Motoharu Radio Show #107

2012年03月14日 | Motoharu Radio Show


2012/03/13 OnAir - 2nd. Week - 雪村いづみさんを迎えて #1
雪村いづみ:想い出のワルツ(ライブ)
雪村いづみ:アイズ・オブ・ブルー
雪村いづみ:泪のチャペル
雪村いづみ:シークレット・ラブ
雪村いづみ:ジャンケン娘
雪村いづみ:マンボ・イタリアーノ
雪村いづみ:スィート・アンド・ジェントル
雪村いづみ:チャチャチャは素晴らしい
雪村いづみ:セブンティーン
雪村いづみ:恋人になって
雪村いづみ:ケ・セラ・セラ
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■内容の一部を抜粋
・雪村いづみさんを迎えて
今週はゲストに雪村いづみさんを迎えて。雪村いづみさんは来年デビュー60周年。これまで歩んできた歌手としての素晴らしい歴史を振り返りながら雪村さんのレコードをたっぷり聴く。

・雪村いづみ
1937年3月20日生まれ。東京大岡山の生まれ。父親がカルア・カマアイナスというバンドでギターやウクレレを演奏しながらマネージャーをやっていた。日比谷公会堂が活躍の場で幼少の頃よく観に行ったという。15歳の時、グロリア・デ・ヘヴンのデッカ盤で覚えた「Because Of You」を新橋のダンスホール「フロリダ」で歌って認められ、それがきっかけとなって歌手になった。

・想い出のワルツ(ライブ)
1953年、16歳でデビュー。当時はまだSP盤の時代。5万枚から6万枚くらい売れるヒットになったとか。築地にあった古いビクターのスタジオで録音したそうだ。歌手と楽団が一緒にスタジオに入って同時に録音するいわゆる一発録音が主流。当時のライヴ・ヴァージョンを聴く。

・アイズ・オブ・ブルー
1953年には15曲レコーディングしている。「アイズ・オブ・ブルー」では当時珍しいヴォーカルの多重録音が行われている。

・泪のチャペル
レコーディングする曲はビクターのスタッフが選曲。当時の歌は原曲の英語詞、日本語の訳詞、そしてまた英語詞に戻るというパターンが多かった。

・シークレット・ラブ
1954年からは映画にも出演。この年だけで8本の映画に出演している。
「シークレット・ラブ」は映画『カラミティ・ジェーン』の主題歌でドリス・デイが歌っていた。それを雪村さんがカヴァー。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・ジャンケン娘
1955年には雪村いづみさん、美空ひばりさん、江利チエミさんの三人娘で映画『ジャンケン娘』に出演。その主題歌。
「ひばりさんとチエミさんと一緒の映画に出られるなんて夢のようでした。私が東宝の専属だったためにみなさん東宝に来てくださったのだけど」といづみさん。

・マンボ・イタリアーノ
1955年には「ニューリズム」と呼ばれる中南米のラテン音楽が日本で流行した。「マンボ・イタリアーノ」はローズマリー・クルーニが歌ってヒットした曲のカヴァー。

・スィート・アンド・ジェントル
1955年のラテン傾向の曲からもう1曲。

・チャチャチャは素晴らしい
歌詞がユニークな曲。訳詞はビクターに在籍した井田誠一さん。



元春は1956年生まれなので「両親が若い頃に聴いてた曲がこうしたマンボ、チャチャ、ボレロ、ルンバ」といったラテン音楽だったそうだ。

・セブンティーン
当時のファンは女の子が多かったという。映画の上映後に劇場で歌うことが多かったとか。

・恋人になって
1956年の曲。ロックンロールの原型になったジャンプ・ブルース。元春も歌いたいと思う曲だそうだ。服部良一さんと笠置シズ子さんのコンビによる「買い物ブギ」を思い出させると元春。

・ケ・セラ・セラ
1956年の曲。日本人の多くの人たちは雪村いづみさんの曲として覚えてるんじゃないかと元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週も引き続いて雪村いづみさんへのインタビューが続く。
コメント (2)
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