大勝の後は...

松山でのカープ戦2戦目。

タイガースの先発は杉山、カープはデイビー。
3回、セーフティー・バンドで出塁した赤星が金本のタイムリーで生還。
いいかたちで先制したものの、次のイニングにあっさり逆転された。
今岡が3回から体の不調を訴え交代。
あとはいいところなく敗退した。

ドラゴンズが勝ったためゲーム差は1.5に。
火曜日からは首位攻防戦。ひとつめのヤマだ。
まだ40試合以上残っている。

大魔神佐々木が今シーズン限りで引退することを表明した。

Sunday Songbook Playlist

[納涼リクエスト大会]
KISSからはじまるミステリー/
山下達郎 <feat. RYO (from ケツメイシ)>
9/14発売 ニュー・アルバム「ソノリテ」
PAPA OOM MOW MOW/THE RIVINGTONS '62
WOULDN'T IT BE NICE/THE BEACH BOYS "PET SOUNDS" '66
BLUEBIRD/BUFFALO SPRINGFIELD "AGAIN" '67
WILD CHILD/VALERIE CARTER "WILD CHILD" '78
DON'T GO/DREAMBOY '84
リトル・ホンダ/ジャニーズ '65?
夏のコラージュ/山下達郎 "COZY" '98
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■内容
・ニュー・アルバムの取材がはじまりました
まず雑誌からでございます。12コ終りました(笑)。来週もまた引き続きやります。それが終りますと地方プロモーションに入ります。

・夏の暑さ
東京は暑いなんてものじゃありませんね。明け方から冷房つけないで寝てるので、もう1時間おきに目が覚めてしまいます。皆様も同じような悩みを抱えていらっしゃると思いますが。
昼間は取材の場所がわりと涼しいのでいいんですけれども。ウチに帰ると大変だという。クーラーをかけながら寝るとよくないので、体調を崩してしまいますので、一所懸命キョーリョウピンと鰻でがんばってる今日この頃であります。がんばって取材、インタビューこなしています。

・「KISSからはじまるミステリー」フル・ヴァージョン
先週お聴きをいただいたRadio Edit Versionは短いんです。アルバムに入れるヴァージョンと違います。一般的なAM放送でかけていただくためにRadio Edit Versionというのはあるんですが、本日はアルバムに入れるフル・ヴァージョンをお聴きいただきたいと思います。
何が違うかといいますと、私のリード・ヴォーカル、RYOさんのラップ、それともうひとつ私のギターが入ってます。けっこうフィーチャリングしてます。J.J.ケールみたいなギターでございますが(笑)。けっこう気に入っているリード・ギターでございます。これを全部、Radio Edit Versionでは割愛してしまいました。これが入らないと魅力半減という。是非、フル・ヴァージョンを本日はお聴きをいただきたいと思います。

・この番組でタツローさんの曲がどのくらいの頻度でオンエアされていたか調べましたというリスナーからのお便り
いちばんかかっているのが「クリスマス・イブ」で38回。その次が「ライド・オン・タイム」で35回、「ユア・アイズ」30回、以下ずっ～ときましてですね、そうか「タッチ・ミー・ライトリー」とかって1回しかかかってないんだ。わっすごい「レッッ・ダンス・ベイビー」2回しかかかってない!
12年やってますから、12回かかったとしても年に1回しかかかってない感じでございます。よくこんなもの調べますね、しかし(笑)。いや～僕ってたくさん曲書いてきたんだなって、しみじみ見てしまいますがですね(笑)。
これはウチに飾って資料にさせていただきます。データベース。

・タツローさんの曲名がついた競馬馬「ソリッドスライダー」が2勝目を挙げました
すごい。私の知らない世界。

・番組中はいつもギターを持って収録されてるのですか?
この番組は録音なので「ここで止めてくれ」って、ギター弾いて、また元に戻るという技を使っています。生ではできません。よしなに。

・ニュースはテレビ派ですか、新聞派ですか? どんなテレビ番組を見ていますか?
私はネット派ですね。アメリカ・オンラインとかああいうフロント・ページを見ます。いろんな新聞のいろんな意見が並列して見れますので。最近はネットで新聞をチェックするようにしています。
テレビは...暇な時にはレコード聴いているので(笑)、ディスカバリー・チャンネルとかヒストリー・チャンネルとかケーブルのほうが多いです。

・番組で流れるCDはどこに行けば手に入る?
中にはCDになってないのがあります。あとはすでに廃盤になっているものもあります。オールディーズでもわりとカルトまではいいませんが、中級クラスの、普通どこに行っても聴けるものより、ちょっとカルトなものを選んでかけておりますので、中には手に入らないものもあります。あとはアナログしか出てないもの。

・今でもオリジナル・キーで歌えますか?
「ラブ・スペース」はレコードのピッチではライヴでできません。レコーディングの時、物凄く気張ってやりましたので、当時からライヴで出ません(笑)。
ライヴでやっている曲に関しては今でも25年前と同じキーで歌えます。例えばレコードだと「レッツ・ダンス・ベイビー」はB♭だったんですけど、ライヴでは今A♭でやってるんですけど、はじめからA♭でやっておりまして、声が出ないんじゃなくてキー間違えたんです。A♭だと信じてやってたんですけど、ある日突然、『Go Ahead』のレコードを聴いたらなんとB♭だった(笑)。めんどくさいのでそのままA♭で今でもやっております。ライヴの後半にいつも「レッツ・ダンス・ベイビー」やりますが、その方がヴァリエーションがいろいろ綺麗に出ます。
でも基本的には25年前と全部同じキーです。ちょっと自慢します(笑)。

・嫌いな野菜は?
ナス

・気が合わない人と会話しなければならない時はどうしますか?
我慢するしかないでしょ。でも僕は意外といいとこ見つけて喋ろうとしますが、相手が全く駄目だとそれでもう終わりですね。こちらが努力するだけです。けっこう疲れます。

■今後の予定
来週も納涼リクエスト大会。
8月21日、28日は2週間使ってニュー・アルバム『SONORITE』の全曲紹介。
恒例の納涼夫婦放談は9月4日、11日。残暑が厳しければ「残暑見舞い夫婦放談」と適当に。
リクエスト、竹内まりやさんへのご質問、リクエストをお待ちしております。

宛先
〒102-8080
TOKYO FM　山下達郎「Sunday Songbook」

iPod Playlist

iTunesで作成した7月分のPlaylistです。

01. Poor Man's Shangri-La / Ry Cooder 『Chaves Ravine』
02. 3rd Base, Dodger Stadium / Ry Cooder 『Chaves Ravine』
03. Free Fallin' / Tom Petty And The Heartbreakers 『Anthology: Through The Years』
04. Calico Skies / 健'z 『健'z with FRIENDS』
05. Surf's Up / 健'z 『健'z with FRIENDS』
06. This I Swear / 健'z 『健'z with FRIENDS』
07. サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG 「サヨナラCOLOR」
08. Take The A Train / Duke Ellington 『メリンダとメリンダ』
09. The Best Things In Live Are Free / Erroll Garner 『メリンダとメリンダ』
10. Concerto In D For String Orchestra / English Chamber Orchestra 『メリンダとメリンダ』
11. 星になった少年 - Endroll / 坂本龍一 『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』

今回は「アコースティックス」という感じの選曲となった。通して聴くと途中で眠りの海に誘われる(笑)。

さて、4日の木曜日からiTMSの国内サービスがはじまり、この「iPod Playlist」も有効に使ってもらえるようになった。とはいえ品揃えがまだまだなので今月のリストからダウンロードできる楽曲はあまりない。

毎週水曜がiTMSの更新日なので充実したラインナップになることを期待しよう。今のところ洋楽も邦楽も東芝EMIの音源が多いようだ。iPodのハードディスクは東芝製なのでそういった事情から早く提供が受けられることになったのかもしれない。SMEからの楽曲提供がないのはソニーが独自に音楽配信をやっていることもあるからだろう。

そうした話はとりあえず置いとくとして。7月の目玉は健'zですね。アルバムの1曲目が「Surf's Up」なのだけど、個人的にはベスト・トラックなので、あまり早めに出すのはどうかと思った。おいしいものは後に取っといたほうがいいのに(笑)。3曲選曲して最後にドゥーアップで締めにしたが良いなぁ。

ライ・クーダーのヴォーカルが聴けるアルバムというのは1987年の『Get Rhythem』以来になるのだろうか。ゆるい感じが素晴らしい。

ウディ・アレンの映画『メリンダとメリンダ』からの3曲はジャズのスタンダード、ムードのあるピアノの演奏、クラシックと変化に富んでる。

今月は映画に使われた曲が多い。バタ犬の「サヨナラCOLOR」も竹中直人監督作品で脚光を浴びることになった。もともとは2001年に発表された楽曲で、この曲の誕生がバタ犬を活動停止にさせたといわれている。永積タカシがよりSSW的なアプローチへと軸足を移しハナレグミとして活動するきっかけになった曲。

最後は『星になった少年』のサントラから。そういえば教授もYMO活動中のソロ活動のひとつが映画『戦メリ』の出演でした。