Sunday Songbook Playlist

2006年03月05日 | Sunday Song Book

<03月05日プレイリスト>
[700回記念「山下達郎ライブ特集」]
新・東京ラプソディー(LIVE)/山下達郎
"PERFORMANCE 1988-89 LIVE"
(1988/04/07 宮城県民会館)
MONDAY BLUE(LIVE)/山下達郎
"PERFORMANCE 2002 RCA/AIR YEARS LIVE"
(2002/05/21 中野サンプラザ)
SILENT SCREAMER~BOMBER~SILENT SCREAMER(LIVE)/
山下達郎 "PERFORMANCE 1981-82 LIVE"
(1981/12/27 中野サンプラザ)
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■プレゼント
・山下達郎がスタジオで使用しているのと同じヘッドフォン
 SONY MDR-CD900(番組ロゴ入り)7名、
・番組特製携帯ストラップ100名

締め切りは今月末
プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
03月12日は、一週遅れの「ひなまつりガールシンガー・ガールグループ特集」(予定)
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music united. vol.3(2)

2006年03月03日 | 佐野元春ポッドキャスティング
このポッドキャスト番組"music united."はJFN (Japan FM Network) が運営する
サイト「reco」や、iTunes Music Storeからダウンロードすることができます。

今回はchapter.1からchapter.3と3つのパートに分かれています。昨夜のエントリーはchapter.3でした。今夜はchapter.1, chapter.2をお送りします。

chapter.1(12分44秒)
最近、ヴェジタリアンになったという片寄明人。フルーツと野菜を中心にした食事で10キロダイエットしたという。佐野元春からは「ヴェジタリアンになって痩せると顔の肉が余ってビロ~ンと伸びるよ」と言われていたらしい(笑)。「伸びませんでしたねぇ(笑)」と片寄明人。

「サウンド・ストリート Motoharu Radio Show」のリスナーだった片寄明人。少年時代の音楽遍歴を披露しています。図書館でエルヴィス・プレスリーと間違って借りてきたエルヴィス・コステロを聴いてパンク・ロックに目覚めたという。佐野元春は「セックス・ピストルズのアナログ・レコードを45回転ではなくて33回転で聴くとディランになる」と言ってました。

古い音楽ばかり聴いていたので「耳年増」になってしまったという片寄明人。22歳になり就職活動をする時期に音楽活動をはじめたという。1992年にロッテン・ハッツのメンバーでデビューした。プロデューサーは佐橋佳幸で、佐野元春はそんなところからも縁を感じると話していました。

ロッテン・ハッツに対して佐野元春は「同世代のバンドがUKのパンクやニューウェイブの音楽をやっていたけれど、ルーツ音楽へのアプローチが垣間見れたりして、プラス新世代の感覚もそこにあったりして、斬新でユニークな存在だと感じた」と話しています。隙間をぬったニッチな存在だったと。

chapter.2(20分49秒)
その後、ロッテン・ハッツはヒックスヴィルとグレート3に分裂。片寄明人はレコード会社との契約に奔走し、それを知った佐野元春は、自分が所属するレコード会社に、新しいレーベルをつくって、そこにグレート3を迎え入れたらどうかと提案したらしい。

グレート3のファースト・アルバムをプロデュースしたのは長田進。佐野元春は「ここもまた縁があるよね。でも長田にできるのかよ(笑)という心配もありました」と話しています。

「音楽性からみたらロッテン・ハッツとまた違って、かなりフォーカスを絞ったオルタナティブ・ポップでまとめてきた。だからよりわかりやすく、聞き手も『ああそうか』って具合だったんじゃないかな」と佐野元春はグレート3について話しています。

1999年にベースの高桑圭が長期の入院、バンドは活動停止となった。片寄明人は佐橋佳幸とソロ・アルバムの準備に入ったが、佐橋佳幸の勧めで海外のミュージシャン、プロデューサーとコンタクトを取る事になります。そこで浮上したのがジョン・マッケンタイアだったという。ジョン・マッケンタイアとのコラボレーションはうまくいったが、ファンの反応は賛否両論だったという。

現在はレコード会社ともマネージメント会社とも契約が切れて独立した活動をしているという片寄明人。日々追い詰められた生活だが充実感があると話しています。

代官山UNITでショコラ&アキトのライヴを見たという佐野元春。ショコラ&アキトのライヴ・ツアーについて聞いています。夫婦デュオということでソニー&シェールとかヒデとロザンナをカヴァーしたらどうかと佐野元春はメールに書いたそうです。

ソング・ライティングの話題では、「成長するというのはどういうこと?」というロック・ミュージックの主要な題材について話しています。

「大人になっても、まだ自分はもしかしたら大人になってないんじゃないかと悩んだりする。そういったように成長に関わる事柄について、いろいろと言及しているロックンロール・ソングは凄く多い。僕自身も成長するってどういうことか、成熟するってどういうことだろうっていうのは、相変わらず重要なテーマのうちのひとつですね。だから僕の場合は例えば『ダウンタウンボーイ』の少年がいまどうしているのだろうと想像しながら、今の曲を書いたりすることがある。あるいは『ハートビート』のボーイズ&ガールズが25年を経ていまどういう暮らしをしているだろう、いまの世の中をどういう目で見ているだろう、ということを想像しながら新たなラブ・ストーリーを書くことがあります。聞き手も僕の音楽を聴きながら同時に成長していってくれてる人たちも多いと思う。その彼らたちに歌の成長物語を聴いてもらいたい気持ちがどこかにある」と佐野元春は話しています。
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music united. vol.3

2006年03月02日 | 佐野元春ポッドキャスティング

このポッドキャスト番組"music united."はJFN (Japan FM Network) が運営するサイト「reco」や、iTunes Music Storeからダウンロードすることができます。13分23秒。

「僕たちはポップ音楽の作り手であると同時に、ポップ音楽の良き聞き手でもあると思うんだよね。まぁ、ポピュラー音楽のオタクといってもいいかもしれないんだけど(笑)、いくつか共通するキーワードがあるんじゃないかなと思うんだけど」そう言って佐野元春は二人の好きなアーティストについて話題にしています。ジェームス・テイラー、バート・バカラック、ニック・ロウ、トッド・ラングレン。

佐野元春はジェームス・テイラーについて、「僕らの時代にジェームス・テイラーといえばひとつのスタイルを確立したアーティストで、ソングライターとして素晴らしいんだけど、ギタリストとしても素晴らしい。コンテンポラリー・フォーク・ミュージックとR&Bをうまく融合させたひとりだった。声も凄く優しいしね。今でもジェームス・テイラーが'70年代に出したアルバムを街でふっと聴いたりすると、オールタイム・ベスト、いつでもどこでもOKなんですよね。古いなといった感じは全くない」と話しています。

バート・バカラックについては「現代の最高峰のソングライターのひとりだと思います。実際バート・バカラックの音楽はシンガー向けに書かれているんだけれども、器楽曲として演奏しても一流のメロディーを持っている。そしてよくポップ・ミュージックにありがちなABC,ABCといった構成ではなく、とにかく3分間、4分間いろいろなメロディーが盛り込まれるから聴いてみてまったく飽きない。素晴らしいミュージシャンであると同時に、素晴らしいアクティビストでもあるんだよね。アメリカに対してのビジターですから、ブッシュ政権に対して反骨精神を持ったアルバムを出している。本物の芸術家といっていいんじゃないかな」と佐野元春は話しています。

ニック・ロウについては「『Cruel To Be Kind(恋するふたり)』などUKポップスの良いエッセンスを体現しているアーティストであるよね。自身のバンドではアメリカのカントリー・ミュージックやスキッフル音楽など、そうしたものを趣味でやっているんだろうけど、ポップなメロディーを書こうとすると、ホントにキャンディー・ポップ(笑)。そのあたりのソングライティングのセンスは抜群だね。彼もベーシストだし、ポール・マッカートニーとの共通点があるという人も多いよね」と佐野元春は話しています。

トッド・ラングレンについては特になかったです。

また片寄明人が最近プロデュースしたフジ・ファブリックやザマギ、ガール・グループのクレアについて聞いています。クレアは片寄明人が若い頃(13年くらい前)にプロデュースしたグループで、最近ヴォーカルを新録してリイシューされたとか。佐野元春は「片寄くんらしいなと思った」と高く評価していました。実際楽曲のアレンジしたのは佐橋佳幸だと片寄明人はいう。

佐野元春はアドバイザーとして参加してもらったEP「星の下 路の上」についても聞いています。ベースで参加した高桑圭は「佐野さんはリズムの人でびっくりした」と話していたと片寄明人は言う。

今後の片寄明人の活動についても聞いています。
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サヨナラCOLOR

2006年03月01日 | 映画

映画の本編では残念ながらカットされましたが、入院患者の役で出演した田島貴男と斉藤和義と三宅伸治が囲碁をやってるシーンがあったそうです。

田島貴男が斉藤和義に追い詰められ、突然「ワァー」って言って囲碁をグチャグチャにするのだとか。そうすると斉藤和義が「あぁ~」って言いながら一つ一つ碁石を集め、奥のベランダでは浜崎貴司が海を見て落ち込んでいるという(笑)。

でも、そのシーンを入れると映画が2時間越えてしまうのでカットしたんだそうです。DVD『サヨナラCOLOR』の特典映像かディレクターズ・カット版で復活させたいと竹中直人監督はプロモーションでラジオに出演していた時に話していました。「未収録シーン集」に是非入れてほしいですね。

ところで僕は25日の土曜日に神戸で行われた佐野元春のライヴを聴きに行きました。ライヴの終演後は友人に誘われて食事に行きました。フランス地方家庭料理の「BRASSERIE TOOTH TOOTH」です。

店内に坂本龍一のポートレートが飾られていました。どういう関係なんだろうと思いました。僕らが案内されたテーブルの前にはもう1枚のポートレートがありました。こちらは女性でした。友人が僕にこう尋ねました。

「あの女の人は誰なの?」

どこかで見たことがありました。クラシックの演奏家だろうか? アーティストの肖像だと僕は勝手に思い込んでいました。気になったので食事が終ってからシェフに聞いてみました。

「モデルの雅子ですね。オーナーの知り合いがフォトグラファーでプレゼントされたものなんです」

雅子。そうだ。僕は半年くらい前に彼女を知ったのでした。映画『サヨナラCOLOR』に出演していたんです。エキセントリックな役柄でした。写真の中の彼女は違う表情をしていたので気がつきませんでした。
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