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てらまち・ねっと



 昨日から名古屋で「市民派議員になるための選挙直前講座」。
 今日で、4月の統一自治体選挙に向けての2014年度の選挙講座も終了。
 そこで、「《第2回》実践編:選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする ~準備から選挙本番~当選まで」の内容とスケジュールをブログに掲載しよう。

 なお、今年の講座では「8軸レーダーチャート」を積極的に活用している。
 選挙での当選に向けて、選挙運動あるいは政治活動に必要な要素を「8項目」に分類、各項目に「0から5」までのポイントを設定(所定の指数表あり)し、その現状を自分で「所定のチャート」に書き込む。
 ただ、書いたことのない人にはイメージしにくい。

 今年の講座の参加者で、「1月」「2月」「3月」の各時点で書いた「現状のチャート」を横に並べてみると、見事にチャート図の面積が広がっている人がいる。
 着実に政治活動が必要な要素ごとにこなされている、ということ。

 さらに面白いのは、4月の「選挙時の目標」も書いてもらっているのだけれど、その目標が、「1月」「2月」「3月」の各時点で書いた「現状のチャート」を横に並べてみると、順に高くなっていっている。
 準備が着実に進んでいるから、「達成目標も高くできる」ことを見事に示している。
 本人の了解を得て(どこの誰かが分からないのがチャートの特徴)お示ししよう。

各月の現状 /左から、「1月」「2月」「3月」


4月の選挙時の目標/左から、「1月に書いた」「2月に書いた」「3月に書いた」



 これらのことは、今発売中の本にも詳しく書いた。(「チャート」の部分の目次だけを書きに再掲)
2014年10月14日ブログ ⇒ ◆『最新版 市民派議員になるための本』 /目次の「部・章・節」を全部ブログに

第2部 勝てる選挙    17章76節
 第20章 当選するための8つの要素
 20-1 ひと目でわかる「わたしの選挙の分析」
 20-2 当選するための8つの要素
 20-3 8軸レーダーチャートを大公開 
   ●資料20-3 8軸レーダーチャート
 20 -4選挙で当選する人・落選する人 
 20-5チャートを活用して選挙で勝つ!
   ●資料20-5 タイプ別・傾向と対策 


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★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」
《第2回》 実践編:選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする
      ~準備から選挙本番~当選まで
 2015年3月7~8日(ウィルあいち) 

【内容の詳細】
★セッションA.
 市民型選挙:実践編
1) 書き言葉のメッセージ                      
 1.基本は政策とスタンス、候補者の決意~市民になにを伝えたいのか
 2.市民派議員になって何をどのように実現したいのか
     
2) インパクトのあるリーフレット・ニュース をどうつくるのか 
 1.「禁止3原則」/人を惹きつける「文書」を作る(政策、表現、配置、色)
 2.「文書・図画」と公選法との関係/上手なことばの選び方         
 3.リーフレット、ニュースのよい例、わるい例~実例に即して       

3) リーフレットの作成                      1.リーフレットの作成
                  
4) 公選ハガキのつくり方/上手なつかいかた                    
 1.公選ハガキのつくりかた                    
 2.選挙の準備行為として~公選ハガキの表ワザ・裏ワザ      
  ・選挙はがきを広げる/配布状況の点検/整理と名簿化/発送準備/演説用
 3.ポスターの作成~準備~掲示板に貼るまで
  ・写真・デザイン・印刷・枚数は?   
 4.選挙公報の作成~準備~提出まで
  ・選挙公報とはなにか
  ・選挙公報をつくる時に注意すること
  ・いつ、どこに提出するのか
 5.QRコードをどうするか 
                  
★セッションB:
勝つ選挙をイメージする ~ 選挙本番へのまとめ・仕上げ/現状分析  
1) 選挙の流れを理解する(告示日まで)                  
 1.告示日までに何を準備するのか~告示日の届けが済むまで
 2.重複選挙の場合/この期間をいかに利用するか
     
2) 選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識           
 1.工程表を書き入れて候補者の現状分析と修正
 2.当選するために必要な要素~選挙をイメージして現状と目標を書き込む
   ・工程表 ・レーダーチャート    
3) ネット選挙の使いこなし/準備万端で告示を迎える             
   
★セッションD:当選してからが本番です~当選はゴールではなくスタート! 
1) 現状を変えてこそ「議員」です  
 1.新議員ははじめが肝心/分からないことは聞く/基本的なことは勉強が必要 
 2.議員は、当選して即、仕事を評価される/手法を学び、身に着ける ⇒ 問題解決

2) 法(ルール)制度を理解し、テクニックを駆使する              
 1.議会の活動能力のある時、ない時/条例・規則・議会の申し合わせなど
 2.基本は情報公開/取り組みたい「事務事業」は調査が必要
 3.市民とつながる、市民に伝える/ニュース(紙媒体)、Webページ(HP ブログ)

3) 予算を理解する~政策実現への道
 1.自治体における「予算」とはなにか-予算の意味と議員の役割
 2.予算の流れ~予算(政策)のチェックは議員本来の仕事
  ・予算書を読む

4) 議員として政策実現に使える直接民主主義の手法 
 1.市民の権利を守る/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
 2.直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)
 3.請願、陳情など(議員としての仕事)
 4. 議員が併用すると、いっそう効果的

◆ セッションC: 市民型選挙:本番編/話しことばのメッセージ
1) いよいよ告示日~選挙本番です                         
 1.選挙運動期間(告示日から投票前日まで)の流れを理解する            
 2.候補者とチームの動き方
 3.選挙カーの仕様/選挙カー、拡声器などのメンテナンス
    
2) 選挙カーの使い方の基本                            
 1.選挙カーの役割/選挙カーのつかい方・まわし方
 2.ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
 3.マイク、拡声器の使い方の注意事項/初日から最終日まで

3) 話し言葉のメッセージ/話し言葉としての街頭演説の基本             
 1. 街頭演説のじっさい~聴いている人に届く街頭演説をする 
 2.ゴール(当選)をイメージし、議員として4年間何をするのかを話す。

《オプション1》街頭演説・政策連呼のノウハウ、スキル  
 1.マイクの使い方/ノウハウ、スキル/初日から最終日まで
  ・マイクを使って、選挙カーのスキルを実践的に伝授 
  ・政策連呼のじっさい/選挙カーのリズムが重要 
 2.ホップ・ステップ・ジャンプで当選!
  ★告示日の街頭演説と政策連呼のスキル
  ★中間日の街頭演説と政策連呼のスキル 
  ★最終日の街頭演説と政策連呼のスキル 

《オプション2》 市民型選挙なんでも相談/個別の選挙、政治活動に対応したアドバイス

★まとめ 


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 昨日から、名古屋で、「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」を開催中です。
 先日からレジメを作ってきました。そして昨日は、レクチャーや参加者の「説明と講師コメント」、「演説の練習」なども行ないました。
 今日、このあと9時からは、「なんでも相談」。それぞれの悩みや戸惑いの解決、作戦の伝授など・・・か。

 そのスケジュールや内容を紹介します。

 第一回のテーマは、「市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート」。
 今回は主に、政治活動を始めるにあたっての、市民型選挙のすすめ方、リーフレット・選挙はがきの作り方、インターネット選挙の手法など、基本的なことを漏らさず伝えたいので、もりだくさん。

 なお、《第2回》は、「選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで」。
 選挙の告示日一か月半前なので、本番の選挙運動のノウハウやスキルまで入ってます。

 選挙に出たい人、市民派議員になりたい人、《第2回》の講座には、まだ間に合います。
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 (2015.2.6 中日新聞)

 ★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」 (ウイルあいち)

《第1回》 2015年2月14日(土) 
テーマ:市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート


【内容の詳細】
【セッションA】
《市民派議員とはなにか、市民型選挙とはなにか/従来型選挙との違い》

1)「議会」と「議員」を理解する  
1.自治体は何のためにあるのか/議会とは何か
2.議会の基本~議会とは何か
3.議会は法やルールに基づく/地方自治法・会議規則・委員会条例
4.議会の役割と「長」との関係/政策と予算の関係 

2)市民派議員の仕事~基本は「発言」  
1.議員に求められている仕事/無党派・市民派議員としてはたらくとは・・・
2.議員の仕事は発言「議会は言論の府」/一般質問、質疑、討論
3.選挙の仕方と議員の仕事は地続き

3)市民型選挙とはなにか/議員になって何がしたいのか
1.市民型選挙の基本/従来型選挙、組織型選挙との違い
2.「わたしの市民型選挙・市民派議員として働く」小川まみさん           
3.なぜ議員になりたいのか/議員になって何がしたいのか/どんな議員になりたいのか
4.参加者プレゼン
  
4)市民型選挙には政策・スタンスが不可欠
1.選挙における政策・公約とは何か/政策・公約をどうつくるか/スタンス
2.政策をどうつくるか/政策課題となるためのテーマ/政策をかたちにする
  
【セッションB】
《公選法を熟知して、違反をしないきれいな選挙》

1)政治活動をすすめるにあたって  
1.政治活動とはなにか/政治団体届け~政治資金規正法、公選法/個人の政治活動
2.政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点

2)公職選挙法の基本と概念 
1.ルールを知ってきれいな選挙/どこまで許されるか
2.「公選法」を使いたおす/公選上の留意点/違反になること、ならないこと
3.政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
  /公選法、政規法、道交法、運送法、選挙公営etc

3)選挙の流れを理解する~スケジュール表に沿って                
1.告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
2.スケジュール/カレンダーに記入する
  
4)当選するための8つの要素~レーダーチャートを使って   
1.当選するために必要な要素/8軸レーダーチャートの読み方
2.選挙で当選する人、しない人~チャートの解説 
3.現状と目標をレーダーチャートに記入

【セッションC】
《書きことばのメッセージをつくって、ひろげる》

1)メッセージとはなにか/書きことばでのメッセージ~政策・スタンス・思い   
1.政策とスタンスをことばにする/政策・スタンス・プロフィール、あなたの思い
2.書きことばのメッセージ/ニュースのつくりかた/留意すること
3.「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと/著作権法

2)政策のつくり方のじっさい/リーフレット・ニュース・選挙はがきをつくる
1.実例に即して~リーフレット、はがきの見本
2.リーフレットをつくる/基本は文字データ・写真・デザイン
3.ポスター、選挙はがきをつくる/基本はテキストデータ写真・デザイン

3)リーフレット,ニュースを配る手法~市民にメッセージを届ける     
1.メッセージを届けるには「質と量」が必要
  /何をどれだけつくるのか/自治体のデータ、議員選挙の基礎情報を元に
2.市民へどう届けるのか/いつどこでだれがどのような方法で
3.リーフレット、ニュースの違反にならない配りかた
4.選挙はがきの上手なつかいかた

4)インターネットの利用の範囲と限度/ブログ・ホームページ・ツイッター        

5)思いの強さがひとを動かす/仲間づくり/ネットワークをひろげる

1.選挙を支える仲間をどうつくるか/市民とどうつきあうか
  
【セッションD】
《話しことばでメッセージを届ける手法》
 
1)選挙運動は話しことばが基本/街頭演説の必要性と手法          
1.話しことばでメッセージを伝える
2.話しことばのノウハウ、スキル/候補者の演説の手法 
              
2)街頭演説のノウハウ
 「わたしの政策とスタンス」を3分で話す                          
《まとめ》
     理解したこと、すすめ方の点検            
     第2回のすすめ方・課題の説明


 ★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」

日 時:2月14日(土)と3月7日(土)の2回連続講座
会 場:ウイルあいち(名古屋市)


講 師:『最新版 市民派議員になるための本』共著者。
     寺町みどり:「む・しネット」事務局
     寺町ともまさ:岐阜県山県市議会議員、市民活動家

《第1回》 2月14日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」)
 ○「市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート」
《第2回》 3月7日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」) 
 ○「選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで」


◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く
◆ 参加費2万円 (2回通しでの参加が基本)
(郵振で「む・しネット」に事前振込み)
◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 

◎ 参加を希望される方は、講師の寺町みどり(tel0581-22-4989) まで、
  まず電話でお問い合わせください。

 
 


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◆「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」の案内が出ました/中日新聞生活面

●選挙や議会に関した運動 / 2015-02-06

 中日新聞生活面の情報ボードに、2月14日(土)と3月7日(土)に開催する
 「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」の案内が出ました。
 けっこうよく目立つところに、まとまった記事で出ました。

パートナーは、記事を見てのお問い合わせに対応するために、
ノルディックウォーキングはなしにして待機。
 なお、パートナーは、あす2月7日(土)は、東京の「都市問題」公開講座に出るので、いちにち不在で、電話に出られませんから、今日金曜日か、日曜日にどうぞ。
    (昨日のブログ ⇒ ◆「自治体議会は必要か?」 都市問題公開講座 2月7日/日本プレスセンター)

 私は、明日のブログに載せ、10日(火)の新聞折り込みで市内に全戸配布する「新しい風ニュース」の印刷です。

 直前講座の主催は、「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット)」。
 2月14日(土)と3月7日(土)、午後1~8時。

記事を読んで、選挙講座に出たいと希望される方は、
ブログ後半の、詳細情報もお読みになってください。

選挙直前講座は、一人でも多くの市民派議員を増やしたいという趣旨で、
4年ごとの統一選の直前に、開催しています。

4年前も中日新聞に案内が掲載されて、お問い合わせが殺到。
立候補者の性別の傾向のとおり、男性が約8割・女性2割。

とはいえ、対象は無党派・市民派に限定していて、
誓約書の提出も義務づけているので、
男性は、保守系や「減税日本」の候補者など条件が合わない方が多くて、
受け入れたのは、女性がほとんどでした。

第一回の開催まであと一週間ですが、できるだけ
受け入れたいと思いますので、出たい人は、
【内容の詳細・タイムテーブル】をお読みになって、お電話ください。

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 情報ボード◇市民派議員になるための選挙直前講座
(2015.2.6 中日新聞) 


 ★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」

日 時:2月14日(土)と3月7日(土)の2回連続講座
会 場:ウイルあいち(名古屋市)

講 師:『最新版 市民派議員になるための本』共著者。
     寺町みどり:「む・しネット」事務局
     寺町ともまさ:岐阜県山県市議会議員、市民活動家

《第1回》 2月14日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」)
 ○「市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート」
《第2回》 3月7日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」) 
 ○「選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで」

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く
◆ 参加費2万円 (2回通しでの参加が基本)
(郵振で「む・しネット」に事前振込み)
◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 

◎ 参加を希望される方は、講師の寺町みどり(tel0581-22-4989) まで、
  まず電話でお問い合わせください。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《第1回》2月14日(土)13時~20時 
市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート

【内容の詳細・タイムテーブル】
A:市民派議員とはなにか、市民型選挙とはなにか
  /今までの議員、選挙との違い
1)「議会」と「議員」を理解する                      
 ・自治体は何のためにあるのか/議会とは何か/議員とはなにか
 ・議員に求められている仕事/無党派・市民派議員としてはたらくとは・・・
 ・自治体の政策とお金の関係/市民の税金の流れ
 
2)市民派議員の仕事~基本は「発言」                         
 ・議員の基本/議会・議員は法やルールに基づいて仕事をする
 ・議会の法的位置付けや構造・枠組みの理解-地方自治法、会議規則、委員会条例 
 ・議員の仕事~発言、一般質問、質疑
 ・選挙と議員活動は地続き
 ・議会を変えるための論理とタイミング/改革の手法~どのような方法で
 ・政策実現への道~政策立案力、交渉力、調整力、基本は「議論」

3)市民型選挙とはなにか                               
 ・市民派議員の仕事は?~なぜ議員になるのか?議員になって何がしたいのか?
 ・市民型選挙の基本/従来型選挙、組織型選挙との違い

4)「市民型選挙には政策が必要」                           
 ・選挙における政策・公約とは何か/政策・公約をどうつくるか
 ・政策をどうつくるか/政策課題となるためのテーマ/政策をかたちにする
 ・政策・公約をつくるのはあなた

5)市民派議員になって何がしたいのか?
  ★「わたしの市民型選挙・市民派議員として働く」小川まみさん
  ★「なぜ議員になりたいのか?/市民派議員になって何がしたいのか?」
        
B:公選法を熟知して、違反をしないきれいな選挙を
1)政治活動をすすめるにあたって                            
   ◇政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点 
   ◇政治活動とはなにか/政治団体届け~政治資金規正法、自治法

2)公職選挙法の基本と概念                              
 ・ルールを知ってきれいな選挙/どこまで許されるか
 ・「公選法」を使いたおす/公選上の留意点/違反になること、ならないこと
 ・政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
  /自治法、政規法、道交法、運送法、選挙公営、著作権法etc
3)選挙の流れを理解する~スケジュール表に沿って
 ・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
 ・スケジュール/カレンダーに記入する

4)当選するための8つの要素~レーダーチャートを使って
 ・選挙に当選するために必要な要素
 ・現状と目標をレーダーチャートに記入
 ・選挙で当選する人、しない人~チャートの解説
                    
C:政治活動・選挙運動の手法:書き言葉のメッセージをつくって、ひろげる
1)メッセージとはなにか/書き言葉でのメッセージ~政策・スタンス・思い・・・
 ・書きことばの手法/市民へどう届けるのか/いつどこでだれがどのような方法で
 ・政策とスタンスをことばにする/政策・スタンス・プロフィール、あなたの思い
 ・選挙はがき、リーフレット、ニュース、ポスターなどにどう表現するのか

2)政策のつくり方のじっさい/リーフレット・ニュース・選挙はがきをつくる       
 ・書き言葉のメッセージ/選挙はがき、ポスター、リーフレット、ニュース
   ◇リーフレットをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
   ◇ポスター、選挙はがきをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
 ・選挙の3要素/「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと/
   ◇リーフ、はがきのよい例、わるい例~実例に即して

3)リーフレット,ニュースを配る手法~市民にメッセージを届ける        
 ・リーフレット、ニュースの違反にならない配布の仕方
 ・選挙はがきの上手なつかいかた

4)インターネットの利用の範囲と限度/ブログ・ホームページ・ツイッター

5)思いの強さがひとを動かす/仲間づくり/ネットワークをひろげる
  ・中心メンバー、仲間づくり

D:話し言葉でメッセージを届ける手法  
◎選挙運動は話し言葉が基本/街頭演説の必要性                 
  ◇話し言葉としての街頭演説のノウハウ、スキル 
  ★「わたしの政策とスタンス」を聞く人に届く街頭演説をする

2月15日(日) 9時~12時 (オプション講座:希望者のみ)
○市民型選挙なんでも相談~個別の政治活動、選挙運動の問題に対応したアドバイス

=======================================
《第2回》 選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする
~準備から選挙本番~当選まで』
日時:3月 7日(土)13時~20時 8日(日)9時~12時 

【内容の詳細・タイムテーブル】
A:市民型選挙の手法:実践編
1)選挙の流れを理解する/前回の復習~告示日まで 
 ・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
 ・重複選挙で注意すること

2)書き言葉のメッセージ/リーフレット、ニュース、はがき、ポスター          
 ・市民型選挙とはなにか/従来型選挙との違い
 ・基本は政策とスタンス~市民派議員になって何をどのように実現したいのか?
    ◇リーフ、はがきのよい例、わるい例~実例に即して
    ◇選挙はがき、ポスターをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
 ・選挙の3要素/「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと

3)重要パーツ:選挙はがきの上手なつかいかた                     
 ・選挙はがきの配布の表ワザ・裏ワザ
 ・選挙はがきの配布状況の点検
 ・「文書・図画」と公選法との関係/リーフ、ニュース配れていますか

4)インターネットを活用しての政治活動、選挙運動

B:市民型選挙の手法とスキル:本番編
1)当選するために必要な要素~選挙をイメージして現状と目標をチャートに書き込む

2)勝つ選挙をイメージする」~選挙本番へのまとめ・仕上げ               
 ・選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識 
 ・本番までの工程表をつくる
3)いよいよ告示日~選挙運動終了
 ・選挙運動(告示日から投票前日まで)の流れを理解する
 ・投票日に注意すべきこと
                                        
C:話し言葉によるメッセージ/街頭演説・選挙カーの手法
1)「話し言葉」の基本/街頭演説・政策連呼のノウハウ、スキル             
 ・選挙本番は「話し言葉」の世界~その基本とコツ
 ・選挙カーの役割/選挙カーのつかい方・まわし方・
 ・選挙カーの回し方/ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
 ・マイク、拡声器の使い方の注意事項/初日から最終日まで

2)選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける                      
 ・街頭演説は何のためにするのか/ノウハウ、スキル
 ・話し言葉としての街頭演説の基本/マイクの使い方/ノウハウ、スキル
 ・候補者の演説・選挙カーでの政策連呼のじっさい

3)候補者の街頭演説-政策連呼                            
 ●街頭演説のじっさい
   ◇初日の演説/最終日の演説
   ◇あなたのスタンスと政策を聞く人に届くように街頭演説する
  ●政策連呼のじっさい
   ◇選挙カーからのメッセージ/有権者に届く効果的な政策連呼の手法

D:当選してからが本番です~当選はゴールではなくスタート!
1)当選はゴールではなくスタート!                          
 ・選挙の仕方が議員の働き方を決める/選挙運動と議員活動ひとつながり
 ・改選後の議会~初議会、人事
 ・新議員ははじめが肝心 議員は当選して即仕事を評価される
   →分からないことは聞く、調べる
 ・会派とはなにか/会派を組むか、組まないか

2)現状を変えてこそ市民派議員です                          
 ・問題解決の手法を学ぶ/スキルを身につける
 ・基本は情報公開(制度とテクニック)
 ・市民とつながる、市民に伝える ニュース  紙媒体 Webページ HP ブログ

3)市民自治の制度/市民とつながる~直接民主主義の手法アラカルト           
 ・市民の権利を守る/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
 ・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)

4)予算を理解する~政策実現への道                         
 ・自治体における「予算」とはなにか-予算の意味と議員の役割
 ・予算議会は政策実現への道

●まとめ
 ・選挙直前講座まとめ~講師から
   ★参加者プレゼン「選挙に向けての、「候補者としての私の決意」

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3月8日(日)9時~12時 (オプション講座:希望者のみ)
1)選挙カーのメッセージのスキル
 ~街頭演説-聞く人に届く政策連呼をマイクを使って実践的にアドバイス

2)市民型選挙なんでも相談~個別の政治活動、選挙運動の問題に対応したアドバイス 

【参考】講師および「む・しネット」のブログおよびホームページ

★ブログ「みどりの一期一会」
★寺町みどりのブログ(『市民派議員になるための本』ブログ)
★市民と政治をつなぐ「P-WAN」

★ブログ「てらまち・ねっと」
★寺町ともまさのネットワーク
★「くらし しぜん いのち 岐阜県民ネットワーク」ホームページ  

☆「む・しネット」~女性を議会に 無党派・市民派ネットワークblog
★寺町みどりのwebページ(「む・しネット」のホームページ)


社会を変え市民の政治を実現するために(寺町みどり)/『女性情報』2014年11月号
ニッポンの女子力<4>挑戦 物言う市民派 育て~母親目線 地方議会に送る(中日新聞)
河北新報 【変えよう地方議会 あすの自治】届く/だれが議会を変えるのか? ひとりから始める(寺町みどり)
 

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◆「自治体議会は必要か?」 都市問題公開講座 2月7日/日本プレスセンター/申し込みは今日まで

●選挙や議会に関した運動 / 2015-02-05

 「自治体議会は必要か?」 という明快なテーマでの公開講座がある。
 主催は、(公財)後藤・安田記念東京都市研究所(旧 東京市政調査会)。
 2月7日(土)13:30~16:30 。
 ここに、パートナーがパネリストとして招かれているので、その企画の案内を紹介。
 場所は、なんと、日本プレスセンター。
 ちょうど、今日が申し込みの締め切り。興味ある方はどうぞ。

 ところで、今日は、東京から打ち合わせに来る人がいるので、岐阜で面会、としてある。
 ついでに、岐阜市役所にも行ってくる予定。

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  ★  第40回『都市問題』公開講座


第40回『都市問題』公開講座
 『都市問題』公開講座は、2001(平成13)年度から実施を開始しました。2004(平成16)年度からは、今日、大きな社会的課題となっている地方分権改革や都市政策のあり方などをはじめとした重要トピックスを取り上げ、基調講演とパネルディスカッションから構成された公開講座とし、年3回、広く市民、自治体や中央政府の職員、研究者のみなさんと議論を交わすために開催しております。

開催情報
(公財)後藤・安田記念東京都市研究所 第40回『都市問題』公開講座
自治体議会は必要か?
 自治体の議会は二元的代表制のもとで首長とならぶ市民の代表機関である。だが、行政に対するチェック機能が発揮されているのか、政策の発議を行っているのか、など多くの疑問が投げかけられてきた。こうしたなかで、議会内での不適切発言や政務活動(調査)費の流用疑惑が噴出し、市民の議会をみる眼は一層厳しくなっている。自治体議会が市民の信頼を得て代表機関としての役割を果たしていくためには、何が問われているのか。歩むべき道筋を考える。

開催日 
2015年2月 7日(土)13:30~16:30

会場案内 会場へのアクセス 日本プレスセンター 10階ホール(〒100‐0011 東京都千代田区内幸町2‐2‐1)

基調講演 金井 利之 氏 (東京大学法学部・大学院法学政治学研究科教授)

パネルディスカッション
寺町 みどり 氏 (「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」事務局)
中本 美智子 氏 (大阪府吹田市議会議員)
根本 良一 氏 (前福島県矢祭町長)
東野 真和 氏 (朝日新聞編集委員(前大槌駐在))
山口 二郎 氏 (法政大学法学部教授) <司会>

参加費 無料
参加申し込みフォーム

申込み期限 2015年2月 5日(木)
お問い合わせ 後藤・安田記念東京都市研究所 研究室
TEL:03-3591-1261  FAX:03-3591-1279 

(公財)後藤・安田記念東京都市研究所(旧財団法人東京市政調査会) ホーム


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◆4月の統一地方選のため/「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」開催と申込案内

●選挙や議会に関した運動 / 2015-01-28

  「転載・転送可/歓迎」「拡散希望」。
 このブログへのアクセスで、年末12月ごろから毎日、一番多い分野は、来年の統一地方選の関係のこと。
 毎日数百以上の「アクセス・IP」。
 だからというわけではないけれど、2月と3月に選挙直前講座を開くので今日は、その内容と参加者募集のお知らせ。
    (2014年9月20日ブログ⇒ ◆統一地方選の投票日は「4月12日」「26日」で確定

 無党派・市民派に限定することを前提として、自治体選挙の立候補者、および、お知り合いで立候補されようとしている方、などがおみえなら、お知らせいただければ、ありがたいです。
 ブログの後半に内容や日程、申し込みのことなどの詳細をまとめますが、まず、概要は次です。

◇2月14日(土)と3月7日(土)  「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」
◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く
◇ 参加費2万円 (2回通しでの参加が基本)
◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 
◎ 参加を希望される方は、講師の寺町みどり(tel0581-22-4989) まで、まず電話でお問い合わせを。

なお、私たちが10月に出した本は次。
上野千鶴子 プロデュース、寺町みどり・寺町知正共著
2014年10月刊 WAVE出版
『最新版 市民派議員になるための本』-あなたが動けば社会が変わる-

↑ クリックで拡大 ↑
 ★目次=「部・章・節」紹介
 ★注文案内はここ 

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 ★「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙直前講座」

日 時:2月14日(土)と3月7日(土)の2回連続講座
会 場:ウイルあいち(名古屋市)

講 師:『最新版 市民派議員になるための本』共著者。
     寺町みどり:「む・しネット」事務局
     寺町ともまさ:岐阜県山県市議会議員、市民活動家

《第1回》 2月14日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」)
 ○「市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート」


《第2回》 3月7日(土)13~20時 (翌日9時~12時はオプション「選挙なんでも相談」) 
 ○「選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする~準備から選挙本番~当選まで」


◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
       保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く
◆ 参加費2万円 (2回通しでの参加が基本)
(郵振で「む・しネット」に事前振込み)
◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 

◎ 参加を希望される方は、講師の寺町みどり(tel0581-22-4989) まで、
  まず電話でお問い合わせください。

《第1回》2月14日(土)13時~20時 
市民型選挙の手法~選挙で伝える政策、スタンス、ハート


【内容の詳細・タイムテーブル】
A:市民派議員とはなにか、市民型選挙とはなにか
  /今までの議員、選挙との違い
1)「議会」と「議員」を理解する                      
 ・自治体は何のためにあるのか/議会とは何か/議員とはなにか
 ・議員に求められている仕事/無党派・市民派議員としてはたらくとは・・・
 ・自治体の政策とお金の関係/市民の税金の流れ
 
2)市民派議員の仕事~基本は「発言」                         
 ・議員の基本/議会・議員は法やルールに基づいて仕事をする
 ・議会の法的位置付けや構造・枠組みの理解-地方自治法、会議規則、委員会条例 
 ・議員の仕事~発言、一般質問、質疑
 ・選挙と議員活動は地続き
 ・議会を変えるための論理とタイミング/改革の手法~どのような方法で
 ・政策実現への道~政策立案力、交渉力、調整力、基本は「議論」

3)市民型選挙とはなにか                               
 ・市民派議員の仕事は?~なぜ議員になるのか?議員になって何がしたいのか?
 ・市民型選挙の基本/従来型選挙、組織型選挙との違い

4)「市民型選挙には政策が必要」                           
 ・選挙における政策・公約とは何か/政策・公約をどうつくるか
 ・政策をどうつくるか/政策課題となるためのテーマ/政策をかたちにする
 ・政策・公約をつくるのはあなた

5)市民派議員になって何がしたいのか?
  ★「わたしの市民型選挙・市民派議員として働く」小川まみさん
  ★「なぜ議員になりたいのか?/市民派議員になって何がしたいのか?」
        
B:公選法を熟知して、違反をしないきれいな選挙を
1)政治活動をすすめるにあたって                            
   ◇政治活動と選挙運動の違い~政治活動をすすめるときの留意点 
   ◇政治活動とはなにか/政治団体届け~政治資金規正法、自治法

2)公職選挙法の基本と概念                              
 ・ルールを知ってきれいな選挙/どこまで許されるか
 ・「公選法」を使いたおす/公選上の留意点/違反になること、ならないこと
 ・政治活動、選挙運動に必要な法律・制度を熟知して使いたおす
  /自治法、政規法、道交法、運送法、選挙公営、著作権法etc
3)選挙の流れを理解する~スケジュール表に沿って
 ・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
 ・スケジュール/カレンダーに記入する

4)当選するための8つの要素~レーダーチャートを使って
 ・選挙に当選するために必要な要素
 ・現状と目標をレーダーチャートに記入
 ・選挙で当選する人、しない人~チャートの解説
                    
C:政治活動・選挙運動の手法:書き言葉のメッセージをつくって、ひろげる
1)メッセージとはなにか/書き言葉でのメッセージ~政策・スタンス・思い・・・
 ・書きことばの手法/市民へどう届けるのか/いつどこでだれがどのような方法で
 ・政策とスタンスをことばにする/政策・スタンス・プロフィール、あなたの思い
 ・選挙はがき、リーフレット、ニュース、ポスターなどにどう表現するのか

2)政策のつくり方のじっさい/リーフレット・ニュース・選挙はがきをつくる       
 ・書き言葉のメッセージ/選挙はがき、ポスター、リーフレット、ニュース
   ◇リーフレットをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
   ◇ポスター、選挙はがきをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
 ・選挙の3要素/「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと/
   ◇リーフ、はがきのよい例、わるい例~実例に即して

3)リーフレット,ニュースを配る手法~市民にメッセージを届ける        
 ・リーフレット、ニュースの違反にならない配布の仕方
 ・選挙はがきの上手なつかいかた

4)インターネットの利用の範囲と限度/ブログ・ホームページ・ツイッター

5)思いの強さがひとを動かす/仲間づくり/ネットワークをひろげる
  ・中心メンバー、仲間づくり

D:話し言葉でメッセージを届ける手法  
◎選挙運動は話し言葉が基本/街頭演説の必要性                 
  ◇話し言葉としての街頭演説のノウハウ、スキル 
  ★「わたしの政策とスタンス」を聞く人に届く街頭演説をする

2月15日(日) 9時~12時 (オプション講座:希望者のみ)
○市民型選挙なんでも相談~個別の政治活動、選挙運動の問題に対応したアドバイス



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《第2回》 選挙の流れを理解し、勝つ選挙をイメージする
~準備から選挙本番~当選まで』
日時:3月 7日(土)13時~20時 8日(日)9時~12時 


【内容の詳細・タイムテーブル】
A:市民型選挙の手法:実践編
1)選挙の流れを理解する/前回の復習~告示日まで 
 ・告示日までに何を準備するのか~選挙の準備から本番までの予習と点検
 ・重複選挙で注意すること

2)書き言葉のメッセージ/リーフレット、ニュース、はがき、ポスター          
 ・市民型選挙とはなにか/従来型選挙との違い
 ・基本は政策とスタンス~市民派議員になって何をどのように実現したいのか?
    ◇リーフ、はがきのよい例、わるい例~実例に即して
    ◇選挙はがき、ポスターをつくる/写真・デザイン・印刷・枚数は?
 ・選挙の3要素/「文書・図画」に書いてよいこと、いけないこと

3)重要パーツ:選挙はがきの上手なつかいかた                     
 ・選挙はがきの配布の表ワザ・裏ワザ
 ・選挙はがきの配布状況の点検
 ・「文書・図画」と公選法との関係/リーフ、ニュース配れていますか

4)インターネットを活用しての政治活動、選挙運動
  
B:市民型選挙の手法とスキル:本番編
1)当選するために必要な要素~選挙をイメージして現状と目標をチャートに書き込む

2)勝つ選挙をイメージする」~選挙本番へのまとめ・仕上げ               
 ・選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識 
 ・本番までの工程表をつくる
3)いよいよ告示日~選挙運動終了
 ・選挙運動(告示日から投票前日まで)の流れを理解する
 ・投票日に注意すべきこと
                                        
C:話し言葉によるメッセージ/街頭演説・選挙カーの手法
1)「話し言葉」の基本/街頭演説・政策連呼のノウハウ、スキル             
 ・選挙本番は「話し言葉」の世界~その基本とコツ
 ・選挙カーの役割/選挙カーのつかい方・まわし方・
 ・選挙カーの回し方/ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
 ・マイク、拡声器の使い方の注意事項/初日から最終日まで

2)選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける                      
 ・街頭演説は何のためにするのか/ノウハウ、スキル
 ・話し言葉としての街頭演説の基本/マイクの使い方/ノウハウ、スキル
 ・候補者の演説・選挙カーでの政策連呼のじっさい

3)候補者の街頭演説-政策連呼                            
 ●街頭演説のじっさい
   ◇初日の演説/最終日の演説
   ◇あなたのスタンスと政策を聞く人に届くように街頭演説する
  ●政策連呼のじっさい
   ◇選挙カーからのメッセージ/有権者に届く効果的な政策連呼の手法

D:当選してからが本番です~当選はゴールではなくスタート!
1)当選はゴールではなくスタート!                          
 ・選挙の仕方が議員の働き方を決める/選挙運動と議員活動ひとつながり
 ・改選後の議会~初議会、人事
 ・新議員ははじめが肝心 議員は当選して即仕事を評価される
   →分からないことは聞く、調べる
 ・会派とはなにか/会派を組むか、組まないか

2)現状を変えてこそ市民派議員です                          
 ・問題解決の手法を学ぶ/スキルを身につける
 ・基本は情報公開(制度とテクニック)
 ・市民とつながる、市民に伝える ニュース  紙媒体 Webページ HP ブログ

3)市民自治の制度/市民とつながる~直接民主主義の手法アラカルト           
 ・市民の権利を守る/異議申し立て~監査請求、住民訴訟
 ・請願、陳情など ・直接請求(条例制定、リコールなど。事務監査)

4)予算を理解する~政策実現への道                         
 ・自治体における「予算」とはなにか-予算の意味と議員の役割
 ・予算議会は政策実現への道

●まとめ
 ・選挙直前講座まとめ~講師から
   ★参加者プレゼン「選挙に向けての、「候補者としての私の決意」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月8日(日)9時~12時 (オプション講座:希望者のみ)
1)選挙カーのメッセージのスキル
 ~街頭演説-聞く人に届く政策連呼をマイクを使って実践的にアドバイス

2)市民型選挙なんでも相談~個別の政治活動、選挙運動の問題に対応したアドバイス 


【参考】講師および「む・しネット」のブログおよびホームページ
★ブログ「みどりの一期一会」
★寺町みどりのブログ(『市民派議員になるための本』ブログ)
★市民と政治をつなぐ「P-WAN」

★ブログ「てらまち・ねっと」
★寺町ともまさのネットワーク
★「くらし しぜん いのち 岐阜県民ネットワーク」ホームページ  

☆「む・しネット」~女性を議会に 無党派・市民派ネットワークblog
★寺町みどりのwebページ(「む・しネット」のホームページ)

ニッポンの女子力<4>挑戦 物言う市民派 育て~母親目線 地方議会に送る(中日新聞)
河北新報 【変えよう地方議会 あすの自治】届く/だれが議会を変えるのか? ひとりから始める(寺町みどり)


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◆衆院選の違反摘発は過去最少/電話依頼の報酬は買収/投票管理者が選挙運動/連座制の案件もか

●選挙や議会に関した運動 / 2015-01-16

 国政選挙の後にはいつも、選挙違反の報道が並ぶ。従来型の買収は相変わらずとして、最近は「電話依頼してもらって、報酬を支払ったことが買収に当たる」という摘発も目立つ。つまり、「有償での選挙の電話」は「買収に当たる」ということが明確になっている。

 ともかく、今回は、衆院選の違反摘発としては過去最少だという。
 突然の選挙で立候補者が少なかったとか、いろんな面で"準備期間"が短かったから不正の余地もすくなかったとか、そんなことが言われる。
 インターネット選挙としてみても、違反の摘発はなかったという。明らかに違反、そんなものもあったけど、ま、・・・・・・・大目に見たのか・・・?

 ということで、一通り、今回の選挙違反の事例やまとめ的な報道を記録しておく。

 ところで、私のブログは、年末年始の休暇期間が、一年でアクセスが一番少ない時期。
 それが、今シーズンは違っていた。

 gooブログからの昨日15日のアクセス数は「閲覧数 5532」、「訪問者数 1415」 だった。
 過去2週間、つまり1月2からのアクセス数は「閲覧数合計 81580」、「訪問者数合計 16553」だった。
 日別のグラフやデータの表は、ブログに載せる。

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gooブログからの通知 「てらまち・ねっと」のアクセスデータ




●石田議員の運動員逮捕=電話依頼に報酬、買収容疑―和歌山県警
       [時事通信社]2015.01.12 14:27
 昨年12月の衆院選で和歌山2区から当選した自民党の石田真敏議員(62)の選挙運動員が、有権者に電話で投票を依頼した女性らに現金で報酬を渡したとして、県警捜査2課などは12日、公職選挙法違反(買収)容疑で同県海南市幡川、無職追田和之容疑者(74)を逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑では、追田容疑者は他の運動員の女性3人と共謀し、選管に届け出ていない海南市など在住の女性6人に対し、有権者に投票依頼の電話をした報酬として、計20万円余りを渡した疑い。

●維新・升田氏の運動員逮捕 買収疑い
        日経 2015/1/7 12:31
 昨年12月の衆院選で電話による選挙運動に報酬数十万円を支払ったとして、青森県警は7日までに、農業、吉田俊逸容疑者(64)=同県五所川原市金木町蒔田桑元=ら2人を公選法違反(買収)の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、2人はいずれも青森1区から立候補し、比例東北ブロックで復活当選した維新の党、升田世喜男氏の運動員。

 ほかに逮捕されたのは無職、渡辺美津江容疑者(50)=青森市三内沢部。

 逮捕容疑は、衆院選で升田氏への投票を呼び掛ける電話をかけたことや、今後の選挙運動の報酬として、別の運動員十数人に現金計数十万円を支払った疑い。県警によると、2人はおおむね容疑を認めている。

 升田氏は初当選。青森県では衆院選で民主、維新、社民の野党3党が初めて連携し、升田氏は選挙区で当選した自民党候補に3787票差まで迫った。

 升田氏の事務所は取材に「逮捕者は選対の役職には就いていない」と説明。「深刻かつ重大に受け止め、捜査の推移を見守り適切に対応する」とのコメントを発表した。〔共同〕

●<升田氏派選挙違反>公示前も電話作戦か
         河北 2015年01月10日
 衆院選青森1区を舞台にした升田世喜男氏(維新、比例東北)派の選挙違反事件で、買収に当たるとされる電話作戦が公示前の昨年11月25日から続けられていたことが9日、関係者の話で分かった。公選法で禁じられた事前運動に該当する疑いがあり、青森県警が慎重に調べている。

 関係者によると、電話作戦の準備を進めていた農業吉田俊逸容疑者(64)=五所川原市金木町=は11月22日、事前に募った女性らを集め、業務の内容に関する説明会を開いた。電話作戦はその3日後にスタートし、12月2日の公示を経て選挙運動期間最終日の13日まで続けたという。
 拠点となった青森、五所川原両市で募った女性は約50人とされ、1人当たり3~5時間のパート形式、時給750円で電話かけをしていたことが関係者の話で分かっている。
 電話作戦は19日間に及び、吉田容疑者が自らの資産から工面したとされる原資300万円は、ほぼ使われたとみられる。
 公選法によると、選挙運動が認められているのは、立候補者が届け出た日から投票日の前日まで。衆院選では最大12日間の選挙運動ができる。

●公選法買収容疑、3人逮捕 陣営側「一切関知してない」
         朝日 2014年12月17日01時45分
4日投開票の衆院選で、群馬県警は16日、群馬2区に維新の党公認で立候補し、比例区で復活当選した石関貴史氏(42)陣営の運動員とされる3人を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕し、発表した。警察庁によると、投開票後に警察が摘発した事件のうち、買収容疑での摘発は初めてという。

 石関氏の事務所は「一切関知していない。捜査対象者は選対関係者や運動員ではなく、まったく知らない。公選法にのっとって運動しています」とのコメントを出した。一方、県警は3人は石関氏の陣営の運動員だと説明している。

 逮捕されたのは、いずれも群馬県伊勢崎市の会社役員本木博幸容疑者(49)と会社役員宮川陽一容疑者(37)、自営業高柳彰寛容疑者(34)。

 県警によると、本木容疑者は公示後の12月上旬、宮川、高柳の両容疑者に選挙運動に使う看板を掲示するなどの選挙運動を頼み、報酬としてそれぞれ現金数万円を渡した疑いがある。宮川、高柳の両容疑者はともに受け取った疑いがある。

 県警は3人の認否を明らかにしていないが、それぞれ「演説会に多数の有権者を集める目的があった」などと話しているという。3人は看板制作やイベント企画の会社を経営しているという。

●公選法違反:陣営での立場が焦点 連座制対象か 買収容疑、元秘書送検 /群馬

      毎日新聞 2015年01月07日 
 昨年12月の衆院選を巡る石関貴史氏陣営の公選法違反事件で、県警は6日、公選法違反(運動員買収)容疑で逮捕した石関氏の元秘書で伊勢崎市議の山越清彦容疑者(43)を前橋地検に送検した。石関氏は同日、維新の党の選対委員長を引責辞任した。公選法は選挙運動に使える宣伝物に一定の制限を設け、報酬を支払える対象者も限定している。山越容疑者が陣営内で責任ある立場だった場合、「連座制」で候補者の当選が無効になる可能性があり、県警は山越容疑者の立場を慎重に調べている。

 山越容疑者の逮捕容疑は、衆院選公示後の12月上旬、市内の看板製作業、本木博幸容疑者(49)に看板百数十枚の製作と設置を依頼し、現金約50万円を渡したとしている。看板は12月7日にアントニオ猪木参院議員を招いて石関氏を応援する集会を告知するためのもので、現金は看板製作費と設置作業に関わった3人の報酬になったとみられる。県警は容疑者の認否について明らかにしていない。

 ◆「運動員買収」とは
 公選法は有権者に金品を渡して買収する行為だけでなく、「選挙運動員」の金銭授受も禁じている。選挙運動は無償ボランティアが原則だからだ。しかし、演説会の設営や撤去、運転手など、単純作業を担う人は「労務者」とみなされ、報酬を支払える。県選管は「選管が用意した掲示場にポスターを貼るだけなら労務者。一方、ビラ配布は有権者と直接関わる行為で、看板設置も場所の選定を含めて選挙運動になる」と説明する。本木容疑者と看板を設置したとされる2人の男性は同容疑で逮捕後、処分保留で釈放された。「指示された場所に看板を設置するだけなら単純な労務ともとれるし、選挙運動となるかは個別の判断になる」という。

 ◆「連座制」とは
 候補者本人が選挙違反に直接関与していなくても、陣営の中心人物が悪質な選挙違反で有罪が確定すれば、「連座制」で失職する可能性が生じる。当選無効だけでなく、5年間は同じ選挙区から立候補できなくなる。

●投票管理者が選挙運動 公選法違反疑い書類送検
       読売 2015年01月14日
 昨年12月の衆院選の期間中、岡谷市の投票所で投票管理者を務めていた男(68)が、長野4区で当選した自民党の後藤茂之議員の選挙運動をしたとして、県警捜査2課は13日、この男を公職選挙法違反(選挙事務関係者の選挙運動の禁止)容疑で長野地検に同日書類送検したと発表した。

 発表などによると、男は昨年12月2日の公示後に同市内で行われた後藤議員の応援集会で、4区の有権者に後藤議員への投票を呼びかける発言をした疑い。男は後藤議員の同市の後援会役員で、集会の閉会あいさつで「後藤をよろしく」などと発言したとされる。

 男は投票所が置かれた地区の区長。岡谷市では、各投票所の投票事務の責任者として1人ずつ配置する投票管理者に、市選管への推薦に基づき、各区の区長を選任することが多い。選任された間、投票管理者は関係区域内での選挙運動が公選法で禁じられている。

 後藤議員の事務所は取材に対し、「後援会役員でありながら投票管理者を引き受けたことに認識の甘さがあった。投票を呼びかけたことが事実なら極めて残念」とコメントした。岡谷市選管の小口佳祐委員長は「大変驚いている。投票管理者の立場に反するような行為があったなら、誠に残念」との談話を出した。


●衆院選の公選法違反で2人を書類送検 京都府警、違反取締本部を解散
          産経 2015.1.14 07:47
 京都府警は13日、昨年12月に投開票された衆院選の選挙違反取り締まり状況を発表した。公職選挙法違反で2人を書類送検したほか、違反計17件を警告し、同日、取締本部を解散した。

 同府警捜査2課によると、他人の選挙権を行使したなどとして、公職選挙法違反(投票偽造)と同法違反(詐偽投票)の疑いで男2人をそれぞれ書類送検。また、公示前に立候補予定者の氏名を記載した看板を掲示した文書掲示違反など17件を警告した。

●公選法違反:衆院選ポスター破く 容疑の男再逮捕−−県警 /香川
   毎日新聞 2015年01月14日
 昨年12月の衆院選で、選挙ポスターを破いたとして、県警捜査2課と丸亀署は13日、観音寺市本大町、警備員、大西清雄被告(65)=器物損壊罪で起訴=を公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで再逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月14日午前7時40分ごろ、多度津町に設置された政党広報板に張られた衆院選立候補者のポスター1枚を破った、とされる。大西容疑者は「1人でしたことに間違いない」と認めているという。

 大西容疑者は昨年12月19日、観音寺市内の政党事務所に設置されたクーラーの室外機のホースを切断したとして、器物損壊容疑で逮捕、起訴されていた。

 一方、県警捜査2課は、衆院選の違反取り締まり状況を発表した。捜査2課によると、選挙運動員に弁当を配ったとして公職選挙法違反(飲食物の提供の禁止)容疑で高松市の50代の男を書類送検したほか、文書掲示違反22件、文書頒布違反が5件があった。【道下寛子】

●衆院選:県警の取締本部解散 1人を送検 /岡山
      毎日新聞 2015年01月14日
 県警は13日、昨年12月にあった衆院選の選挙違反取締本部(本部長・斉藤良雄県警本部長)を解散した。1人を同日、公選法違反(投票干渉)容疑で書類送検した。送検容疑は、投票所で特定の候補者に票を入れるよう促したとされる。また、警告は11件で、ポスターや看板の掲示に関する違反だった。

 前回2012年の衆院選では、1人を公選法違反容疑で逮捕。その他、23件の警告があった。【平川義之】

●衆院選の違反摘発は過去最少に
      NHK 1月16日 4時58分
 先月の衆議院選挙で、全国の警察が摘発した選挙違反の件数は47件で、統計を取り始めた昭和27年の衆議院選挙以降、最も少なくなったことが警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、先月、投票が行われた衆議院選挙を巡って、今月13日までに全国の警察が公職選挙法違反の疑いで摘発した件数は47件、摘発人数は逮捕者18人を含む合わせて34人でした。前回、3年前の衆議院選挙のときよりも、摘発件数は31件、摘発人数は65人少なくなり、統計を取り始めた昭和27年の衆議院選挙以降、最も少なくなりました。容疑別で最も減少したのは買収で、前回よりも15件少なくなって20件でした。

インターネットを利用した選挙運動に関する違反の摘発もありませんでした。
一部の警察を除いて、今回の衆議院選挙の選挙違反の捜査は終結することになり、警察庁は、衆議院選挙の選挙違反の摘発が過去最少となったことについて、「急な解散となったことや、候補者が前回よりもおよそ300人少なかったことも影響したのではないか」と分析しています。

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 昨年の5月に第一回を開いて、全5回の「M&T企画/勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座」の最後は、昨日から名古屋で行っている。今日で全日程を終了。
 4月に選挙のある人のために、この1月から告示日までの政治活動から、告示日から投票日前日までの選挙運動のすべてのスキルをセッションでお伝えする内容。

 その日程と内容を掲載しておく。
 今日は、終わったら、そのまま岡山へ。

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 第5回 M&T企画/勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座
『選挙の流れを理解し、当選をイメージする~政治活動から本番までの最終点検』
日時:1月10日(土)~11日(日):ウイルあいち

【内容の詳細】
◆セッションA.
《書き言葉のメッセージを届ける~政治活動+選挙運動の準備   
1)書き言葉のメッセージ/リーフレットをつくる、ニュース
2)リーフレット、ニュースの届け方と許容の範囲              
3)告示日まで残り100日~政治活動は本番です
4)選挙本番用グッズ-1/公選ハガキ   
5)選挙本番用グッズ-2/ポスター・選挙公報
・ポスター、選挙公報のつくり方
     
◆セッションB.
《「勝つ選挙(ゴール)をイメージする」~選挙本番へのまとめ・仕上げ》
1)選挙本番へのまとめ・仕上げ~スケジュールと現状認識 
 ・工程表の記入       
 ・8軸レーダーチャートの記入
2)いよいよ選挙運動ホンバン/告示日~投票日までに注意すべきこと      
・選挙運動(告示日から投票日まで)の流れを理解する
 事務所の仕事、ポスター貼り、公選ハガキの発送etc
・選挙運動で注意すること~公選法違反、すれすれ
・インターネットの利用の範囲と限度
3)わたしのやりたい市民型選挙~勝つ選挙、ゴール(当選)をイメージする   
  ◇プレゼン「わたしのやりたい市民型選挙」
  ・個別の選挙の状況に対応したアドバイス
          
◆セッションC.
《選挙本番~話し言葉でメッセージを届ける》
1)候補者の街頭演説
2)政策連呼のじっさい/スタンス及び政策から連呼原稿をつくる)
3)選挙カー、マイク、拡声器                           
・マイク、拡声器の使い方の注意事項
・選挙カーの回し方(コース)/車を止める場所とタイミング
・選挙カー、マイク、拡声器のメンテナンス
4)候補者の演説/選挙最終日の街頭演説
◆まとめ 5回の選挙講座に参加して~当選にむけての決意
     
【オプション】選挙なんでも相談  


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 毎日新聞の本紙で1月1日から連載「ガラスの天井:女性と政治」「女性の地方政治参画」が続いている。ブログにはその関連の記事の一部を記録しておく。(記事のスタンスには・・・・? もあるけれど)

 なお、1月3日の「くらしナビ  BOOK」には、パートナーと私が10月に出した本 『最新版市民派議員になるための本 あなたが動けば社会が変わる』の紹介がでていた。
 それも併せて紹介するとともに記録。

 今日は、ノルディックウォークのあと、今度の土日の選挙講座のレジメづくりと新しい風ニュースの原稿整理。

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▼『最新版市民派議員になるための本 あなたが動けば社会が変わる』
2015年1月3日 毎日新聞(くらしナビ) BOOK:
(写真をクリックすると拡大)
『最新版市民派議員になるための本…』=寺町みどり、寺町知正・著、上野千鶴子・プロデュース

◇『最新版市民派議員になるための本 あなたが動けば社会が変わる』
 男女にかかわらず、市民派議員になりたい人のために書かれた本。選挙手法から議会の基本、政策策定・評価手法など、地方から議会を変えるためのノウハウが詰まった実用書だ。共著者の寺町みどりさん、寺町知正さんは長年、地方政治の現場で自ら市民派議員として働きながら、「む・しネット(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク)」講師を務め、市民派議員を育ててきた。市民にも参考になる。(WAVE出版、3132円)


写真のクリックで拡大目次=「部・章・節」紹介 ★注文案内はここ 

● ガラスの天井:女性と政治/1: 町村議会の4割、男だけ/毎日新聞  2015年1月1日
 1945年に女性が参政権を得てから70年。しかし、昨年末の衆院選でも女性の当選者は1割にも満たなかった。地方議会でも1割程度。「政治」という意思決定の場に、女性が関わらない、関われないのはなぜだろう。見えない障壁“ガラスの ・・・. 

● ガラスの天井:女性と政治/2: 産後、議会欠席に匿名非難/毎日新聞 2015年1月3日
 女性議員が増えるのが気に入らないのだろうが、こんな顔の見えない性暴力は許せない」と憤る。 人口の半数を占めていても、政治の世界では異分子と見られがちな女性議員。議会内外から有言無言の攻撃や偏見にさらされ、活動の妨げに・・・

● 女性の地方政治参画:07年に10%台 進まぬ実態とは
     毎日新聞 2015年01月04日
 1945年に女性が参政権を得てから70年。しかし、昨年末の衆院選でも女性の当選者は1割にも満たなかった。地方議会でも1割程度。「政治」という意思決定の場に、女性が関わらない、関われないのはなぜだろう。見えない障壁“ガラスの天井”があるのだろうか。
 公益財団法人市川房枝記念会女性と政治センターが、統一地方選の年ごとに調べた、地方議会への女性議員の進出状況によると、女性議員の割合が初めて10%台にのったのは2007年。前回11年の選挙後では11.1%と、少しずつ上昇しているとはいえ、地方参政権を得てからすでに70年近くたち「50%に達するにはあと何十年かかるのか」と、久保公子事務局長はため息をつく。
 地方政治への女性参画がこれほどまでに進まないのはなぜなのか。

 ◇応援できない事情
 豊かな自然に囲まれ、パウダースノーが売りのスキー場など、海外からも多くの観光客を集める国際的な観光地、北海道ニセコ町。人口5000人弱の町に、昨年度は約157万人が訪れた。
 この町の議会で唯一の女性議員、斉藤うめ子さん(67)は、この地をついの住み家として8年前、神戸から移り住んできた。
 移住してきて最初にあった統一地方選(07年)で、町議選は無投票。女性議員はゼロだった。「男女平等」を会話に持ち出すと、町の開放的なイメージとは裏腹に「男女平等になってどうするの」「男性を外で立て、家で女が実権を握るものでしょう」と、町の女性たちに言い返され、驚いた。

 「自分が議員になって、この町の状況を変えるしかない」。10年秋に、次の町議選に出ることを決意した。
 最初に立ちはだかった壁は、家族である4歳上の夫。普段は男女平等を尊重していたはずだったが、選挙への決意を告げると「実力も能力もないのに、立候補してどうするんだ」と批判された。反対を振り切り、自分の蓄えから選挙費用を出し、立候補した。
 そもそもが「よそ者」で「女」。自治会の役員をしたこともなく、支援団体もなく、地域の顔役が議員を務めるこの地域で、周囲には全く無謀な闘いにみえた。
 「恥をかくだけ。立候補はやめた方がいい」と知人からは面と向かって諭され、町を歩けば「あなたを応援したら地域でやっていけなくなる」「口をきけば、あなたを応援していると誤解される」とまで言われた。
 立会演説会に来たのは元々の支援者3人だけ。「票読み」は全くできなかった。
 しかし、ふたを開けてみれば189票を取り、11人中7位で当選。選挙後、複数の男女から「あなたに入れたよ」と打ち明けられた。当選までの壁は分厚くみえたが、自分の知らないところで「女性」や「よそ者」への期待があることを感じた。
 「女性議員がいることで少しずつだが町の意識が変わると思う」。斉藤さんは再選を目指し、今春の統一地方選に向けて準備を進めている。

 ◇仲間増やしたいが
 当選4回、落選4回。20年間に計8回、市議選や県議選に挑戦してきた、現鹿児島県南さつま市議の平神純子さん(57)の選挙結果だ。
 平神さんが初めて選挙に立ったのは1995年の旧加世田市議選。看護師として働いた後、大学で政治学を学び、女性の政治参加が必要だと考えて立候補を決意した。当時、5歳と2歳の子育て中。さらに、立候補を決めてから半年後には妊娠が判明した。
 「はっきり言って当選するわけがない、と誰もが思っていました」。当時をよく知る古木健一・南さつま市議会議長は、そう振り返る。

 旧加世田市の議員は、先祖代々この地に住む者で、自治会長や公民館の役員ら男性が、地域の推薦を受ける形で名乗りを上げる。当時、1人いた女性議員は婦人会の代表経験者だ。地縁血縁がものをいう土地柄で、平神さんは地元出身ではなく、地域の代表を務めた経験もなかった。
 しかし、妊婦で出馬という話題性が手伝い、マスコミの注目を浴びて461票を取り当選した。
 議員となってからは保育園の延長保育など住民に身近な問題に取り組み、女性議員を増やそうと、自ら「選挙に出ないか」と女性たちに声を掛けて回った。しかし4年後の選挙では落選。「活動実績は評価してもらえないのか」と悔しさがこみ上げた。

 ◇地域社会の壁厚く
 女性の再選が難しい状況について、地方議会への女性参画に詳しい京都女子大学の竹安栄子教授は「女性の多くは支持基盤がなく、いろいろな団体に顔を出すが有効な選挙戦略を立てられず、再選されにくい。政党に属している議員は組織があり情報も豊富だが、無所属が多い地方議会では女性議員を育てるところがない」と説明する。

 竹安教授は、女性の立候補を阻む要因に▽「政治は男性のもの」といった「性別分業意識」▽夫や家族の理解が得られないなど「家族・親族の壁」▽地域社会の壁−−を挙げる。「地域社会は集票基盤であり、地域の支持を得るには、自治会長などの役職経験が重要。地域社会との関係が密な地方選挙で、男性が長を占める中、女性議員が増えるにはまだ壁は厚い」と語る。

 ◇職住近接、主婦向き
 女性にとっては、そんな近づきがたいようにみえる地方議会だが、いざ議員になってみると「主婦に向いている仕事かも」という声が聞こえてくる。
 主婦から千葉県浦安市議になった岡野純子さん(36)は「地方議会は現場の声や生活密着でものごとを決める場。介護や子育てにじかに接していて、地元をよく知る主婦に向いている仕事だと思う」と話す。
 県議の経験がある井戸正枝・元衆院議員も「職住近接で、拘束が年100日程度の地方議会は勉強の時間も取れ、本来は専業主婦にぴったりだ」と勧める。
 地元をより良くするために、地域密着で働くことを意気に感じる女性たちは、これから増えていくだろうか。その時、障壁が少しは低くなっているだろうか。 


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 総務省が「衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移」というデータ・グラフを出している。  
 選挙により上下はするけれど、年代別の投票率の最低は「20歳代」「40%程度」、最高は「60歳代」「80%程度」という特徴が一目瞭然。
 奇しくも、というべきか、当然というべきか、全体平均は「約60%」。
 (ブログ後半に詳しい表を載せた)

 ともかく、この「60歳代」トップは30年以上前らの連続記録。
 政治を左右しているのは高齢世代、ということか。
 政治の高齢化は脱したい。
 今回の選挙は、いつも以上に「若者の投票」を呼びかける動きが強い印象を受ける。

 客観的に投票率を上げることが重要なのは言うまでもない。 
 だから、このブログでは昨日も整理した「若者」の状況 ⇒ ◆「増え続ける非正規 将来像描けぬ若者ら」/「若者よ、選挙に行こう」「地方が声上げよ」(東京) 
 
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●「衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移」  
    衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移

総務省データに「カラー枠」を加筆
最低 ⇒ 20歳代 40%程度   最 ⇒ 60歳代 80%程度 


●今回の選挙が若者にとって絶好のチャンスである理由【衆院選】
        「知りたい」にやさしく寄りそうメディア/熊谷 祐介 2014/12/06
 12月14日に迫った衆議院議員選挙投開票日。メディアでは政局、政策など様々な報道がされていますが、この記事では投票率という点に注目していこうと思います。前回2012年の衆議院選挙後、「戦後最低の投票率…」などこのような報道が目立ちました。

そして、この投票率の低下を「低投票率の裏には若者がいる」との声を挙げるメディアも少なくありませんでした。はたして本当にそうなのでしょうか。

若者だけでない投票率の低下
一つの盲点として挙げられるのが、投票率が低下しているのは若者だけではないということです。戦後最低の投票率を記録した前回の第46回衆議院選挙と民主党が政権を奪取した第45回衆議院選挙を比較していきましょう。下記の図は二つの選挙の投票率の推移を数字にしてその低下率と低下した人口をだしたものです。


参考文献: 公益財団法人 明るい選挙推進協会「衆議院議員総選挙年代別投票率の推移」
(※減少人数の試算方法は選挙が行われた平成24年12月当時の年齢別人口×減少幅[%]/100)

この図から、読み取れるのは次のようなことです。

・投票率は若者と呼ばれる世代である20代が一番低い

・ここ最近の二回の衆院選における投票率減少幅は30代、40代が最もあり、40代の推定減少人数で言えば230万人以上もの人が減少している

・減少人数がもっとも少ないのは20代の世代で約153万人


など、このような相対的な表でみると、様々な問題が明るみにでます。前回の選挙「戦後最低の投票率」と言われていましたが、これは一緒くたに20代若者が原因だと言う事はできないでしょう。

今回の選挙でこのグラフがどう変わるか

若者の投票率の低下を嘆く人も多いですが、データでみると、投票率が低下しているのは若者だけではないことがわかります。

とりわけ人口比ごとの減少率を見てみると、40代の投票率低下の方が深刻に思えます。しかしながら、若者自体の投票率が世代別で見てもっとも低い事は事実です。

このような知識を頭において、今回の選挙では「若者」はどのようにとりあげられるのか、そしてこの状況がどのように変化するのかを見ていくと、選挙報道が楽しくなるかもしれません。

政治家の視点でこの投票率をみると、投票を多くしてくれる年代層にフォーカスした政策を国民の声として拾い上げ、国政に反映させる傾向にあるのは明白です。

前回、衆議院選挙では全ての世代の投票率が下がりましたが、仮に今回の選挙で他の世代よりも20代の投票率が上がれば、国政に若者の声が反映されるようになるでしょう。

●投票に行こう! “若者たち”の挑戦
          テレビ東京 12月8日
 衆議院選挙の投開票が14日、今度の日曜日に迫りました。前回の投票率は59.32%でしたが、今回はさらに低くなるのではと懸念されています。特に若い世代の投票率はさらに低調で、20代は2000年以降は50%を下回っています。この流れを変えようと、若者たち自らが選挙や政治に関心を持ってもらおうと独自の取り組みを始めています。


●若者の投票 鍵握る
   朝日 2014年12月9日
 ●期日前投票 増加傾向だが…
 県選挙管理委員会は8日、県内の衆院選の期日前投票者数は7日までで4万6654人に上り、前回2012年の同時期を約13%上回ったと発表した。自民優位の情勢が伝えられる今回の選挙。与野党ともに投票率が選挙結果を左右するとみて神経をとがらせている。

 期日前投票は、投票日に仕事や旅行などの用事がある人でも投票できるようにする制度。今月3~7日の5日間では、飯舘村が9.85%と最も高く、檜枝岐村(8.18%)、富岡町(7.82%)と続く。都市部では福島市で8968人(3.83%)、郡山市で8812人(3.32%)が投票を済ませている。

 ただ、期日前投票の多さが投票率に比例するとは限らない。たとえば2013年参院選では25万172人と、10年参院選を約3万4千人上回ったが、投票率は逆に約7ポイント下がった。

 投票率を押し下げているのが、若者の選挙への無関心ぶりだ。県選管が10月の知事選の世代別投票率をまとめたところ、20代の投票率はわずか23.71%。最も高い70代の64.4%を大きく下回った。

 若者に衆院選への関心を持ってもらおうと、県選管は動画サイト「ユーチューブ」でCMを配信し、求人情報誌やコンビニのレジ画面に広告を載せている。担当者は「これまでも高校生向けの『模擬投票』などを続けてきた。できることを地道に続ける」と語る。

 若者を中心とした無党派層の投票が勝敗を分けかねない―。そんな思惑から、若者の支持の掘り起こしに力を入れる陣営もある。

 ある野党候補の陣営はフェイスブックやツイッターといったSNSを積極的に活用しているが、手応えはいま一つ。ホームページに載せている動画の閲覧も「数十件にとどまる」という。「ネットは話題を呼べば一気に拡散する。最後まで何とかおもしろいコンテンツや動画を作るよう、ネット部隊にはっぱをかけている」と力を込める。

 有権者の投票態度をめぐっては、00年に森喜朗首相(当時)が「寝てしまってくれればいい」と発言。棄権を期待していると受け取られかねないとして、批判を浴びたことがある。だが自民前職の陣営は「『投票率が下がったほうが有利だべ』という人もいるがそんなことはない。選挙ムードが盛り上がらないと基礎票が落ち込む」と心配する。

●低だった投票率 今回は回復? カギは若者
        テレ朝 (12/09 11:52)
 総務省は、7日までに期日前投票をした人が約270万人に上ったと発表しました。投票率に換算すると2.59%で、戦後最低の投票率だった2年前の投票率の時と比べて、わずかな伸びにとどまっています。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 投票率について、各党の選挙担当者は、最低だった前回並みに低くなるとみています。
 「投票に行かない」人:「全然、よく分からないから行かないです」「親近感がないから遠いです、政治の世界が」
 「投票に行く」人:「20歳になったばかりで、選挙権を持っているので。ちゃんと自分の意思を表明しようと思います」

 投票率は1996年に初めて6割を切り、「郵政選挙(2005年)」と「政権交代選挙(2009年)」では持ち直したものの、前回の2012年はついに最低を記録しました。ANNの最新の世論調査では、選挙に「必ず行く」と答えた人は77%で、前回の選挙前の調査と同じレベルです。特に20代の投票率は前回37%台と低く、政治が若者向けの政策を後回しにしがちになる要因となっているのが実態です。仮に14日には投票に行かれないとしても、期日前投票であれば9日から13日まで、午前8時半から午後8時まで投票することができます。

●2014衆院選:大学生が選挙啓発 広告やネットで投票率アップへ /富山
       毎日新聞 2014年12月09日
  ◇高岡法科大や富山大、学生目線で関心持つきっかけに
 県選管は8日、衆院選(14日投開票)の3〜7日の5日間の期日前投票者数を2万2631人と発表した。前回同期比で2875人、14・6%増加した。選挙区別では、2区が同19・9%増で最も増加傾向にある。選挙期間の後半は期日前投票所数も増えるため、県や市町村選管は、場所や投票時間などを広報し、投票率アップに努めている。

    ◇
 近年の投票率の減少傾向を受け、県内の学生らの間では、広告やネット動画などで選挙啓発を行う動きが広がりつつある。

 高岡法科大の竹田達矢准教授のゼミの学生らは、若い有権者の政治参加意識を高める方法を探ろうと、衆院選富山1区の候補者を取材した動画をフェイスブックのページ「選挙いいね!」で公開した。今年行われた朝日町、入善町の町長選に次いで3回目の取り組みで、国政選挙では初めて。

 質問は「他の候補者との違いは」「富山県の魅力」などで、インタビュアーを務めた同大法学部の松本大輝さん(20)は「特定の政策に偏ることなく、学生目線で聞きたい質問にした。『いいね!』を使って広めたい」と話す。

 一方、富山大の出版サークル「GROW WORKS(グロウ・ワークス)」は、11月中旬に発行したフリーペーパーの裏表紙用に選挙啓発の広告を制作した。広告では学生に「どんな街に住みたい?」と質問。それぞれの思いをスケッチブックに書いてもらって写真を撮影し、20人分をまとめたデザインとした。

 7月にも同様の広告を制作し、今回が2回目。取材に携わった同大経済学部の中田祥平さん(21)は、7月の広告では「あなたが政治家だったら?」の質問に対して、学生は予想以上に回答に時間を要していたが、今回柔らかい内容の質問に工夫すると、すぐに答えが返ってきたと振り返る。中田さんは「柔らかく身近な話の方がイメージしやすいと実感した。政策も分かりやすさを重視して訴えてほしい」と語る。

 同サークル代表で同大人文学部の谷内彩夏さん(20)は「取材の時は意図していなかったが、ちょうど総選挙と合う時期になった。目にした学生が選挙に関心を持つきっかけになれば」と話している。【成田有佳】

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 今は、衆議院選挙のさなか。私の「新しい風ニュース」は、今朝の新聞各紙の折込で市内(購読)全戸に配布される。
 「他の選挙が実施中は、その候補者以外の後援会なども活動休止」という原則があるけど、書き方に気を付ければ、個人版は規制外で自由。
 
 少しそのあたりの整理。
 衆議院選挙の始まる前のある記事、「衆院選前哨戦は1日だけ 知事選で『活動制限』 和歌山」(2014年11月26日 朝日)には、
★《総務省選挙課は「公職選挙法で、街頭演説やポスターの掲示、ビラ配りなどはできない」と説明する》とある。

 つまり、知事選の最中の和歌山では「衆議院選挙の予定候補者」の政治団体の活動は大幅に規制される。これは、他の選挙の予定候補者も同様。
 基本的ルールなのに、案外知られていない。
 たとえば、来年4月の統一地方選、この時も、前半に先立って行われる『知事選・県議選』の最中は、後半に行われる『市町村長・議員選の予定候補者の政治団体の活動』は大幅に制限される。

 後述するように、先日出した本にはこのあたりも触れている。
 今朝は、インターネットで、分かりやすい選管の解説を探してみた。

 新宿区選管の「選挙時における政治活動は何か規制されますか。」が分かりやすい解説だと見た。
 他に、都選管の「政治活動の規制  86ページ 『4 選挙期間中の政治活動で何が規制されますか』」も、詳しい。
 千曲市選管の「選挙の知識」も、分かりやすくまとめてあった。

 それらのリンク・抜粋とともに、規制元の公選法の関連部もブログに抜粋しておく。

●10月14日ブログ⇒◆『最新版 市民派議員になるための本』 /目次の「部・章・節」を全部ブログに

第11章 公選法をどう使いたおすか
 11-1 公職選挙法とはなにか
 11-2 政治活動とはなにか/政治活動と選挙運動のちがい   
  ●資料11-2-1 政治活動と選挙運動のちがいとネット選挙
  ●資料11-2-2 政治活動用文書の配布範囲は表現内容で変わる
 11-3 法でどこまで許容されているか 
 11-4 選挙違反はしない

  ★ アマゾン⇒ 『最新版 市民派議員になるための本』
  ★ ブックサービス通販⇒  『最新版 市民派議員になるための本』

 ところで、今日は、議会の常任委員会の会議。私は所属ではないので傍聴。
 ・・・ということで、気温は2度・・ノルディックウォークに出かけよう。

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●衆院選前哨戦は1日だけ 知事選で「活動制限」 和歌山
       朝日 2014年11月26日
 衆院解散後の3連休、立候補予定者は各地で街頭に立ち、事実上の選挙戦をスタートさせた。だが、和歌山県の予定者たちはこの機会を思うように生かせない。知事選があり、その期間中は政治活動が制限されるからだ。衆院選公示前に活動できる時間は、わずか1日。各陣営とも歯がゆい思いで、訴えを伝えようと知恵を絞る。

衆院解散・総選挙へ
 「みなさん、○○候補をよろしくお願いします!」

 22日夜、和歌山市内であった知事選候補者の演説会。応援弁士として熱弁を振るう2人の男性がいた。2人とも衆院選の立候補予定者だ。だが、自らのアピールはほとんどせずに席についた。

院選の立候補予定者は投票を呼びかけない限り、公示前でも街頭演説などの政治活動をできる。だが、和歌山県では30日の投開票まで知事選が続く。総務省選挙課は「有権者が知事選と混同する可能性があり、紛らわしい。公職選挙法で、街頭演説やポスターの掲示、ビラ配りなどはできない」と説明する。

 知事選2日後の12月2日には衆院選の公示が迫る。公示前の「前哨戦」は1日だけ、ということになる。
 和歌山2区で立候補を予定する自民前職、石田真敏氏(62)の陣営は「街頭演説ができず、新たに顔や名前を覚えてもらう機会がない」と困惑する。まずは支持者や推薦団体への地道なあいさつ回りを始めた。

 力を入れるのは、知事選で自民が推薦する候補者の応援だ。陣営は「衆院選の話はできないが、『応援』として露出を増やすだけでも意味はある」と期待する。

 1区に立候補予定の民主前職、岸本周平氏(58)の陣営も「初めての経験で困っている。これまでの下積みが試される」。駅前やスーパーなど街頭に立つことにこだわってきたが、知事選終了までは街頭演説を封印。かわりに地元のイベントに足を運び、顔を覚えてもらう。知名度には自信があるといい、「どの陣営も活動が制限されるため、むしろ岸本の強さが発揮できるかも」とも話す。2区で立候補予定の維新前職、阪口直人氏(51)の陣営も同様に「割り切って支持者のあいさつ回りに集中する」と話す。3連休は地元の祭りに顔を出し、あとはひたすらあいさつ回りを続けた。

 1区から立候補を予定する共産新顔、国重秀明氏(54)は衆院が解散した21日、すぐにJR和歌山駅前に立った。ただし、できるのは行き交う人に手を振るくらい。陣営は「法に触れない限りで、できることをやる」との方針だ。

 政党名を記したビラやたすきも用意したが、県選管から法に触れる可能性を指摘された。国重氏は「ややこしいね」と苦笑いする。

 公職選挙法は、知事選と衆院選など二つの選挙期間が重複している場合なら、同時期に選挙運動を行うことは可能としている。しかし今回のように選挙が連続するのは極めてまれで、県選管には各陣営から問い合わせが相次いでいるという。

     ◇
 和歌山県知事選は、3選をめざす現職の仁坂吉伸氏(64)=自民・民主・公明、社民県連合推薦=、新顔の畑中正好氏(62)=共産推薦=のいずれも無所属の2氏が立候補している。(滝沢文那、加藤美帆)

●選挙時における政治活動は何か規制されますか。/新宿区 選挙管理委員会事務局
        新宿区 選挙管理委員会事務局
政治活動が規制される期間は、選挙期日の公示日・告示日から選挙の当日までです。

なお、ここで規制されるのは、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動であって、個人の行う政治活動は、候補者等の政治活動用文書図画の掲示の制限の場合を除き、原則として選挙運動にわたらない限り、自由であって何ら制限されません。

また、政党その他の政治活動を行う団体の政治活動であっても、規制を受けるのは、特定の選挙の選挙期間中に限り、その区域内における一定の政治活動であって、これらの規制の範囲外であれば、後援団体の政治活動用文書図画の掲示の制限の場合を除き、純粋な政治活動としてなされる限り、規制を受けません。

ただし、参議院議員、都道府県及び指定都市の議会の議員並びに都道府県知事、市長(特別区の区長を含む。)の選挙の場合、一定の要件をそなえる団体は、「確認団体」として選挙期日の公示日 ・告示日から投票日の前日までの間に限り、一定の範囲内で政治活動を行うことができます。

確認団体のみが行うことができる政治活動には、たとえば、
(1)政談演説会、街頭政談演説を開催すること。
(2)政治活動用自動車、拡声機を使用すること。
(3)ポスター、立札、看板の類を掲示すること。
(4)ビラを頒布すること。
(5)選挙に関する報道評論を掲載した機関紙誌を頒布又は掲示すること。
などがあります。

 ●政治活動の規制 - 東京都選挙管理委員会
 86ページ  「4 選挙期間中の政治活動で何が規制されますか」
  ・・・・・・・・・・・・(略)・・・

● 選挙の知識 2013年7月31日 千曲市 選挙管理委員会事務局
  ★  政治活動(58.6KBytes) /Ⅲ 政治活動 - 千曲市
●Ⅲ 政治活動
政治活動とは、一般には政治上の目的をもって行われるいっさいの活動をいいます。す
なわち、政治上の主義、施策を推進し、または公職の候補者等を推薦すること等を目的と
して行う直接間接のいっさいの行為を総称するものです。

いわゆる党勢拡張を目的とする政党活動のような一般の政治活動は、選挙運動に似てい
るが選挙運動ではありません。元来、政党その他の政治団体の目的は、主義主張に基づく
政策、施策を普及宣伝して、実現していくところにあります。したがって、そのような政
党その他の政治団体が行う政治活動は、特定のある候補者の当選を目的とする投票依頼行
為ではないので、選挙運動とは区別されます。

また、個人の場合おいても同様のことがいえます。立候補を決意した者や現職議員で次
の選挙にも立候補する意思のある者が、演説や文書による活動は事前運動の禁止にふれる
おそれがあるからといって、手をこまねいているわけにはいきません。当然、活発な政治
活動を展開して、その人格、識見、政策等を披れきしなければなりません。その方法とし
て、例えば次のようなものがあります。

(1)選挙区培養といわれる選挙民との座談会・懇談会
(2)市政・市議会報告演説会の開催・市政・市議会報告文書の作成頒布
ただ、これらの政治活動でも、単にそれに名を借りるだけで、実は投票を得るのが目的
の場合は選挙運動となり、事前運動の禁止規定にふれます。例えば選挙が近いのを見越し、
演説会と称して、その告知ビラをむやみに張りめぐらして、自分の氏名を選挙人に宣伝し、
選挙に有利ならしめようとするのが目的と認められれば、明らかに選挙運動となるので注
意すべきです。

1 平常時の政治活動
【い み】
選挙が行われない時の政治活動は、事前運動にわたらない限り、原則として自由に行うこ
とができます。しかし、立候補予定者の氏名や後援会の名称を書いた文書図画の掲示につい
ては制限が設けられています。
【かんどころ】
・・・・・・・・・・・(略)・・・
【たとえば】
・・・・・・・・(略)・・・

選挙時の政治活動
【い み】
政党その他の政治団体の政治活動は、特定の選挙の期日の告示日から選挙当日までの間、
一定の規制を受けます。規制される政治活動は、確認団体制度のある選挙(知事・県議会議
員・市長選挙)と確認団体制度のない選挙(市議会議員選挙)とで異なっています。

【かんどころ】
(1)確認団体制度のある選挙、例えば知事選挙と市長選挙が重複して執行される場合に
は、同一の政党等が両方の確認団体となる場合がありますが、このような場合はそれ
ぞれの規制に従って、二つの確認団体として活動を行うことができます。

(2)確認団体制度のある選挙とない選挙、例えば市長選挙と市議会議員選挙が重複して
執行される場合には、市長選挙に係る確認団体以外の政党その他の政治団体の行う政
治活動は制限されます。

(3)規制される政治活動
① 連呼行為の禁止
すべての選挙の期日告示の日から当日までの間禁止されますが、確認団体につい
てだけは例外として許されています。

② 掲示または頒布する文書図画(新聞紙及び雑誌を除く)に候補者の氏名またはそ
の氏名が類推される事項を記載すること。

ア 政治団体がその政治活動として掲示または頒布するいっさいの文書図画です。

イ 県、市のいずれの選挙においても、選挙期日前の告示の前に政党その他の政
治活動を行う団体がその政治活動をために使用するポスターを掲示した者は、
該当ポスターにその氏名またはその氏名が類推されるような事項を記載された
者が(例えば掲示責任者として氏名記載がある等)、当該選挙において候補者と
なったときは、候補者となった日のうちに、当該選挙区において、当該ポスタ
ーを撤去しなければなりません。

ウ ア・イの規制は、すべての選挙の期日告示日から当日までの期間であり、禁
止の対象となる政治団体は、確認団体であると否を問わず、すべての政党その
他政治団体です。

③ 国、地方公共団体が所有しまたは管理する建物における文書図画の頒布の禁止
政党その他政治団体は、確認団体であると否を問わず、すべての選挙の期日告示
日から当日までの期間は、国、地方公共団体が所有しまたは管理する建物(専ら職
員の居住の用に供されているもの及び公営住宅を除く)において文書図画(新聞紙・
雑誌を除く)の頒布(郵便または新聞折込みの方法による頒布を除く)をすること
が禁止されます。ただし、確認団体が政談演説会の会場において頒布する場合は禁
止されません。

 ★公職選挙法(昭和二十五年四月十五日法律第百号)
第十四章の三 政党その他の政治団体等の選挙における政治活動
(総選挙における政治活動の規制)第二百一条の五

(通常選挙における政治活動の規制)
第二百一条の六  政党その他の政治活動を行う団体は、その政治活動のうち、政談演説会及び街頭政談演説の開催、ポスターの掲示、立札及び看板の類の掲示並びにビラの頒布並びに宣伝告知のための自動車及び拡声機の使用については、参議院議員の通常選挙の期日の公示の日から選挙の当日までの間に限り、これをすることができない。ただし・・

(都道府県又は指定都市の議会の議員の選挙における政治活動の規制)第二百一条の八  政党その他の政治活動を行う団体は・・・その選挙の期日の告示の日から選挙の当日までの間に限り、これをすることができない。

(都道府県知事又は市長の選挙における政治活動の規制)第二百一条の九  政党その他の政治活動を行う団体は・・その選挙の期日の告示の日から選挙の当日までの間に限り、これをすることができない。


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 昨年2013年7月に解禁されたネット選挙。もともと「インターネットを使っての政治活動(いわゆる後援会活動など)」は以前からできていた。
 それに対する「ネット選挙の解禁」とは、おおまかにいうと、「選挙運動期間中にインターネットを使った選挙運動ができること」「基本的に、誰でも、特定候補者の当選のためのインターネット発信ができること」など。

 このあたりのこととともに、選挙の候補者や周辺の人たちがどう理解し、どう使えるかは、10月に出した本にも解説している(下記ブログに見出しだけ載せた)。
 ・・ということでき、今日のブログは、現在進行形の衆議院選のネット選挙の報道を記録しておく。

 (今日は、明日印刷する「新しい風ニュース」の原稿作りをしていてブログが遅くなった・・)

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(6部 50章 233節)
第16章 インターネットは市民派のためにある
 16-1 インターネット上のメディアの使いわけ
 16-2  ネット選挙解禁でできるようになったこと、できないこと
     ●資料16-2 選挙運動・政治活動の可否
 16-3 ネット上の政治活動と選挙運動
 16-4 政治活動でのウェブサイト活用法
 16-5 選挙運動でのウェブサイト活用法
 16-6 ネットを使いこなして当選しよう!
 (上野千鶴子・序文より)
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●  衆院選 ネットで何ができる?
       2014年11月29日 東京新聞
 12月2日公示の衆院選では、インターネットを使った選挙運動ができる。国政選挙では昨夏の参院選から導入され、衆院選は初めて。選挙が始まる2日から投票日前日の13日までの選挙期間中に、ネットをどう使えるようになり、何ができないのかをまとめた。 (後藤孝好)

 Q ネット選挙運動って何かな。
 A 候補者や有権者が選挙期間中にホームページ(HP)、ブログを更新したり、交流サイト「フェイスブック」や短文投稿サイト「ツイッター」で発信したりするなど、投票の呼び掛けをできるようになったことだ。インターネットで投票ができるわけではない。投票は従来通り、投票所でしか行えない。

 Q 電子メールは使えるの。
 A 政党や候補者は、受信に同意している有権者に限って、パソコンや携帯電話の電子メールを送信できる。有権者が電子メールや携帯電話の番号を使うショートメッセージサービス(SMS)を利用することは「悪意のある情報が流される恐れがある」として禁じられている。

 Q フェイスブックのメッセージ機能の活用は。
 A フェイスブックのほか、ツイッター、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などのメッセージ機能は、誰でも利用できる。文章を送るという行為は同じでも、メールはだめだが、メッセージ機能を使うと認められる。分かりにくいから注意が必要だ。

 Q ネットで公開されている政党の公約や、候補者のビラは印刷できるの。
 A 自分で見るだけなら問題ない。ただ、印刷物を友人に配り歩いたり、大勢の人が見られるように掲示したりすると、公職選挙法違反になる。
 Q ネットが得意な高校生に手伝ってもらおうかな。
 A 未成年者の選挙運動は公選法で禁止され、ネット上でも認められない。各政党の政策を比較してネット上で紹介するなど、政治活動の範囲なら未成年者でも可能だよ 

●衆院選:ネット選挙控えめ 短期決戦で態勢手薄
         毎日新聞 2014年12月03日
 昨年の参院選に続き、衆院選でも今回からインターネットによる選挙運動が解禁された。与野党は党首や候補者の選挙運動の様子を動画や写真で次々とネットに掲載。衆院解散から公示まで11日しかなかった「短期決戦」で、できるだけ多くの有権者に浸透しようと知恵を絞る。

 「いよいよ選挙戦の火蓋(ひぶた)が切られました」。安倍晋三首相は公示日の2日、福島県相馬市で第一声を行うと、さっそく自身のフェイスブック(FB)に書き込んだ。自民党候補への応援メッセージとともに、候補者のホームページ(HP)へのリンクも掲載。賛意や支持を示す「いいね!」はわずか1時間で1500件に上った。

 同党は衆院選の特設サイトに、候補者のFBやツイッターを集約して活動を紹介するページを開設。ネット上の書き込みなどから世論の動向を分析する「ソーシャルリスニング」を活用し、有権者の関心に合わせて演説内容を考えるよう各候補にメールで助言している。来春の統一地方選に向けて準備していた「初心者」候補用のネット選挙マニュアルも一部前倒しで使い始めた。

 民主党の海江田万里代表は3日午前、福島県いわき市での第一声を紹介した前日に続き、FBで「地方遊説前の時間を利用して、初めて自分のたすきをかけて朝のあいさつをしました」と発信した。同党は自民党同様、政策トピックを各陣営にアドバイスするほか、反響の大きい投稿を例示して候補者全体の力量アップに努めている。

 維新の党はツイッターのフォロワー(読者)数が約125万人を誇る橋下徹共同代表や、江田憲司共同代表の発信力を生かす戦術。公明党は無料通信アプリ「LINE」を通じて、支持者を中心に双方向コミュニケーションを図っている。

 次世代の党は動画配信に力を入れる。党の新キャラクターが登場する短編アニメを4日に発表予定。若者を中心に情報の拡散を狙う。

 参院選でネット選挙を存分に活用し、議席を伸ばした共産党。今回は政策担当の「ゆるキャラ」部員を集めた特設サイト「カクサン部」をリニューアルし、参院選の再現を狙う。

 生活の党は小沢一郎代表を前面に出してアピールするほか、ボランティアが撮影した街頭演説の様子などを党のHPに掲載する。社民党は党のHPやFBで、9月に死去した土井たか子名誉党首の動画を掲げ、党勢回復を期す。

ただ、各党には悩みも多い。参院選でネット対策の中心になった当時の衆院議員の多くが今回は自身の選挙にかかりきりになり、「どうしても対策が手薄になる」(自民党関係者)という。民主党の担当者は「参院選時のような態勢は組めない」とこぼす。

 参院選で各党が趣向を凝らしたスマートフォン向けアプリの提供も今回は控えめ。参院選で首相をモチーフにしたゲームを始めた自民党は「年末のこの時期にかえって逆効果」と、新作の検討を見送った。【笈田直樹】

●【栃木】ネット選挙解禁で 各陣営さっそく火花
         東京 2014年12月3日
 インターネットを使った選挙運動が昨年解禁されてから、初の衆院選となる今回の選挙。県内でも、各陣営は写真や文章を即時に載せられるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サイトを活用し、二日の公示日からネット上でも火花を散らした。
 自民前職の一人は二日午後、フェイスブック上で、選挙区内の商店街で有権者と握手を交わしている自身の写真を公開。訪れた商店街の名前も報告し、地域の商店主や買い物客の印象アップを図った。

 ある共産新人は、短文投稿サイトのツイッターを積極的に更新。決意表明や公約のポイントを、自身の写真とともに取り上げた。街頭演説にも足を運んでもらおうと、遊説に訪れる場所や時間帯も掲載した。

 民主前職の陣営でも、スタッフが出発式会場を駆け巡って写真を撮影し、遊説予定とともにフェイスブック上で紹介。担当者は「若年層に広く訴えかけたいので、ネット対策は重要だと感じている」と意気込む。

 各演説会場では、スマートフォンで候補者を撮影し、その場でインターネット上に投稿する支持者の姿も。ある候補者の第一声を聞きに訪れた上三川町の主婦(64)は、写真撮影機能があるタブレット端末を会場に持参。「友人から(候補者を応援するために)ブログに写真を載せたいと言われて」と理由を語り、演説の様子を精力的に撮影していた。 (後藤慎一、大野暢子)

●衆院選:ネット空間、まだ盛り上がらず
       琉球新報 2014年12月2日 /(毎日新聞)
 今回の衆院選では昨年の参院選に続き「インターネットによる選挙運動」が認められているが、ネット空間は盛り上がりを欠いている。突然の解散で準備不足の陣営も少なくない。とはいえネット社会の傾向で、候補のささいな言動が瞬時に拡散、反響を呼ぶ可能性もあり、専門家は「始まってみないと分からない」と話す。

 「衆院はいつクビになるかわからない。常在戦場だ」。首都圏の前職の秘書がため息をついた。来春の統一地方選を前にネット戦略を練り直し、系列の地方議員も含めた後援会名簿の電子化を進めていた。そこへ、突然の解散。「会員向け一斉メール」などの新機軸は夢物語と化した。
 相談していたIT会社幹部には、こう忠告された。「ホームページ(HP)を選挙の時しか更新しないようでは、サボっているのが一目瞭然。仮想空間では現実以上の“どぶ板”(こまめな更新)が求められる」

 政府のIT政策の総元締め、山口俊一科学技術担当相(衆院前職)すら後手に回っている。公示前日の1日現在で、HPの「活動写真集」の最後の更新は昨年8月。メールマガジン配信は3年前から止まっている。ブログも始めたが、自身の写真を張っただけで投稿ゼロの状態だ。
 事務所は「更新が滞り申し訳ない。フェイスブックの利用を検討しています」。だが、山口氏をかたるツイッターが複数出現しており、道のりは険しい。

 ネット選挙では、遊説や討論会での不用意な言動が居合わせた人物によってネット上にさらされ、思わぬ反発を招くリスクは消えない。明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は「既成メディアは公示後バランスを重視するが、ネットの世界にそんな配慮はない。関心が低いからといって候補や陣営は甘く見ない方がいい」と警告する。【本多健】

●名入り「たすき」「のぼり」写真つきツイートが続々 違法行為を立候補予定者自らが拡散する異常
            www.j-cast 2014/11/28
公示が直前に迫った衆院総選挙は、衆院選としてはインターネットを使った選挙運動が認められる初めての選挙だ。国選選挙としては13年7月の参院選に続いて2度目だが、早くもネット選挙への関心度は「低空飛行」気味だ。

各党の公約や会見でネット選挙について触れることは皆無に近く、解散が急に決まったこともあってネット選挙への対応状況には大きな差はみられない。ネット選挙が誤解されているのか、立候補予定者が違法と疑われる行為を自らツイッターで拡散するというケースも相次いでいる。

75%以上が「ネット上の情報は投票の参考になった」
公職選挙法が2013年4月に改正されたことで、公示後もインターネットを活用した選挙運動ができるようになった。
具体的には、有権者や政党、候補者がフェイスブック、ツイッターをはじめとするソーシャルメディア、動画配信サイトなどを使って特定の候補者への投票呼びかけを行うことができる。これに加えて、フェイスブックやツイッターのメッセージ機能を使って個別に呼びかけることもできる。ただし、「SMTP方式」と呼ばれる通常の電子メールを使えるのは候補者や政党だけで、有権者にはメールは許されていない。さらに、未成年者は引き続き選挙運動ができないため、ツイッターなどで特定候補への投票呼びかけをすると違法になる。

法律が施行されてから時間が経ったこともあって、ネット選挙の認知度はかなり高い。総務省が14年1月に行ったインターネットパネル調査によると、ネット選挙が解禁されたこと自体は83.5%が知っており、「インターネット上の情報は投票に関して参考になったか」という問いには15.8%が「参考になった」、60.7%が「多少は参考になった」と回答。全体の4分の3以上が、解禁にともなってネット上に流れた選挙関連情報を参考にしたことになる。

だが、「ネット選挙で何ができるか」については、ほとんど理解が進んでいない。
「候補者以外の方が『フェイスブックやツイッターを利用して特定候補者への投票を呼びかけること』ができるか」
という問いに対して「できる」と正しく回答した人の割合は、わずか19.1%で、「『インターネットを利用して投票すること』ができるか」という問いに「できない」と正しく答えられた人は、51.9%だった。

共産党はすでにネット番組の放送予定を公表
今回の衆院総選挙は12月2日に公示、14日に投開票される。各党とも準備に時間がなかったからか、ネット戦略に大きな違いはみられない。各党とも(1)ウェブサイトに公約と立候補予定者一覧を載せる(2)遊説の予告や遊説現場の様子を記事仕立てにしてウェブサイトに掲載する(3)フェイスブックやツイッターにサイトの記事や会見動画のURLを貼って拡散する、といった点でほぼ共通しており、13年夏の参院選から大きな変化はない。

そんな中でも、公明党はウェブサイトに「何のための解散か」と題したコーナーを設けてQ&A形式で解散の「大義」について説明するなど、独自の工夫がみられる。動画で一方先を行くのが共産党で、生放送番組「生放送!とことん共産党」の選挙期間の放送予定もすでに公表している。
ツイッターの利用方法にも微妙な違いが見られる。自民、公明の与党はウェブサイトの更新情報や遊説スケジュールが中心だが、民主、次世代、社民、生活などの野党は、立候補予定者などのツイートを党の公式アカウントがリツイート(転送)して、発信する情報の幅に広がりが出るように工夫している。

名前入りのたすきを付けた写真とともに「どうか国会に送ってください」
ただ、こうした活用法が逆に足をひっぱりかねない事例も確認されている。例えば野党の首都圏の立候補予定者は11月25日朝、本人の名前入りの「たすき」と「のぼり」が写った写真とともに、
「さぁー!今日も頑張ります!!安倍暴走政治に正面対決!」
とツイート。九州地区の野党立候補予定者も11月26日、名前入りのたすきを付けた写真とともに
「どうか国会に送ってください」
などとツイートした。

公示前に行う「政治活動」で、候補者名や政党名を入れた「のぼり」、プラカード、たすき、腕章などを使うと公職選挙法に違反するとされる。当然、これらの行為はネット選挙が解禁されてもされなくても違法だ。だが、公職選挙法があまりにも理解されていないからか、ネット選挙解禁にともなって、違法だと疑われる行為を立候補予定者自らが拡散するという奇妙な状況が起きている。


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 昨日から、名古屋で「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座2014」を開催中。
 テーマは「勝つ選挙をイメージする~政治活動は本番!選挙運動への準備」。
 10月に『最新版 市民派議員になるための本』を刊行したので、選挙の基本のノウハウはこの内容に沿ってすすめ、さらに、参加者に提出したもらった課題を元に、それぞれの個別の選挙のすすめかたをアドバイス。
 昨夜の最終パートでは、「リーフレット」や「公選ハガキ」、配布しているニュースなどを参加者ごとに掲示して、「その情報をもとにして」どの人に託すかの「模擬投票」も実施。

 今回は、連続講座の4回目で、次回1月10日11日の第5回は最終回となる。
 年間の連続講座が終了すると、統一選まで4か月あるので、「遅れてきた人のための市民型選挙」の講座を企画する予定。

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  第4回「勝てる選挙~市民派議員になるための選挙講座2014」
「勝つ選挙をイメージする~政治活動は本番!選挙運動への準備」
日時:2014年 11月22日(土)~23日(日)

【内容およびスケジュール】 
11月22日(土) 13:00~ 開会 
 参加者プレゼンテーション(ひとり1分×5人) 
 テーマ:『最新版 市民派議員になるための本』を読んで・・・ 

《セッションB》
「勝つ選挙をイメージする~選挙運動への準備」
1)公選法を熟知して、選挙違反をしないきれいな選挙を          
2)いよいよ告示日~選挙運動(投票日まで)の流れを理解する         
3)政治活動のスケジュール表をつくる/カレンダーに記入/レクチャー
   【課題-3】 選挙本番までの工程表
4)当選するために必要な要素~現状と目標をチャートに書き込む   
  ◇レーダーチャートを活用して当選する
    【課題】 8軸レーダーチャートの記入          

《セッションC》       
「書きことばのメッセージを届ける~基本は政策・リーフレット」       
1)リーフレットの最終検討   
    【課題】「リーフレットをつくる」
2)ニュースを作って、リーフレットとセットにする             
    【課題-7】 前回から現時点までのニュース(配布物)
3)リーフレットとニュースを届ける                         → 印刷は、どこで何枚つくるのか?
   → 使い方の制限は→あなたは、いつ、どこで、だれに、どのように配るのか 
     ◇ワークショップ:リーフレットのくばり方
4)公選ハガキのつくりかた
    ◇公選ハガキのポイントと留意点                    
     【課題】「公選ハガキをつくる」  
5)公選ハガキの使い方のじっさい         
   あなたは公選ハガキを何枚つくるのか/拡げ方のイメージ 
6)webページ、ブログの使い方のじっさい  
    ○インターネットの利用の範囲と限度
7)勝つ選挙をイメージする~どこに重点を置くのか             
     ◇模擬投票 ~ リーフ、ハガキ、ニュースを元に投票
◇個別の選挙の状況に対応したアドバイス
テーマ: 「わたしのやりたい市民型選挙」

 11月23日(日)
《セッションD》 
テーマ:話し言葉でメッセージを届ける ~ 選挙運動・政治活動
1)話し言葉の基本とコツ/街頭演説のノウハウ、スキル           
  ○街頭演説は何のためにするのか/ノウハウ、スキル/選挙運動・政治活動
  ○「連呼」とはなにか/政策連呼のじっさい
2)街頭演説のじっさい                        
   【課題】 1.告示日の街頭演説(3分)
       2.スタンスと具体的な政策を入れた内容の演説               
3)政治活動、選挙運動でのマイクの使い方、車のまわし方          
 ○マイク、拡声器の使い方の注意事項
 ○ドライバーの注意事項、車を止める場所とタイミング
 ○選挙カーはベストで使う/メンテナンスは重要

《第4回のまとめ》
 1)候補者の現状認識および講師の評価                                  
 2)第4回の選挙講座に参加して~選挙にむけての決意   
 3)第5回の内容予告と課題の説明  

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後 【オプション】わたしが選挙でかかえる問題 

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 今日16日は、今年最注目の自治体選挙である「沖縄県知事選挙」の投票日。
 極めた特殊な組み合わせや支援体制の中で、県民の皆さんの気持ちは固まっていたように見受ける。すでに、"ダブルスコア"との予測もある。・・が、油断は禁物。
  (関連)11月10日ブログ ⇒ ◆沖縄県知事選/翁長氏が先行、追う現職・仲井真氏/「辺野古推進「不支持」7割 政府不信、鮮明に
  (10月30日 ⇒ ◆知事選4氏が立候補 辺野古争点に論戦/自公にすきま風 「辺野古」巡り 衆院選協力に影も)。

 とりあえずは、選管が出している「各候補の選挙公報」にリンクし、もし選管が後日データをインターネットから落としてしまっても良いように、ブログに記録もしておく。あと、選管の開票速報のページはまだ動いていないので、場所だけ確認しておいて報道のいくつかをブログに記録しておく。
 
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● 【特設ページ】沖縄県知事選挙及び沖縄県議会議員補欠選挙/沖縄県
・・・
投票速報  10時現在   11時現在 14時現在   16時現在  18時現在   19時30分現在 最終確定
開票速報  準備中

★ 選挙公報(PDF:1,096KB)
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なかいま


きな


しもじ

●沖縄県知事選、16日投開票
          NETIB-NEWS(ネットアイビーニュース) 2014年11月14日15:31
 注目の沖縄県知事選挙が16日、投開票を迎える。
 4人の候補者が争うことになった選挙戦は、事実上現職仲井眞弘多氏と前那覇市長、翁長雄志氏の一騎打ちとなる展開。報道各社の選挙情勢調査では、オール沖縄を旗印に掲げた翁長氏が優勢のまま、最終日に突入しそうな状況だ。

 争点はひとつ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を認めるか否か。今年1月の名護市長選に続き、移設反対派の翁長氏が勝利を収めれば、安倍政権の進める辺野古移設に影響が出るのは必至。確実となった総選挙で自民党への逆風の要素になることも予想される。

 知事選立候補者は次のとおり。
■立候補者(届け出順。敬称略。いずれも無所属)
下地幹郎(53) 新 前政党そうぞう代表
喜納昌吉(66)新 前民主党沖縄県総支部連合会代表
翁長雄志(63) 新(沖縄連合推薦)前那覇市長
仲井眞弘多(75)現 現職沖縄県知事(2期)

●沖縄知事選焦点:米軍基地問題、異例の注目度
     沖縄タイムス 2014年11月16日 06:55
 きょう投開票される沖縄県知事選は「基地問題」への注目度が近年の県内主要選挙と比較しても異例の高さとなり、4候補ともに米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への対応を政策の中心に据えて舌戦を展開した。普天間問題の当事者である名護市でのことし1月の市長選が辺野古賛否に対する市民投票の意味合いを持ったのと同様に、知事選の結果は県民による辺野古移設の審判となる。

 普天間問題が最大争点であることは政府と与党自民党の対応を見ても明らかだ。菅義偉官房長官はことし9月に普天間問題について「過去の問題だと思っている」と発言したものの、選挙戦では菅氏本人を含め閣僚や党幹部が連日沖縄入りし、「普天間問題の解決のメドを付ける」とする現職を応援した。政府にとって、辺野古で進める移設作業を左右する選挙と位置付けていることが浮き彫りとなった。

 今回の知事選では辺野古移設をめぐる保守分裂や、保守・革新の枠組みを超えた勢力の誕生など県内政局の変化も特徴だ。同時に、沖縄タイムスと朝日新聞社、琉球朝日放送(QAB)が実施した世論調査では政党支持層は3割にとどまり、無党派層が7割となり、前回の10年知事選での6割から増加したのも特筆すべき事項だ。

 背景には、2009年の政権交代で普天間について「最低でも県外」とした民主党政権の辺野古回帰や、一時は県外を掲げた自民党県連の12年末の辺野古容認などによる政治不信があるとみられる。

 調査では無党派層が重視する政策も基地問題が約半数を占めた。有権者の“政治離れ”に歯止めをかける意味でも、各候補者には当選後の公約の堅持、政府には選挙で示された結果を受け止めた普天間問題への対応が迫られる。

 当然、基地問題だけでなく各候補者の経済、子育て、福祉など生活につながる政策への期待も有権者の一票に込められる。16日の投開票で県政のかじ取りを託される候補者は政策実現に向けた努力も求められる。(選挙取材班・銘苅一哲)

●<社説>きょう知事選 後世に恥じぬ選択を 自己決定権 内外に示そう
        琉球新報 2014年11月16日
 第12回沖縄県知事選挙がきょう16日、投開票される。12回目だが、単なる繰り返しでない特別な意味があることは周知の通りだ。県内だけでなく全国的、国際的にも高い関心を集めている。
 それだけではない。この1年の動きを考えれば、この選挙では、沖縄の土地や海、空の使い道について、われわれに決定権、すなわち自己決定権があるか、適切な判断ができるか否かが問われている。1968年の主席公選にも匹敵する歴史に刻まれる選挙といえる。国際社会にも、沖縄の先人にも後世にも恥じない選択ができるか。考え抜いて1票を投じたい。

明確な争点
 今選挙は無所属新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、無所属新人で元参院議員の喜納昌吉氏(66)、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)、3選を目指す現職の仲井真弘多氏(75)=自民、次世代の党推薦=の4人の争いだ。
 特筆すべきは、県民世論を二分する課題について、各候補の主張がはっきり分かれていることだ。近年の知事選は各候補の主張が似た言い回しになり、争点が見えにくくなることが多かった。特に基地問題はそうだ。今回は違う。

 米軍普天間飛行場の移設については下地氏が「県民投票の結果に従う」と打ち出し、喜納氏は埋め立て承認の取り消しと嘉手納基地暫定統合を訴える。翁長氏は県内移設断念を掲げて承認取り消しを示唆、仲井真氏は「危険除去が最優先」と移設推進の姿勢を示す。
 東村高江の米軍ヘリパッド建設についても下地氏は容認、喜納、翁長の両氏は反対、仲井真氏は「どちらとも言えない」だ。垂直離着陸輸送機MV22オス
プレイについては喜納、翁長、仲井真の3氏が配備撤回を求め、下地氏は配備の可否を明らかにせず、訓練削減の方向性は他と一致する。
 カジノをめぐっても違いは歴然としている。下地氏は「長所・短所の議論を深めて判断する」とし、喜納氏は「入場者の富裕層限定」を条件に賛成する。翁長氏はギャンブル依存などの悪影響を懸念し反対、仲井真氏は「県民合意」を条件に賛成する。
 いずれも沖縄の将来を大きく左右する問題だ。各氏の主張の是非をしっかり吟味し、選択したい。
 子育て・教育は各氏が力点を置く。主張は似通うが、若干の違いはある。例えば子ども医療費の無料化や制度見直し、教育費の減免などだ。どの主張に妥当性があるか、財源も含めた実現可能性があるか、見極める必要があろう。

争点の重み
 知事選の投票率は上昇・低下を繰り返しつつ、長期的には緩やかに低下してきた。
 だが米軍統治下にあった47年前まで、われわれには住民代表を選ぶ権利すらなかった。沖縄の住民が主体的に行政権を行使し、意思を表明できるこの権利は、先人が血のにじむ思いで勝ち取った権利であることを忘れてはならない。

 琉球新報社と沖縄テレビ放送が8、9の両日行った世論調査では選挙に「大いに関心」「ある程度関心」と答えた人は91・4%に上った。特に若年層で関心度は急速に高まっている。この選挙を投票率反転上昇の契機としたい。

 近年、投票率が下降したのは、主権者であることを実感できないのが原因だろう。「政治はどうせ改善しない」「誰に投票しても同じ」という諦めが投票所から足を遠のかせているのだ。その意味で、政治家が公約を軽々と破ることの悪影響は甚大だ。

 だが候補者が公約を示し、有権者が投票で公約を取捨選択することは民主主義の根本である。その重みをあらためてかみしめたい。
 今選挙が内外の関心を集めるということは、沖縄の意思表示の国際的な影響力を物語っている。実は主権者たるに十分な力を持っているのだ。沖縄には揺るがぬ自己決定権があり、適切な判断ができるということを、内外に示そう。

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 沖縄県知事選は、10月30日に始まった(関連エントリー ⇒ ◆知事選4氏が立候補 辺野古争点に論戦/自公にすきま風 「辺野古」巡り 衆院選協力に影も)。

 時期が中盤ということで、報道各社の世論調査結果が出されている。
 その見出しを並べるだけでも、状況は明らか。
 《「辺野古推進「不支持」7割 政府不信、鮮明に》(共同通信)、《翁長氏が先行…追う現職・仲井真氏》(読売)、《翁長氏優位 仲井真氏追う 中盤情勢》(沖縄タイムス)、《翁長氏が優位》(朝日)、《翁長氏リード、仲井真氏追う》(日経)、《あと1週間、保守分裂 中央とのねじれも》(TBS)

 安倍政権は、今年、滋賀県知事選で敗れ、福島は保守系候補を降ろして民主・野党系候補に相乗りして"負け逃れ"。
 今年一番注目の沖縄知事選は、先の通りの情勢。
 国会で、圧倒的多数をとったけれど、国民レベル、民意レベルでは、決して多数ではないことの証の一つ、か。

 しかも、16日の知事選の投票と併せて行われる那覇市長選は昨日告示。
 構図は、知事選とぴったり連携した候補者。
 沖縄タイムスの社説が沖縄の歴史と今回の選挙を端的にまとめていた。
 
 ★《復帰後、那覇市政の舵(かじ)を取ってきたのは、革新系の平良良松氏、続いて同じく革新系の親泊康晴氏、その後、保守系の翁長雄志氏だった。それぞれが4期と長きにわたって県都の顔となった。》
 さらにまとめると、
 ★《前副市長の城間幹子氏・・支持するのは市議会保守系の新風会と共産、社民、社大などの各党。翁長氏の後継》
 ★《前副知事の与世田兼稔氏・・推薦するのは自民、公明の両党。仲井真弘多知事側が擁立》

 投票日が一緒、今後の一週間の運動は、いっそう 知事選と市長選の候補の連動が組まれるのだろうから、有権者の動向は想像に難くない。

 かつての政権交代もローカルの足元から崩れていったから、その流れと見たい。
 
 なお、今日は、桑名市の知人の選挙に出かける。
 その前に、市役所に情報公開請求書を出していく予定。
 先週の6日に一案件について情報公開請求したけれど、今日は5件まとめて請求する。もちろん、分野は、それぞれ全く別のこと。

 ところで、私のブログは、土日のアクセスはちょっと少なくなる傾向があるものの、ここのところ安定的に向上していると認識できる。
 gooブログが通知してきた記録から。
【過去一週間の「閲覧」と「訪問」の記録の表】 左が「閲覧」、右が「訪問」


【過去一週間の「閲覧」と「訪問」の記録を図】 上が「閲覧」、下が「訪問」。
週間の最多の『5日』にカーソルを置くと数字も出てくる。


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●【沖縄県知事選】 辺野古推進「不支持」7割 政府不信、鮮明に 
        (共同通信)2014/11/09 10:48 
 共同通信社が7、8両日に実施した沖縄県知事選の電話世論調査で、選挙の結果に関係なく米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を推進するとしている政府の姿勢を「支持しない」との回答が7割を超えた。「支持する」は2割超で、政府への不信感が鮮明になった。

 「支持しない」と答えた人のうち、6割超は辺野古反対を掲げる無所属新人の前那覇市長 翁長雄志 (おながたけし) 氏(64)に投票すると回答。「支持する」とした人では、辺野古推進を主張する無所属の現職 仲井真弘多 (なかいまひろかず) 氏(75)=自民、次世代推薦=に投票するとの回答が7割弱だった。

 一方、移設による政府の地域振興や経済活性化に「期待する」「どちらかといえば期待する」との回答は4割。「期待しない」「どちらかといえば期待しない」は6割弱で、基地負担と引き換えの振興策を望まない傾向が浮き彫りになった。

 移設問題に次ぐ争点として、「経済振興・雇用」を2割弱の人が挙げた。このうち4割超が仲井真氏に、3割弱が翁長氏に投票すると答えた。

●沖縄知事選、翁長氏が先行…追う現職・仲井真氏
       読売 2014年11月09日 14時11分
 読売新聞社は16日投開票の沖縄県知事選について、世論調査(6~8日)と取材を基に情勢を分析した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の同県名護市辺野古移設に反対する前那覇市長・翁長雄志氏が先行し、移設容認の現職・仲井真弘多氏が追う展開となっている。ただ、有権者の2割弱が態度を明らかにしていない。

 翁長氏は、支援を受ける共産、社民両党の支持層の大半と、自主投票とした民主党の支持層の7割を固めた。県本部が辺野古移設に反対し、自主投票で臨む公明党の支持層からは3割弱の支持を得た。自民支持層からの支持は2割にとどまっている。

 仲井真氏は、推薦を受ける自民党の支持層の7割を固めた。公明支持層の4割に浸透している。無党派層の支持は、翁長氏が6割弱、仲井真氏が1割強だった。

 元郵政改革相・下地幹郎氏は維新の党支持層から一定の支持を得ている。前参院議員・喜納昌吉氏は伸び悩んでいる。

 4年前の前回知事選で仲井真氏に投票した人のうち、4割弱が今回は翁長氏に投票すると答えた。今回も仲井真氏に投票するとの回答は4割強だった。

 争点の辺野古移設については、「反対」が45%、「どちらかといえば反対」は19%。一方、「賛成」は12%、「どちらかといえば賛成」が19%だった。

 調査は沖縄県を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した2051世帯の中から1010人の回答を得た。回答率49%。

●翁長氏優位 仲井真氏追う 知事選・中盤情勢
          沖縄タイムス 2014年11月9日 05:25
 沖縄タイムスは7、8の両日、朝日新聞社、琉球朝日放送(QAB)と合同で、16日投開票の沖縄県知事選に関する情勢調査を実施し、告示後の中盤情勢を探った。前那覇市長の翁長雄志氏(64)が優位に立ち、現職の仲井真弘多氏(75)が追っている。元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)は伸び悩んでおり、前民主党県連代表の喜納昌吉氏(66)も支持の広がりが限定的だ。ただし、有権者の3割近くが投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。

 情勢調査と同時に実施した県内の世論調査では、投票する人を選ぶ際に最も重視する政策は、基地問題が45%で最も多かった。経済の活性化が38%で続いた。

 本紙が琉球放送(RBC)と合同で実施した告示前調査と同様の傾向が示されており、今回の知事選の特徴がより鮮明になった。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、翁長氏は幅広い年代から支持されており、全体の7割を占める無党派層にも浸透している。支援を受けている社民、社大、共産支持者を固め、自主投票の民主も大半が支持している。

 仲井真氏は推薦を受けた自民の支持者の約8割を固めた。年代別では20~40代で一定の支持を集めている。無党派層で引き離されている。

 自主投票の公明支持層は、翁長氏と仲井真氏に割れている。

 下地氏は出身の宮古を含む先島地域で一定の支持を受けている。支持する人を職業別に見ると、自営業が最も多い。ただ、全体的に伸び悩んでいる。

 喜納氏は、本紙とRBCが実施した調査と比較すると支持はやや多めだが、他候補に引き離された状況になっている。

 知事選への関心は「大いに関心がある」が57%、「少しは関心がある」が35%で、約9割の人が関心を示している。

【調査方法】 7、8の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は2058件、有効回答は1206人。回答率は59%。

●沖縄知事選、翁長氏が優位 朝日新聞社など情勢調査
       朝日 2014年11月9日00時02分
 16日投開票の沖縄県知事選について、朝日新聞社は7、8の両日、沖縄タイムス社、琉球朝日放送と共同で電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。前那覇市長の翁長雄志氏が優位に立ち、現職の仲井真弘多氏が追っている。前衆院議員の下地幹郎氏、元参院議員の喜納昌吉氏は厳しい。

 調査時点では、有権者の3割が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、翁長氏は幅広い年代から支持されており、全体の7割を占める無党派層にも広く浸透している。支援を受けている共産、社民両党の支持層も固めた。知事選への対応を自主投票とした民主の支持層の大半も支持をしている。

 仲井真氏は推薦を受けた自民の支持層の8割から支持を得ている。しかし、自主投票を決めた公明の支持層の支持は、翁長氏と分け合い、無党派層への浸透では、翁長氏に差をつけられている。

 下地氏、喜納氏は支持の広がりが見られない。

     ◇
 〈調査方法〉 7、8の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、沖縄県内の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号は2058件、有効回答は1206人。回答率59%。

●翁長氏リード、仲井真氏追う 沖縄知事選の情勢
       日経 2014/11/9 0:57
 共同通信社は7、8両日、任期満了に伴う沖縄県知事選で電話による世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を探った。無所属新人の前那覇市長翁長雄志氏(64)がリードし、無所属の現職仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦=が追う展開となっている。2割が投票先を決めておらず、情勢が変化する可能性もある。

 翁長氏は共産、社民両党と、沖縄の地域政党「沖縄社会大衆党」の支持層の9割超を固めたほか、「支持政党なし」の無党派層の5割超に浸透。自主投票の公明党支持層からも4割弱の支持を得た。

 仲井真氏は自民党支持層の5割超を固めたが、公明党支持層は3割、無党派層でも2割弱と浸透し切れていない。また自民党支持層の3割弱が翁長氏に流れており、今後の選挙戦で、仲井真氏が従来の支持層を固められるかどうかが選挙戦の行方を左右しそうだ。

 最大の争点として、6割超が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題と回答。賛否では6割超が「反対」「どちらかといえば反対」と答え、「賛成」「どちらかといえば賛成」は3割だった。

 いずれも無所属新人の元郵政民営化担当相下地幹郎氏(53)は島しょ部以外で広がりを欠き、元参院議員喜納昌吉氏(66)も厳しい。〔共同〕

●沖縄県知事選 あと1週間、保守分裂 中央とのねじれも
       TBS(09日14:32) 
 アメリカ軍普天間基地の辺野古地区への移設問題が最大の焦点となる沖縄県知事選挙が、来週の日曜日に投票を迎えます。この問題についての4人の候補の主張は、さまざまですが、今回は、基地問題がもとで、保守対革新という、これまでの選挙の構図が一変しました。自民・公明の足並みも揃わず、中央との「ねじれ」を抱えたまま、選挙戦は終盤に突入します。

 今月1日。
 「翁長候補の入場でございます」

 辺野古移設反対を主張する前の那覇市長、翁長雄志候補が、大規模な集会を開きました。過去2回の知事選では、仲井真候補を支えてきましたが、今回、たもとを分かちました。自民党県連の幹事長も務めた翁長候補ですが、共産・社民など、革新政党の支援も受けるという、異例の態勢となっています。

 「私は保守の政治家であります。しかしながら、私は沖縄の保守の政治家なんです。普天間飛行場は国外・県外。県内移設は絶対に許さない」(翁長雄志候補)

 一方、自民党などが推薦する現職の仲井真弘多候補。辺野古移設推進を訴えています。
 「一日も早い。世界一危険だと言われている飛行場。一日も早く動かす。5年以内に運用停止状態にする。これ、非常にいいことだと私、思ってますから。この状態をまず作ろうじゃありませんか」(仲井真弘多候補)

 地元選出、あるいは、東京から駆けつけた自民党の議員が、続々と熱弁をふるいましたが、連立を組む公明党の議員の姿は、壇上に一人もありません。

 木曜日、公明党本部の斉藤選挙対策委員長が、県知事選ではなく、那覇市長選挙の候補者総決起大会に姿を見せました。
 「沖縄県知事選挙、そして那覇市長選挙につきまして、公明党本部と沖縄県本部と本当に真剣に討議をいたしました」(公明党 斉藤鉄夫選挙対策委員長)

 公明党の沖縄県本部は、辺野古移設への反対論が強く、公明党本部は、自公連携を優先するか、地元の意見を尊重するかで板挟みとなっていましたが、結局、「自主投票」としました。

 一方で、基地問題が争点とならない那覇市長選挙については、自民・公明の枠組みを維持することになったのです。
 「選挙には『勝ち』と『負け』と『負けない』がある。選挙は『負けない』ことが大事」(公明党幹部)

 公明党は、中央での自公連携態勢とはねじれた形で、知事選に臨むことになりました。

 沖縄県知事選には、このほか、元郵政民営化担当大臣の下地幹郎候補。元参議院議員の喜納昌吉候補が出馬しています。

●社説 [那覇市長選告示] 生活と基地 大いに語れ
         沖縄タイムス 2014年11月9日 05:30
 復帰後、那覇市政の舵(かじ)を取ってきたのは、革新系の平良良松氏、続いて同じく革新系の親泊康晴氏、その後、保守系の翁長雄志氏だった。それぞれが4期と長きにわたって県都の顔となった。

 きょう告示される那覇市長選には、前副市長の城間幹子氏前副知事の与世田兼稔氏が立候補を表明している。城間氏を支持するのは市議会保守系の新風会と共産、社民、社大などの各党、 与世田氏を推薦するのは自民、公明の両党である。

 保守対革新という従来の対立パターンに変化が生じ、過去にない構図で争われる。

 那覇市には沖縄の人口の4分の1に近い32万人余が暮らしている。かつて米軍基地だった場所に新しい街が形成され、県内唯一の鉄軌道が走るなど活気に満ちる。2013年には中核市へと移行、県都としての求心力を発揮する。

 しかし10年、20年後の将来像を描く時、直視しなければならない課題がある。

 有識者らでつくる日本創成会議の試算によると、2040年の那覇市の人口は28万人余、子どもを産む若い女性は今より3割以上減る。復帰後、緩やかだが増え続けてきた人口は、そう遠くない時期に減少へと転じるのだ。

 人口減の一方で、核家族化は進む。高齢者の割合は急激に増え、介護の需要が増す。社会を形づくる家族の形態が大きく変わっていく。

 子育て世代でにぎわい、年をとっても、1人になっても安心して暮らせる街づくりの総合的な戦略が市長候補者に求められている。

    ■    ■
 城間氏、与世田氏とも、子育て政策、とりわけ認可保育所に入れない待機児童問題を最重点政策に掲げる。

 4月1日時点の那覇市の待機児童は439人で、中核市の中で一番多い。本来受けられる保育が受けられない不利益は深刻である。

 城間氏は「子の環境を整えることは親の働く環境を整えること」と述べ、「待機児童ゼロに向けて認可保育園の増園、定員の拡大」を訴える。

 与世田氏は「待機児童解消計画を再検討し17年度末か、可能な限り早期にゼロを実現」と語り、「事業所内保育施設の設置促進」も盛り込む。

 見えにくいのは沖縄の保育問題の課題である潜在的待機児童へのアプローチや保育所の5歳児枠の拡大だ。

 非正規が多く給与が低いなど保育の担い手たちの現状にも目を向け、働きを評価する仕組みも示してもらいたい。

    ■    ■
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設をめぐる問題で両者の姿勢は異なる。城間氏が「最大の争点」と移設反対を表明しているのに対し、与世田氏は「争点ではない」との立場をとる。

 そもそも今回の市長選は新基地建設に反対し、知事選へ立候補した翁長前市長の後継を決める選挙である。

 基地は日本の安全保障に関わる問題であり、沖縄だけが悩む問題ではない。同じように新基地建設もひとり名護だけが抱え込む問題ではない。

 基地も暮らしも、有権者の判断を仰ぐために大いに語り、競ってほしい。

●那覇市長選が告示、2氏立候補 16日に知事と同日選
     朝日 2014年11月9日10時08分
 沖縄県知事選に立候補した那覇市の翁長雄志・前市長(64)の辞職に伴う同市長選が9日告示され、いずれも無所属で、前副市長の城間幹子(しろま・みきこ)氏(63)、弁護士の与世田兼稔(よせだ・かねとし)氏(64)=自民、公明推薦=が立候補を届け出た。
 城間氏は翁長氏の後継、 与世田氏は仲井真弘多知事(75)側が擁立し知事選と連動した構図で争われる。投開票は16日で、知事選と同日選となる。

 知事選は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設の是非が最大の争点。「移設推進」の仲井真氏に対し、翁長氏は「阻止」を掲げて出馬した。

 城間氏は、翁長氏の陣営が選考委員会を設けて選んだ。「翁長市政を継承、発展させる。辺野古移設には反対」と主張している。与世田氏は自民党県連が擁立。「安心して子育てできる街づくり」を訴え、移設問題については「市長選の争点にならない」としている。


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 昨日と今日は、山県市の議会運営委員会の視察・研修で出張。私たちの議会運営委員会は、(自治体合併して11年)今までは外部への視察・研修は行っていなかったけれど、今年は研修することになった。内容についての起案を私が任されたので、少し考えてみた。

 議会改革に関しては、遅まきながら、山県市議会は2年半前から議会改革特別委員会を設置して、いろいろと検討を進めている。初年度は多治見市議会、鳥羽市議会などへも研修に出かけた。今年は、日経グローカルの直近版で、改革度4位といわれる上越市議会、同じく改革度3位といわれる高山市議会にも出かけた。それぞれ、意義深かった。

 ・・ともかく、議会運営委員会の改革には何が必要なのか・・思案し、知人とも話したりして、「議会運営委員会の改革には議会事務局改革も重要なポイントの一つではないか」との観点に至った。実際、議会改革の進んでいるところは、議会事務局もしっかりしているとの印象は強く受けている。
 そこで、 議会事務局研究会 のことを思いついた。
 ちょうど、以前、自治ネットで三重県議会議長に来ていただいて公開講座を開いたとき、終わった後、ロビーで少しだけ話したことがあった高沖氏はその会の共同代表。先の知人に仲介を頼んで、お話しすることができた。
    ★ 公開講座/2010年2月13日(土)/テーマ・「三重県議会の議会改革」/三重県議会議長 三谷哲央氏 - 無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク (自治ネット)

    ★ 堺市議会のデータ/高沖秀宣氏プロフィール

 研修の受け入れを内諾頂いたので、当然ながら、あとはこちらの議会事務局に正式に依頼・調整を進めてもらった。
 もちろん、改革度1位として注目される四日市市議会、そして、日本の議会改革のリード役として走ってきた三重県議会(の担い手の議会事務局)、この2か所も視察・研修先として決まった。

 ・・ということで、昨日は市役所7時発で、(午前中)四日市市議会、(午後)三重県議会、今日(午前中)高沖氏(三重県地方自治研究センター)でみっちりと研修。
 研修先のそれぞれの関連データの一部を以下のブログにしておく。
 研修の内容のことはまた改めて・・・

 なお、昨日、三重県議会の説明の後、最後に、1階にある議会図書室も見せていただいた。以前よく調べに通っていた岐阜県議会の図書室とは違い、明るくて、しかもたくさんの本があって驚いた。・・職員の方から「寺町さんですか」と声をかけられて「はい」と答えたら、「注文していた本が、ちょうど今日届きました」とのこと。
 つれあいと書いた本、『最新版 市民派議員になるための本』がここにも置いていただけるのかと、嬉しかった。

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●高沖秀宣氏 三重県地方自治研究センター > 事務局(事務局長・事務局員・研究員)

 高沖秀宣氏 プロフィール/堺市議会のデータ
高沖秀宣氏 プロフィール  (たかおき ひでのぶ)
1953 年(昭和 28 年)三重県生まれ。京都大学法学部卒
【現 職】
三重県地方自治研究センター上席研究員兼事務局長
議会事務局研究会共同代表

【主な経歴】
1979 年 三重県庁に入庁
総務部学事文書課、知事公室政策課、企画振興部企画課、健康福祉
部健康福祉政策課、人事委員会事務局などに勤務

2002 年 議会事務局に異動
政務調査課長、企画法務課長、総務課長などを歴任。
2006 年都道府県初の議会基本条例の策定事務を担当する。
2008 年 議会事務局次長に就任。2011 年まで三重県議会事務局にて議会改革
に取り組み、その後三重県松阪地域防災総合事務所長などを経て
2014 年 3 月県庁を退職

【著書・論稿等】
・「二元代表制」に惹かれて(公人の友社)2013 年
・市民と議会を結ぶ議会事務局(月刊自治研)2010 年 10 月号
・二元代表制と「三重県議会基本条例」(「議会政治研究」№84)2007 年
など多数

●四日市市議会基本条例が制定されました
    四日市市議会基本条例が制定されました

● ○ 四日市市議会基本条例の構成図 【PDF形式】


●  四日市市議会基本条例の概要  【PDF形式】

○議会基本条例とは…議会の基本理念や基本方針など、議会に関する基本的事項を定めるもの
これまでの議会改革に加え、近年の地方分権の進展を受けて、さらなる改革を目指す
条例制定にあたっては、平成17年に議員提案で制定した四日市市市民自治基本条例(理念条例)に規定する
市民自治の考え方をもとにしている

・議会基本条例制定への動き
平成21年6月 全議員で構成する議員政策研究会に議会基本条例分科会を設置
9回にわたる会議や、有識者による講演会の開催等の調査研究を実施し分科会原案を策定
平成22年6月 議会基本条例調査特別委員会を設置、分科会原案をもとにさらなる検討を開始
26回にわたる会議において調査研究を実施し、四日市市議会基本条例案を策定
条例案に対する意見募集の実施、条例施行後の議会運営について執行部との調整
議員政策研究会において四日市市議会基本条例の最終案を策定
平成23年3月 条例制定議案を全会一致で可決

・他の自治体議会における議会基本条例制定状況
平成23年3月8日現在、全国168自治体において議会基本条例が制定・公布済み
三重県内では、三重県議会、伊賀市議会、亀山市議会、鳥羽市議会で制定・施行済み

○四日市市議会基本条例の特徴 ~基本方針の三本柱~
「市民との情報共有」(第20条~第23条)

議会活動について積極的に情報を公開し、市民等との情報共有に努める
・議会内の会議を原則公開、市民等の傍聴の促進
・議会における決定事項について、議長からの積極的な情報発信
・議会活動について、市民等に対し報告を行う場の設置による情報の提供・共有
「市民参加の推進」(第24条~第26条)

議会における討議に市民意見を反映させる仕組みを構築する
・委員会における公聴会制度・参考人制度を活用、有識者等の識見の討議への反映
・議員提案条例等に関し、パブリックコメントの実施等による市民意見の反映
・請願の審査にあたり、請願趣旨の理解のため、紹介議員又は請願者からの意見聴取
「議員間討議の活性化」(第27条~第31条)

議員間での討議を活性化し、集約された意見から政策立案・政策提言を行う
・あらゆる会議において、議員間での討議を中心とした会議の運営、意見集約
・議員間討議を尽くし、意見集約がなされた内容の政策提言・条例制定
・議会活動や政策の重要案件への参考とするため、学識経験者等で構成する調査機関の活用
・予算・政策の策定過程で、議会で集約された意見の最大限の尊重を執行部に求める
・議員の政策立案能力・政策提言能力向上を目的とした積極的な研修の実施

○新たな取組み
・・・・・・・(略)・・・


● インターネット議会中継

●三重県議会 /議会改革のさまざまな取組
        議会改革のさまざまな取組
三重県議会では、知事を始めとする執行機関との間に常に緊張感のある関係を築き、本会議や委員会活動を通じて、徹底的な政策決定に係る議論を行うとともに、住民に問題点や論点を明らかにし政策の監視・評価を行うため、さまざまな取り組みを行っています。

議会改革の経緯や取組内容「分権時代を先導する議会を目指して」

三重県議会では、これまでさまざまな議会改革に取り組んできましたが、今後も議会改革を継続し、分権時代を先導する議会を目指して、積極的に議会改革に取り組んでいきます。

三重県議会の概要(PDF:280KB)
三重県議会基本条例(PDF:498KB)
三重県議会の基本理念と基本方向(PDF:259KB)
議会改革の経緯(PDF:523KB)
議会改革年表(PDF:496KB)
議会改革の取組概要(PDF:1146KB)
議会改革年表(PDF:496KB)

平成7年以降に取り組まれてきた議会改革の内容を年表として整理しています。

議場を対面演壇方式に (PDF:703KB)

議会の本会議を真に「議論の場」とするためには、「議場の型」として、質問と答弁はそれぞれ相手に向かって行う本来の姿にする必要があります。本会議を通じて徹底的な政策決定に係る議論を行うため、都道府県議会では初めて、平成15年第1回定例会から議場の型を「対面演壇方式」に改めました。

予算決算常任委員会の改革 (PDF:3.97MB)

二元代表制のもとで住民から選ばれた一方の代表として住民本位の立場に立ち、政策の決定、監視・評価、提言・立案機能をさらに高め、予算と決算を総合的に審査調査する予算決算常任委員会を設置しています。

定例会の招集回数、会期等の見直し (PDF:889KB)

議会の機能を強化するため会期等の見直しを行い、平成20年から定例会の招集回数を年4回から年2回に、平成25年からは年1回(議員任期満了による一般選挙の年は年2回)に改めました。

会期に関する検討プロジェクト報告書(平成19年12月)(PDF:111KB)
さらに、見直し後2年間(平成20~21年)の取組の検証と今後の在り方について検討を行いました。

会期等の見直しに関する検証検討結果報告書(平成22年4月21日)(PDF:198KB)
議会改革諮問会議「最終答申」の提案を受け、通年制も含めた会期等の検討を行いました。

会期等のさらなる見直しに関する検証検討結果報告書(平成24年7月13日)(PDF:605KB)

● 「三重県議会の議会改革に対する評価と課題」
―地域主権時代における広域自治体議会の役割-
( 三重県議会議会改革諮問会議 第一次答申(中間報告))案
      「三重県議会の議会改革に対する評価と課題」
平成22年 月 日
三重県議会議会改革諮問会議

会長 江 藤 俊 昭(山梨学院大学法学部教授)
廣 瀬 克 哉(法政大学法学部教授)
駒 林 良 則(立命館大学法学部教授)
相 川 康 子(神戸大学経済経営研究所准教授)
岩 名 秀 樹(元三重県議会議長)




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