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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

リア・ウイング

2009-06-01 | Lotus 56B
うまく行かない時はどうやってもうまく行かないわけで、そんな時は逃げるが勝ち。

いや、模型の話ではないんですが、模型代稼ぎでやっていた外国為替のデイ・トレード、今年に入ってから全然儲からなくなってしまいまして、儲からないどころか資金までヤバくなってきたのでしばらく撤退することにしました。

3、4年、相場漬けになって色々経験しまして、ほぼ確実に勝てる方法を身に付けたつもりだったんですが、ちょっとしたミスを犯したり、甘い考えでリスクを放置してるとたちまちやられてしまう危険な世界です。
プライベートで色々あったり、仕事や酒や体調やらで不安定な心では、こんなリスキーな世界では戦え抜けません。
会社員の身分、夜間しかトレードできないんですが深夜から朝方まで相場に張り付いて神経すり減らして、模型作ったり映画を楽しむ余裕も失いますます精神を病んでゆくようで、本当に廃人になってしまう前に逃げ出すことにしました。

考えてみたら、お金がそんなに必要なわけでもない。お金なんか使わなくたって今まで楽しく生きて来れました。結局はマネー・ゲームに夢中になってるだけで、僅かなお金のためにいろんなことを犠牲にしてきたように思います。

こんな話をここで報告する必要もないんですが、どこかで書いておかないとまた博打の誘惑に引き込まれそうなので、自分を戒めるつもりで書いてます。

戦場から帰還しますと、レートを気にしなくても良い平和な夜は何だか気が抜けたような気分で、する事もなく酒に溺れなきゃいいけどなんて心配にもなりますが、まあ模型作る時間はたっぷりありますね。




さて、どうしようかなと考え中だったリア・ウイングですが、考え中だった事も忘れてボディー塗装してしまいました。

気になってたのがウイングのパーツ。上の画像の一番上の単なる板(一応エッチングですが)、プレスもなければモールドもない、これじゃいくら何でもウイングに見えないので、真鍮板を二つ折りにして曲げて削って作ったのが中央のもの。
翼端板にはボルト穴をそれらしく開けました。
キットのエッチング製ウイングは、翼端板の溝に差し込む方法で取り付けるようになってますが(なので反りがないのね)、自作ウイングでは溝に差し込むのはもちろん無理です。
せっかくボルト穴開けたけど、ウイングはごく薄いものなのでピンを刺すのも無理。


で、こんな風にピッタリの幅にして、挟むだけにします。

すでにボディー塗装してしまったので、翼端板はハンダ付けというわけにも行かず、瞬着でボディーに取り付けただけですが、さすがに強度不足で、ピッタリの幅に作ったウイングを差し込む時、ちょっと余分な力が加わると取れてしまいます。
(ピッタリというのは意外と力が加わりやすいのだ)

で、こんな風にピンを打っておきました。

ここではボルト穴が役に立つわけです。
ボディー側のピン穴は、慎重にまっすぐ開けたつもりですが、実は下側に逸れて貫通してしまった。
…まあいいや、上側でなかったのがせめてもの幸い、裏側なんて見えないだろうから赤で塗りつぶしておいただけです。

画像で見るとちょっと見た目ごついボルトですが、実際はそんなごつく感じません。
43的オーバー表現ってとこですね。
強度も稼げて見た目の演出にもなる、一石二鳥です、結果論ですが。
ウイング自体は最後に取り付けようと思います。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)





デカールで早速苦戦…

2009-05-25 | Lotus 56B

サイド・ポンツーン?に、デカール貼りました。

これねえ、画像でもかなり破綻してるのが見えるかも知れませんけど、かなり難しかった…

全て繋がった一枚もののデカールなんですが、最初そのまま貼って、当然これだけ丸い面に全然馴染まないので、マークソフター一滴垂らしたらとたんにクシャクシャになった…;;
慌ててパーツごと水に漬けて、デカールの溶解はどうにか回避できました。
一部かなりしっかり貼り付いてしまったので、筆を使って慎重に剥がしました。
(タメオなのでデカールは2セットあるのですが、チキンなので使えるうちは予備は使えないの)

このデカール、貼りにくいっていうのもありますが、それ以前に間違ってる気がする…。


実車では、この画像のように「TEAM LOTUS」の上の金枠は、アッパーカウルとの分割線とほぼ平行になってます。
が、デカールは後方が分割線とかなり離れてしまいます。
塗り分けラインをもっと上にしたほうが良かったのかも?と思ったけど、それだと今度は前方が収まらなくなってしまうし…

仕方が無いので、枠の部分を切り離して後方を少し上げて貼ってあります。
あんまり上げすぎても変なので、多少妥協していますが…

切り離したのは枠だけじゃなく、ライン前方・後方・ゼッケンも切り離して5分割にして貼ってます。
それでようやく貼れたんですが、かなりずらして貼ったことになります。
お陰で、このあとタッチアップの嵐ですよ…(^^;;

それでも塗り分けラインは横から見て一直線にはならないし、こんな風に緩やかにカーブしたデカールより、始めから直線的なデカールのほうが良かったような気もします。もちろん、一枚ものじゃなく分割してあるほうが貼りやすいし。

最近のタメオって、デカールだけじゃないけど実際に作ってみたことあるの?って思うような仕事するよね…
プログラム上で設計して、そのまま製品化してるような気がします。
パーツの組み付けなんかでも、2本の手では組めないような分割もあるんですよ…。

ところで、この「TEAM LOTUS」の上のスペースには「GOLD LEAF」のロゴを貼らなければいけないことを、コロッと忘れてました;;
先ほど、先駆者はデカールで苦労しなかったのかなと拝見したブログを見て気づいた愚か者です。
タメオのインストには貴重な資料写真満載ですが、タバコロゴはキレイにCG処理しちゃってるんだよね~ウッカリしてましたwww


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

赤白塗り分け

2009-05-21 | Lotus 56B

飛行機ばっかり作ってると全国100万カーモデラーにそっぽ向かれそうなので、43も作りますよ…

56B、白く塗ってマスキングして赤を塗りました。
色に関しては、タメオの指定はRAL3020という色。調べてみるけどネットでは詳しい説明はなくて色見本を出してるページでも普通の赤にしか見えない。
まあ特に濃い色でも明るい色でもなくていいんだなということで、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗りました。

塗り分けは、ボディー本体はリアエンド下部が白いだけなんで簡単なんですが、ちょっと厄介なのがサイドの張り出し部分。
真横から見て一直線に塗り分けるように指定されてますが、子持ちシシャモの腹みたいにポッコリ膨らんでいますので、平面図だけではどのあたりが塗り分けラインなのか分かりづらい。
塗り分けラインには金色のデカールを貼るんですが、そのデカールはというと…

緩やかにカーブしたラインです。
それで、このカーブに合わせてマスキングテープ切り出して貼ってみてもなぜだか真横から見て一直線にはなりません。
おそらく、デカールなら3次曲面にもフィットするのでまっすぐになるのでしょうけど、マスキングテープでは2次曲面にしかフィットしないので上下方向の曲率が反映されないせいでしょうね…

仕方がないので、ほぼ勘でラインを決めて塗り分けました。
幸い、金色のラインと繋がっているゼッケンの部分に給油口の抜きがありますんで、これを位置決めの参考にしました。


こんな感じで。
実際のところデカールを貼ってみないと正しい塗り分けだったのかどうか分からんです。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)


やっと下塗り

2009-05-14 | Lotus 56B

前回のエントリがGW前でしたから、半月放置ですか…

怠慢の原因は色々ありますが、プライベートのあれこれを書いてもしょうがないですね。まあ人生、色々ありますよ。

GW中はETCのないクルマは遠出しちゃいけない法律が出来たみたいなので、引き篭もっておりました。天気もイマイチだったしね。
でも最後の土日は天気も良く、せっかくのいい季節に家で模型もなんですから、ちょこっと近くの山へ登ってきました。

標高1400m程度の山ですからハイキング気分でるんるん登ってましたが、なまった体にはやっぱりキツイw
それでもピークが近づいてきて、頂上の広場に出ると目の前に広がる白山連峰の眺望に感激。
やっぱり山はいいっすねー!

こうゆう低い山には高い山のような別世界感はありませんけど、登山コースはそれなりに楽しめるようになってますし、初夏に足慣らしに登るには悪くないですよ。
近くには水芭蕉の群生地もあり、今が見頃。

下りの登山道の途中には通称「大滝」があり、今が新緑とのコントラストがとても美しい。
滝壺まで降りることができ、この日は夏日でしたが天然のクーラーのような冷たい風が汗ばんだ体に心地良いです。
見上げた光景がこれまた美しい!

オタクな毎日から解放されて、すっかりリフレッシュした気分で帰ってきました。
降りて来て飲むビールがまたうまいんだな、これが。
しかし、何だかんだと飲んでばかりで模型作れないのはまずいですなw
56Bは下地作りしてやっと色塗る前まできただけ。滞り過ぎ!
でもサフ吹いてはパテでス穴埋め、また吹いては修正…ってやってると、なかなか進まないんですよ。



あっ、でもなぜかこんなのは出来てる。

ドラゴンの1/144、スパホのトムキャッターズ。
現在の1/144ってここまで精密なのかー、って感動しちゃうキットですよ。

あと、

FM2の対潜哨戒迷彩。
実機の写真を見つけて、自分で工夫して作ってみよう!って思ったら、ちゃんとスイートのキットにデカール・塗装説明ありました。
迷彩の塗り分けは、筆で適当でぼかしてます。
汚し・墨入れ・アンテナ線張りはこれからやります。
大戦までの米海軍機ってずんぐりしてて愛嬌があるスタイルですよね。

飛行機に関しては、大戦機でも現用機でも、戦闘機でも爆撃機でも、日本機ドイツ機アメリカ機、もしかしたら軍用機・民間機も問わずみんな興味ありますね。
私の場合なぜかスケールには強いこだわりがあるくせに、アイテムには節制ないんですw

飛行機の模型は下地作りに時間を取られることもないし、塗装もすぐ次の行程に進めるし、ホントストレスなく進められます。
43という、模型の中でも特に酔狂な世界にいますと、飛行機模型の恵まれた部分ってのが本当に嬉しいです。
キットの出来も素晴らしいし、別売デカールも豊富だし、ほら、難しい色なんかもクレオスからちゃんと調合されたものが豊富に発売されてて悩まなくて済みますよね。

うーん、クルマ模型が進まない一番の原因は、山でも酒でも女でもなく、飛行機かい!


久々に、56B

2009-04-21 | Lotus 56B

ポルシェ祭りは911GT1を96年から98年まで三台作ることにしましたが、〆切までだいぶ余裕あるので、ほかのを進めようかなと、放置してあったロータス56Bを弄り始めてます。もう、やりたい放題w

いや、作りかけが溜まってくるのって嫌なんですよね。ちょっと迷うとこがあって放っておいたこのマシン、ずっと何とかしたいと思ってたんですが、半年以上も放っておいたら、どうしようか悩んでたとこもどうでもよくなって、何だか作れそうな気分になって来ました。

別のかたの製作記でも言われていましたが、ノーズのカウルとボディー・カウルとの間に隙間が出来てしまう問題、精一杯ボディー・カウルの後方の干渉を削って前進させましたが隙間は解消されず、これも別のかたのアイデアなんですがノーズ・カウルの後端に真鍮線をハンダ付けして隙間埋めしてみました。


また、高さもややノーズ側が高くなって段差が出来てしまうので、ボディー・カウルの裏側に真鍮板を貼って高さを稼ぎました。


んで、合わせてみたのがこんな感じ。

置いてみただけなので隙間目立ちますが、ノーズ側を少し上げてやるともっと合います。
それでもまだまだ完璧には程遠いんですが、なにしろ取り付けがカッチリと留まるわけでなく、ちょっと押せば合う、ほっとくとズレてくる、って感じなもんで、あんまり突き詰めずに進めようと思いました。
それに、実車も結構隙間開いてるんです。



ブレーキ・ダクトのインテークはメタル製の別パーツ。
薄々攻撃しておきました。でも、ボディーと同色なので接着してしまおうかな。

なお、このオランダGP仕様ではボディー・カウル後端に一枚翼のウイングが付きます。
それも同色なんで接着してしまいたいんですが、さすがに後方が入り組み過ぎて磨きとか出来なくなりそうなんで、ちょっと考え中。



えー、カウルのサイド後方にNACAダクトがあります。
モールドはシャープですが抜けていません。
やはり作り直すべきか…


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

フルディティールは大変だ ( ;∀;)

2008-07-01 | Lotus 56B

ロータス56Bですが、仮組みしたものをバラして、色を塗りながら組み立てていっていますが…色々と大変です。ミスしまくってます。
ひとつひとつのミスは大したことなかったり、リカバー出来たりするものなんですが、とにかく組み合わせるパーツが多いので、その分ミスの回数が多くて、ストレスたまりますね~

そして、それだけ苦労して組み立てても完成する頃にはほとんど見えなくなってしまうという虚しさ…
エッチングパーツも細か過ぎて精密とかいう以前に見えないようなパーツ多いし…なんか、フルディティールって自分にはあんまり向いていないかも。


非常に精密感のあるフット・ボックス。これだけ細かいのに、ここも完成後はほとんど見えません。
このクルマは2ペダルなんですね。タービン・エンジンの特徴で、ギア・チェンジは必要ないらしいです。
手前にある黒い棒は、フロントのドライブ・シャフトが通るパイプ。ちょうどドライバーの脛の真上にドライブ・シャフトが通っているんですね~すごい構造。


ここも、シートをセットすると見えなくなってしまうギア・ボックス。
フロントへ向かうドライブ・シャフトがシートの脇に露出します。(もちろん、パイプの中を通るのでしょうけど)
タービン・エンジンがこのクルマの最大の特徴ですが、F1でありながら4WDというのも珍しく、構造も興味深いものになっていますね。


ノーズ・セクション。まだキットのまま、パイピングなどのディティール・アップは一切しておりません。まだ付けてないパーツはありますが…
正直、むしろディティール・ダウンさせたいくらい;;
資料見てもどこにどうコードが繋がってるのかサッパリ分からないし、細か過ぎてパイピングとかしたところで、却って小汚くなりそう。
まったく何もしないのも寂しいんですけど、なるべくシンプルに済ませたいところです。


メーター類。ここは多少デコラティブにメーター・リングを付けてみましたが、拡大してみると拙いですね…。
ここも裏からコードを生やしてやるといいんでしょうけど、コードは出した以上、どこかに届いてないとおかしい訳でして、それがややこしいんだよなあ…
あまりアチコチに伸ばしても、しつこくなりそうだし…。


リア・エンドはもう大変w
ショック・アブソーバーの位置がちょうどカウルと干渉する場所にくるので、取り付け方法を変えたりして当たらないようにしてたんですが、ショックの長さが合わないのでバラそうとしたけどしっかり接着し過ぎて、引っ張っても抜けやしない…
そうこうするうち、曲がってしまいました。これ以上無理してちぎれてしまっても大変なので、短いままロッカーアームと接続しましたが…左右で長さが違うのはちょっと痛い。
ほかにもブレーキ・ディスクがロッカーアームの接続シャフトと干渉したりして、サスがまっすぐ付かなかったり、いい加減な仮組みのせいでどうにもスムーズに組めませんでした。
ここはもう、私の技術では限界ってことです。
あー、リア・エンドにはまだまだパーツが付きます。

そんなこんなで、ここまで作って分かったことは、フルディティールって自分にはやはり向かないってことですね。

細かい作業はどうしてもキレイに仕上げられなくなるし、結局見えなくなったり、カウル外さないと見えない場所のために神経をすり減らすことになるし、そのせいで見える部分に集中するのも出来なくなってしまう…

私としては、完成後にキチンと形になって、ポイントになる部分がしっかり作り込まれている、という作品のほうが良いような気がします。

カウル脱着式って、結局カウルオープンで展示しないと意味ないんですよね…カウルを付けても完璧に合うようにするのは難しそうだし。
でもクルマって、やっぱり走る状態のほうがカッコイイですからね。

作るのに面白味はあるし展示すれば見ごたえもあるのかも知れませんが、完成した時のカッコ良さにじょじょに近づけていくっていう楽しさがあまり感じられないのが残念です。

結局カウル閉じて完成させてしまう?うーん、それはちょっともったいない。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

タービン・エンジン/56B

2008-06-11 | Lotus 56B

タービン・エンジンを組んで、シャシーに乗っけてみました。
まだバラせる状態なので、塗装は後回しにしてとにかく形にしようとしてますが、細かい作業が多くてちょっとずつしか進みません。
それでも、パーツがどう組み合わさるのか大体のところは分ってきました。

さすがタービン・エンジン、存在感が通常エンジンとは違い過ぎ!
このエンジンがあるからこそ、フルディティール作りたくなったんだよねー。

それにしても、このエンジン組むのは少ないパーツで楽そうなんですが、巻き付けるようなパーツ(スリットと、鎖みたいなヤツ)の固定方法にひと工夫欲しいですね…ハンダで留めるには長さが足りないし、固定用の別パーツとかあったら楽だったのにと思った。作る人が何かしら工夫しないと、うまく巻き付けられませんよ…。


フルディティール・モデルに、固定用ナットをセットするのは邪道かも知れませんが、いつもやってる作業なので…シート下、ミッション・ケースとの間に僅かにスペースがありましたので、ここに薄型のナットをハンダ付けしてます。
ちなみにキットにも極小のナットを左右の燃料タンク底にセット出来るようになってはいます。でも位置的に目立つようだし、ボルトも細くて華奢なものになるので使いたくありませんでした。


前回やってたリアエンドのパネル修正ですが、難航しましたが一応済みました。
要は壁一枚分後ろに伸ばして、オイルクーラーが収まる空間を作りたかっただけなんですが、どう考えてもオイルクーラーを小さく作り直すほうが簡単でしたね…

四辺には真鍮線をハンダ付けしました。パネル面はハンダでは整形しにくいので、光硬化パテを盛って削ってます。こうゆう作業には光パテはうってつけです、重宝します。
キットのままだと、リアパネル上辺はスポイラーになだらかにつながっているんですが、インストの資料写真では上辺とスポイラーの区切りがハッキリしているので、そのように修正してます。

これでどうにかオイルクーラーが収まるスペースが出来ましたが、すり合わせしてみるとまだノーズセクションとの間に隙間が出来ます…もう少し組み上げないと、どこを詰めるのがいいのか分らないです。



ところで週末、毎年恒例の模型展「福井プラホビーコンテスト」があるのですが、また賑やかしに参加してみますかねー。
このキットもある程度カタチにして持って行きたかったんですが、この状態では無理っぽい。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)

オイルクーラー/56B

2008-06-06 | Lotus 56B

ありがたい事に、56Bはすでに作り終えて製作記も公開されてる方がいますので、色々参考にさせてもらえます。

先日コメントいただいた雑食モデラーさんによれば、リアに付くオイルクーラーがカウルと干渉して、カウルがズレてしまいます。
少し削るとかすれば大丈夫かなと思いましたが、ノーズ・セクションを付けて合わせてみると全然合わないorz
仕方がないのでカウル側を削ってましたが、削り過ぎて穴が開いてしまいました。

んで、大変なことになってます。

どうせなら、リアを少し膨らませてやればオイルクーラー収まるだろ、と思い、いったん大穴開けて洋白帯金で枠を作り直して、ハンダを盛って面を作り直してますが…
このリアの面、内側に全体的にへこんでいる形状なんで、再生するの大変なのでした…
しかもオイルクーラーがのぞく開口部(上の穴です)は、フチが少し盛り上がってるので、それも再現しなきゃならない。そのために帯金で枠を作ったんですけどね。
しかし、ここは目立つポイントなのでキレイに仕上げたいんだけど、ちょっと厳しいかも…


嬉しいパーツはコレですかね。

ロストワックスって言うんですか、贅沢な工法で作られたキャスト・パーツ。
私は初めて見ますが、近年のタメオはこうゆうのも入ってるんですか?
素材は洋白と、真鍮ですかね。このままだと汚い色ですが…


洋白のロールバー、磨いてやるとピカピカのメッキパーツのようになります。

お高いキットなんですが、こうゆう小さなポイントのために高級素材を投入する、本当の意味での贅沢感を味わえます。

まあ、贅沢なパーツがあるからと言って、素晴らしい完成品が出来るとは限らないところが、この趣味の厳しいところですな。
技と根気があって、運が味方してくれないとどうにもならないですよ、このレベルのキットは…。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)


ロータスも作ろう

2008-06-02 | Lotus 56B

こっちは以前に購入して報告しましたロータス56B「タービンカー」です。
ちょっと様子見で、手を付けてしまいましたw

タメオの最新キットながら、フルディティールですのでやはり難易度高そうですね。
もっとも、最近のマシンだとプロポーションモデルであってもパーツ多くて大変ですけど。
ただ、最近のマシンのキットはメタルパーツがザクザク入ってるわけですが、この71年のマシンはシャーシ・足回りがほとんどエッチングパーツになってます。
トップの画像はシャーシがどうにか形になってきてますが、コレだけでエッチング10枚ぐらい接合してます。
でもエッチングだけで340点ぐらい部品ありますから、先は長いですw



とにかく、エッチングを切り出して折り曲げてハンダ付けして削って、の繰り返し。インストも2ページひたすらエッチング折り曲げ続きですよ。
資料っても中のほうがどうなってるかなんてどうせ分かりませんから、折り目と溝を信じてどんどんハンダ付けしてます。
工夫するとか全然なくて、ただ「作らされてる」感じですが、これはこれで楽しくて何だか恍惚状態になって作業してました。

タメオのフルディティールは実は作ったことなくて、完成するのか不安になるキットですが、今までにない製作感覚。ちょっと面白くなってきました。


(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)