ロータス56Bですが、仮組みしたものをバラして、色を塗りながら組み立てていっていますが…色々と大変です。ミスしまくってます。
ひとつひとつのミスは大したことなかったり、リカバー出来たりするものなんですが、とにかく組み合わせるパーツが多いので、その分ミスの回数が多くて、ストレスたまりますね~
そして、それだけ苦労して組み立てても完成する頃にはほとんど見えなくなってしまうという虚しさ…
エッチングパーツも細か過ぎて精密とかいう以前に見えないようなパーツ多いし…なんか、フルディティールって自分にはあんまり向いていないかも。
非常に精密感のあるフット・ボックス。これだけ細かいのに、ここも完成後はほとんど見えません。
このクルマは2ペダルなんですね。タービン・エンジンの特徴で、ギア・チェンジは必要ないらしいです。
手前にある黒い棒は、フロントのドライブ・シャフトが通るパイプ。ちょうどドライバーの脛の真上にドライブ・シャフトが通っているんですね~すごい構造。
ここも、シートをセットすると見えなくなってしまうギア・ボックス。
フロントへ向かうドライブ・シャフトがシートの脇に露出します。(もちろん、パイプの中を通るのでしょうけど)
タービン・エンジンがこのクルマの最大の特徴ですが、F1でありながら4WDというのも珍しく、構造も興味深いものになっていますね。
ノーズ・セクション。まだキットのまま、パイピングなどのディティール・アップは一切しておりません。まだ付けてないパーツはありますが…
正直、むしろディティール・ダウンさせたいくらい;;
資料見てもどこにどうコードが繋がってるのかサッパリ分からないし、細か過ぎてパイピングとかしたところで、却って小汚くなりそう。
まったく何もしないのも寂しいんですけど、なるべくシンプルに済ませたいところです。
メーター類。ここは多少デコラティブにメーター・リングを付けてみましたが、拡大してみると拙いですね…。
ここも裏からコードを生やしてやるといいんでしょうけど、コードは出した以上、どこかに届いてないとおかしい訳でして、それがややこしいんだよなあ…
あまりアチコチに伸ばしても、しつこくなりそうだし…。
リア・エンドはもう大変w
ショック・アブソーバーの位置がちょうどカウルと干渉する場所にくるので、取り付け方法を変えたりして当たらないようにしてたんですが、ショックの長さが合わないのでバラそうとしたけどしっかり接着し過ぎて、引っ張っても抜けやしない…
そうこうするうち、曲がってしまいました。これ以上無理してちぎれてしまっても大変なので、短いままロッカーアームと接続しましたが…左右で長さが違うのはちょっと痛い。
ほかにもブレーキ・ディスクがロッカーアームの接続シャフトと干渉したりして、サスがまっすぐ付かなかったり、いい加減な仮組みのせいでどうにもスムーズに組めませんでした。
ここはもう、私の技術では限界ってことです。
あー、リア・エンドにはまだまだパーツが付きます。
そんなこんなで、ここまで作って分かったことは、フルディティールって自分にはやはり向かないってことですね。
細かい作業はどうしてもキレイに仕上げられなくなるし、結局見えなくなったり、カウル外さないと見えない場所のために神経をすり減らすことになるし、そのせいで見える部分に集中するのも出来なくなってしまう…
私としては、完成後にキチンと形になって、ポイントになる部分がしっかり作り込まれている、という作品のほうが良いような気がします。
カウル脱着式って、結局カウルオープンで展示しないと意味ないんですよね…カウルを付けても完璧に合うようにするのは難しそうだし。
でもクルマって、やっぱり走る状態のほうがカッコイイですからね。
作るのに面白味はあるし展示すれば見ごたえもあるのかも知れませんが、完成した時のカッコ良さにじょじょに近づけていくっていう楽しさがあまり感じられないのが残念です。
結局カウル閉じて完成させてしまう?うーん、それはちょっともったいない。
(写真:タメオ1/43 ロータス56B オランダGP71)
苦戦されてますね~!(笑)
ボクも配線はそれらしく見えるようにデッチアップしました。
フルディティールならではの苦しみですが、完成したときの密度感はなかなかのものですよ。
ルマンの会のサイト、ギャラリーを更新しました。その中にボクの作品もあるのでぜひご覧になって下さい。
がんばれ~!
応援ありがとうございます!いつもは多少のミスにも動じずに気楽に作ってるんですが、さすがにコイツは多少のミスが多過ぎて、心が折れそうです…
画像見させていただきました。Yさんの物と合わせて、配線など参考にさせていただきます。
密度感、高めてみたいんですが、通常のレシプロ・エンジンと違いますからディティール・アップのアプローチのしかたが分からないですねえ…。
というか、それでもやっぱりきちんと下ごしらえが必要なんですかね。
このキット、ガスタービンエンジンのメカっぽさがタマランですね。
近年の車がフルディテールでも全然面白みがないスッカラカン路線(実車がね)な分、こうしてメカニカルな情報が多いってだけで楽しそうに見えてしまう(実際は大変なんでしょうけど。
このキット、基本的にエッチング主体なのでカッチリ感はありますよ。素組みでキレイに完成させられそう。手を加えた分ゴチャゴチャしてくるので、そのへんのバランスが大事ですね。
実車の写真を見ると、キットより遥かにデコボコ、ゴチャゴチャしていて、あまり清潔感を出すとリアルじゃないんですよね、この時代は。
>@河童さん
進んでるっつっても、ボディーはほとんど手付かずですし、仮組みから色を塗りながら組み直してるだけなんですけどねw
正直言って、タービン・エンジンに関しては少ないパーツでシンプルに組めるので物足りない感じです。
そもそも実物もシンプルな構造なんですけどね。
先日の模型展でも、「GTRのエンジンルーム再現されてても、カバーばっかりで全然面白くないよー」という話が出てました。
やはりレシプロ・エンジンの、プラグ・コードだのキャブだの排気マニホールドだのなんてのがむき出しになってるのが、エンジンの光景としては最高ですよ。
大変そうですが、これもサロも、248も期待してますよ!
・・・というか、4台同時進行を本当に実現させちゃってるところがすごいです!!!
実は私も、無塗装状態で仕上げたほうが見た目メカっぽくていいかなーとも思ったんですよ。
一度、そうゆう表現方法も試してみたい。
このモデルに限らずカーモデルに限らず、模型はみんな、塗って組んでの繰り返しですよ…それを楽しまねば。でもやっぱり面倒ですね!
4台同時進行といっても効率良くやってるわけじゃなく、気が向いたのをちょこちょこ進めてるだけなんですけどねw
一応、クリアーとか同じ色は同時に塗ればラク…とか考えてたんですけどダメですね、何にも考えずに作ってるから結局ひとつづつ…逆に一緒に塗ろうと思ってるとなかなか揃わなくて塗れなかったり。
多分、一台づつ作るほうが早くできますよ。