Sunday Song Book #1577

2023年01月01日 | Sunday Song Book

2023年01月01日プレイリスト「新春放談(ゲスト:宮治淳一)」
1. STONEY END / THE BLOSSOMS '67
2. SUMMER SYMPHONY / JACK GOLD SOUND '70
3. 1900 YESTERDAY / BETTY EVERETT '69
4. THERE'S SO MUCH ABOUT MY BABY (THAT I LOVE) / DIANE CHRISTIAN '63
5. SOUTHERN 'RORA / THE JOY BOYS '62
6. BIG MIKE, THE SIDEWALK SURFER / THE COASTLINERS '64
7. SHE'S MY GIRL / THE COASTLINERS '66
8. LET THE GOOD TIMES IN / THE WISHBONE '69
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は珍しく元日のオンエア。
本日からエアウィーヴがスポンサーに加わった。
「私、エアウィーヴ、ずっともう、長いことツアーでお世話になってます。末長くよろしくお願いいたします」と達郎さん。

・新春放談(ゲスト:宮治淳一)
毎年恒例の新春放談。ずっと長いこと大滝詠一さんとやってきたけれど、ここ数年間は宮治淳一さんが完全レギュラー化。今年も今週来週の二週間に渡って新春放談。

・元旦
元旦は朝、一月一日の午前中までなので、午後のこの番組では「元日」と言わなきゃならないそうだ。

達郎さんと宮治淳一さん2022年は一度も会ってないという。電話で3回、あとはメール。ライヴに来てもらってもコロナで終演後の挨拶ができない。打ち上げもできないそうだ。

・STONEY END
宮治淳一さんの選曲。ブロッサムズの「STONEY END」。バーブラ・ストライサンドのヒットで有名なローラ・ニーロの作品のカヴァー。ブロッサムズのヴァージョンはルー・アドラーのオード・レコードから出ているので、歌ってるのはダーレン・ラヴだと思われる。
曲をかけ終えて。
達郎さんが調べたら1967年の作品。101番なので1枚目かもしれない。オケは完全にママス&パパスで、イントロはラリー・ネクテルのピアノとジョー・オズボーンのベースなのでママス&パパスが歌ってもおかしくない。

・SUMMER SYMPHONY
達郎さんが最近手に入れたレコード。ニール・セダカの作品で、ジャック・ゴールドというアレンジャーがジャック・ゴールド・サウンドというインスト・バンドの名義で出した「SUMMER SYMPHONY」。1970年の作品。

・1900 YESTERDAY
宮治さんの選曲。Liz Damon's Orient Expressのヒットで知られる「1900 YESTERDAY」。宮治さんが調べたらベティ・エベレットがオリジナルだとわかったそうだ。1969年の作品。

・THERE'S SO MUCH ABOUT MY BABY (THAT I LOVE)
達郎さんの選曲。寝技。ダイアン・クリスチャンはワーナー系でアルバムのデザイナーをしていたエド・スラッシャーの奥さん。ドラマ『ダラス』に出演していた女優。ジャック・ケラーとラリー・コルバーの共作のシングルでダイアン・クリスチャンの「THERE'S SO MUCH ABOUT MY BABY (THAT I LOVE)」。曲は「I LOVE HOW YOU LOVE ME」と瓜二つ。1965年のシングルなので「そういう曲書け」と言われてやったんじゃないかと想像できるほどよく似ている。「流石にジャック・ケラーなのできちっとしてる」と達郎さん。

・SOUTHERN 'RORA
宮治さんの選曲。エレキ・インストは今回この曲だけだったとか。ジョイ・ボーイズの「SOUTHERN 'RORA」。コル・ジョイ・ウィズ・ジョイ・ボーイズの「QANTAS 107」はオーストラリア航空が日本でアレした記念のシングルで飛行機のS.E.が入っているが、こちらの「SOUTHERN 'RORA」が元曲で、この曲は鉄道とのタイアップで汽車の音が入ってるとのこと。

・BIG MIKE, THE SIDEWALK SURFER
達郎さんの選曲。テキサスのビーチボーイズと言われるコーストライナーズ。のちのThe U.S. Males。1965年の「BIG MIKE, THE SIDEWALK SURFER」。ビーチボーイズの「I GET AROUND」を彷彿させる。

・SHE'S MY GIRL
裏声がきれいなコーストライナーズ。1966年の「SHE'S MY GIRL」。

・LET THE GOOD TIMES IN
宮治さんの選曲。ニール・セダカの作品でラヴ・ジェネレーションで有名な「LET THE GOOD TIMES IN」。90年代に1ドルで買ったウィッシュボーンの「LET THE GOOD TIMES IN」。アレンジはMeco Monardo。
曲をかけ終えて。
曲はいいけれどミーコのアレンジがねじれてる。あたまがシャッフルではじまらない。こういうニール・セダカの作品はロジャー・ニコルスにインスピレーションを与えてるはず。ニール・セダカがビートルズを意識したところがあって、歌い出しが「WITH A LITTLE HELP MY FRIENDS」だけど、転調のセンスがニール・セダカっぽい、と達郎さん。

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」振替・追加公演
達郎さん及びバンドのメンバーのコロナ感染により開催見送りになっていた6公演が今年に振替になった。
いわき芸術文化交流館アリオス 大ホールはけんしん郡山文化センター 大ホールに会場が変更。日程は2023年1月9日(月・祝)。
中野サンプラザは2023年1月25日(木)、26日(金)。
札幌文化芸術劇場 hitaruは2023年2月6日(月)、7日(火)。
岩手県民会館 大ホールは2023年2月16日(木)。
仙台公演は地震で東京エレクトロンホール宮城が使えなくなり、キャパ1000人の仙台電力ホールに変更し開催されたが、それではあんまりなので仙台公演が追加になった。
仙台サンプラザホールは2023年2月21日(火)、22日(水)。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

2023年01月08日は、引き続き「新春放談(ゲスト:宮治淳一)
http://www.tatsuro.co.jp

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