2016年01月10日プレイリスト
「リクエスト+棚からひとつかみ」
1. ヘロン / 山下達郎 "コージー" "オーパス" '98
2. FIRE AND WATER (BBC SESSION) / FREE "FIRE AND WATER" '70
3. WHERE IS THE LOVE (WE USED TO KNOW) / DELEGATION "THE PROMISE OF LOVE" '77
4. ANYONE WHO HAD A HEART / DIONNE WARWICK '67
5. WHEN LOVE IS NEW / ARTHUR PRYSOCK "ALL MY LIFE" '76
6. EVERY PRAISE / HEZEKIAH WALKER "AZUSA THE NEXT GENERATION" '13
7. 希望という名の光 / 山下達郎 "レイ・オブ・ホープ" "オーパス" '11
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■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーは続行中。今週は明日11日(月)が岐阜県の長良川国際会議場。週末には大宮に戻ってくる。15日(金)、16日(土)と大宮ソニックシティ。
・PERFORMANCE 2015-2016
山下達郎デビュー40周年。「PERFORMANCE 2015-2016」は40th Anniversaryのツアー。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/
・リクエスト+棚からひとつかみ
今週は11月まで遡ってリクエストに応えるのと、達郎さん自身がかけたい曲があるので「リクエスト+棚からひとつかみ」。
・ヘロン
この季節になるとリクエストが増える曲とのこと。
・FIRE AND WATER (BBC SESSION)
フリーの1970年のアルバム『FIRE AND WATER』のリマスター盤(2002年)のボーナス・トラックに入ってる「FIRE AND WATER (BBC SESSION)」。達郎さんがこれまで観てきたライヴの中でもフリーはベスト・アクトのひとつなんだとか。
・WHERE IS THE LOVE (WE USED TO KNOW)
デレゲーションは先日番組でかけたリアル・シングと同じジャマイカ出身のUKソウルの3人組のヴォーカル・グループ。ケン・ゴールドのプロデュースと作曲作品。1977年、全英22位の「WHERE IS THE LOVE (WE USED TO KNOW)」。
・ANYONE WHO HAD A HEART
バート・バカラックとハル・デヴィッドの名曲「ANYONE WHO HAD A HEART」。リクエストは達郎さんのいちばん好きな「ANYONE WHO HAD A HEART」とのこと。バート・バカラックのプロデュースで1967年にディオンヌ・ワーウィックが全米8位、イギリスではシラ・ブラックがガヴァーして全英NO.1。今日はバカラック自身のアレンジが一聴の理があるディオンヌ・ワーウィックのヴァージョンで。普段は抑制して歌うディオンヌ・ワーウィックだがこの曲では珍しくコーダでシャウトしている。コード進行の巧みさに舌を巻くと達郎さん。
・WHEN LOVE IS NEW
達郎さん自身の選曲で「WHEN LOVE IS NEW」。246に達郎さん行きつけのソウル・バーがあるそうだ。レコードかけてる女性は若い人妻なんだけれど、たいへん研究熱心で、ほとんどアナログでかけているとか。最近は忙しくてなかなか行けないけれど、ひとりでお酒飲みながらスウィート・ソウルを聴くのが楽しみなんだとか。先日、その女性からアーサー・プライソックの'60年代のドラマチックスのカヴァー「IN THE RAIN」がよかったので、他にオススメの曲がありますか? とメールで質問されたという。アーサー・プライソックは'50年代から、いわゆる近代リズム&ブルースより一時代前のジャズ時代からやってる人。達郎さんはギャンブル & ハフの作品で「WHEN LOVE IS NEW」を勧めたそうだ。1976年の全米R&Bチャート10位、全米チャート64位。なんとCDが出ていたので今日はCDの音で。
・盛岡振替公演
昨年12月25日に行われた岩手県民会館の振替公演が4月20日に決まったそうだ。千秋楽が沖縄だったのが少し伸びた。先日の盛岡公演のチケットはそのまま有効だとか。詳しくはキョードー東北のサイトで。
http://www.kyodo-tohoku.com/artist_page.php?a_id=59
・EVERY PRAISE
達郎さんの選曲。2014年にアメリカのジョージア州アトランタで誘拐された10歳の少年ウィリーくん。クルマに押し込められて監禁されたが、ウィーリーくんはクワイアに参加していたので、3時間に渡り車中でゴスペル・ソングを歌い続けた。犯人は最初、黙れ! うるさい! と言ってたが、最終的に開放したのだとか。ウィーリーくんが歌っていたのは「EVERY PRAISE」という曲で、この曲はヘズカイア・ウォーカーというニューヨークはブルックリンのゴスペル・シンガーの曲。ウォーカーが感動してアトランタまでウィリーくんに会いに行ったというエピソードが話題になって、達郎さんは2014年の秋の終わりにネットで知った。ちょうどそのときゴスペルのオムニバスで「EVERY PRAISE」を聴いていたそうだ。それで2013年のヘズカイア・ウォーカーの『AZUSA THE NEXT GENERATION』を買ったという。それから番組でかけようと思っていたそうだが今まで伸び伸びになっていたとか。
・ライヴでのメンバーの配置
リスナーからの「達郎さん、まりやさんのコンサートでなぜミュージシャンの配置はあのようになってるのですか?」という質問。
達郎さんはバンマスでキューを自分自身で出すので、すべてのメンバーに見えるようにしてるとか。歌いながらキューを出すので、みんなから確実に見える位置、そして達郎さん自身がバンドのメンバーを確実に見える配置にしてるそうだ。
・希望という名の光
今日の最後は「希望という名の光」。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2016年01月17日は、引き続き「リクエスト+棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp