飛行機ばっかり作ってると全国１００万カーモデラーにそっぽ向かれそうなので、４３も作りますよ…
５６Ｂ、白く塗ってマスキングして赤を塗りました。
色に関しては、タメオの指定はＲＡＬ３０２０という色。調べてみるけどネットでは詳しい説明はなくて色見本を出してるページでも普通の赤にしか見えない。
まあ特に濃い色でも明るい色でもなくていいんだなということで、クレオスのスーパーイタリアンレッドで塗りました。
塗り分けは、ボディー本体はリアエンド下部が白いだけなんで簡単なんですが、ちょっと厄介なのがサイドの張り出し部分。
真横から見て一直線に塗り分けるように指定されてますが、子持ちシシャモの腹みたいにポッコリ膨らんでいますので、平面図だけではどのあたりが塗り分けラインなのか分かりづらい。
塗り分けラインには金色のデカールを貼るんですが、そのデカールはというと…
緩やかにカーブしたラインです。
それで、このカーブに合わせてマスキングテープ切り出して貼ってみてもなぜだか真横から見て一直線にはなりません。
おそらく、デカールなら３次曲面にもフィットするのでまっすぐになるのでしょうけど、マスキングテープでは２次曲面にしかフィットしないので上下方向の曲率が反映されないせいでしょうね…
仕方がないので、ほぼ勘でラインを決めて塗り分けました。
幸い、金色のラインと繋がっているゼッケンの部分に給油口の抜きがありますんで、これを位置決めの参考にしました。
こんな感じで。
実際のところデカールを貼ってみないと正しい塗り分けだったのかどうか分からんです。
（写真：タメオ１／４３ ロータス５６Ｂ オランダＧＰ７１）
デカールの金色帯部分も狭いとは言え、それなりに幅があるのだから問題ないんじゃないですかね。
確かに、それほど神経質になることもないかも知れません。
ただ、デカールが「TEAM LOTUS」の枠やゼッケンまで一体になっているので間違った位置で塗り分けてしまうと枠が曲がったりスペースに収まらなかったりしちゃうんじゃないかと、気になってます。
上半分の赤い部分は、枠がギリギリで収まるはずなんですが、サイドの張り出しが大きいので、上から見るとラインの位置によってだいぶ面積が変わるんですよ。
まあいざとなったらデカールばらして対処するかも知れませんけどね。
マスキングした上にデカール貼る時に段差を消しておくという初歩的な工作を怠ったために拡大して見るとモロに「段差」がある自分の作品のようにはなってほしくないですｗ
色は本当に難しいですね。本でも印刷されてるとトーンが変わっちゃうし、それはPC画面でも同じですね。何かいい方法ってないのでしょうかね。自分が「それっぽい色」を的確に選べればいいんですけど、それがなかなか難しいんですよね。
そうですねー、同じような段階ですね。
でも、プロポーション・モデルだとデカール貼りまで来ると完成も近いなって気分になるのですが、フルディティールだとまだやり残してることがいっぱいあって、先が長い気分です…
その気になれば、もうそんなにかからない筈なんですけどね。
色に関しては模型において正解というのはないと思います。
実車と同じ色を塗っても模型だと何だか違う、って事もあるわけだし、結局は「自分が一番好きな写真」に近ければいいんじゃないでしょうか。
飛行機模型でもよく言われるんですが、工業規格で指定されている通りの同じ色でも、そのまま使うとイメージから外れるんですよ。
特に、７０年前の大戦機なんて色褪せたカラー写真でもあればいいほうですから、みなさんイメージ優先で好きな色で塗ってるみたいですよ。
模型製作の楽しみの一つが塗装にあるわけで
中国のおばちゃんじゃあるまいし、自ら楽しみを
スポイルさせてどうする？っつー感じで、
私は所謂「指定色」ってので塗ったことは殆ど無いな～
実車の純正色を塗ったことは何度かあるけど（笑
実は私は色弱なので、色に関してはちゃんとした色指定があると、かなり助かります。
幸い、あまり重症ではないので赤に関しては大体違いが分かるので自分なりに色を決めてますが、青系とかだともう指定色に頼るしかありません。
まあ模型に関しては自由度が高いと勝手に決めてるし、多少色が間違ってても誰も迷惑しないだろって事で、開き直ってやってますがw
色盲・色弱の人は日本人男性の１割ぐらいいますから、模型の世界でちゃんと色指定がなされている事は、実は大変有意義なことなんですよ。