2010/03/09 OnAir - 2nd. Week
01.Carole King:So Far Away
02.James Taylor:Mud Slide Slim
03.Wilco:You Never Know
04.Tom Petty & The Heartbreakers:Learning to Fly (Live At Bonnaroo Music and Arts Festival, Tennessee)
05.佐野元春 and The Hobo King Band:恋しいわが家
06.Jeff Beck:You Know What I Mean
07.Sheryl Crow:All I Wanna Do
08.Jackson Browne:Time the Conqueror
09.Jamie Cullum:Mind Trick
10.Melody Gardot:Over the Rainbow
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■内容の一部を抜粋
・春の来日アーティスト特集
・So Far Away
キャロル・キングとジェームス・テイラーの共演が4月中旬に東京、横浜で行われる。
・Mud Slide Slim
ジェームス・テラーの「Mud Slide Slim」にはキャロル・キングがピアノとコーラスで参加している。キャロル・キングとジェームス・テイラーを結びつけた曲といえば「You've Got A Friend」で、1971年、当時29歳のキャロル・キングが親友のジェームス・テイラーのために作った曲。この曲が全米で大ヒットしてジェームス・テイラーはグラミー賞を授賞した。一方のキャロル・キングも同じ年にリリースしたアルバム『Tapestry』が大ヒットして、彼女もグラミー賞を受賞した。
1970年代の初めといえば多くのシンガー・ソングライターが次々と登場した。ジャクソン・ブラウン、ランディ・ニューマン、ジョニ・ミッチェル、ローラ・ニーロ、ジェシ・コリン・ヤング、ドン・マクリーン、ジム・クロウチ、エリック・アンダーソン、トム・ウェイツなどがデビューしている。
・You Never Know
ウィルコの新しいアルバムから。4月下旬に東京、大阪の公演が決まっている。ウィルコにとって初めての単独来日公演となる。
・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月3月の「3PICKS!」はスモーキー・ロビンソン & ザ・ミラクルズ『Depend on Me: The Early Albums』、トム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズ『The Live Anthology』、そしてビーチ・ハウス『Teen Dream』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はトム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズの『The Live Anthology』。
・トム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズ
トム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズの『The Live Anthology』は1978年から2007年まで彼らの30年に渡るライヴ・パフォーマンスが記録されている。CD4枚組のボックス・セットの他にデラックス・ヴァージョンがあり、5枚のCD、2枚のDVD、Blu-Rayフォーマットのディスク1枚とアナログ盤が付いていて全部で9枚組という豪華なボックス・セットも出ている。トム・ペティは現在60歳。アメリカ、フロリダ州出身のミュージシャン。1970年代からライヴ活動とレコード・リリースを続けている。アメリカではシンガー・ソングライターとしての評価はかなり高い。1980年代にはボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、ロイ・オービソンと一緒にトラヴェリング・ウィルベリーズという覆面バンドを結成してヒットした。『The Live Anthology』から「Learning to Fly (Live At Bonnaroo Music and Arts Festival, Tennessee)」。
・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html
今週は「NGOナマケモノ倶楽部」。1999年から動物のナマケモノのようにエネルギーをできるだけ使わないスローな生き方を提唱してきた。今力を入れてるのは「アンペア・ダウン・プロジェクト」。家庭の消費電力を下げることで電気代をカットすると共に発電量やCO2の削減にも繋げていこうとウェブサイトやワークショップで呼びかけている。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html
・恋しいわが家
2004年のアルバム『THE SUN』から。
・You Know What I Mean
ジェフ・ベックは4月の上旬から中旬にかけて名古屋、大阪、兵庫、東京での公演が決まっている。
「僕が最初に聴いたジェフ・ベックのアルバムは1975年に出た『Blow by Blow』というアルバム。全曲ジェフ・ベックのギター・プレイが中心となったインストゥルメンタル・アルバムです。初めてこのアルバムを聴いたときはロックでもなくジャズでもなく何か新しい感じがしました。このアルバムが出た'70年代前半の頃というと、例えばハービー・ハンコック、マイルス・デイヴィス、そしてチック・コリア。そうしたジャズの人たちがロック的なアプローチをはじめていた頃です。当時そうした音楽をクロスオーバーと言ってました。そして一方ロックの側からジャズにクロスオーバーしたのがこのジェフ・ベックです。1975年に出た『Blow by Blow』というアルバム。このアルバムが正にその後のフュージョン・サウンドの先駆けとなりました」と元春。
・All I Wanna Do
シェリル・クロウとジャクソン・ブラウン、米国を代表するソングライターが来日している。9日は広島での公演だった。
・Time the Conqueror
シェリル・クロウとジャクソン・ブラウン、本国でジョイントすることはあるのでしょうかと元春。
・Mind Trick
ジェイミー・カラムは4月上旬に東京と大阪でライヴが決定している。
・ツイッター
「さて、モトハル・レイディオ・ショウは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
「しかし、このツイッターという呼び方なんですけれども、正確にはどう発音したらいいのでしょうか。以前僕は番組でトゥイッターと言っていたらリスナーの方から変じゃないかという小さなご指摘がありました。調べてみるとネット上ではみんなツイッターと言ってますけれども、米国の友人はトゥイターと言ってます。でNHKのアナウンス部にどうしたらいいのか尋ねたら、日本ではツイッターと発音するのが妥当ではないかと、そんな答えをもらいました。ということで何となく腑に落ちないままモヤモヤしているのですけれど、今後は一応ツイッターと統一したいと思います。モトハル・レイディオ・ショウ・ツイッターのお知らせでした」と元春。
・Over the Rainbow
メロディ・ガルドーは3月中旬に東京で一夜限りのプレミアム・ライヴがあるそうだ。
「ナイス&スムーズな歌声が素晴らしいです」と元春。
・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
「さて今月3月、僕はレコーディング・アーティストとしてデビューして30周年目を迎えることになりました。改めてこれまでの僕の活動を支えてくれたリスナーのみなさん、ファンのみなさんに感謝したいです。どうもありがとう。それにちなんでモトハル・レイディオ・ショウ、番組のほうも何か楽しい特集を組んでみたいと思ってます。今考えているのは僕がデビューした1980年のヒット曲の特集。リクエストなどがありましたら番組のほうまで送ってください。また僕のデビュー曲アンジェリーナにちなんでエンジェルにまつわる曲の特集。そうしたものも楽しいかなと思ってます。ほかにもあのアーティスト、このアーティストのデビュー曲特集。僕と同じデビュー30周年を迎えるアーティストとの特集など盛りだくさんの内容でいってみたいと思います。みなさんからは是非僕のデビュー30周年に向けたメッセージ、コメントなどをいただけるとうれしいです」と元春。