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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

バルクヘッドとか、ダッシュとか・・・

2014-12-14 | Ferrari 330P4

昨日サッカー天皇杯決勝が終わり、今年のサッカーシーズンは終わってみればガンバ大阪の年間三冠達成で全て持っていかれた感じ。
昨年J2にいたチームが三冠取るなんて、日本のサッカーのレベルってどうなの?なんて思ってしまいますが・・・思えば一昨年、J2に陥落したガンバ大阪はそれでもJ1年間最多得点のチームだったんだよね。(最多失点だったけどw) 強さと雑さが同居していたチームだから、こうゆうこともありますわな。

でもねえ~やっぱり・・・天皇杯決勝はおせち料理食べながら見たいよねえ~・・・一月にアジア・カップが始まるためとは言え、恒例の年間行事を簡単に早めないで欲しい。決勝を戦う2チーム以外にはそれほど関係ない話でしょ?

さてと、私が贔屓にしてます名古屋グランパスエイトは昨年オフにベテランを放出、残ったレギュラー陣も故障がちで若手中心で戦わざるを得ず、困難なシーズンとなりました。
一時は降格圏に低迷するピンチでしたが、後半は少し盛り返し、若手が力を付けてきたのが目に見えてきたので、順位の割に光の見えたシーズンでした。

シーズン終了といえば、今さらですが今年のF1。メルセデスの成功が全てですが、フェラーリの凋落もひどかったな・・・。最近読んだ記事によると、チーム内がガタガタでもはや改善が望めない状況だったらしい。常に冷静で前向きに見えたアロンソだったけど、昨年以降はそんなチームに愛想をつかしていたようです。
アロンソの、跳ね馬でのチャンピオン見てみたかったな・・・。

アロンソは現役のドライバーの中では最も好感が持てるヤツなんで、出来れば赤い跳ね馬で勝って欲しかった。なんだかんだ言っても、跳ね馬のファンなのですよ。

 

さて、跳ね馬のかつての栄光のクルマ、330P4を作りましょう。

このキット、構造上の問題があって運転席後ろ、エンジン・ルームまでの再現度がとてもアバウト。

エンジン・フードはボディーと一体でキャストされてて、室内まで入り込んでいる運転席の後ろ部分だけ別パーツになってるんですよね。
どうせならエンジン・ルーム丸ごと別パーツにしてくれればいいのに・・・。見えにくいとはいえ、変なところに継ぎ目が出来てしまう。
メーカーが完成品を作る時に組み立てや塗装の手間が減ると思ったのかな。
どっちにしろ、室内に入り込んでる部分も赤く塗らなきゃいけないので一緒だと思うんだが。

実車はこの室内に入り込んでるエンジン・ルーム上に仕切りウインドーがあるらしいが、それも省略されている。ロール・フープと一体化しているバルクヘッドも無い。

とりあえずこんな風に、プラ板でバルクヘッドの「壁」を再現してみた。ウインドーは単なる半円形ではなく複雑な形なので、のちほど抜きます。形状出しには腹案があります。

これでシートの位置が決められるので、フロアパネル側にシートを接着。

色も塗っちゃった。赤と黒の塗り分けは、資料によってまちまちでよく分からないので、フジミの1/24キットのインストを参考にしてます。

室内はディティール・アップなんてしませんよ~と思ってたんですが、

このダッシュ・パネル・・・ち、ちょっとアバウト過ぎるわ・・・

ステアリングもどうよ?

うーむ、次々と悩ましいところが出てきます・・・。

 

 

 


ブレーキ

2014-12-12 | Ferrari 330P4

先週ですけど、映画「フューリー」観て来ました。

本格的戦車バトル・アクションだとか、ブラット・ピット最高作品だとか、本年度アカデミー最有力だとか、さんざん前宣伝で期待させられました。
何より、こんなの見たらティーガーが大活躍するものだとばかり思って、そりゃ期待しますわ。

残念ながら、ティーガーの登場はほんの数分。あとは、全てにおいて中途半端な作品でした。

本物のティーガーが出演してるとか、戦争の悲惨さを描いたとか、評価できる部分はあるものの、正直そんなのはどうでも良かった。

本物のティーガーじゃなくてもいいから、現在のデジタル技術を最大限駆使した戦車戦の映像を見たかったなー。
マニアが喜びそうなドイツ軍アイテムはティーガー以外だと冒頭にチラッと写るⅣ号G型(?)や88mmFlakとおぼしきスクラップと、75mmPak、あとはハーフトラックぐらい。どうせならⅢ突やらヘッツァーやらブルムベアやらマーダーやらどんどん出てきて大戦車戦見せて欲しかったw
ガルパンであれだけちゃんと戦車を描ける時代なのに、なぜハリウッド映画では未だにちゃんとしたドイツ軍を描いてくれないのか?

・・・てか、求めるものが間違ってる?まあミリオタの端くれなので仕方ありません。「永遠の0」でも、一番見れて良かったと思ったのはCGで頑張って描いてくれたゼロ戦や空母でしたもんw

もちろん、映画好きでもありますから、映画としてしっかりしたストーリーやら演出があれば楽しめるんですが・・・「永遠の0」にしろ、「フューリー」にしろ、どうしても脚本の段階から納得できない部分があったり、不自然な展開があったりで、映画としては評価できないんですよね。

これから観るかたもいるかも知れませんが、本格的戦争映画ではないです。どちらかと言うと、主人公無双系のアクション映画に近いですw

 

さて、330P4の製作状況をボチボチと。

ホイールの一番奥のピースはアルミのカップみたいなもので、スポークの隙間から見えると白く光って不自然だし、黒く塗ってもブレーキが無いのが残念なので、ワッシャーリングにリューターで同心円の擦り傷を付けたものをブレーキローターっぽくして貼っておきました。

ここまでするならキャリパーも無いと変かな・・・と言うことで

プラ板からそれっぽく切り出したのを貼り付けた。こんないい加減なパーツも、いざ削り出すとなると結構手間がかかる。が、しかし、やろうかやるまいか悩んでいると作業が進まないので、最近は迷ったらやってしまう。というスタンスでやってます。10分とか30分とか掛かっても、止まっているより良い。

まあしかし、完成したらほとんど見えなくなるので、無けりゃ無いで気にならない部分でもあります。

 


12月

2014-12-08 | Ferrari 330P4

まだ12月初旬だと言うのに、大雪です。びっくりですねー。

週のはじめに慌ててタイヤ交換しまして、なんとか乗り切れました。時期が早いとは言え、もともと豪雪地帯ですので準備さえ出来ていればいくら降ってもどうと言う事はありません。
でも今回は普段降らない地方でもかなりの積雪があったようで、そんな地域のかたは大変だったでしょうね・・・。

さて、油断してたら前に更新してからひと月も経ってしまったのでちょっと書いときます。

修正してサフを吹き、また修正してサフを吹きを何回か繰り返してどうにか下地作りは終わってます。

色々いじったこのあたりとか、大変だったよ。下側のカーブがうまく表現できないので、金属線を貼り付けて・・・この金属線自体はまた削ってなくなってしまうんだけど、この内側に瞬間接着剤を流し込んで土手を作ることで、自然な峰を作ることが出来ました。

パネルラインも埋め直したり掘り直したりして、シャープな感じになったと思います。

えーと、しばらく作ってなかったら、作り方忘れてしまいましたw
下地出来たら、次何するんだっけ?

いつもは下地終わるとすぐ色を乗せたくなっちゃって、色塗ると今度はデカール貼りたくなっちゃって、クリアーコートもしちゃって、それから色々やっとかなきゃいけない事がたくさんあることに気付くんだよね。

すっかりキレイに塗れちゃったボディーをこねくり回してほかの作業してるうちに、キレイなボディーもよれよれになっちゃって・・・なんて事になるので、今回は焦らずちゃんとやるべきことをやっておいてから塗ろうと思ってたんですよね。そしたら、やるべきことってなんだっけ?分からなくなって手が止まったwww

まず、何をすべきかー。
この主要構成パーツをどう組むか?考えないといけません。

ダッシュボード、シート、バルクヘッドは全てボディーの内側に接着してしまい、フロアパネルのメタルパーツは下からフタをするだけの構成です。
タイヤのシャフトもボディー側に付けるので、フロアパネルはホントどうでもいい存在ですがw

せめてシートぐらいはフロアパネルに接着したほうが、作業性やメンテナンスも考慮すると良いのではと考えまして、ではボディーとフロアパネルをビスで固定できるようにして、付け外しが何回でも出来るようにしておきたい。

インストでは特に指定されてないけど、ココをビスで固定しなさいと言う空気を感じたので、まずココに2本。

前方は、ココを1本で。真ん中やや下の穴ははじめから開いてましたが、この位置にはボディーの肉が無いので留められません。
左右の穴は、試しに開けてみましたが、やはり肉がギリギリなので止めました。とにかくビス留めする土台になる場所が狭くて、小さい穴しか開けられません。

ビスは、買っても高いものではないですけど廃品利用です。壊れた機械とかはバラして細かいネジは取っておきます。いざ必要になってもこんな極小ビスってホームセンターとかには売ってないんだよねー。

全体を台座に固定するためのボルトナットはこの位置です。
これも、ここにしなさいと言う空気を感じましたw ダイキャスト・ミニカーとかだとイモネジで留めちゃうんですけど、キットを作る人はボルトナットを使うのが普通みたいですね。イモネジは何度も付け外ししてるとだんだん利かなくなりますから。

ナットが空回りしないように、ガッチリ固定する必要がありますので、一段低く掘り下げて落とし込むようにしてます。通常のレジンだとこれくらいじゃ変形して空回りする可能性がありますから、ナットと同じ六角形の穴を開けて落とし込むぐらいの慎重さが必要かもですけど、BBRのレジンはとても堅いので幅だけ同じにしとけば大丈夫でしょう。

まあしかし、念のためパテやら接着剤でしつこく固定w
心配性なのです・・・。

 

そうそう、久々にMFHのキットを買いましたよ。

箱がロッソ・コルサです~w

C4M2はタメオからも新しいキットが出てましたけど、こうたやめた悩んでるうちにMFHからも出るって情報があったので、こっち買うことにしてたんですよねー。
タメオのはプロポーション・キットなので、多分作るならタメオのが快適に作れそうなんですけど・・・フルディティール並みの価格なんですよねー・・・。プロポーションとは言えエンジンもほぼ再現されるから仕方ないのかも知れないけど、どんどん高くなるタメオのキットに、ちょっと反感があったのかも。

MFHのはフルディティール。私はパカパカするのは好きではないのですけど、どうせこのマシンは中のほうがかなりのぞけますからね、中途半端に省略してあるより全部あるほうが割り切り出来て良いかなと。
前に、C4ベルギーGP作った際にも、どこまで作り込むか悩んだもの。全部作ってカウル固定しちゃうかもw

パーツは、例によってほぼメタル。サス・アームもホイール・スポークもブレーキ・ディスクもショック・アブソーバー&スプリングもメタル。

エッチングは厚めのと薄めの洋白の2枚。挽き物はアルミホイールのみ。

エッチングには利点もあるけど欠点もあるので、要所に絞ってエッチングというのは正解だと思います。
挽き物も、価格に跳ね返ってくることを考えるとメタルで済むものはメタルで、というのも良いと思います。
最近はタメオもエッチングの量が減ってきてますしね。

かつてはタメオのキットを作っていて、「なんでここまでエッチングなんだよ・・・」と思うこともあり、そうゆうのは改善されてきてるんだと思います。

でも、あのエッチングの折り曲げ細工みたいなタメオ・・・アレはアレで個性があって良かったかも・・・なんて、MFHのキットを見て思ってしまった。つくづく人は勝手ですなw

インストは、以前のに比べると見やすくなって何となく作りやすいような錯覚w
もしかすると、すぐ作り始めるかも。てか、P4完成させなきゃねwww

 

 


穴開け

2014-11-05 | Ferrari 330P4

もう放置しすぎで何やってたんだか忘れてしまいそうな330P4ですが、デジカメに残した画像を見て思い出しながら。

助手席側のウインドー後方にある半球状のエアインテーク。開口していないので、削りとって作り直しました。

アルミ板を凹ってポンチして抜いて半分に切って貼り付けただけ。ちょっとオーバースケール?まあ仕方ないや。

 

フロントカウルの小さなインテーク。これも開いてません。

ドリルで穴を開けて

アルミ板を穴の形に合わせて切り抜いて貼って終了。面倒くさくてなかなか手が付けられない作業だけど、やり始めると10分で出来る。なんで面倒くさいと思うのだろう?不思議。

 

リアエンド上面の細長い穴、ここも単なるくぼみにしかなってなかった。(参考までにフジミのキットを見てみたらちゃんと穴になってた。)
ので、開口しましたが、プラキットと違ってレジンキットは中が詰まっているので、中を開口部分より広く削って薄々感を表現しなければならない。

削り過ぎて後ろ面の開口部のエッジの上辺が欠けてしまった。

思い切って上辺のエッジは全て削り落とした。プラ板で作り直します。ついでにほかの3辺も内側を削り込んで薄々しておきます。
上面の穴を開けたばっかりに、やるつもりなかった作業までやる羽目に・・・。

上面の穴もさらに薄々にしてたら、穴の形がガタガタになってしまった・・・!裏側からリューターで削るのはとても難しい・・・。

エッジをシャープにするには、金属で作り直しでしょ。と、セオリー通りに真ちゅう線を輪っかにしてみましたが、両端が丸くなった長方形(なんて言うの?)を、金属線で作るのはとても難しいことだと気づく。どうしても楕円形になってまうが、何とか整形して

はめ込んで穴の周囲を再生。
本来の形とは違うかも知れないけど、まあいいかな。

軽い気持ちで穴掘り始めたら、ずいぶん面倒な仕事になった。
こうゆう事態に陥ってしまうのが想像できるから、穴開け作業ってなかなか手が付けられんのだな。

 

一度に書き切れないので、続きは次回。

 

しつこいですが、メッサーシュミットBf109-F2は完成しました。
空中線を張って、ビトー管を取り付けて、墨入れしました。あ、翼端灯を塗り忘れてる。

今は飛行機を気楽に作るほうが楽しい。

 

 

 


真夏の招かれざる訪問者

2014-08-04 | Ferrari 330P4

毎日暑いですね。ビールがうまいです。
酒の肴ってしょっぱい物が多いですよね。血圧が上がりそうです。血圧計買いました。

不健康な生活しているので、せめてなるべく運動はしましょう。

いつもトレーニングしに行く自宅近くの山(徒歩3分)へ行ったら

反対側の登り口へ回ってみても

まあニュースで知ってて看板見に行ってきたんですけどね。

自分の街では年に数回はこうゆう騒ぎあるんですけどね、こんな夏場には珍しい。

熊は夜行性なので、夜酔っ払って自宅へ歩いて帰る時とか怖いなあ。

 

サイドのエアインテーク、掘れば掘るほど悩ましい。
いろいろ資料画像見てて分かったんですが、この部分実に複雑な曲面で構成されてます。
もとのBBRのキットの造形って、「好きな形状に掘りなおして下さい。」的な、丸投げなんじゃないかと思えるくらい。

まあ、あんまり追求しすぎて掘り下げ過ぎると大変なことになるので、そこそこのところで妥協しまして、むしろこっちが大事かと思えるインテークの外側エッジの作り直し。

真ちゅう板を丸めて瞬着で接着。ボディーとのスキマがビミョーだ・・・。形状もちょっと違うかも。やり直しですかね。


ここも、どうにかしたいところ。 ↓

ルーフ後端にあるエア・アウトレット。室内の換気用ですね。330P4にはあって、412Pには無い特徴のひとつです。

狭いスキマをチマチマ掘るのは大変そうなので、リアカウルごとガッツリ大穴開けちゃいます。

必要な開口部以外は、パテで埋め戻し。

けっこう穴だらけのマシンなので、ほかにも掘りたいところがたくさんあります。

先は長いです。

 


エア・インテーク

2014-07-18 | Ferrari 330P4

W杯が終わって一週間、Jリーグが再開されるので私は嬉しいです。

日本代表があんな結果だったから、Jリーグも盛り上がりに欠けてしまうんじゃないかと心配ですが、次の4年後に向けて新たなスタートです、きっと面白くなります!

気になるのは手のひらを返したようなマスコミの日本サッカー批判。日本を含むアジアがいきなり世界に置いて行かれているような書き方、ついでにリーガ・エスパニョーラとセリエAとプレミア・リーグの批判もしといてくれって感じw

今回の代表にいろいろと問題があったことは始めから分かってたんだけどなあ、ザックの保守的なチーム作りや海外組に偏ったメンバー構成など、なぜか大会前にはそんなことを問題視することなく終わってみたら日本サッカー全体の問題のような書き方。

日本サッカーは全然ダメじゃない、そりゃあ世界との差は大きいのは間違いないけど何人かビッグ・クラブに移籍した選手がいるだけで日本が世界に追いついたみたいな幻想を抱いたのが間違いだったんだと思う。もっとチャレンジする気持ちで戦っていたら、たとえグループリーグ敗退だろうと、もっと清清しい戦いぶりでW杯を終えられたのに・・・と、残念であります。

W杯ではいつも、新しいサッカーが提示されます。今回はドイツとオランダの戦いぶりが象徴的かな。強力な守備陣と全体守備、優れたアタッカーによる渾身の一撃。高いレベルにある選手を揃えてこそ出来る戦い方であり日本には真似はできないかも知れないけど、Jリーグの一段の成長が日本サッカーの成長につながると信じて、これからも「J」に注目していきたいと思います。

 

さてとー、暑さと忙しさとアルコール依存症でさっぱり進んでない模型作りてすが、

懸案だったドアの部分のインテークの開口です。

BBRのキットはあっさり開口をあきらめてますw
ゴム型なら、多少へこんだところも抜けるはずなんですが、深く抜くのは無理、ということで売品の完成品を仕上げる時に塗装やデカールで黒くするなら中途半端にへこんでても却って作業しづらい、ってことで、これだけハッキリと「フタ」がされてるんですね。

単純に掘るのは難しそうなので、インテークの外側部分ごと削り取ってなるべく奥行きを作っていきます。

ここのエグレが足りないのでは?との指摘がありました。それは自分も感じていたことなので、ついでにリューターで掘り広げてみた。

うわー、これは造形センスを問われるわー

もう少し、丸みを付けていくことでセクシィなエグレになるんじゃないかな?というか、何とかしないと後戻りできませんし・・・。

最近リューターを新調しました。以前から使ってたもののリニューアル版ですが、ペキモさんが「これは良い!」と書かれていたので、真似して買ってみました。

なるほど、パワフルになって軸ブレもなく掘削作業が非常にスムーズにできます。
まあ今までのが10年ぐらい使ってたのでガタ来まくりだっただけかも知れませんが・・・とにかく、新調して大正解でした。ほかにもリューターは2つあるのですが、こればっかり使ってたのでほかの形は持ちにくくて、やっぱりこのペン型リューターが使いやすいですな。

ビットも色々なのをホームセンターで見つけて買ってましたが、リューターの精度が悪いとカタチが違っててもそれを生かした削り方が出来なかったんですが、精度良く回ってくれますと、作業に合わせて使い分けがうまく出来るような気がします。

普段使ってるビットたち。

高級品ではなく、プロクソンのセット物や、あとはよく知らないメーカーの安物だったりしますが、みんなよく働いてくれます。
こいつらも、もう10年選手もいるから、そろそろ新調してやるとまた作業がしやすくなるのかな?

道具は大事に使わなきゃと思うけれど、時に必要なリニューアルもして行かないとね。

 


ホイールをそれらしく・・・

2014-07-11 | Ferrari 330P4

W杯、期待していた準決勝だけど、どっちも残念なゲームだったみたいで・・・。

ブラジル対ドイツは録画放送を見たけど、ゲームがみるみる壊れていくのが分るようなひどい内容。サッカーを長く見ていると時にこうゆう試合を見ることがあるけど、まさかW杯の準決勝、しかもブラジルのホームでの崩壊を見るとはね。何かと問題がありながら開催に漕ぎ着けた母国の期待が、最後は選手たちを押しつぶしてしまったか?

オランダ対アルゼンチンはニュースでしか見てませんが、シュート数やスコアを見れば想像がつきますが、やはりそのような内容だったようでw
勝ち抜きのトーナメントとなるとしかたがないのかも知れませんが、得点することよりも失点しないことを重視するようなゲームは見たくないですね・・・。

 

内径が違ってて、リムのパーツが嵌まらなかったホイール、リューターでガシガシ削って直しました。

スポークも接着。キットはプレス済みエッチングの星型スポークに外周部分が付いていて、ホイールとリムを嵌める時に段差に挟み込むように取り付ける構造なんですが、それだと4つとも同じホイールが出来ちゃうので、外周部分を切り取ってホイール内壁に直接接着しました。

後輪用(画像左)はホイール本体に、前輪用(画像右)はリムのパーツに接着。

前輪用は、裏からハンダ付けしてます。後輪用は裏からハンダ付けするには作業しづらいので接着剤で済ませてます。
このスポーク自体に車重が掛かるわけではないので、強度はそれほど必要ありません。

文章にすると簡単にやったみたいですけど、そこは下手クソですからホイールの内径にピッタリ合わせるのに超苦労。

これなんて、スポークが1本寸足らずになっちゃった・・・ま、奥まってる場所だし、覗かなきゃ見えないでしょW 

組んでみると、こんな感じ。左が後輪用、右が前輪用。ほんのわずかスポークの深さを変えるだけで、ずいぶん印象が変わりました。

金属工作は硬くて大変だけど、出来てみると満足感あります。やっぱり模型は作るのが楽しい!

 

 

 

 


ホイールも、問題

2014-07-06 | Ferrari 330P4

一ヶ月にわたるW杯もいよいよ終盤、現在ベスト4が出揃ったところ。

前回優勝のスペインやイタリア・イングランドなど強豪国がグループリーグ敗退したり、コスタリカの躍進など番狂わせはあったものの、準決勝まで来ればブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダと残るべくして残ったと言える4チーム。

特に、4年前とてもほめられるようなサッカーではないサッカーで決勝で敗れたオランダが、今回はいいチームになって来ましたね。ファンファールの理論的戦術を選手がよくこなしている、という感じ。絶好調のメッシを中心に勝ち上がってきたアルゼンチンとの対戦、楽しみです。

さて、330P4。
タイヤだけじゃなくて、ホイールにも問題アリなんだよね。

ホイールを構成するのはこの4つのパーツ。これに、センターピンとスピナーが付くんですが、それぞれ4つづつ、同じパーツの組み合わせです。
あれ?前輪と後輪、リムの深さが違うはずなんですけど・・・・。どう比べても、同じパーツ。

しかも、リムのパーツがキチンと収まりません。旋盤の工作精度が悪いと言うより、明らかに数値を間違っているぐらい、内径と外径が食い違ってます。

もしうまくはまったとして、このリムの深さだと全部後輪用になっちゃうよ・・・。というか、後輪用としてはちょっと浅すぎる。

実車はもう少し、なだらかに奥に向けて狭まっていくんだけどね。それはまあいいとして。

リムのはめ込みとスポークの深さ調整で、若干の加工が必要なようです。

 

で、懸案のタイヤ問題なんですが。

コレのタイヤが使えるんじゃね?と思いつきまして。1969年のフェラーリのF1マシン、312ですが・・・。

昔コレクションしていたブルムのミニカーです。

ホイールのリムのカタチもいい感じなんで、ホイールごとドナドナしちゃおうか?とも考えたんですが、星型スポークのカタチが変なんだよね。
タイヤも、パターンまでモールドされてるのはいいけど、ちょっと大味過ぎるし。

だったらもう、330P4そのもののミニカーを使えばいいんじゃね?と思いまして、オクで探してこれをゲット。
ミニカー付きマガジンなので、安く入手できました。マガジンのほうは大して資料になる画像もなく、役に立ちませんでしたが、ミニカーはビテスの製品のようで、それなりの品質です。塗装はキレイだね。

BBRのボディーと比べてみると、特にドア部分のボリュームが違います。縦方向にも横(厚み)方向にも、ビテスのはボリューム不足。
どっちが正しいかは分かりませんが、BBRの形状のままで良いです。

ホイールは、こちらは狭まり過ぎ。これは使えません。それ以前に、スピナー一体モールドはあり得ないでしょう・・・・ww
でも、タイヤの表情はいい感じです。タイヤレターが印刷されてないのも消す手間が省けて良いです。

で、タイヤを外してBBRのホイールにはめてみました。

うわー、ピッタリw

パターンも43としては満足できるレベルでモールドされてるし、タイヤ外径は僅かに小さいんですけど、これで問題ないでしょう。

ということで、タイヤ問題はあっさり解決。

 

タイヤを外されたビテスのミニカーが、虚しくたたずんでいるだけ・・・私は、罪深いですか?

完成品つぶして下手くそな模型作るって、多分常人には理解できないことやってますよね。でも、 そうゆう趣味なんです。ここを読んでくれてる人にも賛否両論ありそうですけど、分かってもらえる部分もあるはず。

 

さて、理屈こねてないで手を動かさなければ。工作が全然進んでないw

 


史上もっとも美しいレーシング・マシン / P4

2014-06-30 | Ferrari 330P4

もうバレちゃってますが、次はこのクルマ作ります。

史上もっとも美しいレーシング・マシンのひとつと言われる、フェラーリ330P4。
1967年のスポーツカー・レースを戦ったフェラーリの主力マシンです。

美しさの評価には答えなんてなくて、これを史上もっとも美しいと形容したのは誰だったのか、果たして私がそうだと信じているほど全ての人がそう感じているのか分かりませんが、私のなかでは間違いなく「もっとも美しい」レーシング・マシンであると確信しています。

もちろん、見た目の美しさだけではなくて、その性能やフェラーリの意地をかけて1967年の激闘を戦い抜いたマシンであるという経歴もその美しさのバックボーンになっていると思います。

キットは、BBRのレジン・キット。
ボディー、内装がレジンで、

真鍮やアルミの挽き物パーツに透明樹脂製のレンズ・パーツ、メタルパーツも少々。

エッチング・パーツも少々。
ホイールのスポークやスピナーはプレス加工してあります。

エッチング・パーツが寄せ集め的なのは、BBRは完成品販売が主力だったのでキット・フォームとしてのまとまりを考えてないのでしょうね。

あとはフロント・ウインドーはバキューム、サイドとリアの窓はBBR式平面板貼り付け方式となってます。

 

ボディー・フォルムに関してはどうなんでしょうね。
キットを眺めていると、じゅうぶん美しくて満足できるんですけど、複雑な曲面で構成されているので正確なスタイルを再現しているのかどうか分かりづらい。

画像では、肉眼で見るカッコよさがうまく表現できません。でもまあ、正確かどうかは無視してボディー・フォルムの修正はせずに進めようかと思います。BBRの表現を尊重します。
(本当は修正するのが面倒くさい。)

 

BBRのキットはいつもパーツ充実しているし、完成品も販売しているので組立てるのにそれほど苦労はないだろうとタカをくくってましたが、チェックしてみると色々問題点が出てきました。

一番問題なのが、このタイヤ。リア・タイヤなんですが、大きさが全然違うんですが・・・。大きいほうは使えそうなんですが・・・。
小さいほうは、硬くなってるしホイールに組めもしません。

10年ほど積んでいるので、元々こんな感じだったのか硬化して縮んでしまったのか分かりませんが、さすがに今さらショップにどうにかしてくれとも言えないしなあ・・・。

ジャンクのタイヤで間に合うのがあるかなと思ったんですが、60年代のタイヤって扁平率が高くて大きいんですよね。同じようなタイヤはありません。
最近、60年代のマシンのキットをどんどん出しているヒロのキットに付いているタイヤに使えるのがあるかなあとも思いましたが、ポルシェ917のは大きさも扁平率も合わないし、TZ2のは似ているけどホイール径が違うみたい。そもそも、ヒロのタイヤってパーツで売ってくれるのか?という問題もあるし。

また、タイヤ問題で引っ掛かってますよ・・・。
なんでいつもいつも、こうなんだろうね。43におけるタイヤ/ホイール問題は深刻です。

 

解決策を模索中・・・。