ!」

 現実には減税といっても、所得が少なく非課税の市民には恩恵はない。熱気は大いに歓迎だが、事実は事実として判断せねばならないし、後悔は残したくない。

 トリプル投票を仕掛けたのは河村市長だ。住民投票で今の議会を解散し、三月の出直し市議選で自らが代表を務める地域政党「減税日本」から約四十人の候補者を擁立、議会の過半数を狙う。知事選では盟友の大村氏を押し立てるため、出直し市長選を重ねて相乗効果を、との戦略だ。

 三つの投票は連動する面を備える一方、それぞれに問われるべき課題を抱えている。

 住民投票では、減税の恒久化や議員報酬半減に反対する今の議会が民意を反映していないのか、自ら改革する能力はあるのか、だ。

 減税は家計の苦しい市民にはもちろん朗報だし、税金をいかに無駄なく使うか市役所に意識改革を迫る効果がある。しかし、一般会計で一兆八千億円にものぼる市債発行残高があるのに年二百二十億円かかる減税を続けていいのか。


 市長選では、河村改革の是非もさることながら、福祉や教育など暮らしに密着した政策も争点にすべきだ。

 愛知県の税収はリーマン・ショック以降、一兆三千億円から八千億円へと二年間で五千億円も激減した。県財政をどう立て直すかが問われる。出馬の五人は中京都構想や東海三県合体構想など、地域主権をにらむが、どれほど現実的なのか。

 河村市長への支持が衰えないのは、公約をとことんやり抜こうとする姿勢だ。民主党のマニフェストの崩壊を目の当たりにしている有権者が拍手を送るのも当然だろう。けれども、反対意見者と角突き合わせるばかりでは、現実には何も成果は生まれない。

 夢ではなく現実を語れ
 私たち住民が今知りたいのは自分たちの暮らす地域の確かな未来像であり、バラ色の夢の街などでは決してない。自治体の厳しい財政事情の中で何ができて、何ができないのか、もっと語ってもらいたい。それができないのなら、よく考えた一票は投じることはできないし、そんな首長や議員にはさっさと退場してほしい。

 四月に統一地方選のある今年は「地方自治元年」になるとも言われる。中央から地方への権限移譲の動きは掛け声から現実に変えねばならない。実験ではなく実際になろうとしている。名古屋のトリプル投票はそういう目で注目したいし、何より住民が自分たちの自治の未来を、いま一度考え直す良い機会にぜひしたい。



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 昨日投票の鹿児島県阿久根市長選。
 夕方のニュースで(たしか)「午後6時の投票率49%」とのナレーション。
 投票率がずいぶん低いと驚いた。
   有権者は飽き飽きした・・いや、そんなはずはないし・・・

 夜10時前だったか、開票の結果がテレビの画面に文字で流れた。
 新人の西平氏の当選。
 別に、投票率は82%と。

  2時間で30%伸びた????、
     これは作戦だったか・・・ 
 とも思ってみたけれど、意味もないし、それはないはず・・・

 今朝、インターネットで、昨日の報道を見ていて
   「期日前投票3割」
   「天気が悪いことの予想もあって」・・・・とされていた。
 これで投票率のことは納得。

 ともかく、負けた竹原市の報道へのコメントや質問に対する回答。
 主旨は、「組合と報道に負けた」と言うことに尽きるらしい。
 
 選挙で負けたあと、「市民が悪いから負けた」と感想を述べる候補者が時々いるけど、有権者を批判するのはスジ違い。

 阿久根市は、続いて、2月20日投票の『議会解散の住民投票』がある。議会解散の可能性が高いようだ。
 
 ところで、今朝喜が着いたのだけれど、
 阿久根市選管のインターネット選挙についての解説はそれなりに丁寧。
 さすが「ブログ市長」といわれた竹原市のもとだからか。

 その表現は、インターネットと選挙についての総務省(選管)見解にそったもの。
 ただ、どう読むかで理解は変わる。 
 例えば次の説明の読み方
 「※この「掲示」とは、画面に表示された内容を一定の場所に掲げて不特定の人に見えるようにすること等をいいます。」

 今日のブログ末にリンク・引用しておくので、興味があればあなたもご検討を。

 また
 「政治家の寄付禁止Q&A
  政治家、後援会からの寄付禁止について 」

 という説明も丁寧なので、一部を抜粋しておく。

 なお、昨日の朝過ぎてから積もり始めた大雪。
 今朝、うちで、一番多そうなところで25センチ、庭で20センチだった。
 昨夜もフラッシュをたいて激しい降雪状況をデジカメに撮ったので、改めて、ブログにしよう。

 続いて今朝8時ごろ、ここより奥の方の知人から電話があり、用件のあと、「雪は?」とこちらから尋ねると
  「50センチ位で、意外と少なかった」とのこと。
 今回は、通常の「山型の大雪」でなく、南に偏って雪が降ることが昨夜から予報されていたとおりの傾向のようだ。
 ちなみに、名古屋(今朝9センチ)とか岐阜市内(今朝22センチ)とか・・・

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●阿久根市 公式ページ

開票結果/平成23年1月16日執行 阿久根市長選挙 開票結果



●期日前、有権者の3割 出直し阿久根市長選16日投票
          南日本新聞 (2011 01/16 06:30)
 阿久根市の竹原信一前市長(51)が解職請求(リコール)住民投票で失職したのに伴う出直し市長選挙は16日、投票が行われる。立候補しているのは、リコール運動を進めた市民団体「阿久根の将来を考える会」発起人で新人の西平良将氏(37)と、竹原氏の2人。即日開票され、午後10時ごろには当落が判明する見込み。
 西平氏、竹原氏ともに、行政改革の必要性を主張。両氏の政治手法や政策の具体性が争点となる。

 6日間の期日前投票(10日~15日)の数は過去最多の5964人で、有権者1万9878人(8日現在)の3割に上った。昨年12月のリコール住民投票を経た上での市長選で市民の関心が高く、投票日が荒天となる恐れがあることが影響したとみられる。

 前回市長選(2009年5月)の期日前投票は3490人で、有権者の約17%だった。

 投票は16日午前7時から午後7時まで、市内21カ所(山村開発センター、隼人分館、大漉集会施設は午後6時まで)で行われる。午後8時10分から市民会館で開票される予定。
 前回市長選の投票率は82.59%。昨年の住民投票は75.63%だった。


●リコール側の西平氏が勝利=「竹原改革」市民拒む-阿久根市長選
        時事 2011/01/16-22:36
 鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(51)の失職に伴う出直し市長選が16日行われ、リコール(解職請求)運動を進めた市民団体の元役員で新人の養鶏業、西平良将氏(37)が、竹原氏との一騎打ちを制して初当選した。専決処分で職員の給料を下げるなどした「竹原改革」を市民が拒んだ形となった。

 投票率は82.39%で、今回同様出直し選として2009年5月に行われた前回の82.59%を0.2ポイント下回った。

 竹原氏は、08年8月の初当選後、議会から再度の不信任決議を受けた09年4月に続き、今回が2度目の失職。前回出直し選では勝利したが、就任後2年半に満たない間での3選はならなかった。

 竹原氏は市長時代、議会の招集を拒む一方で、副市長人事や、市職員ボーナスを大幅減額する条例案など重要案件の専決処分を繰り返すなど、独自の「改革」を展開。こうした市政運営を西平氏らの市民団体は「あまりに独善的」として、リコール(解職請求)運動を進めた。昨年12月に行われた住民投票では、解職賛成票が過半数に達し、竹原氏は失職した。

 竹原氏が行ってきた「改革」について、西平氏は「破壊を伴う危ないもの」と批判。選挙戦では「対話を尽くした手法による阿久根の再生を図る」と訴えた。

 一方竹原氏は、議員報酬の日当制化などで財源を捻出したことや、ゴミ袋値下げなどの実績を掲げ、官民格差是正など「改革継続」を主張した。 

◇阿久根市長選当選者略歴
 西平 良将氏(にしひら・よしまさ)九州大農卒。養鶏会社代表取締役。市民団体「阿久根市長リコール委員会」では監事を務め、11年1月阿久根市長に初当選。37歳。鹿児島県阿久根市出身。当選1回。

◇阿久根市長選確定得票
当  8,509 西平 良将 無新
   7,645 竹原 信一 無前

●鹿児島・阿久根市長に西平氏 3選目指した竹原氏は落選
         朝日 2011年1月16日21時36分
 住民投票で市長が解職された鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日投開票され、養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、3選を目指した前職竹原信一氏(51)を破って初当選した。「市役所・議会改革」を唱え、議会に諮らずに専決処分を繰り返した竹原氏の行政手法が否定された。当日有権者数は1万9715人、投票率は82.39%(前回は82.59%)だった。

 得票差は864票。先月の住民投票は398票差だった。

 当選した西平氏は「独善的ではなく法律を守り、対立ではなく対話をしていく」と述べ「市民一丸」を強調した。

 西平氏は、市長解職運動を進めた市民団体の元役員。竹原氏が言う「改革」の必要性は認めるが、手法は「独善的だ」と批判。市議会と対立を続けた同氏を意識して「対立より対話が重要」と訴えた。

 政策面では市職員の人件費を「4年間で15%削減」、議員定数16も「2~6減」と公約。相手側と議論しながら中長期的に実現するとした。農水産物の商品化支援など民間所得の向上策も打ち出した。

 住民投票に必要な署名が集まった昨年9月の時点で立候補を表明。市内各地でミニ集会を繰り返して、知名度と行政経験の不足を補った。

 竹原氏は「市職員組合と報道に負けた」と敗戦の弁。今後の活動については「まだ何も考えていない」と話した。

 竹原氏は過去2回の選挙戦と同様「官民格差の是正」に絞って訴えた。「支え合って生きる社会をつくるには、市職員が市民以上の高給をもらったら駄目」と説き、職員賞与の大幅削減や議員報酬の日当制(日額1万円)導入など在任中の実績を強調。職員や議会を「改革の抵抗勢力」と位置付け「阿久根が国を変える」と戦う姿勢を見せた。

 だが、片山善博総務相からも「違法で無効」と否定された専決処分などの強引な手法に市民の反感が高まり、長引く対立と混乱への不安を解消する展望を示せなかった。

 市長選はこの2年半で3度目。竹原氏は市議を経て2008年の市長選で初当選。議員定数の大幅削減案を否決されるなどして議会と対立し、2度の不信任決議を受けて失職した。09年5月の市長選で再選されたが、昨年8月に解職請求運動が始まり、先月5日の住民投票で失職した。

●選挙:鹿児島・阿久根市長選 出直し選、竹原氏落選 「竹原流」市民が幕
        毎日新聞 2011年1月17日 
 新人のリコール団体元監事、西平良将氏(37)が前市長、竹原信一氏(51)を破って初当選を決めた、16日の鹿児島県阿久根市の出直し市長選。2年半近く続いた竹原市政に終止符を打ったのは、議会ではなく、リコール運動を展開した市民だった。だがこの間、市は二分され、乱発した専決処分など竹原市政の「負の遺産」も残る。2月20日には議会解散を問う住民投票も控えており、市政の正常化には、まだ時間がかかりそうだ。【河津啓介、村尾哲、馬場茂】

 「長い長い1年間でした。いろんな方に協力してもらい、こういう結果を勝ち取りました。感謝です」

 初当選を決めた西平氏は、同市港町の選挙事務所で、共に歩んだ若い仲間に謝意を示した。市長リコール運動から共に活動し、選対責任者を務めた川原慎一氏(42)は「ようやく阿久根に正月が来ます。若い仲間たちをほめてやってください」。2人は抱き合って喜びをかみしめた。

 竹原市政の「暴走」を止めようと動き始めたのは約1年前。最初の仲間は「わずか5人だった」。議会を招集せず専決処分を乱発する竹原氏に対し、議会は歯止めになれなかった。川原氏を代表に立て市長リコール団体を結成し昨年8月、署名活動に着手。西平氏はリコール成立を信じ、一足早く9月、出直し市長選への出馬を表明した。知名度では竹原氏に遠く及ばない。ゼロからのスタートだった。

 「転機は昨年12月の住民投票」と川原氏。有権者の半数を超える1万197人分の署名で実現した住民投票に楽観ムードが漂っていた。竹原氏にレッドカードを突きつけたが結果はわずか398票差。「惨敗に等しい。甘かった」と西平氏。「対立から対話へ」を掲げて臨んだ市長選。危機感をバネに巻き返した。

 やがて選挙に関心のなかった若者たちが西平陣営の中心を担うようになる。市内の有力商工業者や反竹原派市議らも水面下で協力した。川原氏は「5人だった仲間が今は10倍以上。みんなが阿久根の将来のために行動してくれた」と語った。

 ◇最後まで報道批判 選挙で市民が「だまされた部分もある」
 一方、竹原氏は午後10時すぎ、阿久根駅近くの事務所で報道陣の前に姿を見せた。「選挙で市民が成長したと思うか?」との質問に「成長した部分もあれば、だまされた部分もある」。誰がだましたのか問うと「あんたたち(報道陣)」と語気を強めた。今後の活動には「まだ考えられない」と述べた。

 市民の批判は竹原氏と対立した市議会などへも向く。西平氏の支持者からも「議会や市職員でなく、市民のための政治を」との注文が相次ぐ。

 市政正常化を公約した西平氏だが、市議会解散の是非を問う住民投票などまだ試練が続く。

 ◇「阿久根変えて」複雑な市民の声
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選に投票した有権者に投票先を尋ねた。「竹原市政」の是非を巡って市を二分した選挙戦。西平氏を「市の将来像を示した」と期待する声と、竹原氏を「市を変えられる」と評価する声とに割れ、複雑な民意が浮き彫りになった。

 行政経験のない新人の西平氏だが「新しい人で再スタートを」と前向きな評価にもつながっていた。建設業の女性(60)は「竹原氏はやり方がむちゃくちゃ。改革は必要だが、あれは破壊」と語気を強めた。男性会社員(53)も「市職員の給与カットなどは良いことだが、自分勝手で子供のようだ」と語った。

 一方、竹原氏へ投票した人に共通するのは「阿久根を変えてほしい」との思い。「昔の市長はなあなあだった」「市職員の対応が見違えるように(良く)なった」と以前の市政への不満があふれた。無職男性(65)は「暮らしにお金がかからないように減税するなど期待できる」と「実績」を評価した。

 ただ、投票先を明かさずに足早に立ち去る人も少なくなかった。ある高齢女性は自転車にまたがりながら「話したいけど、今は面倒な時期だから」と苦笑した。

●敗戦の竹原氏「市職員組合が勝ったということだ」
      産経 2011.1.16 23:07
 3選を果たせず落選した鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(51)は午後10時ごろ、選挙事務所前で記者会見。「今回は市職員組合の職員たちが勝ったということだ」と話した。今後のことを問われると「分かりません」とぽつり。伏し目がちで、いつもより元気がなかった。

 約10分間の会見のほとんどは、市職員に対する批判に終始。敗因を問われると「報道が選挙結果に影響した」といら立った口調で話し、最後は記者の質問をさえぎって事務所内へ姿を消した。


 竹原氏は午後8時ごろ黒いダウンジャケット姿で事務所に到着。報道陣の質問には答えず、親類や市議らが待つプレハブの建物に入り窓のカーテンを閉めきった。リコール成立による竹原氏の市長失職後、職務代理者に就いた仙波敏郎氏も駆け付けたが、表情は険しく、やはり無言だった。


●「若い力を」「改革必要」 阿久根市長選 地域振興望む声も
      =2011/01/17付 西日本新聞朝刊=
 16日投開票された鹿児島県阿久根市長選。時折、雪が舞う厳しい寒さの中、市民はどんな思いを込めて一票を投じたのか。西日本新聞社が同日、投票所の出口で聞いた市民の声を紹介する。

■西平氏に投票
 「竹原さんは市民に市政参加への意識を持たせたが、専決処分を繰り返すやり方はだめ」(50歳、会社員男性)

 「若い力に期待する。街を二分した選挙で市民の溝は深い。西平さんは話し合いで改革を進めてほしい」(61歳、主婦)

 「県外の知人に年賀状で『阿久根はにぎやかですね』と書かれた。恥ずかしい」(66歳、看護師女性)

■竹原氏に投票
 「竹原さんは政治手腕がある。改革に多少の強引さは必要。西平さんは行政経験がなく不安だ」(71歳、無職男性)

 「西平さんでは役所や議員の言いなりになりそうだ。半減した市職員のボーナスや議員の日当制が元に戻る」(46歳、食品工場勤務男性)

 「竹原さんは極端なことをやるが任期が短すぎる。もう一回だけ、市長をやらせてあげたい」(66歳、主婦)

■市長に望む施策は
 「阿久根は漁業が低迷するとやっていけない。販路の開拓など、漁業の振興に力を入れてほしい」(59歳、建設業男性)

 「基幹産業は農業と水産業。第1次産業の振興は早急に必要だ」(75歳、農業男性)

 「周辺の自治体に比べ、阿久根は雇用対策が遅れている。企業誘致もない。率先して雇用対策に取り組んでほしい」(71歳、自営業男性)

 「年金暮らしで生活は本当に厳しい。市職員は驚くほど高い年収。まずは官民格差の解消だ」(69歳、無職男性)

 「職員の高給などの無駄を削り、介護や雇用対策に力を入れてほしい」(60歳、農業男性)

 「寝たきりの高齢者など、悲惨な生活をする人は多い。温かい施策に財政を支出をするべきだ」(62歳、医師男性)

■市議会解散に賛成
 「議会は是々非々であるべきなのに、今の議会は何でも反対だ」(65歳、元警察官男性)

 「今の議会は話し合うという本来の役割を果たしていない。竹原さんが専決処分をせざるを得なくなった」(70歳、漁業手伝い女性)

 「地方自治の在り方が問われている。阿久根は日本の縮図。議会定数(現行16)は8くらいが理想で解散した方がいい」(60歳、無職男性)

■市議会解散に反対
 「市長と市議会は対立ではなく、話し合いを。街を活性化してほしい」(48歳、会社員男性)

 「阿久根は何度も市長選と市議選をやって選挙が多すぎる」(58歳、レストラン従業員女性)

 「竹原さんは批判するが、議会も市民の代表」(56歳、漁業男性)

● 阿久根市選管  インターネットと選挙運動
インターネットと選挙運動


Q.インターネットを使って選挙運動はできるの?
A.できません。
 公職選挙法では、「文書図画による選挙運動」は法律で認められた手段(選挙用ポスターや葉書など)以外は一切使用できないと包括的に規制されています。
 パソコンのディスプレーに表示される文字等は、公職選挙法に規定する「文書または図画」に該当すると解されているため、選挙運動に使用することはできないことになっています。

Q.政治活動はできるの?
A.選挙運動にわたらない、純粋な政治活動としてならできます。
 インターネットを使用して選挙運動を行うことは、上記のとおり禁止されますが、選挙運動にわたらない純粋な政治活動として使用することは基本的に規制されませんので、立候補予定者や政党などがホームページを開設し、選挙運動性のない政見などをそのホームページに載せることは可能です。

 ただ、たとえそのような純粋な政治活動用の文書図画であっても、現職の政治家や立候補予定者および後援団体の政治活動のために「掲示」するものについては、公職選挙法の規制を受けます。

※この「掲示」とは、画面に表示された内容を一定の場所に掲げて不特定の人に見えるようにすること等をいいます。

 なお、純粋な政治活動として使用するホームページであっても、選挙運動期間中に開設または書き換えすることは、選挙運動の禁止を免れる目的と認められる場合には公職選挙法第146条違反となります。

 また、そのように認められない場合であっても、政党その他の政治活動を行う団体が開設または書き換えをするホームページに、その選挙区の特定候補者の氏名または氏名類推事項が記載されている場合には公職選挙法第201条の13違反となります。

 立候補に向けての決意などは、選挙運動性のある文言とされ違反となります。


政治家の寄付禁止Q&A
   政治家、後援会からの寄付禁止について

問1 政治家が、町内のお祭りに寄付したり、各種の会合にお酒を差し入れると処罰されることになるのですか
(答)処罰されます。なお、処罰されますと公民権(選挙権、被選挙権)停止の対象となります。

問2 政治家の秘書や配偶者などの親族が葬式に代理出席して、政治家の香典を相手方(選挙区内にある者)に出すことができますか。
(答)政治家本人が自ら出席し、その場において出すことになりませんので、処罰されます。

問3政治家が出席を予定している結婚披露宴の祝儀を、事前に相手方(選挙区内にある者)に届けることはできますか。
(答)政治家本人が自ら出席し、その場において出すことになりませんので、処罰されます。

問4 後援会は、その会員の葬式であっても、花輪や香典を出すことができないのですか。
(答)選挙区内にある者に対しては、罰則をもって禁止されます。

問5 選挙区内において行う純粋な政治講習会で、政治家が昼食時に弁当を出すことはできますか。また、お茶やお菓子を出してもよいでしょうか。
(答)弁当を出すことは罰則をもって禁止されますが、湯茶やこれに伴い通常用いられる程度の菓子を出しても差し支えありません。

問6 町内会の役員が町内の人たち全員にお祭りの寄付を募る場合、町内の政治家に対しても寄付を求めることはできますか
(答)できません。この場合、政治家を威迫して寄付を求めた場合は処罰されます。なお、「威迫」とは、人に不安の念を抱かせるに足りる行為をいうものと解されます。



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 4月の統一地方選に向けての今年度の選挙講座。
 昨日8日から今日9日午後まで。
 いつもは、名古屋市内で開催しているけど、今年は岐阜市内になっている。

 最後となる今回は、本番直前の準備やイメージの整理、実演など。
 実際に、うちの選挙カーも持っていく。

   

 昨日から今日の講座の内容を下記で紹介する。
 3月議会には予算も提案されるから、「当初予算と選挙準備」についても触れる。
 過去には、「同時に20人」を対象にやったこともあるけど、
 今年度は、少人数で進めている講座。
 参加者は、現職もいれば、来る2月冒頭が選挙というアツい新人もいる。
 ともかく、今年度の「5回連続講座」はこれで終了。

 それとは別に、新たに参加者を募って単発的に「直前講座」も企画。
 年が明けてから選挙に立候補する決心をしたけれど、選挙講座が終わってしまった、もう間に合わない、と思っている人のための直前講座。
 私も講師役 (笑)
 こちらの予告は、このブログ末に掲載。

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●第5回 「M&T企画/勝てる選挙!市民派議員になるための選挙講座」
テーマ 『選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から本番までの予習点検』  


A.公選法を熟知して、選挙違反をしないきれいな選挙
B.勝つ選挙をイメージする/選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識
C.選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける
D.予算を理解する~政策実現への道
  当選はゴールではなくスタート!/改選後の議会~初議会、人事、会派

 日時:2011年 1月8日(土)~9日(日)
会場:岐阜市・ハートフルスクエアG/8日:研修室30・9日:研修室50

【内容の詳細】
◆セッションA. 
テーマ:公選法を熟知して、選挙違反をしないきれいな選挙を

 
 ・政治活動は本番です~リーフ、ニュースの違反にならない配りかた。
 ・選挙はがきの上手なつかいかた
 ・インターネットの利用の範囲と限度
 ・いよいよ告示日~投票日までに注意すべきこと
 ・選挙運動(告示日から投票日まで)の流れを理解する

◆セッションB.
テーマ:「勝つ選挙をイメージする」~選挙本番へのまとめ・仕上げ


 ・選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識 
 ・当選するために必要な要素~現状と目標をチャートに書き込む
 ・書き言葉のメッセージ/選挙はがき、ポスター、リーフレット、ニュース
 ・勝つ選挙をイメージする~個別の選挙の状況に対応したアドバイス
  【課題1】「わたしのやりたい市民型選挙」
  【課題2】選挙はがき、ポスター、リーフレット、ニュースなど

◆セッションC.
テーマ:選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける


 ・街頭演説は何のためにするのか/ノウハウ、スキル
 ・選挙カーの回し方/ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
 ・マイク、拡声器の使い方の注意事項/初日から最終日まで
  候補者の街頭演説/政策連呼
   ●街頭演説のじっさい
   ●政策連呼のじっさい

◆セッションD.
テーマ:予算を理解する~政策実現への道
当選はゴールではなくスタート!/改選後の議会~初議会、人事、会派


 ・自治体に「おける予算」とはなにか-予算の意味と議員の役割
 ・予算議会は政策実現への道

●当選はゴールではなくスタート!改選後の議会~初議会、人事
 ・会派とはなにか/会派を組むか、組まないか
 ・市民派議員の仕事は?~なぜ議員になるのか?議員になって何がしたいのか?

◆まとめ
 ・5回の選挙講座に参加して~選挙にむけての決意

【オプション】
2日目午後~実際の選挙カーで街頭演説の練習



 年が明けてから選挙に立候補する決心をしたけれど、選挙講座が終わってしまった、もう間に合わない、と思っている方、まだ大丈夫。
 2月と3月に市民型選挙の「直前講座」(2回連続)を企画。
この直前講座は「む・しネット」主催で、4年に一度の統一自治体選挙ごとにやっていて、2003年、2007年に続いて今回が3回目。
 準備が遅れている方に、一気に追いついて当選をめざしてもらう、という企画。

今年度の5回の連続講座は、「女性限定」でしたが、直前講座は性別を問いません。
 参加したい方は、「参加条件、参加のルール、参加費」などをまずお問合せを。

 とはいえ、「無党派・市民派の立候補予定者」であることは、参加の最低限の条件なので、ここをクリアできてない方は、対象外。

【開催予告】
 ★「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」


日時:2011年 2月12日(土),3月5日(土)の2回連続講座
会場:名古屋市・ウイルあいち/会議室7


◇ 開 催:13時30分から19時30分
◇ 講 師:寺町みどり『市民派議員になるための本』著者。「む・しネット」事務局
寺町ともまさ 岐阜県山県市議会議員、市民活動家

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 

◎ 問合せ:寺町みどり(TEL 0581-22-4989)
  ※参加を希望される方は、まず電話で問い合わせてください。


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 一昨日の毎日新聞の朝刊、社会面トップの記事、見出しは
   「選挙:金沢市長選 当選の新人陣営、ツイッターで活動
       選管注意無視、県警は沈黙」

 これが結構、インターネット上の話題になっている。

 この「できごと」は、選挙期間中に、候補者に近い人たちがインターネットを使って、投票を呼びかけたというもの。

 市の選管は総務省にならい、公職選挙法で禁じる「文書図画の頒布」に抵触する恐れがあるして、注意をした。
 しかし、警察の判断は違った。

 このブログでも何度もとりあげてきた「ネットでの選挙運動解禁」。
 徐々にその方向に来ていて、今年5月には、与野党は「今夏の参院選から」で合意した。
 「ホームページやブログの選挙期間中の更新は解禁」、
 「第三者のなりすましの懸念があるので電子メールは禁止」、
 「ツイッターはガイドラインで『自粛』」。

 しかし、鳩山辞任~参議選で凍結に。
 この秋の11月中旬にも「民主党は、今国会での成立を目指して各党に協議を呼びかける方針を決めた」というところまで行ったが、参議での審議の混乱などからまた凍結状態。

 そんな中での金沢市長選での
  「ツイッター更新で選管が指導」
  「警察は警告せず」

 毎日の記事は次のよう。
 陣営関係者が、公職選挙法で配布が禁じられている文書図画とされる簡易ブログのツイッターで、投票を呼びかけていたことが分かった。削除を求めた市選管の指導を聞かず、投票当日にも呼びかけていた。選挙結果は小差で、ネット運動が影響を与えた可能性が高く、公選法改正の動きや来春の統一地方選に向けて波紋を呼びそうだ。(毎日)

 金沢市選管は選挙期間中に少なくとも4回、山野氏の事務所に「公選法に触れる」と関係者のツイッター更新をやめ、削除するよう電話で指導。改善されないため、選管は24日に石川県警に連絡した。県警は警察庁と相談したが、公選法違反の警告はしなかった。県警幹部は「判断は難しい。ネット選挙解禁の流れから、いま立件するのはどうかというところもある」としている。(毎日)

 他の報道も追随。
選挙の期間中、当選した山野之義市長の支援者がインターネット上に「あなたの1票で!新市長誕生を!」などといった内容の書き込みを行い、金沢市選挙管理委員会では公職選挙法に違反しているとして書き込みを削除するよう指導していたことがわかりました。
 一方、県警察本部は、「現在の法律の解釈では違法かどうか判断が難しい」として、警告などの措置は取らなかった
 (NHK)

 市選管は計4回、陣営に選挙運動にかかわる書き込みを削除するよう注意した。
 しかし、陣営側が従わなかったため、市選管は石川県警に通報した。県警は「ツイッターでの投稿内容が選挙運動とみなせるか判断が難しい」として陣営に警告しなかった。
(読売)

 昨日13日の県議会での県警本部の答弁。
 石川県議会文教公安委員会でも取り上げられ、県警の松井三十二捜査二課長は「個別の事案について答弁は差し控える」とした。ネットを利用した選挙違反取り締まりについては、「法と証拠に基づき、違反と認定されるものについては適切に対応する」とした。 (北国)

 「法と証拠に基づき、違反と認定されるものについては適切に対応する」というのに何もしなかったということは、
 結局は今回は、「違反と認定していない」ということになる。

県警幹部は「ネット利用が解禁の方向で協議されていたこともあり判断が難しい。(匿名性があり)書き込み者の特定も困難だ」と話す。 (朝日)

 「紙版の選挙関連の行為」の扱いと「インターネット上の行為」の扱いとは違うことが事実として線引きされていく。
 もちろん、「主体」の認識も。

 ところで今日は、議会で所属する厚生委員会の会議。
 付託された議案の審査、午後は管内の委員会関連事業の進捗状況などの視察。

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●選挙:金沢市長選 当選の新人陣営、ツイッターで活動 選管注意無視、県警は沈黙
          毎日新聞 2010年12月12日 
 ◇「せってます」「今500名差です」 締め切り間際に若者どっと
 11月28日投開票の金沢市長選で初当選した山野之義氏(48)の陣営関係者が、公職選挙法で配布が禁じられている文書図画とされる簡易ブログのツイッターで、投票を呼びかけていたことが分かった。削除を求めた市選管の指導を聞かず、投票当日にも呼びかけていた。選挙結果は小差で、ネット運動が影響を与えた可能性が高く、公選法改正の動きや来春の統一地方選に向けて波紋を呼びそうだ。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

 市長選には5人が立候補し、新人の前市議・山野氏が5万8204票で当選。現職市長として全国最多タイの6選を目指した山出保氏(79)は5万6840票と、差はわずか1364票だった。投票率は35・93%で前回(27・39%)から8・54ポイント跳ね上がった。

 市選管が問題視するツイッターを書き込んだのは、陣営のネット戦略を担当したIT関連会社社長(48)と山野氏の秘書。社長は告示(11月21日)後の23日、「金沢市長候補山野氏。今は金沢ベイで街頭演説中です」と山野氏の画像を添付して投稿。公選法への抵触を心配する声に「心配ご無用! メール、電話、ツイッターALL(オール)OK!『一票入れて!』とハッキリ言っていいです」と、投票呼びかけの拡散を求めるような書き込みをしていた。28日の投開票日までの書き込みは、選挙に関係ない個人的な内容も含め212回あった。

 秘書は市長選を中心に計44回書き込み、投票締め切り約2時間前の28日午後5時51分には「かなり、せってます。まだの方はその一票で変わる」と記載。午後6時36分には社長が「今、500名差です」「あなたの一票で! 新市長誕生を! 投票所へ! 一番ヤル気満々の男にお願いします」と書き、文末のURLをクリックすると山野氏の画像が表示されるようにした。

 市選管職員は「投票日の午後6時過ぎから若い人がどっと投票に来た所があった。初めて見る光景に驚いた」と話している。

 金沢市選管は選挙期間中に少なくとも4回、山野氏の事務所に「公選法に触れる」と関係者のツイッター更新をやめ、削除するよう電話で指導。改善されないため、選管は24日に石川県警に連絡した。県警は警察庁と相談したが、公選法違反の警告はしなかった。県警幹部は「判断は難しい。ネット選挙解禁の流れから、いま立件するのはどうかというところもある」としている。

 当選した山野氏は「陣営の中で、そういうことを積極的にやっているのは知っていた」と話し、秘書のツイッター更新に関しては「山野という名前は消すように伝えた」としている。自分や妻のブログ、ツイッターは選挙期間中の更新を停止していた。

 ネット担当の社長は「公選法は素人目には分からず、無視した。違反と言われれば違反かもしれないが、まあいいやと。逮捕されず当選が取り消されないなら、多少の犠牲は構わないと覚悟していた」と話し、「選管の指導は知らなかった」としている。

 ◇「地上VS空中戦」周知への武器に
 「ネットをうまく使って話題をつくらないといけない」「ばんばんやろう」
 告示まで1カ月を切った10月24日の山野陣営初の選対会議。ネット戦略は固まった。

 相手の山出氏は、民主、自民支部、公明支部、社民、国民新が相乗りして推薦・支持。6選を目指し、組織選挙を展開した。一方、山野氏側は知名度も資金力もない中で、ネットは重要な武器だった。「地上戦対空中戦だ」。これが選挙戦の合言葉になった。山野陣営は掲示板を作り、社長らがツイッターやブログで若さや「市政刷新」を強調する文章や画像を繰り返し投稿。

 動画サイトでは「6選目の79歳山出氏と新人48歳山野ゆきよし氏を比較。どちらが金沢市長にふさわしいか、よく考えて投票に行こう」のコメントと共に、2人の動画もアップされた。ネット上で山野氏の「刷新」イメージが広がっていった。一方で、応援演説に訪れた中田宏・前横浜市長も自身のツイッターで「山野さんを応援しているのは、自民と民主の1年生議員7人。これは、あっぱれ!」と援護の書き込みをした。

 ◇規制緩和の法整備急務
 インターネットの応用に詳しい神戸大大学院の森井昌克教授(52)=情報通信工学=は「選挙結果に影響があったと考えるのは当然だろう。現行の公選法では故意に更新したのであれば問題だ。しかし、公選法が時代に追いついていないのは明らかで、ネットの規制緩和を盛り込んだ法整備を急ぐべきだ」と指摘する。

 ◇ネット抜きありえない
 一方、「ネット選挙革命」の著書がある選挙プランナー、三浦博史さん(59)は「ネット選挙ができないのは世界中で日本ぐらいで、ネット利用は当然だ。投票呼びかけは違法だが、登録が必要なツイッターやメールマガジンなどで特定多数の人に演説予定などを知らせる事務連絡はグレーゾーン。現在ではネット抜きの選挙運動はありえない」と話す。

==============
 ■解説
 ◇解禁一時検討 政権混乱で先送り
 金沢市長選で、市選管の指導を聞かずにツイッターを更新し続けた陣営が勝利したことは、インターネットを利用した選挙運動がグレーゾーンのまま、選挙結果を左右しかねなくなっている実態を示した。
 ネットによる選挙運動について、総務省は「現行の公職選挙法では、配布が禁じられる文書図画」としている。しかし近年、政治家のブログやツイッターは一般化。有権者に生の声が届く▽若い世代に発信できる▽費用が安い--などから、ネットは政治活動の基本ツールになっている。

 ネットでの選挙運動は解禁の方向で検討が進められ今年5月末、与野党は「今夏の参院選から」でいったん合意。ホームページやブログの選挙期間中の更新は解禁し、第三者のなりすましが懸念されるとして電子メールは禁止▽ツイッターはガイドラインで「自粛」とした。

 しかし首相交代劇で関連法案の国会提案は先送りされた。7月の参院選でも選挙期間中、候補者のブログなどの更新はストップ。候補者は今も公選法に触れないよう神経を使っている。

 今回、ガイドラインで「自粛」の予定だったツイッター更新で、選管が指導したのに警察の警告がなかったことは、ネット上の活動がどこまで許されるかの基準の混乱を示している。来年4月の統一地方選を控え、公選法改正に向けた基準作りは待ったなしだ。
【宮本翔平】

●金沢市長選 ツイッターで支援呼び掛け…選管指導も無視
            スポニチ 2010年12月12日 15:19
 11月の金沢市長選の期間中、当選した山野之義氏(48)の支援者が短文投稿サイト「ツイッター」で投票を呼び掛け、市選挙管理委員会が公選法に違反するとして、削除するよう選挙事務所を指導していたことが12日、分かった。事務所側は「陣営ぐるみではない。支援者が勝手にやった」としている。

 山野氏の支援者は告示後の11月23日「金沢市長候補山野氏。今は金沢ベイで街頭演説中です」と、演説の様子を画像とともに投稿。27日には「やまの支援の電話をしながら歩いています」と書き込み、投開票日の28日には「金沢市長選挙、本人ヤル気満々。是非やらしてやってください。あなたの一票を!」などと、投票締め切り間際まで呼び掛けた。

 市選管は期間中に山野氏の事務所に電話で少なくとも4回、公選法が禁じる「文書図画の頒布」などに当たるとして指導したが、改善されないため24日、石川県警に連絡したという。

 県警は警察庁に対応を相談した上で「(インターネットでの選挙活動を解禁する)公選法改正の動きがある微妙な時期で立件は難しい」(県警幹部)と判断したという。

 山野氏本人は告示後、ブログ、ツイッターとも更新しておらず、陣営幹部は「告示後のネットの書き込みは控えるよう指示した。陣営ぐるみではなく、若い支援者が勝手連的にやっただけ」と説明している。

●金沢市長選で選管が指導
        NHK 12月12日 18時30分
 先月の金沢市長選挙の期間中、当選した山野之義市長の支援者がインターネット上に「あなたの1票で!新市長誕生を!」などといった内容の書き込みを行い、金沢市選挙管理委員会では公職選挙法に違反しているとして書き込みを削除するよう指導していたことがわかりました。

 一方、県警察本部は、「現在の法律の解釈では違法かどうか判断が難しい」として、警告などの措置は取らなかった
ということです。金沢市選挙管理委員会によりますと、先月の金沢市長選挙の期間中、山野陣営の一般の支援者がインターネット上に短い文章を掲示する「ツイッター」という簡易型のブログに、複数回にわたって「あなたの1票で!新市長誕生を!」、「やまの支援の電話をしながら歩いています」などと書き込んでいたということです。
・・・・

●陣営ツイッター、選管指導従わず…金沢市新市長
           (2010年12月12日19時13分 読売新聞)
 11月28日投開票の金沢市長選で初当選した山野之義市長(48)(12月10日就任)の陣営スタッフが選挙期間中、ツイッター(簡易投稿サイト)で山野氏への投票を呼び掛ける書き込みをしたとして、市選管から指導を受けていたことが12日、わかった。
 市選管は、公職選挙法の「文書図画の頒布」に抵触する可能性があるとして石川県警に通報。県警は、書き込みが明らかな選挙運動とみなせるかの判断がつかなかったとみられ、陣営には警告しなかった。

 市選管が問題視したのは山野氏の秘書と陣営のネット担当者のツイッター。11月21日の告示後、山野氏が街頭演説を行う場所などを書き込み、投票当日にも「投票まだ行ってない人~彼に託してみましょうよ! 活力ある市長に変わると街にももっと活気が生まれますよ!」などと呼びかけていた。市選管は4回指導したが、改善されなかった。
 山野市長は取材に対し、「自分の名前が特定されなければ公選法上は問題ない。妻や秘書にはブログやツイッターの書き込みで名前を出さないよう注意していた」としている。


●金沢市長選 ツイッターで「投票を」 山野氏陣営 市選管が削除指導
      北国【12月13日14時57分更新】
・・・・山野氏本人は告示後、ブログ、ツイッターとも更新しておらず、陣営幹部は「告示後のネットの書き込みは控えるよう指示した。陣営ぐるみではなく、若い支援者が勝手連的にやっただけ」と説明している。
 この問題は13日の石川県議会文教公安委員会でも取り上げられ、県警の松井三十二捜査二課長は「個別の事案について答弁は差し控える」とした。ネットを利用した選挙違反取り締まりについては、「法と証拠に基づき、違反と認定されるものについては適切に対応する」とした。

●陣営ツイッター、選管指導従わず…金沢市新市長
       2010年12月13日11時57分 読売新聞
・・市選管によると、山野氏の秘書と陣営のネット担当者が告示後、山野氏が街頭演説を行う場所などを書き込んで動員を呼び掛けていた。市選管は計4回、陣営に選挙運動にかかわる書き込みを削除するよう注意した。
 しかし、陣営側が従わなかったため、市選管は石川県警に通報した。県警は「ツイッターでの投稿内容が選挙運動とみなせるか判断が難しい」として陣営に警告しなかった。
・・・

●ツイッターで「逆転させて」 金沢市長選で陣営呼びかけ
           朝日 2010年12月13日12時8分
・・山野氏の選挙事務所に出入りしていた支持者の男性は投開票日の28日、「本人ヤル気満々です。写真をみてください!」などと書き込み、山野氏の画像を見られるリンク先も載せたほか、投票締め切り約1時間半前の午後6時半ごろに「今、500名差です。逆転させてください! あなたの一票で!」などと書き込んだ。同法への抵触を懸念する声にも「心配ご無用!メール、電話、ツイッター、ALL OK!」と書いていた。

 この男性以外にも、複数の山野氏の支持者がツイッターで投票を呼びかけていた。

 総務省によると、ネット利用の選挙運動は、公職選挙法で禁じられている不特定多数への「文書図画の頒布」にあたる。市選管は、ツイッターへの書き込みなどについて、告示日の21日に山野氏陣営に電話で警告。その後も陣営や関係者に数回警告したが、更新が止まらなかったため石川県警に相談した。

 県警は警察庁と協議したが、警告はしなかったという。県警幹部は「ネット利用が解禁の方向で協議されていたこともあり判断が難しい。(匿名性があり)書き込み者の特定も困難だ」と話す。
・・・

●金沢市長選:ツイッター駆使に賛否 前市長異議申し立てず
       毎日新聞 2010年12月13日 15時00分
 11月28日投開票の金沢市長選で初当選した山野之義氏(48)の陣営が、公職選挙法違反の可能性がある簡易ブログのツイッターを駆使して展開した「ネット選挙」を巡り、インターネット上で賛否がぶつかる熱い論戦がわき起こっている。一方、同法に定められた選挙無効を求める異議申し立ては13日で締め切られ、申し立てはなかった。【宮嶋梓帆、宮本翔平】

 毎日新聞がこの問題を報じた12日早朝、ネット選挙を話題にしたツイッターのサイトが数本立ち上がり、13日未明までに1200件を超える書き込みが殺到した。

 賛成派は「立法議論大歓迎」など、法改正による選挙のネット解禁を巡る議論を望む。「公選法が時代遅れ」「『遠い』政治から『近い』政治へ」「国会がチンタラやってるからこんなことになる」など、現行制度への不満が見て取れる。

 また、「電話はよいけどツイート(ツイッターへの投稿)はだめって理由は?」「有権者が候補者の情報を素早く簡単に取得できるのは有益」「金のかからない選挙ができる」との指摘もある。

 脳科学者の茂木健一郎さんは「これくらいのことをしないと、立法府の重い腰は動かないだろう。私は支持」、経済評論家の勝間和代さんも「同感です。私も支持します」と、それぞれのツイッターに書いた。

 一方、反対派は「対立候補は沈黙を守っているのにフェアじゃない」と公平性を指摘するものや、「悪法といえど法」「目先のルールは守るべきでは?」など法改正を待つべきだとの意見が目立った。

 落選した山出保前市長(79)は12日、毎日新聞の取材に「既に決着はついた。思い残すことはない」と話した。

●金沢市長選におけるTwitter利用是非をめぐる議論が白熱中
        internet.watch
 11月28日に行われた石川県の金沢市長選で、当選した候補者の陣営関係者がTwitterで投票を呼びかけていたことが話題となっている。

Twitterでの呼びかけは現状は公職選挙法違反にあたるわけだが、これを報じている毎日jpは違反行為よりもむしろ公職選挙法が時代に追いついていないことに焦点を当てて報道しており、その点からも注目が集まっている。

この記事につけられたはてなブックマークのコメント、さらにTwitter上のコメントについても「公選法改正してツイッターも解禁すべき」「これくらいのことをしないと立法府の重い腰は動かないだろう」「これからはなし崩しなのかも」などと賛成派が多数。

もちろん「悪法でも法は法」「いくら時代遅れとはいえルールを破って選挙に当選するのはいかがなものか」といった指摘もあるが、ごく少数といったところで、議論はなお加熱中だ。

●統一選からのネット選挙解禁目指す 民主が各党と協議へ
         朝日 2010年11月15日18時58分
 民主党は、インターネットを利用した選挙運動を解禁する公職選挙法改正案について、来春の統一地方選からの適用を目指し、今国会での成立を目指して各党に協議を呼びかける方針を決めた。
 各党は5月、候補者と政党を対象に選挙期間中のホームページとブログの更新を認めることで合意したが、直後に鳩山内閣が総辞職して政局が混乱し、法案提出に至らなかった経緯がある。

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 昨日から、岐阜のハートフルスクエアGで、
 一泊二日の第4回「M&T企画/選挙講座」。
 いつもは名古屋で開いているけど、今年は都合で岐阜が会場。
 遠くの人も来ている。
 
 昨日、今日の講座のタイムスケジュールを紹介。
 今回は、選挙に絡む法令や制度のことの解説ととらえかた、政策を伝える媒体の作成の仕上げ方向や、演説の練習もある。
 
 時々、議員選挙の際に「選挙カーでの遊説はしません」なんて話を候補者同士で「談合」するケースもある。もってのほか。
 選挙は、政策を訴えるもの。

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 2010第4回「M&T企画/選挙講座」
テーマ 『政治活動フル稼働してますか!?~スキルを磨く』

11月6日~7日 ハートフルスクエアG

【内容の詳細・タイムテーブル】
◆セッションA. 
テーマ:政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を使いたおす

1)政治活動とは~政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
2)自治法、政規法、道交法、運送法、選挙公営etc

3)リーフレットの最終検討 ・レクチャー 
  【課題4】リーフレットの原案

◆セッションB.
テーマ:選挙の流れを理解する/選挙はがき、ポスターをつくる

1)選挙の流れを理解する
・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
・選挙運動(告示日から)の流れを理解する/2011選挙の傾向と対策

2)重要パーツ
・選挙はがき、ポスターをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数
・選挙はがきの上手なつかいかた
  【課題1】「選挙はがきの原案」
  【課題2】 「ポスターの原案」

3)当選するために必要な要素~現状と目標をチャートに書き込む

◆セッションC.
テーマ:「話し言葉」の基本/街頭演説・政策連呼のノウハウ、スキル

1)選挙本番は「話し言葉」の世界~その基本とコツ

2)選挙カーの役割/選挙カーのまわし方・つかい方・メンテナンス

3)話し言葉としての街頭演説の基本/マイクの使い方/ノウハウ、スキル

4)候補者の演説・選挙カーでの政策連呼のじっさい
  ●ワークショップ-政策連呼
    【課題3】政策連呼の原稿
  ●プレゼンテーション-街頭演説
    【課題5】あなたのスタンスと政策を聞く人に届くように街頭演説する

11月7日(日) 
◆セッションD.
テーマ:直接民主主義の手法~アラカルト

1)市民自治の制度/市民とつながる
 ・基本は情報公開(制度とテクニック)
 ・市民の権利を守る/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
 ・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)

2)「議会」を理解してこそ改革ができる
 ・議会の法的位置付けや構造・枠組みの理解 ・改革
 ・議会改革実現の手法(「変えろ」では変わらない=論理とタイミング)
 ・懲罰/処分要求・発言取消要求(目立つ議員は注意すること)

3)政策立案力、交渉力、調整力、基本は「議論」
    ・質疑・ディスカッション

まとめ 

1)第4回選挙講座に参加して~選挙に向けての決意
2)次回の内容説明と課題の説明

【オプション】2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス


 次回の第5回講座は、年明け早々に。
第5回  1月8日~9日(2011年・ハートフルスクエアG・予定)
テーマ 『選挙の流れを理解する~選挙の準備から本番までの予習点検』

A.選挙本番へのまとめ・仕上げ/本番までのスケジュールと現状
B.公選法を熟知して違反をしないきれいな選挙/警告、警察対応
C.いよいよ選挙/話し言葉のスキル総ざらえ/2011選挙の傾向と対策
D.予算を理解する 予算議会/政策実現への道
・改選後の議会/初議会、人事、会派

【オプション】2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス 


「選挙カー遊説しません」 麻績村議選で共産除き申し合わせ
       信濃毎日 2009年9月9日(水)
 選挙カーの遊説がほとんどなかった東筑摩郡麻績村議選。村内で告示を伝えるのはポスター掲示などわずかだった
 8日に告示し、8人が無投票当選した東筑摩郡麻績村議選は、共産党の候補者を除く7人が選挙カーでの遊説をしないことを8月の事前説明会で申し合わせていた。村内では一日限りの「訴え」がほとんど聞こえず、村民から「政策を伝えようとしないのはおかしい」との声も上がった。

 無投票当選した複数の村議によると、申し合わせは選挙カーなどに掛かる費用の削減などが理由という。告示前から無投票の見通しだったこともあり、申し合わせに同意した7人はこの日、出陣式やポスター張りなどをしたが、車上からの遊説はしなかった。

 別の村議は「選挙カーで政策を訴えたほうがいい」と話しながらも、「出身地区で支持が固まっているので、選挙カーで地元以外を回っても票にはつながらない」と言う。「選挙戦になった場合も同様の申し合わせが行われる。少なくとも20年前からそうだった」と話す議員もいる。選挙の負担が重くなると出にくくなる-との声もある。

 選挙戦にならなかっため選挙公報も配られず、村内の農業男性(63)は「立候補者の意見が伝わってこない」と不満そうだ。

 村選管によると、選挙カーの費用は候補者の自費。4月に村議選のあった同郡生坂村の議員によると、選挙カーをレンタルした場合、約50万円掛かるという。

 信大経済学部の都築勉教授(政治学)は「候補者の名を連呼する選挙から解放される点はいいが、事前調整は自分の意見を訴えて立候補しようとする人が出にくい雰囲気をつくってしまう」と指摘している。

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 昨日から流れているニュースの一つ。
 「地方議員年金、廃止案で一本化 市議会議長会」(共同通信)
 
 報道の要点は
 「これまでは廃止、存続の2案を提示していたが、廃止案に一本化する方針を明らかにした」というもの。
 
 廃止の運動を進めてきた者からすれば、ありがたいこと。
 実際に、この全国市議会議長会の「廃止の方向」の表明で、各地の市議会ごとに議員の意見を聞くところもあるらしい。

 とはいうものの、議長会の今年の5月の決定は、
1.見直しに当たっては、本会案に基づき見直しを行うこと。

2.本年秋口に見直しについての結論を見出すためには、関係者の検討に一定の時間を要することから、早急に政府案を示すこと。

3.破綻を回避し、平成23年度以降も年金・一時金の給付が可能となるよう法改正を行うこと。


 これからすれば、「廃止でいいが、私たちの言うとおりにしろ、つまり、将来も年金・一時金の給付が可能となるようにしろ」という妙な理屈、都合のいい要求が前提の団体の意見。

 この決定から半年も経っていないのに、「『廃止で一本化』という報道」を、額面どおり受け止めてよいかには疑問も残る。

 インターネットを調べると
 「全国市議会議長会が廃止支持」との産経の記事には、
 廃止を支持する考えを示した。廃止の際は、受給資格者に対し、納付した掛け金の8割を給付することなども求めた。」

 「地方議員年金、廃止を要望=民主党PTに-市議長会」との見出しの時事通信には、
 「廃止の際は、受給資格者に対し、納付した掛け金の8割を給付することなども併せて求めた」

 案の定、「収めた分は返せ」がつく。
 昨年来の各地の議会での廃止や見直しの決議や意見書採択が少しずつ広っがっていた。
 私のところの「山県市議会」は「廃止」だけを明確にしている。しかし、他の議会のほとんどが、廃止の場合は「ちゃんと返せ・・・」そんな趣旨も同時に加えている。

 やっぱり「やめてもいいが、収めた分の大部分は返してよ」から脱却できないようだ。
 
「地方議員年金を廃止する市民と議員の会」の作成したパンフから
   パンフレット
  ⇒ 各地の状況のページ の2番目にここ山県市の議会が挙がっている


 ともかく、以前からの予想通り、「秋に方針決定」、しかも「廃止で決定」ということが現実になりつつある。

(このブログの関連エントリー) 
  2009-12-01ブログ⇒ ◆議員年金廃止の意見書/全会一致で可決・県内唯一/全国市議会議長会は公費負担の増額要求

2010-01-27ブログ⇒ ◆30日(土)は東京でシンポ/デモも/報告を依頼されたので行ってきます

2010-03-17ブログ⇒ ◆現実味を帯びてくる議員年金制度廃止

 2010-07-03ブログ⇒ ◆今日7月3日は東京で/8月21日は名古屋で

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 全国市議会議長会
            全国市議会議長会/平成22年5月26日
地方議会議員年金制度の早急な見直しに関する決議
 市町村議会議員の年金財政は、現在、極めて厳しい状況におかれている。
 これまで収支を改善するため、平成14年及び18年の2度にわたり、給付と負担の大幅な見直しが行われたものの、市町村合併の影響はさらに大きく、市・町村共済会の積立金は急減した。
 このままでは平成23年度初頭には年金・一時金の給付が不可能となり、何らかの財政的な手当てが講じられない場合には市町村議会議員の年金財政は破綻することとなる。

 このことから、総務省に設置された検討会において、地方議会議員年金制度の見直しについての検討が行われたが、本会では、全国各市区での議論を踏まえて本会案を取りまとめ、提案したところである。
 政府においては、見直しについて秋口には結論を見出すとされているが、市町村議会議員年金が現在置かれている切迫した状況に鑑み、適切な措置を早急に講ずる必要がある。
 よって、政府は、下記に基づき適切に対応するよう強く求める。

     記
1.地方議会議員年金制度の見直しに当たっては、本会案を真摯に受け止め、本会案に基づき見直しを行うこと。

2.本年秋口に見直しについての結論を見出すためには、本会をはじめとする関係者の検討に一定の時間を要することから、早急に政府案を示すこと。

3. 破綻を回避し、平成23年度以降も年金・一時金の給付が可能となるよう本年度内に法改正を行うこと。


 平成22年5月26日 全国市議会議長会


(「全国市議会議長会の意見(案)に対する意見集約について」
↓ というアンケート/10月22日締め切。 大筋は以下) ↓
 
・・・・10月5日に総務省から示された地方議会議員年金制度の見直しについての考え方は「市議会議長会の存続案は国民の理解が得られないと考えるので否定的であることをご理解願いたい」というもので、本会案は受け入れられなかった。
 よって、全国市議会議長会としては、この際、地方議会議員年金制度を廃止することとし、廃止にあたっては以下の措置を講ずることを求める。

 1.既裁定者には、現行制度に基づく給付を行うこと

 2.地方議会議員年金制度の廃止時において退職年金資格を有する者については、退職年金または退職一時金のいずれかの給付を受けることを選択できるようにすること。

 3.退職年金資格を有する議員が、退職年金を選択した場合においては、現行制度に基づく給付を行うこと

 4.退職一時金については議員が納付した掛金及び特別掛金の総額の80%を給付すること。


●地方議員年金、廃止案で一本化 市議会議長会
          共同 2010年10月19日 12時06分
 全国市議会議長会の五本幸正会長(富山市議会議長)は19日、積立金の枯渇が予想される地方議員年金について、廃止案に一本化する方針を明らかにした。民主党地方議員年金問題プロジェクトチーム会合で説明した。
 これまでは廃止、存続の2案を提示していたが、総務省は「存続案は公費負担が大幅に増え、国民の理解が得られにくい」との見解を示していた。

●地方議員年金で全国市議会議長会が廃止支持
    産経 2010.10.19 13:40
 全国市議会議長会は19日、民主党地方議員年金問題プロジェクトチーム(小川淳也座長)の会合で、来年度にも積立金が枯渇する可能性がある地方議員年金制度について廃止を支持する考えを示した。廃止の際は、受給資格者に対し、納付した掛け金の8割を給付することなども求めた。

 地方議員年金は加入者の議員が市町村合併などに伴って激減し、市町村分は平成23年度に積立金が枯渇する見通し。総務省は年内に存廃を判断し、来年の通常国会に関連法案を提出することにしている。

●地方議員年金、廃止を要望=民主党PTに-市議長会
      時事 2010/10/19-13:03
 全国市議会議長会は19日、財政悪化が著しい地方議員年金制度について議論している民主党プロジェクトチーム(PT、座長・小川淳也政調副会長)の意見聴取に対し、同制度の廃止を要望した。廃止の際は、受給資格者に対し、納付した掛け金の8割を給付することなども併せて求めた。

 地方議員年金は来年度にも積立金が枯渇して破綻(はたん)しかねない状況。市議長会はこれまで掛け金を上げず、給付額も削減しない独自の案を主張してきたが、総務省が難色を示しており、独自案にこだわれば議員のさらなる負担増を招きかねないとして廃止案に傾いた。

●民主党、地方議員年金で提言へ 破綻予想受け11月末
       2010/10/14 11:05 【共同通信】
 民主党は14日、積立金不足で破綻が予想される地方議員年金問題のプロジェクトチーム(小川淳也座長)の初会合を開き、年金加入者のうち党所属地方議員約2千人の意見を集約して11月末をめどに結論をまとめ、政府に提言することを決めた。
 会合では出席議員から「(公費負担による)存続は国民の理解を得られない」「(廃止すれば)議員のなり手がいなくなる」と両論が出た。
 小川座長は会合後、記者団に「地方議員と国民の理解を得なければならず、難しい課題だ。今後、都道府県、市、町村の各議長会からも意見を聞きたい」と述べた。

 地方議員年金は加入者の議員が市町村合併などに伴って激減し、市町村分は2011年度に積立金が枯渇する見通し。総務省は年内に存廃を判断し、来年の通常国会に関連法案を提出する。

●地方議員年金の存廃を議論=民主PTが初会合
         時事 2010/10/14-11:40
 民主党は14日午前、財政悪化が著しい地方議員年金制度について議論するプロジェクトチーム(PT、座長・小川淳也政調副会長)の初会合を都内で開き、制度の存廃などについて意見交換した。

 都道府県、市、町村の各議会議員年金制度は、議員定数の削減や、市町村合併に伴う議員の減少などで財政が悪化。市と町村の積立金は来年度に、都道府県の積立金は2021年度にも枯渇する見通しとなっている。PTは今後、地方議員らから直接、意見聴取し、11月末をめどに結論を出す予定だ。

●11月末に地方議員年金存廃を判断 民主PTが初会合
        産経 2010.10.14 12:09
 民主党は14日、積立金不足で破(は)綻(たん)が予想される地方議員年金問題のプロジェクトチーム(小川淳也座長)の初会合を開き、11月末をめどに結論をまとめ、政府に提言することを決めた。
 会合では廃止論が多かったが、「(廃止すれば)議員のなり手がいなくなる」との慎重意見も出された。今後、都道府県、市、町村の各議長会や党所属地方議員約2400人の意見を聴取した上で、結論をまとめる。
 地方議員年金は加入者の議員が市町村合併などに伴って激減し、市町村分は平成23年度に積立金が枯渇する見通し。総務省は年内に存廃を判断し、来年の通常国会に関連法案を提出することにしている。

●安曇野市議会:地方議員年金の廃止求める決議可決 /長野
          毎日新聞 2010年9月25日 
 安曇野市議会(藤原広徳議長、定数28)は24日までに、地方議員年金制度を廃止するよう求める決議を全会一致で可決した。県内19市議会では初めて。

 22日に決議された。地方議員の年金は、地方公務員共済組合法で強制加入が定められており、現職議員と自治体の負担でつくる基金から拠出している。在職12年以上で65歳から受給資格が発生し、12年未満なら退職金として支給される。同市の場合、今年度の公費助成は総額約2000万円、議員負担は約2300万円。議員の月額報酬が36万円なら、掛金は約6万円という。

 全国的に、市町村合併による退職議員の急増、現職議員数の減少により基金の破綻(はたん)の恐れが指摘されている。また厚生、共済、国民年金との重複受給になるとの理由で廃止を求める圧力が強まっているが、一方で一定の収入がなければ議員になりにくくなるなどの理由で、廃止に慎重な意見もある。国会議員年金は06年に廃止されている。【高橋龍介】

●地方議員年金の廃止を 若手市議が総務省に意見書
           2010/10/01 18:16 【共同通信】
 超党派の若手市議でつくる「全国若手市議会議員の会」の有志147人は1日、積立金不足による破綻が予想される地方議会議員の年金制度について、廃止を求める連名の意見書を総務省に提出した。

 意見書は、年金加入者である議員が市町村合併で減ったため、地方議会議員の年金は2011年に積立金不足に陥ると指摘。しかし国の財政支援で制度を維持することは「国民の理解を得ることができない」として、廃止するよう要望している。

 地方議会議員の年金をめぐっては、総務省が年内に存廃を判断し、関連法案を来年の通常国会に提出する見込み。有志代表で意見書を提出した新潟県加茂市の大平一貴市議は「総務省の判断を見極めた上で、今後の対応を決めたい」と話した。

●地方議員年金廃止を要望=若手の147市区議、総務省に
         時事 2010/10/01-17:49
 「全国若手市議会議員の会」の会長である前田邦博東京都文京区議らは1日、同会所属の議員のうち147市区議の連名で、地方議員年金の廃止を求める意見書を総務省に提出した。

 意見書は「(自治体の)財政措置を受けて維持するのは、国民の理解を得られない」としており、受け取った同省担当者は「重く受け止め、幹部に伝える」と話した。同会のメンバーは、35歳以下で初当選した経験を持つ45歳以下の市区議ら。

 地方議員年金には都道府県議と市区町村議を対象にしたものがあり、後者の財政は2011年中に積立金が枯渇し、破綻(はたん)しかねない状況。このため、総務省が年内に対策をまとめる方向で検討している。

 ● 地方議員年金を廃止する市民と議員の会
   10月13日総務省に要請行動

 ● 議員年金廃止アクション/神奈川ネットワーク運動

議員年金は地方も廃止! 10・29院内集会に結集を!

地方議会議員年金制度は2011年にも破綻する
ことが確実視されています。昨年の国の検討会では、
はじめて廃止について議論され、報告書に廃止案が盛り込まれました。2011年度の予算編成に向けて国がどのような方針を出すのか注目されます。
そこで、これまで様々な活動の場を通してつながることのできた、全国の地方議会議員年金の廃止をめざす市民・議員が結集し、下記の内容で集会を開催することとしました。
大勢の参加で国が制度廃止をすすめるよう求めていきましょう。


日時:10月29日(金)12:30~14:00
会場:衆議院第二議員会館多目的会議室

※参加者、発言者については調整中

最寄り駅:東京メトロ、丸の内線、千代田線の国会議事堂前/有楽町線、半蔵門線、南北線の永田町

主催:地方議会議員年金制度の廃止をすすめる市民・議員ネットワーク
連絡先:東京生活者ネットワーク☎03-3200-9189/神奈川ネットワーク運動☎045-651-2011


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 一つずつこなしていく毎日、そんな感じ。
 昨日の昼から今日の午後までは、選挙講座。
 昨夜は8時過ぎに終了、各自それぞれ近辺に予約したホテルにチェックイン。
 9時に集合してからは、食事と飲み会。11時すぎまでゆっくりした。

 朝の今は曇り空。
 今日の講座で話す刺激的な材料も少し集めよう。

 なお、今年の選挙講座の案内のブログ・2010年6月30日⇒
  ⇒ ◆選挙講座のお知らせ/2010年度「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」/7月31日(土)は公開で

 そうそう、明日は岐阜地裁で住民訴訟のラウンドテーブルもある。
    ・・・・

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第3回 「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」      
(2010M&T企画/選挙講座)  
第3回 『M&T企画/選挙講座」
10月16日~17日 ハートフルスクエアG2F
テーマ   『統一選まであと半年~伝える・ひろげる・具体的に動きだす』

【内容の詳細】
◆セッションA:政治活動をすすめるにあたって
◇政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点
◇政治活動のスケジュール/カレンダーに記入する
◇リーフ,ニュースを配る手法~市民にメッセージを届け、支持をひろげる

◆セッションB:思いの強さがひとを動かす/ネットワークを広げる
1)ネットワークをひろげる~中心メンバー、仲間づくり、支援者の名簿づくり
・ブログ・ホームページ・ツイッター~インターネットを使いこなす
・メッセージを伝える手法/あなたの政策・スタンス・思いをどう伝えるか

2) 「わたしの選挙の重点政策」
3)「わたしの重点政策」を街頭演説する 
4)質疑

◆セッションC:伝える基本は政策・リーフレット
1)リーフレットをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
 「リーフレットの原案」
 リーフレットのことばの配置、デザイン
 ◇ポスター、選挙はがきをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?

2)話し言葉としての街頭演説のノウハウ、スキル
 ●プレゼン-立候補初日の街頭演説

3)当選するために必要な要素~選挙をイメージして現状と目標をチャートに書き込む

10月17日(日) 
◆セッションD:現状を変えてこそ議員です

1)議員は、当選して即、仕事を評価される
  ・現職 = 問題解決 ← 手法を学ぶ   スキルを身につける
2)問題解決・政策実現~わたしの場合は・・・
3)任期の1期から2期へつなぐ  情報の質と量を増やす
   ・市民に伝える   ニュース  紙媒体 Webページ HP ブログ
4)ディスカッション

◆まとめ 
 ・第3回選挙講座に参加して
 ・次回の内容説明と課題の説明

【オプション講座】 13:00~適宜 / 希望者のみ
(12:45までに小研修室1に集合)
個別の選挙の状況に対応したアドバイス 


 ~次回以降の予定~
●第4回 11月 6日~ 7日 ハートフルスクエアG
6日:中研修室/7日:和室2
テーマ 『政治活動フル稼働してますか!?~スキルを磨く』

A.・政治活動とは~政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
  ・自治法、政規法、道交法、運送法、選挙公営etc

B.・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
   選挙の流れを理解する/2011選挙の傾向と対策

C.話し言葉の基本とコツ/話し言葉としての街頭演説のノウハウ、スキル
  選挙カーの回し方/マイクの使い方/候補者の演説・政策連呼

D.・直接民主主義の手法~アラカルト
  市民の権利を守る/請願・陳情、直接請求/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
・市民自治/市民とつながる
  ・基本は情報公開(制度とテクニック)
  ・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)
  ・議会の改革(「変えろ」では変わらない=論理とタイミング)
  ・議会の法的位置付けや構造・枠組みの理解 ・改革実現の手法
   懲罰(目立つ議員は、はめられる、恨まれる)

【オプション】2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス


●第5回  1月8日~9日(2011年・ハートフルスクエアG・予定)
 テーマ 『選挙の流れを理解する~選挙の準備から本番までの予習点検』

A.・選挙本番へのまとめ・仕上げ/
B.・公選法を熟知して違反をしないきれいな選挙/警告、警察対応
C.・話し言葉の基本とコツ/2011選挙の傾向と対策
  ・本番までのスケジュール/現状をチャートに記入する
D.・予算を理解する
  ・予算議会/政策実現への道
・改選後の議会/初議会、人事、会派

【オプション】2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス


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 来年4月の統一自治体選挙に向けて、
「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」を企画。
この選挙講座は、1999年の統一選のときから選挙のたびに開催し、10年以上続いている。

 つれあいが、『市民派議員になるための本』を書いてからは、「本を読んだ」との問い合わせも多く、
講座は、本をさらに深めて、公開していない実践的なノウハウやスキルを、
受講者にあわせてオーダーメイドで伝える内容なので、当選率も高い。

 ことしの講座について、全体の構成が出来上がった。
 選挙講座に参加を希望される方は、ますつれあいまで、電話でお問合せを。

第一回の7月31日(土)の冒頭の3時間は、市民型選挙の基本編を、
公開講座『議員はおもしろい。さぁ、あなたも市民派議員になろう~わたしの市民型選挙』として開催。

公開講座は、「無党派・市民派の市民および議員」が対象(要申し込み)で、選挙講座受講者以外でも参加できる。
 次期自治体選挙の市民派女性立候補予定者を中心に進める。

 ということで、
  「2010M&T企画/選挙講座」および公開講座

 その詳細を、以下に紹介。
 《転載・転送歓迎》

 なお、以下にも書くけど、
   「 7月31日(土)13:30~16:30 」
      は、 公開講座として、オーブンで行う。様子を見たい人はどうぞ。もしくは、まず、お試しで、という人もどうぞ。

  『議員はおもしろい。さぁ、あなたも
         市民派議員になろう~わたしの市民型選挙』
  7月31日(土)13:30~16:30 


 これ以降は、クローズドな講座になる。

 ところで、今日は、自分のいる山県市議会の6月定例会の最終日。議案についての討論などの要点を確認しておこう。

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《転載・転送歓迎》
  印刷用PDFデータは ⇒  印刷用PDF A4版5ページ 205KB 

この際だから、画像にしてみると
  


   

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 ★2010年度「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」
(略称:2010M&T企画/選挙講座)
                   2010.6.28 寺町みどり&ともまさ
                   Tel/Fax  0581-22-4989
                   Mail アドレス midori@ccy.ne.jp

◆企画の意義と趣旨
◇ 2011年4月の統一自治体選挙に焦点を合わせた企画
 ・初めての候補者には、市民型選挙を実践して当選するための基本を伝える。
 ・現職議員は前回の反省をして次につなぐ。議員活動に有用な情報を提供しながら、
  次回選挙をクリアする手法を伝える。

◆講座の基本
◇ 7月,9月,10月,11月,1月の5回連続企画

◇ 会場:「岐阜ハートフルスクエアーG」(岐阜市女性センター・JR岐阜駅東)

◇ 開催は、土曜日13時から日曜日の12時までの一泊二日(宿は各自)
  いずれも翌日曜日の13時からは、オプションとして希望者に個別対応

◇ 講師:寺町みどり ( 「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)」事務局、
        著書に『市民派議員になるための本』  /  『市民派政治を実現するための本』 )
            ブログ 「みどりの一期一会」  /   みどりのwebページ  /   寺町みどりのブログ

  講師: 寺町ともまさ (岐阜県山県市議会議員、市民活動家)
       てらまち・ねっと  /  くらし しぜん いのち 岐阜県民ネットワーク  /   寺町ともまさHP 

◇ 対象は、無党派・市民派の女性立候補予定者=講座初参加者は所定の誓約書を提出  
   ※保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 一講座1万5千円。通しでの参加が基本。途中からの参加も受け付ける。
(郵振で事前振込み「00880-5-35806 市民派議員アクションフォーラム」)

◇ 参加を希望する方は、寺町みどり(tel0581-22-4989) へ電話でお問合せを。
     
◆講座の運営形態 
◇ M&T自主企画(担当:寺町みどり)/共催「む・しネット」会場費のみ

●日程  第1回  7月31日~8月1日 (ハートフルスクエアG 研修室30)
     第2回  9月25日~ 26日 (ハートフルスクエアG 研修室50)
     第3回 10月16日~ 17日 (ハートフルスクエアG・予定)
     第4回 11月 6日~  7日 (ハートフルスクエアG・予定)
     第5回  1月 8日~  9日 (2011年・ハートフルスクエアG・予定)

◆日程の基本 13:00~13:15 日程説明など      
   A,13:20~15:20
   B,15:40~17:40     
   C,18:00~20:00
   D. 9:00~12:00
      オプション 13:00~適宜

◇ 1日目 (集合12時半) /A,B,C:3セッション   
(土曜日13:00~20:00 2時間×3セッション)  

◇ 2日目 /午前 D:1セッション (日曜日9:00~12:00)

◎ 2日目 /午後 (日曜日13:00~適宜)
       オプション(希望者のみ) /個別の選挙の状況に対応したアドバイス

◆講座の構成/内容
●セッションA:選挙運動・政治活動の基本~総論・理論編

   ◎ 勝てる選挙/市民型選挙の基本とノウハウ(『市民派議員になるための本』) 
     /今までの選挙から見えてきたノウハウ・スキルをもとに

   ◎ 市民型選挙は政策が基本→ 政策をたてる =《わたしはまちをこうしたい》

   ◎ 政策・公約をつくる → ことば化する
     《問い》を立てる →ニーズ、わたしはこう考える → それをどう伝えるか
セッションB:政治活動、選挙運動に必要な法律、制度を熟知して使い倒す

   ◎ 公選法の基本と概念/公選法を使いたおす/選挙の準備から本番までの予習と点検 etc

   ◎ 選挙関連の法律~政治資金規正法、地方自治法、著作権法、道路交通法、道路運送法
     /選挙公営etc

●セッションC:市民型選挙の実践編~ノウハウ・スキルを身につけるために
       /つくろう!ためそう! グッズやノウハウ 
      実践的な手法を体験し、選挙に必要なグッズなどを作るワークショップ形式

   ◎ メッセージをどう届けるか/市民に知らせる(=「売名行為」とは何か)
     →書きことばでの表現~リーフ、ニュース、選挙はがき、ポスター、
     伝える手法 = いつ、どこで、だれが、どのよう方法で
     ニュース  リーフ  市民活動   マスコミ  インターネット
 
  ◎ 選挙カー → 話しことばでのメッセージの伝え方
 
  ◎ 選挙本番までのスケジュールにあわせて、実践的な手法でスキルをみがく

  ◎ 課題、レジメ提出、チャート記入、フィールドワークあり

  ◎ 政治活動、選挙運動の手法を身につけるためのワークショップ

●セッションD:市民派議員としてはたらく/市民派議員の基本 
       → こんな市民派議員になりたい → 市民自治の実現のために

   ◎ 議会とは何か/議会の機能と役割

   ◎ 議員とは何か/市民派議員の基本/議員は法に基づいて仕事をする
     /議員の仕事 発言、質問・質疑

   ◎ 議会改革/改革実現の手法~いかにして、どのような方法で

   ◎ 市民自治・自治体の基本/自治体のシステムと制度/自治体政策とお金の流れ

   ◎ 直接民主主義の手法/市民とつながるetc

   ◎ 政策とお金の関係/予算・決算/自治体のお金の流れ 市民の税金の流れ

   ◎ 当選して即、仕事を評価される


●2010年度「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」

公開講座 『議員はおもしろい。さぁ、あなたも
         市民派議員になろう~わたしの市民型選挙』

  7月31日(土)13:30~16:30 
 於/岐阜ハートフルスクエアG 研修室30(岐阜市女性センター・JR岐阜駅東)

○参 加 費 :資料代1000円(選挙講座参加者以外)

○要申し込み:0581-22-4989(寺町みどり)へ 

◇ 報告=「わたしの市民型選挙」 
     ・島村紀代美(愛知県日進市議・1期)
     ・呉羽真弓(京都府木津川市議・2期)
     ・今大地晴美(福井県敦賀市議・3期)

◇ 「勝てる選挙~市民型選挙で当選する」
    寺町みどり(「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)」事務局、
    著書に『市民派議員になるための本』、『『市民派政治を実現するための本』)

◇ 「選挙に当選する人、しない人/公選法の基本を知ってきれいな選挙」
      寺町ともまさ (岐阜県山県市議会議員、市民活動家)

◎ 報告者、参加者とのディスカッション


 (ここから以降の部分は、2010年選挙講座の参加者に限定した内容です) 
 ●第1回 7月31日~8月1日 (場所・同)
   テーマ 『市民型選挙で当選する~07年4月の統一選から見えてきたもの
        選挙に当選する人、しない人』


A.17:00~18:00
・参加者プレゼン/わたしの選挙の勝因・敗因/わたしのしたいこと、めざすもの
・ 「当選する選挙、落選する選挙、こぼれ話=各地各人の選挙を見て
=当選するために必要な要素」
・市民型選挙の基本/従来型選挙、組織型選挙との違い

B.18:05~19:05
・公職選挙法の基本と概念  ルールを知ってきれいな選挙/どこまで許されるか/カネがなくても選挙はできるか

C.19:10~20:10
・政策・公約とは何か/仲間・市民とどうかかわるか
・政策・公約をつくるのはあなた/あなたは何がしたいのか
・政策のつくり方のじっさい/リーフレット・ニュース・ポスター・選挙はがき
・政策をどうつくるか/政策課題となるためのテーマ/政策をかたちにする

翌8月1日(日) 9:00~12:00

D.・「議会」と「議員」を理解する
議会とは/議員とは/議会を変えるための論理とタイミング
・議員の基本 議員に求められていること/議員は法やルールで働く
無党派・市民派議員として
・自治体の政策とお金の流れ ・市民の税金の流れ
    自治体予算とは・・・・/市民の望む政策を実現/情報公開制度を上手につかう
   ・政策とお金の関係/予算・決算

【オプション】 2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス

●第2回  9月25日~26日 (ハートフルスクエアG 研修室50)
   テーマ 『選挙で伝える政策、ハート、スタンス/政治活動を準備する』

A.・政策のつくり方のじっさい
   政策をどうつくるか/政策課題となるためのテーマ/政策をかたちにする

B.・公選法を使いたおす/公選上の留意点/違反になること、ならないこと
   /文書・図画のよい例、わるい例

C.・メッセージをどう届けるか
書きことばの手法/市民へどう届けるのか/いつどこでだれがどのような方法で
・話し言葉でメッセージを伝える/街頭演説の必要性と手法
・リーフ,ニュースをつくる

D.・議員の仕事 発言、質問・質疑
  ・市民派議員の「議会改革」の手法

【オプション】 2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス

●第3回 10月16日~17日 (ハートフルスクエアG・予定)
   テーマ 『統一選まであと半年~伝える・ひろげる・具体的に動きだす』

A.・メッセージを伝える手法/あなたの政策・スタンス・思いをどう伝えるか
  ・ネットワークをひろげる~仲間づくり、支援者の名簿づくり
  ・ブログ・ホームページ・ツイッター~インターネットを使いこなす
・当選するための必要な要素~選挙をイメージしてチャートに書き込む

B.・政治活動とは~政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
  ・政規法、自治法、著作権法、道交法、運送法、選挙公営etc

C.・ポスター、選挙はがきをつくる
・街頭演説のノウハウ、スキル

D.・議員は、当選して即、仕事を評価される
  ・現職 = 問題解決 ← 手法を学ぶ   スキルを身につける
  ・任期の1期から2期へつなぐ  情報の質と量を増やす
  ・市民に伝える   ニュース  紙媒体 Webページ HP ブログ

【オプション】 2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス

●第4回 11月 6日~ 7日(ハートフルスクエアG・予定)
    テーマ 『政治活動フル稼働してますか!?~スキルを磨く』

A.・政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点
・リーフ、ニュースを配る手法、

B.・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
   選挙の流れを理解する/話し言葉の基本とコツ/2011選挙の傾向と対策

C.・リーフ,ニュースを配る~メッセージを届け支持をひろげる。
・話し言葉としての街頭演説のスキル

D.・直接民主主義の手法~アラカルト
  市民の権利を守る/請願・陳情、直接請求/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
・市民自治/市民とつながる
  ・基本は情報公開(制度とテクニック)
  ・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)
  ・議会の改革(「変えろ」では変わらない=論理とタイミング)
  ・議会の法的位置付けや構造・枠組みの理解 ・改革実現の手法
   懲罰(目立つ議員は、はめられる、恨まれる)

【オプション】 2日目午後~適宜(希望者のみ)/個別の選挙の状況に対応したアドバイス

●第5回 1月8日~9日(2011年・ハートフルスクエアG・予定)
   テーマ 『選挙の流れを理解する~選挙の準備から本番までの予習点検』

A.・選挙本番へのまとめ・仕上げ/

B.・公選法を熟知して違反をしないきれいな選挙/警告、警察対応

C.・話し言葉の基本とコツ/2011選挙の傾向と対策
  ・本番までのスケジュール/現状をチャートに記入する

D.・予算を理解する
  ・予算議会/政策実現への道
・改選後の議会/初議会、人事、会派

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※《選挙直前イベントあり》 
遅れてきた人=途中参加=のために何か特別セッションを組む予定


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 会期の終盤で首班交替という想定外の出来事があって、法案のほとんどが成立しなかった国会。
 7月11日投票の参議院選挙は明日24日に公示される。

 このブログのようなインターネット媒体では、やはり、インターネット選挙解禁の法改正が「提案」すら出来なかったことが採り上げるべきことだろう。

 ということで、6月上旬まで「インターネット選挙解禁」を前提にいろいろと取り組んできた各地の動きや今後のインターネットの展開を扱う報道などの一部を整理した。

 併せて、(というより、ともかく)選挙が始まるので
 従来の見解に基づくなら
   「ネット更新が禁止される24日午前0時まで“駆け込み更新”ができる」

 そこに期待する候補者の動きが今日も活発になるとの報道も出ている。
 告示直前の様子の記録。

 前回衆議院選挙で注目された <毎日ボートマッチ・えらぼーと> はね25日から始まるので、そのことの毎日新聞の「社告」は最後にリンク。

  (関連) 2009年8月26日ブログ
    ⇒ ◆日本版ボートマッチ/えらぼーと/マニフェストであそぼーと・武蔵大学/ザ・選挙

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●ネット運動 解禁先送り  「組織にハンデ無念」 あす公示
        2010年6月23日 読売新聞

民・自 「影響少ない」
 参院選が24日に公示される。埼玉選挙区(改選定数3)には11人が立候補を表明。激戦必至となる中、売り込みの新戦術として各陣営が期待をかけていたのが、選挙期間中のネット解禁を認める公選法改正だった。しかし、首相交代劇の余波で、法案は立ち消えに。「若者や無党派層を取り込むチャンスだったのに……」。新戦術に“待った”がかかった立候補予定者から恨み節が上がっている。

演説動画をチェックする陣営スタッフ
 立候補予定者のうち10人は、日頃からホームページなどで政治活動の情報を発信。中でも6人は簡易投稿サイト「ツイッター」も活用している。実況中継の感覚で短文を掲載し、読者とコメントのやりとりができる人気のツールだ。現行法では、公示後の新規発信や内容変更を禁じる制限がかけられており、法改正の行方に注目が集まっていた。

 解禁先送りが決まり、組織力にハンデを抱える陣営などは一様に落胆している。

 「ネット選挙をやりたかった」と無念の表情を見せるのは、IT業界出身のみんなの党・小林司氏。ツイッターに動画を組み合わせて街頭演説などを配信し、会社員など日中働いている無党派層に訴えかける戦略を温めていたという。

 公明党の西田実仁氏も「批判も含め、党の支持者以外から幅広く反応が聞ける貴重な手段」とツイッターやブログを重視していただけに、「選挙区の広い参院にはぴったりなのに、使えないのは残念」と語る。

 社民党の日森文尋陣営も「2大政党に比べ人手が足りず、若者へのアピールも課題だった」と解禁先送りにはがっかり。派遣切りに遭ったパソコン技術者がボランティアで手伝ってくれる予定だったという。

 無所属で立候補を予定する長谷川幸世氏の場合、自身のツイッターに賛否両論の様々な反応があり、「投票に行かない人を刺激し、支持を掘り起こす効果を体感していた」という。「ネット選挙でなんとかしようと期待していたのに、とにかく残念です」と話した。

 一方、民主、自民両党の陣営はクールな対応。

 島田智哉子・大野元裕両陣営を擁する民主党では、県連内で「そもそもネット選挙は効果があるのか」と懐疑論さえ出たという。「金のかからないクリーンな選挙にはつながる」と、街頭演説などの動画を準備。解禁見送りを受け、公示直前までに可能な限り多くの動画を掲載しておこうと、スタッフがデータ処理などを続けているという。

 自民党の関口昌一陣営は従来型の組織戦が中心といい、県連関係者は「元々あまりやっていなかったので、影響は少なそう」と話した。

 新党改革の中川幸司氏もネット選挙に期待していたが、ネット上の世論を盛り上げるカギは陣営発の公式情報ではない、というスタンス。一般有権者がブログで「おもしろい候補がいる」との口コミを広げてくれるかどうかがカギとみており、ネット上での情報発信を呼びかけるという。

 (その他の、個人別の状況は略)

●駆け込みネット活用
          2010年06月22日
携帯電話から書き込めるツイッター
 ツイッター、ブログ、動画配信・・・。参院選徳島選挙区の主な立候補予定者たちが、政治活動の報告にネットを活用している。今国会では、選挙運動にネットを利用できる公職選挙法改正案は見送られ、24日の公示以降は内容の更新ができない。このため、今のうちに少しでもアピールをと、情報を発信している。

 16日午前7時40分、徳島市中心部のかちどき橋。自民党の中西祐介氏(30)が、通勤途中の車や自転車に手を振りながら「選挙のためでも党のためでもなく、将来に対して責任ある政治をできるかどうかです」。30分後、中西氏は短い言葉を書き込めるサイト「ツイッター」に投稿した。「173回かちどき橋」

 街頭演説をした回数と場所だ。移動するたびに携帯電話から短文を書き込む。「30歳の若き血燃ゆ♪」「徳島に大渦を巻き起こします!」。見た人も自由に書き込める。

 中西氏は、リアルタイムで活動を知らせ、同世代に政治を身近に感じてもらいたいと考えている。中西氏のツイッターに登録している人は約250人。「事務所開設おめでとう!」「追い風を受けて、油断無く頑張れ」と反応が返ってくる。「公示日以降の演説や会合の予定を、今のうちに書き込んでおきたい」

     (その他の、個人別の状況は略)

 総務省によると、公示後、候補者自身や一般有権者がネット上で選挙運動にかかわると見なされる書き込みをした場合、公選法違反に問われる可能性もある。

●そこが知りたい:参院選 ネット解禁の見送りで…“駆け込み更新”過熱 /千葉
     毎日新聞 2010年6月22日 
 24日公示の参院選は、国政・地方を合わせて史上初の「ネット選挙」になると注目されてきた。ところが、菅直人新内閣のもと、国会の会期延長はなし。与野党が合意していた公職選挙法改正案は提案もされずネット解禁は見送られた。解禁を前提に準備を進めてきた各陣営は収まらない。ネット上で激しい事前運動を繰り広げ、従来通りネット更新が禁止される24日午前0時まで“駆け込み更新”が続きそうだ。【西浦久雄】

 県内の多くの陣営は今年に入り、ネット解禁を前提に準備を急ピッチで進めてきた。

 初めて選挙に挑む立候補予定者の陣営では、公式ホームページ(HP)トップに氏名と顔写真をあしらい、街頭活動では伝えきれない自己紹介や政策をアピールしている。すでにHPを設けている予定者の陣営は、ブログやツイッターを導入。6月に入り予定者本人がほぼ毎日更新する熱の入れようだ。

 ネット更新は実際、大量に印刷し人手をかけて配るチラシなどに比べて圧倒的な低予算で済み、効率よく宣伝できる。ある陣営の関係者は「1日平均200人前後がHPを訪れる。駅前で演説していると『ブログ読んでます』と声をかけてくれる人もいる」と話し、ネット解禁の延期を残念がる。

 別の関係者は「県内のどの地域から何人がアクセスしているかを毎日解析している。どんな政策に関心を寄せているのかも分かる」と、立候補予定者の主張を更新する以外の利用方法も模索する。

 ネット解禁は延期されたとはいえ、HP、ブログ、ツイッターとも選挙期間中に閲覧させるのは可能。公示後は多くの有権者が投票先を決める際に参考にすると予想される。ある新人の陣営関係者は「更新できなくても、HPの過去の記録を見ればどんどん演説がうまくなってきた姿が伝わる。成長過程を見てほしい」と期待する。

 ◇ブログ、ツイッターも…各陣営あの手この手
 各陣営、あの手この手--。24日の公示をにらみ、インターネットを利用した各陣営のPR競争は激しさを増す一方だ。県選挙区で立候補を予定する9人のそれぞれの“ネット戦略”を紹介する。

       (個人別の状況は略)

 ■視点 ◇「カ ネかからぬ選挙」後押し
 “ネット解禁”が今回の参院選で見送られたのは残念だ。

 従来の選挙では、主張を伝える印刷物の作成やスタッフ確保、事務所開設など多額の金がいる。これが立候補のハードルを上げ、「政治とカネ」の問題を引き起こす一因とも指摘されてきた。

 インターネットを使えば、金をかけなくても不特定多数に情報を発信できる。ネット解禁は「お金のかからない選挙」を後押しすると考えていい。ネットにはさまざまな負の側面もあるが、民主主義のコスト(費用)を大幅に下げる有力な武器にもなりうる。有権者も必要な情報を必要な時に得られ、投票先が選びやすくなる。

 克服すべき課題もある。ネットは匿名性が高く、本人になりすますのが容易だ。国会で今月成立するはずだった選挙活動でインターネット利用を認める改正公選法の与野党合意案では、なりすましが簡単なツイッターは排除された。

 しかし、合意案は提案されることなく終わった。今回の参院選では、ネット利用は従来通り「公選法が禁じる文書図画の頒布」(総務省)に該当する。

 ネット解禁を巡っては政権交代以降、ツイッターを愛用する原口一博氏の総務相就任などを背景に民主党内で議論が活発化した。参院選での解禁を目指して与野党代表者の協議組織が4月に発足し、▽更新は候補者本人と政党に限る▽HPとブログを解禁▽ツイッターは自粛▽電子メール禁止--などで5月下旬に最終合意していた。【西浦久雄】

●ネット選挙、今のうち…公示前に駆け込み充実
        2010年6月22日12時52分 読売新聞
 参院選千葉選挙区(改選数3)の立候補予定者の間で、ツイッターや動画投稿サイトをはじめインターネットを駆使したPR活動が活発だ。

 インターネットを利用した選挙運動の解禁が先送りされ、ホームページ(HP)やブログは公示後に更新できない。

 このため、選挙中も有力な宣伝媒体として生かせるように、公示前に内容を充実させようという動きもある。
・・・・・・・

●ネット活用「知恵絞ったのに…」 参院選県内各陣営
   佐賀新聞 2010年06月22日更新
公選法改正見送り、街演中継など取りやめ
 インターネットを利用した選挙活動を解禁する公職選挙法の改正が通常国会で見送られ、今回の参院選も従来通り、選挙期間中のホームページ(HP)やブログの更新ができなくなった。解禁を見越し、街頭演説のライブ中継など知恵を絞っていた佐賀選挙区出馬予定の各陣営は、肩すかしにあった格好だ。
・・

●古風な日本の選挙制度
         Twitter専門ニュースサイト- ‎2010年6月21日 18:00
ネット選挙
世界では積極的にインターネットを選挙に用いることが許されている国がたくさんあります。アメリカがその代表で、オバマ大統領のtwitter戦略は、一躍有名になりました。

実質は、オバマ陣営の担当者がつぶやいていたのであって、オバマ氏本人自身はつぶやいたことはないと後に明かしていますが、インターネットが大統領選挙の勝利のツールとして大きな要因となったのは明らかです。
        
日本の選挙
日本でも、ネット選挙を解禁する方向で話が進んでいました。twitterは自粛などの制限はありましたが、実現すれば大きな第一歩でした。しかし、思いもよらぬ鳩山総理の突然の辞任により、時間切れ、廃案となりました。

がっかりしたネットユーザー、あるいは、ネット選挙解禁を機にネットを始めてみよう思ったネット初心者も多かったことでしょう。

どうなる参議院選挙
結局現行の公職選挙法のもとに、夏の参議院選挙が行われるとすると、選挙期間中のHPやブログの更新はできません。当然twitterも違法です。つぶやかないと公言していた自民党の谷垣総裁でさえも、1月からtwitterを利用しはじめたのに、無理して始めたtwitterも肩透かしをくらった形です。

ビジネス界
ネット選挙が解禁されるものと信じ、ビジネスチャンスをねらって、準備していたオンラインサービス会社にとっても大きな障害です。たとえばサイバーエージェントはAmeba政治家ブログを4月にたちあげたところでした。

約90人の政治家のブログが集まっていますから、もしネット選挙が解禁されていたら、参議院選挙の動向をうかがうためのよいサイトとなったはずなのに、結局、肝心の選挙期間中は、更新できません。

・・・・・・・・・・・解禁が見込みまれた頃の報道から・・・・・

●【Web】サイバー選挙戦へ準備着々 ネット業界、「解禁」見込み サービス充実 (1/3ページ)
        産経 2010.5.20 07:52
 インターネットを使った選挙運動が解禁される公算が高まるなか、ネット業界で次期参院選に向けた準備が着々と進んでいる。選挙期間中でもブログの更新や街頭演説の生放送などが可能になることから、業界は「情報がフレッシュになり、ユーザーも喜ぶ」と期待。政治家も「有権者に生のメッセージが届けられる」と歓迎している。今夏、サイバー空間の“選挙戦”が新たな盛り上がりをみせそうだ。(池田証志)

     ・・・・・・
リアルタイム重視
 解禁を前提に選挙コンテンツの充実化に乗り出すプロバイダー系ポータルサイトも現れた。NECビッグローブは今夏から「党首インタビューやツイッターなどの口コミ分析の結果も紹介するつもり」という。

このほか、動画サイト「ユーチューブ」と検索サイト「グーグル」を運営するグーグルは「新しい技術を取り入れ、リアルタイム化を重視することでユーザーのメリットを図りたい」。昨年の総選挙で投票動向調査や開票速報の生放送をして話題を呼んだ動画サイト「ニコニコ動画」は今年も同様のコンテンツなどを用意する予定。

政治家も歓迎
 ネット選挙運動を推進する民主党の藤末健三参院議員は「ブログで街頭演説を告知した上で、生放送したい。毎晩、豪華なゲストを呼んで討論を生放送し、視聴者からの質問にも答える」と意欲的だ。3年後に改選を迎える自民党の山本一太参院議員は「今回は応援演説の告知や動画出演などで協力できれば。若者の票の掘り起こしなど、ネットの影響力は小さくない」と話す。

 駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の山口浩准教授は「選挙に関連するネットサービスが多様化すれば、選挙期間中の議論が活発になり、有権者の政治参加意識も強くなるだろう」とみている。

●【ネット選挙~現場報告】千葉「街頭演説を動画で紹介」
     産経 2010.5.28 20:29
 夏の参院選千葉選挙区(改選数3)には9人が立候補を予定している。それぞれの立候補予定者はインターネット上にホームページやブログを開設。連日、更新しながら選挙活動を行っている。

 民主の道あゆみ氏は、公式ブログ「今日のあゆみ」で街頭演説などの活動を報告。「今日の~」というタイトルだが、4月17日から更新されたのは4回ほど。一方、ツイッターでは携帯電話などから1日数回はつぶやいて活用しているが、選挙期間中のツイッター更新は自粛される見通しでネット戦略も微妙な影響が出てきそうだ。

     (個人別の状況は略)
   ◇
 ネット選挙の解禁で与野党が合意したことを受けて、夏の参院選からインターネット上のホームページやブログを使った選挙活動が可能となる見通しだ。立候補予定者たちの「ネット戦術」を随時リポートする。


●【ネット選挙~現場報告】(栃木)「ネットと街頭演説の連動狙う」
    産経 2010.6.1 20:47
 3選を目指す民主現職の簗瀬進氏(60)は平成7年3月から国会活動の週間リポートをインターネットに配信し、「ネット配信の国会議員最長不倒記録保持者」をうたう。記録は今も更新中だ。「インターネットが政治と社会を変える力を持っていると早い段階から目を付けていた」と事務所関係者も胸を張る。
 ・・・・・・・・・

●【ネット選挙~現場報告】(高知)「県内ブログの上位にランク」
        産経 2010.6.9 13:45
 高知選挙区(改選数1)では立候補予定者4人ともホームページなどで日常の活動を紹介しているが、浮動票獲得に向けた戦術については「これから検討したい」という陣営が多い。
・・・・・・・

●ツイッター:菅首相が被害 「なりすまし」もお手軽 利便性の裏側に問題点
       毎日新聞 2010年6月6日 
 ◇政治家の日常垣間見られるが
 140字以内の「つぶやき」でメッセージを送るツイッター。4日に指名されたばかりの菅直人首相がさっそく被害に遭ったように、手軽さゆえに有名人になりすまして発信される危険性が指摘されている。これまでにも鳩山由紀夫前首相ら複数の国会議員が名前をかたられた。手軽に情報発信ができ、有権者も政治家の日常を垣間見ることができるが、利便性の裏側に問題点も潜んでいる。

 政治家のツイッターをまとめて掲載するサイト「ぽりったー」には5日現在、約90人の国会議員を含めて534人の現職議員と元職議員らのツイッターが登録されている。個人で運営するフリープログラマー、入江太一さん(30)=埼玉県和光市=は「鳩山前首相が1月に始めて話題を呼んでから、一気にツイッターをする議員が増えた」と話す。今では1カ月で約50万件のアクセスがあるという。

 入江さんは「私自身も元々、政治に明るい方ではなかったが、議員が日常の様子をつぶやくのを読み、今まで感じなかった共感や親近感を覚えるようになった」と話す。

 こういった効果に自民党はホームページで、参院選立候補予定者がツイッターを利用しているかどうかを一目で分かるようにした。

 一方で、入江さんが頭を悩ますのがなりすましで、議員のツイッターをサイトに登録する際には事務所に連絡するなどして本人確認を行っている。

 政治家もなりすまし被害を防ごうとしている。閣僚経験もある大物議員の事務所も4月にツイッターを開始。入江さんが事務所に確認したところ「本人は乗り気でないが、偽物が多いので(本物を)作っておかないと」と話したという。このツイッターは最初に1度つぶやいた後、更新されていないが、この議員を装ったツイッターのページでは、米軍普天間飛行場移設問題などについて書き込まれていた。

 菅首相をかたったツイッターは、5日夕までに顔写真まで使っていたページが閉鎖されるなどしたが、同様被害は今後も予想される。参院選で改選を迎える議員の秘書は「無関係な人が『○○に投票を』みたいなことを勝手につぶやいて、ウチがやらせてるんじゃないかといううわさになると困ってしまう」と、不安げな表情で語った。【曽田拓、浅野翔太郎】

 
●毎日ボートマッチ「えらぼーと」25日スタート
 参院選、考えの近さが分かる

     お知らせ(社告) 6月20日
 毎日新聞は、参院選期間中、有権者が選挙の争点や政党・候補者の考え方を知ることができるサービス「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」を、インターネットの「毎日jp」(http://mainichi.jp/)で提供します(携帯電話は「毎日新聞・スポニチ」サイトで)。

 立候補予定者に実施したアンケートと同じ質問に有権者が答えることで、政党・候補者と自分の考えの近さが数字で示されます。昨年の衆院選では約52万人が利用し、好評を博しました。

 質問と提供内容は本紙記者が作成し、片山善博慶応大教授(地方自治、前鳥取県知事)、曽根泰教慶応大教授(政治学)、松本正生埼玉大教授(世論調査)が監修委員としてチェックしました。

 公示翌日の25日から、確定した候補者のデータでサービスを提供します。奮ってご参加ください。

●毎日ボートマッチ:大好評(その1) 機能を紹介/監修委員3氏に聞く
           毎日新聞 2010年6月20日 
 <毎日ボートマッチ・えらぼーと>
 ◇私の政策、誰に近い 候補者別に見極める
 07年参院選で実施して以来、利用者から「画期的」と高い評価を得てきた、インターネットを通じて選挙への関心を高めるためのサービス「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」。今回で3回目となり、より機能は充実した。参院選では同じ政党から候補者を選ぶ機会があるため、個々の候補者の考えを示すデータはとりわけ有効だろう。これらの機能を紹介するとともに、有権者に期待することなどを識者に語ってもらった。【山口昭、福田昌史、藤田祐子】

 ◇アクセス方法は2通り
 えらぼーとを使うには、パソコンと携帯電話の2通りの方法がある。
   (以下、略)

●毎日ボートマッチ:大好評(その2止) 藤代裕之さんと赤星たみこさん、語り合う
 <毎日ボートマッチ・えらぼーと>
毎日新聞 2010年6月20日 
 政権交代を実現した昨年の衆院選から約10カ月。民主党政権に対する失望と期待が入り交じる中、参院選で有権者は何を指標に1票を投じるべきか。衆院選でボートマッチを利用した経験から、ネットジャーナリストの藤代裕之さんと漫画家の赤星たみこさんに語り合ってもらった。(文中敬称略)【司会・七井辰男世論調査室長、写真・平野幸久】

   (以下、略)


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