43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

なぜかC4

2007-02-11 | ferrari 126C4

CSで放映している「F1レジェンド」、この冬は83~84年シーズンのグランプリなんですが84年のフェラーリは散々な出来でした。
それでもベルギーGPでアルボレートが優勝してるんですが、そのレースは放映されない冷遇ぶり。何しろ84年と言えばラウダ、プロストのチャンピオン争いにピケ、マンセル、ロズベルグらそうそうたる面々が絡み、さらにベロフ、ベルガーそしてアイルトン・セナと威勢の良い新人も登場した何とも賑やかな年でしたから、フェラーリの1勝なんて忘れられてるのね…

83年のC3は苦戦しながらもコンストラクターズ・チャンピオンを手にしているだけに、タメオからは近年フルディティールの良キットが発売されてるんですが駄馬となった84年のC4は当時ブランドをスタートさせたばかりのタメオから発売されたのが今でも唯一のキットでしょうか?

そんな冴えないマシンですけどあえて作りたくなっちゃうのがひねくれモデラーの困ったところ。
このキットは新しいロットなので構成は昔ながらのメタル中心ながら、アルミ製のホイールやドライブシャフトは美しいしデカールもしっかりしてます。カラーのインストには資料写真も少し付いてありがたいですね。

とは言え、エンジンむき出しのややこしいキット、果たして完成させられるんでしょうか?久々にチャレンジャーな私です。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)

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ルカ君の落書き

2007-02-10 | ferrari 126C4

タメオの初期のキット、ボディーやシャーシの裏側に手書きのキット名と一緒にほのぼのとした落書きが彫ってあります。
これは椰子の木と太陽とヨットとカモメ、南の島への憧れでしょうか?ほかには花や動物、メガネとか色々な落書きがありました。お気に入りの音楽?のタイトルみたいなのが書いてあることもあります。

このキットが作られた頃、ルカ・タメオは20代前半だったでしょうか?インストにもコミカルなイラストが描いてあったり、いかにも若者が楽しんで製品を作っていた気持ちが伝わってきます。
こういったガレージキットを作ると言うことは、原型から作った人の楽しみを受け継いで分かち合うことなのだなあと感じますね。

年々落書きは減ってゆき、手書きのキット名はロゴに変わりキットのクオリティーは高くなり、今では模型界を代表するレベルの高いメーカーとなりましたが、模型作りの楽しさを分かち合いたいという当時の気持ちを忘れずにこれからも素晴らしい製品を開発し続けて欲しいです。
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フロント・ウイング

2007-02-07 | Ferrari642

642、ボディーはサフ吹きに入りました。しばらく修正したり下塗りしたり地味な作業が続くので違う部分を…。

形が違うと思い込んでフラップを切り取ってしまったフロント・ウイングは、どうせなので少し浮かせて付け直しました。
はじめは組み立ててからボディーと翼端板の間に挟み込もうと思ってましたが面倒な作業を後回しにするのは嫌なので、ボディー側の取り付けプレートを自作してウイング側で組み立てました。
ボディーとプレートはぴったり密着して欲しいのですが、現状では隙間ができます。塗装の厚みでちょうど埋まるといいのですが…そんなにうまくは行かないでしょうな。

そのほかのパーツといっても、もう作るものあんまりないですね。塗装が上がるまでは乾燥待ちに時間を食われるので、何か違うキットに手を付けましょうかね。ありがとう鈴鹿!関係のキット、出してきましょうか?

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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スジ彫り

2007-02-05 | Ferrari642

あとは塗るだけ、なんて言ってて塗る準備全然してなかった…
全体をヤスって表面を整えてパネルラインを彫り直しました。

43のF1模型の場合、パネルラインなどのモールドをどうするか難しいところです。ロードカーの場合、たとえばドアとボディーの隙間は実車で3~5ミリぐらいあるので、このラインは模型でも無いと不自然なんですがF1の場合パネルの継ぎ目というのはほとんど隙間がなくてピッタリ繋がっています。
本当のところ、43のモールドのほうが実車より太いんじゃないかと言うくらい。
ですから、ひと昔前は43のF1だとパネルラインは全部消してしまう、という手法もあったようです。そのほうがデカールも貼りやすいですしね。

が、不思議なことに不自然なくらいでもクッキリとしたモールドが彫られていたほうが精密感が出るんですねえ…
ですから現在では皆さんしっかりスジ彫りします。私もやっぱりモールドはしっかり彫ってあるほうが好き。
これって43のオーバー表現の最たるものですね。

キットでは表現されていませんがサイドの開口部は実車では別パーツになっているようで分割線があります。
開口部は金属板を埋め込んであるので、ギリギリのところにケガキ線を入れるのはかなり難しかったです。ちょっと大き過ぎたかな…
あと、全体に修正を行っているのであちこちモールドが消えてしまってて彫り直すだけで一日かかってしまいました。はみ出したとこや消し切れてないキズは一度サフを吹いてから修正します。

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)
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あとは色を塗るだけ

2007-02-02 | Ferrari642

いつの間にかもう2月だよー。
とっとと642仕上げたいんだけど、仕事が忙しかったりでまだ塗装にかかってもいない。
今回はパーツ類を全部仕上げてから塗装に入ろうと思ってたんですが、色を後回しにしてると製作進んでる感じがしませんね。
とりあえずパーツも大体出来たので再び仮組み。タメオすごいじゃん、サス、タイヤ、ウイング、どれも干渉せずぴったり車高出ます、ボディーとアンダートレイの合いもバッチリ。この写真では一切接着していませんが全てのパーツがあるべき位置に落ち着きます。これなら無理なく組めそう。
キットは初期のロットだと思うので、歪みも少なかったのかな。

ここまで来たら、あとはノートラブルで色を塗れたら一気に完成するはず。
スマートな模型製作には塗装のスキルが最重要でしょうね。
ここでトラブルを報告することなく塗り上がることを祈ってます。
今回の目標は、「スマートに完成させる。」ですから~

(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 USA.GP91)

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