CSで放映している「F1レジェンド」、この冬は83~84年シーズンのグランプリなんですが84年のフェラーリは散々な出来でした。
それでもベルギーGPでアルボレートが優勝してるんですが、そのレースは放映されない冷遇ぶり。何しろ84年と言えばラウダ、プロストのチャンピオン争いにピケ、マンセル、ロズベルグらそうそうたる面々が絡み、さらにベロフ、ベルガーそしてアイルトン・セナと威勢の良い新人も登場した何とも賑やかな年でしたから、フェラーリの1勝なんて忘れられてるのね…
83年のC3は苦戦しながらもコンストラクターズ・チャンピオンを手にしているだけに、タメオからは近年フルディティールの良キットが発売されてるんですが駄馬となった84年のC4は当時ブランドをスタートさせたばかりのタメオから発売されたのが今でも唯一のキットでしょうか?
そんな冴えないマシンですけどあえて作りたくなっちゃうのがひねくれモデラーの困ったところ。
このキットは新しいロットなので構成は昔ながらのメタル中心ながら、アルミ製のホイールやドライブシャフトは美しいしデカールもしっかりしてます。カラーのインストには資料写真も少し付いてありがたいですね。
とは言え、エンジンむき出しのややこしいキット、果たして完成させられるんでしょうか?久々にチャレンジャーな私です。
(写真:タメオ1/43 フェラーリ126C4 ベルギーGP84)