Sunday Song Book #1200

2015年10月11日 | Sunday Song Book

2015年10月11日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. ターナーの汽罐車 / 山下達郎 "アルチザン" "オーパス" '92
2. MELLOW YELLOW / DONOVAN '66
3. YOU TO ME ARE EVERYTHING / THE REAL THING '76
4. I WANT YOU TO BE MY BABY / ELLIE GREENWICH '67
5. TO WAIT FOR LOVE / HERB ALPERT '68
6. ESTATE / 宮里陽太 "COLORS" 10月14日発売
7. GETTING THROUGH TO ME / ANNABELLE FOX '65
8. 駅 / 竹内まりや "ヴァラエティー" "エクスプレッションズ" '87
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■内容の一部を抜粋
・近況
「PERFORMANCE 2015-2016」の初日の幕がめでたく開いたそうだ。10月9日(金)の市川市文化会館で無事に。「市川お出でいただきましたお客さま、ありがとうございました。温かいお客さんでございました。気持よくやれました」と達郎さん。今週は明後日13日(火)が宇都宮、16日(金)が群馬県のベイシア文化ホール、旧群馬県民会館。ツアーの最初は関東近郊で行うそうだ。

・PERFORMANCE 2015-2016
10月9日の市川市文化会館で初日の幕が開いた。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・1200回
番組は今週の放送で1200回。10月で丸23年、24周年目に突入した。今週は先週に引き続いてリクエスト特集。1200回記念はプレゼントということで考えてるそうだ。

・ターナーの汽罐車
1991年のアルバム『ARTISAN』に収録、シングル・カットにもなった「ターナーの汽罐車」。

・MELLOW YELLOW
ドノヴァンの1966年の「MELLOW YELLOW」は全米2位のミリオン・セラー。イギリスでは8位。オーケストレーションはジョン・ポール・ジョーンズ。

・YOU TO ME ARE EVERYTHING
UKソウル・グループのザ・リアル・シング。1976年の「YOU TO ME ARE EVERYTHING」は全英NO.1、アメリカでは64位というスマッシュ・ヒット。作曲とプロデュースはケン・ゴールド。

・I WANT YOU TO BE MY BABY
エリー・グリニッチの1967年のシングル「I WANT YOU TO BE MY BABY」。レコード・コレクターズ誌の「山下達郎が語る1975年のナイアガラ」特集のインタビューで、はじめて福生の大瀧詠一さんのところを訪ねたときに持っていたシングル。大瀧さんはニューヨークのスクリーン・ジェムズ関係のソングライターに造詣が深いという噂があったので「なめられちゃいけない」と思って持っていたそうだ。最終的にラスカルズのシングルと交換した思い出があるとか。エリー・グリニッチのシングルでチャートに入ったのはこの曲だけで1967年、全米83位というスマッシュ・ヒット。プロデュースド・バイ・ボブ・クリュ。作曲はランバート、ヘンドリックス & ロスのジェイ・ヘンドリックスで古いスタンダード。

・TO WAIT FOR LOVE
ハーブ・アルパートの「TO WAIT FOR LOVE」は1968年の全米51位。達郎さんもカヴァーしているバート・バカラックの名作。トム・ジョーンズのヴァージョンとかいろいろあるが達郎さんはハーブ・アルパートのヴァージョンがいちばん好き。しかしハーブ・アルパート自身はこの歌があまり好きではないらしくてなかなかベストとかに入れない。この曲が収録されたアルバム『WARM』もまだ未CD化。「ハーブ・アルパートの拙い歌が曲によく合ってる。愛を待っていてはダメだという」と達郎さん。

・サンデー・ソングブックのリクエスト専用ハガキとオリジナル52円切手のセットを10枚
番組1200回を記念して20周年にときに作ったアイテムで、サンデー・ソングブックのリクエスト専用ハガキとオリジナル52円切手のセットを10枚ずつ100名にプレゼント。1200回記念グッズ・プレゼントとわかるように明記のうえ応募とのこと。10月24日の消印有効。

■リクエスト・お便り・プレゼントの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

・ESTATE
ツアーに参加しているサックスの宮里陽太さんのセカンド・アルバムが完成した。今週10月14日(水)発売の『COLORS』。前作はニューヨーク・レコーディングだったが今作はロサンジェルスのユナイテッド・レコード、元のオーシャン・ウェイで録音を行った。前作はコンボだったが今作はウィズ・ストリングスとウィズ・ホーンズという豪華版。スタンダードと彼のオリジナルを含めて一発録音。この中からアルバムの1曲目「ESTATE」。イタリアの作曲家、ブルーノ・マルティーノの作品でヨーロピアンのテイストがある。ジョアン・ジルベルトのレパートリーで有名。オリジナルの他にバラエティに富んだ選曲でチック・コリアの「BUD POWELL」やチャーリー・パーカーの「DONNA LEE」、ディアンジェロの「ANOTHER LIFE」、メル・トーメの「THE CHRISTMAS SONG」をカヴァーしている。それにオリジナルを加えて全11トラック。「だんだん自分のトーンが出てきました。32歳でございますがこれからであります。ライヴでも素晴らしいプレイが聴けますのでですね、私のライヴもご期待ください」と達郎さん。詳細は宮里陽太ホームページにて。
http://www.yotamiyazato.com/index.html

・全国ツアーの初日について
リスナーから「全国ツアーの初日は市川市文化会館で行うミュージシャンが多いのはなぜ?」という質問。
全国ツアーの初日は東京近郊で行われることが多い。何かアクシデントが起こったときにすぐに取って返せる距離で行う。達郎さんの場合は厚木、戸田、千葉でもやったことがあるとか。最近は市川が定番化しているそうだ。

・GETTING THROUGH TO ME
アナベル・フォックスはブラック・シンガーだと思われる。1965年のシングル「GETTING THROUGH TO ME」はテディ・ランダッツオの作品。ロイヤレッツのヴァージョンも有名。「気張ったディオンヌ・ワーウィックといった感じですが。これサテンというマイナー・レーベルですが。ディストリヴュート、ルーレットだからワーナーにあるんだな、これ。まだ出せますね」と達郎さん。

・ガラケー
リスナーからの「先日、久しぶりに地元のJRに乗車しました。ケータイを取り出して友人にメールしていたのです。そしたら隣の席の小学生ぐらいの男の子が『あんなスマホあるの? ママ』と言ってました。そうです、私、まだガラケーなんです。私は久しぶりに顔が赤くなるほど恥ずかしかったです。ガラケー、私にはぴったりくるので変更する気ないんです。いいですよね、一人ぐらいガラケー使ってても(笑)」というお便りを読んで。
「私もガラケーです。だいじょうぶです。電話とメールはガラケーです。他はiPhoneでございますね。だから二丁持ちというのがいいですよ。オススメします。何を勧めて...」と達郎さん。

・駅
まりやさんの1987年の「駅」。小学校三年生の女の子、しおりちゃんからのリクエスト。名前は達郎さんの「潮騒」から取ったそうでパパと聴いていて「駅」が気に入ったとか。カラオケに行くといつも歌うそうだ。

10月18日は引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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