Pure Acoustic 2009

2009年11月10日 | Live

11月4日(水) 晴れ。
ター坊の「Pure Acoustic 2009」を聴きに行きました。
会場はサンケイホール・ブリーゼ。
新装オープンしてまだ1年ですが会場の音響には定評があります。
「今までで最高の会場じゃないか?」という声がちらほらありました。

今回の「Pure Acoustic 2009」は副題が「Acoustic Concert The Final」。
ASKA STRINGSの金子飛鳥さんが米国に移住するということで、
一度解散することになったそうです。
21世紀に入り年末恒例となっていた「Pure Acoustic」も一区切りすることになったそうです。
大阪ではメンバー紹介のとき、金子飛鳥さんに移住のことを訊いてました。
もうセントルイスに住んでるようで、
「どこにいても一緒」みたいなことを話されてました。

「Pure Acoustic」も最後だからということでター坊はおぐちゃんにギターをお願いしたとか。
東京公演を撮影してDVDで発売するようですよ。 発売日は来年2月17日の予定。
会場で予約受付をしてました。

今回は全員、衣装を黒で統一。
最初はストリングスなしで、おぐちゃんのエレクトリック・ギターの音ではじまりました。
いきなりアコースティックじゃなかったわけですが、
前半はおぐちゃんのギターをフィーチャーしたセットでした。
「snow」のイントロで即興的な演奏なんかあり素晴らしかったです。

フェビアン・レザ・パネさんのピアノ・ソロ「遥かなる旅路」を挟んで
後半はASUKA STRINGSとセッション。
僕は今回、おぐちゃんのギターをフィーチャーした「春の手紙」がよかったと思いました。
期待していた「いつも通り」と「君は天然色」はありませんでした。
後半の流れは昨年のPure Acousticと同じですね。
いつもより曲数は多かったですが。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/ea8648ca58651002d1d5b93e3290d311

アンコールはまたバンドだけの演奏になりました。
「突然の贈りもの」は一時期歌うのを封印していたのだという話がありました。
曲を書いた二十代の頃は歌の中のように6年一人の人を待ち続けることができたけれど、
三十代、四十代では6年も待っていられないという心境だったのだとか。
五十代になって、もう何年だって待ってられるようになり歌えるようになったとか。
そうした思いが伝わってくるような感じがしました。

ラストは「懐かしい未来」でしっとりと終わりました。
この曲をライヴで聴くのははじめてでしたが感動しました。

■Pure Acoistic 2009
2009年11月4日(水) サンケイホール・ブリーゼ
1階C列13番

大貫妙子(vo)
フェビアン・レザ・パネ(pf)
吉野弘志(b)
林立夫(ds)
小倉博和(g)

ASKA STRINGS
[金子飛鳥(Vn)・相磯優子(Vn)・志賀惠子(Vla)・木村隆哉(Vc)]

Set List
01.Monochrome & Colours
02.若き日の望楼
03.Hiver
04.snow
05.新しいシャツ
06.あなたを思うと
07.遥かなる旅路(Piano Solo)
08.夏に恋する女たち
09.彼と彼女のソネット
10.黒のクレール
11.空へ
12.TANGO
13.春の手紙
14.四季
15.横顔
16.風の道
17.Time To Go
18.Cavaliere Servente
19.ベジタブル
Encore
20.突然の贈りもの
21.懐かしい未来
コメント
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