goo blog サービス終了のお知らせ 

43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

デカール、クリアー

2015-02-16 | Ferrari 330P4

今年は雪が多いです。北陸では昔はこれくらいの降雪は普通だったけど、近年降雪量が減ってきているだけに、今年の雪は多く感じますねー。

雪が降ると出歩くことも少なくなり運動不足になりがち。いつも散歩する神社もこんな雪の中を歩かないといけません。
歩きにくいけど、雪を踏みしめて歩くとキュッキュと音がして気持ちいいです。

神社の境内の社殿の下に住み着いてるニャンコ。魅惑のオッドアイ。古来から金目銀目と言われ縁起が良いらしい。
寝床もあるし、エサも貰っているみたいでしかも自由。幸せだろうなーと思うけど、人が来ると甘えてすり寄ってきます。淋しいのかなー?
この子は二歳ぐらいで、この神社にはもう一匹8年目ぐらいになる先輩がずっと住んでますが、そいつは冬は寝てばっかりです。

猫好きですが飼えないので、いつもこいつらに癒されてます。野良猫の扱いには色々意見もありますが、こいつらの行動範囲はほぼ神社の周辺のみで人に迷惑はかけてないだろうと思うので、できれば長く元気で生きていて欲しいものです。

 

デカール貼り終えてます。
まだスポンサーがレーシングカーを彩るのが当たり前じゃなかった時代、ゼッケンとエンブレムとストライプのみのシンプルなカラーリング。ゼッケンばかりが目立ちますねーw

黄色ストライプはこのレースのみの仕様で、本来ワークスは赤一色、エキュール・フランコルシャンは黄色一色のカラーリングなのですが、このレースではフランコルシャンがワークスから貸与されたP4を使用しましたので、急きょ黄色ストライプが塗られたと言う事です。

すでにクリアー、軽く研ぎ出し、さらにクリアーと済ませてます。

窓の部分、何のことはなく普通に研ぎ出しできました。案ずるより・・・ですね。
今回はあえてデカールの段差を完全に無くすのを止めています。本来ゼッケンというのはシートを貼ってあるものだし、段差はあるのが当然ですし、クリアーが厚くなり過ぎてテロテロなのはこのクルマには似合わない気がしますので。

現在は最後のクリアー吹きっぱなしで、もう研ぎ出しはせず軽く磨くだけにしようと思ってます。ラッカーなので時間が経つにつれ落ち着いた艶になるのではと思います。

 

クリアーを済ませるとしっかり乾くまで待たないといけないし、乾いてもあまり触りまくるのは嫌なので、やることがなくなります。
なので、ついついほかのもの作ったりしてます。いろいろ手を付けすぎて収拾つかなくなる恐れアリ・・・効率良く進められるよう頑張りましょう。

 


やはり、先に窓貼り

2015-02-02 | Ferrari 330P4

あれ、もう2月。

日曜日、テレビを見ようと思ったらスカパーが無料開放やってて月が変わったのに気づく。特に見たい番組も無いので適当にザッピングしてたら、秋に開幕したフォーミュラEの昨年分4戦をまとめて放送していたので、ついつい見てしまった。

何これ?面白いw

ご存知のとおり、新しく始まった電気自動車によるフォーミュラ・レースです。
とりあえず見切り発車したみたいな感じで、マシンも未成熟だし運営も手探りでやっている状態なのかな、いろいろ疑問点もありますが、そうゆう部分を割り引いて考えるとコレは将来があるレースだと思いました。

300kg以上あるバッテリーを積むため900kgにもなる車重、市販車のタイヤのような細いオールウェザー・タイヤ、スピードの出ないマシン、走りにくそうな市街地コース・・・これじゃ面白くないなーと思ってましたが、元F1ドライバーたちの闘志むき出しの走りで結構激しいバトルもあるし、ワンメイクなのでマシンの性能差も少なく純粋にドライバーのテクニックによる戦いが見れますし。

このレースを盛り上げようと色々な工夫もあって、余計な演出のようにも思えますが好意的に見れば新しい形態のレースを目指す意欲が感じられるので馴染んでくれば面白いかも知れないです。
(モーター音があまりにも静かなので、DJが音楽流して盛り上げるというのはちょっと違うかもねw)

ただ、短いコースで25周ぐらいのスプリント・レースですが、バッテリーが持たないので途中で一度マシンを乗り換える、というのはちょっと・・・w
耐久レースでドライバー・チェンジというのはありますけど、マシンのチェンジってねえ。まあ、テニス・プレイヤーがラケット交換するようなもんでしょうか?

今のところまだ草レースのような雰囲気で、巨大な資本や有力ドライバーが参加している割には軽いノリでやっているようなイベントですが、神経質なまでにレギュレーションで縛りまくってレース本来の面白さを見失ってしまったF1の現状を見ると、まずは楽しめるレースにするにはどうしたらいいのか?を模索しながら少しずつ固めていくのも良いのかも知れない。

何より、現在の自動車を取り巻く状況を考えると将来的に電気自動車が主流になっていく可能性は高いし、そうなればフォーミュラも電気が主流になるかも知れない。あと10年もすればフォーミュラEがF1と肩を並べる規模のレースになっている可能性も高いなと思いました。

 

さて、ちょっと停滞してます330P4の製作ですが・・・。

スペア・タイヤ用のホイールが見当たらないので、プロバンスか何かのジャンクを組み合わせましょう。径が合わないのでアルミ板を巻いて大きくします。スポークは無いけど、積んだ状態だとそこまで見えないので。

で、所定の位置に収めようと思ったら、狭くて入らないじゃんw

タイヤを切って入るようにしても良かったけど・・・

まあ、削れば良いことで。レジンの掘削は大量の粉が出て大変です。粉はあちこちに付着すると取りにくいし、細かい粉塵は舞い上がって吸い込みそうになります。ニオイも臭いし健康にも悪そう。ただ、硬いBBRのレジンもルーターにかかればサクサク削れます。

 

バルクヘッドは簡単に作っておきましたが

フジミのプラモのインストを参考に、それらしいディティールに。透明で見えませんが、窓も入ってます。

キットの構成上、バルクヘッドを取り付けリア・カウルの窓を貼ってしまうとその間は密閉空間になり、中にゴミがあっても絶対に取れなくなるので、慎重に取り付け、ゴミが入らないように隙間をパテや接着剤で埋めました。汚くなっちゃったので画像は無しw

で、リア・カウルの窓を貼りました。画像はさらに枠も貼ったの図。

まず透明エポキシ接着剤で透明窓を貼り付け、その後エッチングの窓枠にエポキシ接着剤を付けて貼り、接着剤がはみ出すのも構わずセロテープを上から貼って抑え込み、固定するまで待ちました。硬化後、ボディー側やウインドー側にはみ出した接着剤を窓枠に沿って切り目を入れ、エナメル溶剤でゆるめながら剥がし取りました。何とも荒っぽい貼り方になりましたが、思い切ってやるしかなかったので・・・。

ラッカー塗装はエナメル溶剤に溶けませんが、少しは侵されます。エッチングの角が少し下地が出てます。
思いのほか段差も大きいので、隙間を埋めるように筆塗りでタッチアップ。

予想通り、なんとも汚い仕上がりになってしまいましたが、このあとクリアーコートすれば少しは目立たなくなる・・・かな?

狙っていたボディーと窓枠ツライチは叶わなかったけど、これツライチになっていたら窓枠の存在感が無くなってしまうので、これくらいの段差があるほうが模型的にはいいかも・・・と、自分を納得させてます。

さあ、デカールを貼ろう!


ウインドーにデカール、どうする?

2015-01-26 | Ferrari 330P4

このクルマ、と言うかこの時代は多いんですが、リア・ウインドーにゼッケンがかかるように貼ってあります。

普通は塗装済んだらデカール貼ってクリアーコート、それから研ぎ出しして窓貼りなんですけど、窓貼らないとデカール貼れない、これどーすんの?

選択肢はいろいろあります。

1.
まず、一番簡単でリアルなのは窓を貼ってデカールを貼って、貼りっぱなし。実車って、これだよね。
でも貼りっぱなしはデカールが保護できないので嫌なんだよね。

2.
窓を貼ってから、デカールを貼って後は普通にクリアー、研ぎ出し。
窓部分を研ぐことが出来るのか?という問題。

3.
窓を貼る前にボディーにだけデカールを貼ってクリアー、研ぎ出し。
その後窓を貼って窓にかかる部分のデカールを貼る。
これは、ゼッケンの研ぎ出しした部分と窓にかかる部分の質感の違いが大きそうで嫌だな。


ふだん、ハチマキ・デカールがある場合は3なんだけど、今回はボディーとウインドーにまたがっている大きなゼッケンだから悩むんだよね。

 

・・・・・・どの選択肢を選ぶにしろ、とにかく窓を貼れるようにしとかないといけません。

BBRですから、リア・ウインドーは当然BBR式。
キットに付いている透明板は薄くてぺらぺら、柔らかくて曲面追従性は良さそう。
しかし、パーツとしては薄くて柔らかい窓は嫌なんで・・・

ちょっと厚いけどしっかりした透明板(PET)から切り出しました。

乗せてみた画像。
平面のままだと押さえつけないと曲面に馴染まないので、それだと強力に接着したとしてもいずれ浮き上がってきて剥がれる可能性ありますよね。
なので、熱して少し丸めた状態から切り出しました。ヒートプレスはしてません。

と、文章にすれば二行ですけど、実際は何度もやり直したり、曲げ直したり・・・相当時間は掛かってます。おかげさまで、接着しなくともほぼボディーの曲面に馴染んでます。

しかし、かなり段差を付けたつもりだったけど透明板だけでボディーとツライチぐらいになっちゃいます。
まだこの上からエッチングの窓枠を貼らなきゃいけないと言うのにね。

塗装済んでいるというのに、まだガリガリ塗装はがして段差を大きくします・・・。
横や後方は削って段差を大きく出来るのですが、前方はルーフの厚みが限られているので、むやみに削れません・・・。
欠ける寸前のギリギリまで削ってます・・・。いっそ、前方の糊しろは必要ないかも知れない。でもそれは強度的に心配だな。

 

塗り忘れてたパーツ。

ボディーと一緒に塗装すればいいものを、 今頃になって塗り分けして塗装・・・w

というか、窓枠以外は接着しちゃっても良かったな・・・。まあ、後付けのほうが研ぎ出しは楽かなとか思ってたんだろうな。

 

さてさて、窓を先に貼るべきか、デカールを先に貼るべきか・・・。

 

 


色も、色々。

2015-01-20 | Ferrari 330P4

ゼットモデルのオンライン・ショップが閉店ということで、残念と言えば残念ですがこれも移ろいゆく人の世の常ですね。

思えば、私が43模型を作り始めたころ、雑誌「モデルカーズ」の記事でゼットモデルさんが発売したF1用センターロック・ピンを知って、当時まだネット環境になかったため電話注文で購入したのがゼットモデルのパーツとの初めての出会いでした。
電話対応だけですぐに誠実な人柄が想像できるゼットモデルさん、その誠実さはその後の製品にも表れてましたね。

それからロムやラクーンを通じて通販でも購入できるようになり次々と発売される魅力的な商品を、応援する気持ちもあって出来るだけ買わせていただきました。精力的に新商品を開発されていた頃はさすがに全部買うというわけにも行かなくなりましたが、いつでも高品位な製品が用意されて、安心してキット製作を楽しめる環境を提供していただけた思いです。

せっかくだから閉店前に少し買い込んでおこうと思いましたが、もっとも需要がありそうなシートベルト金具のエッチングはすでに品切れでした・・・。先月、ハンドル・スポークのエッチングを買った時についでに買っておいて良かった。

これからは、別のところから似たような商品が供給されることもあるかも知れませんが、とりあえずは無いものは自分で工夫して作る、という気持ちも大事ですね。ゼットモデルさんも元々はそんな気持ちからパーツを作って、それを我々は分けてもらっていたんですから・・・。

 

 

さて、前回は次こそは色塗り・・・と思っていた330P4ですが、なかなかすんなり塗装に進めません。

リアエンド下部につく二つの箱状の部分の形が気に食わないので修正したり、排気管出口付近のこのエッチング・パーツをアルミ板で作り直したりしてました。別にパーツに問題があったわけでなく、私が削り過ぎてパーツをダメにしちゃっただけなんですけどねw

で、ようやく色塗り開始。

あー、真っ白になったとこ画像撮るの忘れた・・・。痛恨のミス。

すでにストライプが入ってます。

デカールもありましたが、段差が出来るのが嫌で塗り分けしてみることにしました。
デカールの黄色は基本色の黄色で、明る過ぎる気がしました。通常、デカールに使われる色は基本色で、特色と言われる調色した色が使われることはほとんど無いですね。
エキュール・フランコルシャンの黄色、ベルギーのナショナル・カラーでもありますが、この個体のカラー画像はあまり無いのですが他のクルマの色を見てみると比較的くすんだ色で、基本色の黄色とは違うみたいです。

なので、ふだん飛行機の黄色帯の塗装などに使っている適当にくすませた黄色を塗ってみたのですが、マスキング剥がしてみたらなんか黄土色みたいに見える・・・;;

人間の眼というのはいい加減なもので、深緑などの濃い色の中だと明るく見える黄色でも、周りが白だと全然違う色に見える。というか、これが本当の色か・・・。

しかたがないので、またクソ面倒くさいマスキングをし直して、ちょっと明るめに直した黄色を塗り直しました。

うーむ、あんまり変わらないかも・・・

濃い色の上に重ねると、どうしても濃くなってしまう。まあ、周囲が赤になれば目の錯覚で少し明るめの黄色に見えるでしょうと・・・。

次に進みましょう。

 

赤をどんな赤にするかも大事なんですが、赤という色は下地の色や塗り重ね具合でもずいぶん発色が変わりますね。

情報を集めると、白下地にすることで発色が良く明るいキレイな色というのは常識ですが、ピンク下地にすることでさらに赤の発色が良くなるそうで。まあこれも常識ですね。

と言うことで、このあとドピンクに塗った画像を撮ったはずなんだが、探しても無い・・・録り忘れたのかなあ、せっかくのネタ画像なのに、ダメだなもうアルコールで脳が溶けてんのかな・・・・・。

ピンク下地については疑問もあります。白地に赤を吹き付けると、最初ピンク色に近い色になるじゃないですか。それで同じなんじゃないの?と、思わないでもない。

しかしそれは違いますね。赤自体は透けやすい色なので一瞬ピンクになりますが、塗り重ねるとどんどんムラが増えていきます。白下地だと出っ張っている部分やエッジは薄く、窪んだ部分は濃い赤になります。下地の白が透けなくなるまで厚く塗り重ねることでムラが無くなりますが、色は濃くなってしまいます。
これがピンク下地だと、白下地と違って赤を乗せるとすぐ赤くなるのでムラになりにくく、早く全体を同じ赤に出来るのです。塗り重ねれば色が濃くなるのは同じですが、重ね具合で色合いをコントロールする範囲が広くなるんですね。

今回は、あまり濃くなり過ぎないようにしたかった。自分の中では昔のフェラーリは比較的明るい赤、でも現代のように発色の良い赤では無い、というイメージなんですが、模型的にはやっぱり発色は良くしたいですね。このへんは正確な考証というよりは自分の好み優先です。

フィニッシャーズやガイアの赤とか、クレオスのGXカラーなど赤は色々選べますが、私は最近はクレオスのスーパーイタリアンレッドのみ使ってます。近所の家電量販店でも購入できるし、色々使って混乱するより安定した色合いをキープしやすいと思うからです。
色合いは塗り重ねでも変わりますから、なるべくブレる要素を少なくしたいのです。

マスキングを剥がすと、黄色とのバランスもいい感じです。

一見、問題ないようですが、よくよく見ますと・・・

塗装面はデコボコだし、奥のほうはミストでザラついてるし、吹き漏れはあるし、境界線は跳ね上がってるし・・・

この境界線の跳ね上がった部分を均すと、境界線がビシッとキレイな直線にならずにガタガタになる可能性があるんだよね・・・。

正直、デカールで良かったと、ちょっと後悔もしている・・・。

ま、まあ、なんとかなるでしょう・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 


そろそろ、尻を落ち着けよう

2015-01-12 | Ferrari 330P4

「尻を落ち着ける」じゃなくて、「腰を落ち着ける」ですね、そうですね。

クルマの場合はボンネットの高さ、ウインドーの下端をショルダー・ライン、ドアの真ん中あたり車体の中央をウエスト・ラインと言いますね。腰と言ったらサスペンションの事でしょうか。タイヤあたりは足回りと言いますね。
ボディーの先端部は頭ではなくノーズ(鼻)、リア・タイヤから後ろあたりを尻とかテールとか言います。不思議ですねw

 

今年はどんどん作るぞーと意気込んでましたが、休みが明けて仕事が始まるとやっぱり時間なくなりますねー。

この連休でまた作るぞと思ってましたが、疲れが出たのか風邪気味になって金曜夜から土曜は寝込んでしまった。

復活後、気になってたところをまたいじる。

 

↑ またヒロ本からの転写で申し訳ないですが、テールエンドのディティールがよく分かる画像。丸っこく膨らんだ様子、テールライトの埋まり具合、スポイラーの湾曲・・・などなど、ほぼ直線・平面でないのが分かります。スポイラー後端に貼り付けた板は細長い穴で位置決めしてからネジ止めしてあるのが分かります。そして、ボディーの後端の面へほぼ段差なくつながっています。

キットは修正しましたが、段差があり過ぎ。テールライトが付いている面の張り出しが少ないんだよね。

こうなりゃ、テールライトが付いてる面ごと作り直すしかない!という気分になって、アルミ板から切り出してみた。

開口すべき部分は大体のアタリを付けといて、取りあえず貼ってみる。
テールライトはもう少し小さいほうがいいかも?ってことで、マスキングテープをポンチで抜いたものを貼って様子を見てみます。

↑ 4mmだとこんな感じで、やっぱり大きいかも。

↑ 3.5mmだといい感じ。こんなとこで行きますか。

開口しなおしてサフを吹きました。結局、ドリルで3.6mmの穴を開けました。レンズが3mm、ライトケースが0.15mm厚×2ってことで、余裕を少し見ています。

段差もほぼなくなって、満足。多少は段差を残したほうが模型的にはメリハリがついて良いでしょう。

サイドのスリットは実車とは後方へのズレ具合が違いますが、もうそこまで追求しません。てか、もう無理wwww

 

次には絶対赤くなっている・・・・はず!


またやり直し・・・

2015-01-06 | Ferrari 330P4

NHKの朝ドラ「まっさん」のモデルになった竹鶴政孝から名前をとったニッカ・ウイスキー「竹鶴」 なかなかうまいっす。

ドラマ効果を狙ってか近所のスーパーで売っていた一番安いノンエイジですが、手頃な価格で香り高い優雅な味わい。これは良いもの見つけた!比較的誰にでも好まれる味だと思いますが、水やソーダで割ってしまうとせっかくの香りが分かりにくくなるかも。ロックで、氷が溶けて薄くならないうちに飲むのが良いと思います。
私ゃ自宅の冷蔵庫で作った白っぽい氷なのですぐ溶けちゃうよ。早く飲まなきゃw

ふだんはビールのあとはバーボンばかり飲んでいる自分ですが、最近モルト・ウイスキーもおいしく感じられるようになってきました。

 

てか、飲まなきゃやってられねー

またやり直しだよ・・・。

前回のログでテールエンドの画像を貼ったんですが、その画像を見てたら何だかスポイラー部分が両端上がりになっているのが気になって。
最初は画像の歪みかと思ってたんですが、実物見てみるとやっぱり両端がせり上がっている・・・

これは変だなと思って、資料の画像を再チェック。というか、今までチェックしてなかったかも。

うわ、全然表情が違う・・・!

実車のスポイラー上辺は両端上がりじゃなくて、逆に両端が少し下がっている緩やかな弓形。
それに、全体的にもっとワイド感があります。
テールエンドには薄い板が貼ってあって、これはキットでもモールドで表現されてるんですが、この板で見えない部分、実は開口していてメッシュが貼ってあるんですよね。両端にチラリとメッシュ部分が見えてます。これはキットでは表現されてません。
それに、スペアタイヤが入れてある真ん中の開口部も大きさが違うよね。
あと、リアフェンダーの後方への絞り込みもキットには無くてやや角張った印象。
上から見ても、実車は丸みを帯びてややふくらんだ感じなのに、キットは一直線です。

今回、最初は資料に縛られずキットの造形をそのまま作る、というスタンスで始めたので、多少の違いは無視してどんどん作るぞ、という計画だったんですが・・・
のろのろと作ってるうちにそんな計画はどこへやら、写真集も入手してあちこち手直ししてるうちにフロントフェンダーまで直しちゃって、そうなるともう気になるところは直さずにいられない。

前回、次は色塗りだと書いておきながら結局このリアエンドも我慢できなくなって、ヤスリでガリガリ削り始めてしまいました・・・。

 

ざっと問題点を直してサフを吹いたのがコレ。

スポイラー後方の板のモールドは削り落として、開口部は全ては再現しませんが両端のチラリと見える部分だけ、カリカリ削り込んでおきました。
スポイラー上辺は、取りあえず両端下がりをなくして直線にしてみましたが、やっぱり真ん中を少し高くしなきゃ変だな・・・。
スペアタイヤの開口部も大きくしてありますし、分かりにくいですがリアフェンダーもやや絞り込んであります。

これではまだ満足できないので、結局パテでスポイラー上辺を盛り上げ。
こうなると、上面にまで加工が及ぶので大変ですわ。

スポイラー後端の板は、アルミ板を切り出して、取りあえず両面テープで貼ってあります。もう少し上下幅を狭くすべきですね。

 

肝心なのは、上から見たとき後端の板が隙間なく段差なくきっちりとテールエンドにフィットすることです。

塗装後に接着の予定ですが、微妙な弓形やふくらみをすり合わせておかないといけません。

 

ああもう嫌だー

もう塗装に進みたいー

それを拒むのも誰でもない自分自身だというジレンマ。

でも、次こそ塗装に・・・・・・行けるかな?

 

 


謹賀新年

2015-01-03 | Ferrari 330P4

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年も当ブログをよろしくお願いいたします。

お正月ということで、330P4に白サフ吹いた画像と、赤くした画像を合成してめでたく紅白って絵で飾ろうと企んでいましたが、結局白サフにも進めずトップ画像は無しです。
後日貼りましょうかねw

大晦日にブログ更新したあと、夜の11時になって、「そうだ、またあの企画に参加しよう。」と思い立って、ネタキットを探しましたがコレというのが見つからずあえなく断念。今年の年越しは準備して参加できたらいいな。干支は猿かあ・・・。

まあせっかくP4がいい所まで来てるので、素直にこっち作りましょうね。
下塗りは済んでいるのですが、今回はフィットさせなきゃいけない別パーツ全部作ってから色塗りに進もうと考えていたので、まだ出来ていないパーツを形にするのを優先しました。

ラジエター

実車はこんな感じでして、フロントカウルからよく見えます。円筒形のコアが並んでいるような独特な形状。

キットのパーツは、こんなの。

  ・・・おい!

思うんですけどー、このキットBBRで、比較的新しく発売された(と言っても10年以上前ですが・・・)のですが、ラクーン特注バージョンなんですよね。どうも、元キットの設計はかなり古いもののような気がします。
確かに、エッチングや挽き物やメタルパーツもふんだんに取り入れてるあたりはBBRらしいんですけど、パーツの完成度がどれも低いです。
これだとプロバンスやスターター作ってるのとそんな変わらない印象ですわ。

まあ自作するのを楽しまなけりゃ、この趣味はやっていけないですよね・・・。

ギターの6弦を細かく切ります。

元のエッチングの上に並べて接着。両端を帯金でカバーします。
コイル巻きは太過ぎるように見えますが、肉眼だとこれくらいが見やすくていいと思います。特に、自分の老眼が進んだ目にはこれ以上細かいと見えないので意味がありません。

プラ板から作ったバルクヘッドは窓をくり抜きまして。あとで透明板入れます。

 

続いて、ライト類。

ヘッドライト、キットのパーツはBBRによくあるこうゆう挽き物。
これはあんまり好きじゃないし、レンズ部分が小さ過ぎて、表情がらしくならないんじゃないかと。

アルミパイプに、凹ってポンチで抜いたアルミ板を乗せて簡単に作ってみた。正面から見てリムは必要ないんだけど、横から見た時ライトケースが無いのは不自然なのでね。上下2灯の大きさの違いが表情の決め手になると思われます。

レンズはどうしようかな?

キットには透明プラのレンズパーツが付いてます。使えないこともないが、大きさと透明度がどうかな?

テール・ライトはボディーに円形の反射板を貼って、赤い透明プラのパーツを貼るようになってますが、このレンズも大きさが微妙。ちょっと小さ過ぎるんだよね。それに実車は、上半分がオレンジっぽい明るい赤なんだよね。透明オレンジのパーツなら良かったのに。
ちなみに、完全透明のほうにもテール・ライトのパーツがありますが、結局小さいのは同じです。

実車はライトケースが少し埋まっているようにみえるので、まずボディーのテール・ライトの位置のモールドに沿って少し掘り下げます。リューターで掘りましたが、フチまでキレイに掘るのは難しいので、モールド付近はピンバイスにリューターの刃を咥えさせて、手動で整えると削り過ぎを防げます。

アルミパイプと透明プラ棒をドリルレースして微妙な径を出します。手際が悪くて、あんまりキレイな出来ではありません・・・。あとでキレイに見えるように磨いておきましょう。

上下の色は塗り分けるとして、真ん中に小さい赤い丸もあるんですよね。ポンチ抜きしたプラ板貼っとけばいいかな?

 

正月三日、チマチマ作業して出来たのはこんなもんです。相変わらず、作業にかかった手間と時間に釣り合わない成果ですけど、それもしかたないや。

このあといよいよ白くして赤くします。途中ピンクも挟もうかな?赤はどの色使おう?

色塗りの作業の前は、ここまでのチマチマ作業と違ってあれこれ悩みつつワクワクしますねw

 

 


今年最後の更新です

2014-12-31 | Ferrari 330P4

今年は夏から秋にかけてヘラってて、全然更新できなかったので罪滅ぼしに今月はなるべく更新。といっても、週一レベルじゃ大したことないんですけどね。

いちおう今年を振り返ってみますと、模型に関しては例年以上に作れなかったような・・・。
43で完成したのはプジョー206WRC一台のみ!と今気づいて愕然・・・私ゃ一年なにしてたんだか・・・

代わりに飛行機は何機が作ってるんですけどね、飛行機はクルマ模型の気分転換に作ってたつもりだったのに。

エルエス1/144 F-14Aトムキャット

この機会で晒しておきましょう。これも先月完成させました。100円時代の旧箱からそのまま作ろうと思って取り掛かりましたが、結局紛失していたエンジンノズルのパーツと使えないデカールを現行のマイクロエース製品(同金型によるもの)から拝借してしまいました。
垂直尾翼だけ片方自作したんだけどなー、途中でアホらしくなりましたw
これじゃマイクロエースのをそのまま組んだのと何ら変わりないですけど、まあどうでもいいことですわ。

空母キティホーク時代のVF-111 サンダウナーズのロービジ塗装です。ロービジとは言え派手な尾翼の模様やシャークマウスなど見栄えする機体です。
苦手だったキャノピーですが、メタルックによるマスキングと木工ボンドによる接着を覚えて、かなりうまく出来るようになりました。飛行機模型のほうの技術は、まだまだ伸びしろがありそうです。

キットは、まあ時代を感じる製品クオリティーではありますが、しかし100円でこれだけちゃんとした模型が楽しめた時代があったというのは素晴らしいことだと思います。現在は製品のクオリティーこそ飛躍的に向上しましたが、需要と供給力のアンバランスをインフレで補うという、世知辛い時代であります・・・。

 

さてさて、330P4ですが、困っていたメーターのデカールが到着。

1/20~1/43まで応用できる汎用デカールですが、こうゆうのがあると助かります。ゼツモのデカールが今入手できなくなってましたからね。

印刷のクオリティーはそこそこと言ったところです。一番小さいメーターは、白い針が消えてしまっててただの黒点になってますがw

貼ったのがこんな感じ。ハンドル正面のメーターは白デカールの上から貼って、白フチが見えるようにしてます。実車がどんなだったかは分かりませんが。

エアダクトのルーバーが分からなくなってしまった。でももういいかな。それとも、それっぽいデカールでも貼っておこうか。

なんたって、親指の爪ぐらいのパーツです、いろいろ手を加えても結局見えないんですもんねー。

 

前回のログでリアウインドーのエッチング枠の合わせについて書きましたが、そしたらほかの窓も心配になってきました。
フロント・ウインドーはバキュームによる内貼り式で、ほぼピッタリなので問題なかったですが、

サイド・ウインドーはエッチングが小さ過ぎます・・・。

ここはドアの上辺をかさ上げして修正しときました。こうゆうことも、最初にやっとかなきゃいけませんね。

修正箇所が増えたので、再びサフからやり直しです。そこで気になっていたところも直すことに。

ご存知かと思いますが、330P4のフェンダーには峰の尖がりがあります。BBRのキットではリア・フェンダーの峰はありますがフロント・フェンダーは丸くなっていて、峰の表現がありません。
それはこのキットの表現なので、そのまま受け入れようかと思っていたのですが、何だか心に引っ掛かっていました。なので、この機会に峰を作ってやろうと思い、ガシガシ削りました。

でも難しいね・・・。峰はフェンダーのふくらみの頂点にあるはずですが、実車はややいかり肩で、少し外側に峰があります。
BBRはほぼ丸いふくらみで、その頂点は当然真ん中にくるわけです。

実車のような位置に峰を作ってみても、ふくらみの頂点よりズレちゃうんですよね・・・。

まあ多少のズレは仕方ないとして、全体的に違和感のない感じになればいいやと思ってますが、サフを吹いてみないと感じが掴めないので、サフを吹いては削り、削ってはサフを吹き・・を繰り返し・・・

まあこんなところでいいかなーと言うところまで来ました。だいぶ削ったことになるので、「そぎ落とした」感はありますが・・・色塗っちゃえばそんな気にならないかと思います。

煩悩を抱えたまま、今年も暮れて行きます。もう、あれこれ悩みたくないので今夜のうちに色塗っちゃおうかな?

 

それでは皆様、良いお年を!

 

 

 


ダッシュはこうなった。がっ!

2014-12-29 | Ferrari 330P4

年末は忙しかったけど、どうにか連休に突入。今年は長期の連休になりますけど、飲み会や新年会の予定がいくつかあるだけで特に予定もないので、例年通りですが食っちゃ寝、飲んで寝、って感じで過ごしそうです。大雪にならなきゃ良いんですけどねー。

さいわい、今は模型作りたい気持ちが高まっているので、今年こそ作りまくりと行きたいんですが、酒の魅力に負けるかも・・・これも例年通りだったりしますがw

 

ダッシュは、メーターナセルを自作のものに置き換えてサフを吹きました。

あ、実車と同じというわけではありません。実車のナセルはもうちょっと小振りでやや前方に付いている感じ。メーター面ももっと奥まってると思います。
ほかも実車とは違うので、とりあえず出来たパーツでそれっぽい雰囲気になれば良いと思ってます。何度も作り直す根気はありません。

上から見ると・・・まあなんとか違和感無く付いているかなと。三つのコブをバランスよく整形するのは苦労しました。完璧じゃありませんが、こんなもんで良いです。

で、黒く塗ってトグル・スイッチを取り付けました。0.6mmのパイプを埋めて基部にして、適当な金属線をつぶしてスイッチにしてます。
黒は、クレオスのスーパーフラットブラック。この色はスーパーフラット(超艶消し)というより、表面がザラザラした感じになるので、このクルマのダッシュのように結晶塗装をしてあるっぽい面の表現に向いていると思います。少しグレーを混ぜてます。

ダッシュ上面の左側には小さなナセル(?)も追加。
本当はデフロスタの穴とかレバーなどのディティールがあるようですが、これ以上いろいろ付けてもうるさくなりそうなのでオミット。
このサイズの模型では、適度に省略することも表現方法のひとつだと思います。

メーターのデカールですが、キットのものは大きさも合わなくなったしディティールにも不満があるので使いません。ネットでメーターのデカールを探して発注しときました。

 

ダッシュパネルはまあこんなもんでいいとして、エクステリアで気になる箇所が・・・

リア・ウインドーなんですが、いわゆるBBR方式の透明シートを曲面になるように貼り付けるんですが、ご覧のように糊しろになる段差もなければ、裏から貼りこむスペースもないよ・・・。

おそらく、大きめに切り出してボディー面に貼り付けて、上からエッチングの枠を貼れと言う事なんでしょうけど・・・

枠が窓より少し大きいですよ・・・。

それに、ボディー面に透明シートとエッチングを二段に貼ったら、いくらなんでも段差が大きくなり過ぎないか?

今さらですが、段差を掘るしかないでしょう。

エッチングをテンプレートにしてやや小さめに切り込みをけがいて、その分を掘り込んでみましたが・・・

つまり、透明シートをボディーとツライチになるぐらいに貼って、エッチングの枠はボディー面に乗るように貼れば接着面もボディーと透明シートの継ぎ目も隠れていいかなと思ってたんですが、作業してるうちにエッチングの枠もボディーとツライチぐらいに埋めたくなってきた。

エッチング枠も落とし込むとなると、継ぎ目部分もあらわになるわけで、キレイに仕上げなきゃなりません。

エッチングより小さい窓の開口部も、同じ大きさになるように拡大。オマケに、いったん掘り込んだ段差をさらに大きくしようとガリガリやってたら、刃先が脱線してはみ出すわはみ出すわ・・・集中力を欠いた作業のツケは大きい。周囲を溶きパテで埋めてまた下地をやり直しだよ・・・トホホ

グダグダになりそうな予感も漂う年末であります・・・。年内にもう一回更新できるかな?

取りあえず皆様、良い年越しを。

 


ダッシュを何とかする

2014-12-22 | Ferrari 330P4

年末ということで仕事は半端なく忙しいし、年越しに向けて何かとやることはあるし、そこへ持ってきてこの雪!今年は暖冬予想だと聞いてたのに、話が違うよー。

とにかく12月に入ってから、全国的に連続して寒波に襲われてます。当地ではここまでそれほどの大雪はなかったけど、昨夜からの雪はかなり本格的に降りました。それでもまだ積雪は80cmほどですから、東北などでは2メートルに届きそうな地域もあることを考えたら大したことないんですが・・・。

せっかく、ひさびさに模型作りたいモチベーションが上がってきたところなのに、なかなか時間が取れません。まあ作るのはチマチマ作ってるんですが、ブログ書いてるヒマがないですね。画像が溜まっていくので、少しづつでも書いとかないと。

資料本到着。
資料なんていちいち見ねえよ、とお気楽な製作にするつもりでしたが、やはり素組みでは物足りない。手を加えるんだったら妄想モデリングというわけにも行かず、分からないところはどうなってるのか、気になって仕方ないので結局誘惑に屈しました。
MFHの写真集です。P4のは2冊出ていて、安くないのでどっちかだけ買おうと思い、ルマンの画像が載っているという説明に釣られてPART-2のほうを買いました。
画像はたくさんありますが、資料性という意味では微妙。なにせ1967年当時の写真のみですから、ディティールを写したものとかあんまりないですし。
それでもこれだけの当時画像を見れるだけでもありがたいです。

ゼツモさんのパーツも、ひさびさに買わせていただきました。ステアリングのスポークのエッチングです。
最近は模型作りの話題もパーツの新製品の情報も聞きませんがどうなさっているんでしょうねえ。まだパーツの販売を続けてくれているのは嬉しいですけども。

 

で早速ステアリングを作ってみたけど、高精度なゼツモのパーツも私が作るとどうしてこう小汚くなっちゃうんだろう・・・

当時のステアリングとしてはちょっと太めかなー?でもちょうど良い太さの金属線が手持ちにないので仕方がない。
3時9時の位置のスポークは一番外側の穴がハンダで埋まってますが、ここは革が巻かれるのでいいんです。6時の位置は穴が三つ開いてます。
センターの穴は少し大きく開け直してます。実車はもっと奥まったところに跳ね馬のマークが付きますが、模型だとあまり奥だとデカール貼りにくいしこんなもんで良いでしょう。

ハブとシャフトはジャンク・パーツで。100円ライターか何かをバラした時のパーツかも知れない。
最初、瞬着で付けてみたけど何とも心許ないので、ハンダで付け直した。ガッチリ接着できたけど、一発勝負で付けたのでセンターずれてるわ。画像で見ると隙間も見えるし・・・(ガックシ
でもまあ肉眼では分からないのでいいやw

 

残念なダッシュ・パネルは、残念なモールドを削り落としてプラ板を張り、ゴニョゴニョしてたら結局また残念な自作ダッシュ・パネルに。 あらららら・・・・

フジミの1/24プラモデルだとダッシュ中央にメーターが四つ横に並ぶんだけど、資料によればメーターはひとつで、あとはトグル・スイッチがズラッと並んでます。中央左下の丸いのはエア・ダクト。ルーバーになってますが、こんな小さなルーバーは作れないのでアルミ板に自分で筋をけがいたものを貼っておきました。
メーターは金属線を丸めたものだけど・・・ありゃ、ちゃんと真円になってない、と言うかズレてら。画像見て気づくスットコドッコイですw
あと、トグル・スイッチの穴、大き過ぎるだろ・・・。まあここはベースのリングを貼るつもりなのでいいです。

問題なのが、ステアリング正面のメーター・ナセル。キットのは普通の山型ですけど、実車は三連山のような形なんだよね。

どうしたもんかと考えて。

エポパテをこねて、柔らかいうちに千枚通しを横にして押し付けて、こんな型を作って。

光硬化パテをこんなカケラを型抜きしまして。

ひたすら削って、こんな形をひねり出しまして。

正面からみるとこんな形。
ちょっとイビツだなー・・・。まだ修正が必要です。
というか、削ってこんな形出せるんだったら、型から作らなくても良かったんじゃないかと・・・。

ダッシュボードに乗せてみると・・・まだデカイなー。

もうちょっと削り込んで、置き換えてみたいと思います。

 

平日はほとんど作れないので休日に作業を進めましたが、すごい時間掛かった割に大したものは出来ないし、残念な出来だし・・・

昔は、作り続ければうまく作れるようになると思ってましたが、今はもうこれ以上うまくならないな、と言うのが分かっちゃって、何だか寂しいですな。人間には限界というのがあって、自分のそれはとても低いところにあったんだなと言うのが分かっちゃって。オマケに歳をとれば目は見えなくなるし根気はなくなるし、この先は衰えていく一方なのかな。

模型を作るのは今でも大好きなので、たとえ技術は低くても衰えていっても、楽しんで作る気持ちだけは持ち続けて行きたいですね。そのためには、少し考え方を変える必要がある時期に来ているかも知れないです。