Motoharu Radio Show #022

2009年10月21日 | Motoharu Radio Show

2009/10/20 OnAir - 3rd Week
01.Paul Simon:Gone At Last
02.Dr. John with Rickie Lee Jones:Makin' Whoopee!
03.Blossom Dearie:I Hear Music
04.Chet Baker:That Old Feeling
05.Monsters Of Folk:Say Please
06.Elizabeth & The Catapult:Rainiest Day of Summer
07.The Delfonics:La-La Means I Love You
08.Etta James:At Last
09.Diane Birch:Fools
10.Van Morrison:In The Afternoon
11.The Rolling Stones:Waiting On a Friend
12.佐野元春:太陽
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・この秋に聴きたいレコード
今週はリスナーからのリクエストを中心にこの秋に聴きたいレコードを集めたそうだ。

・Gone At Last
ポール・サイモンのソングライティング講座はメリサ・マンチェスター、フィービー・スノウがゲストだったとリスナーからのコメント。リクエストはそのポール・サイモンとフィービー・スノウのデュエットで「Gone At Last」。

・Makin' Whoopee!
リッキー・リー・ジョーンズとDr.ジョンのデュエット。新婚ほやほやの二人、1年も経てば亭主が浮気、自分の給料と慰謝料を計りにかければ女房のところへ戻ったほうが得、そうだそのほうが安上がり、と歌った曲なんだそうだ。'20年代のブロードウェイ・ミュージカルのスタンダード・ナンバー。

・I Hear Music
スタンダード・ナンバーへのリクエスト。歌っているのはブラッサム・デュアリー。

・That Old Feeling
その昔、元春が片岡義男さんのFM番組にゲスト出演したとき、チェット・ベイカーのこの曲「That Old Feeling」をリクエストしたとリスナーからのコメント。元春はすっかり忘れていたという。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月10月の「3PICKS!」はビートルズのモノラル・ボックス『THE BEATLES IN MONO』、Phish『Joy』、そしてモンスターズ・オブ・フォーク『Monsters Of Folk』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はモンスターズ・オブ・フォーク『Monsters Of Folk』。

・モンスターズ・オブ・フォーク
モンスターズ・オブ・フォークは3人のシンガー・ソングライターと1人のプロデューサー/エンジニアが集まって結成されたグループ。マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェームス、ブライド・アイズのコナー・オバースト、そしてマット・ウォード。それぞれ現代のアメリカを代表する素晴らしいシンガー・ソングライター。この3人に加えてブライド・アイズのプロデュースなどで注目されてるマイク・モーギスが参加。この4人が織りなす曲、リリック、サウンド・プロダクションはとてもクリエイティブで刺激的。もともとお互いのアルバムにゲストで参加したりして、お互い仲が通じていたということ、そして2004年このメンバーでツアーに出たことがきっかけとなってレコードを作ろうということになったそうだ。こうした個性の強いクリエイターたちが集まると結果はふたつにひとつ。とてつもなく素晴らしいものができるか、途中で空中分解してしまうか。「このモンスターズ・オブ・フォークの場合は間違いなく成功していると思います。それに何といってもこのアルバムのプロデューサー/エンジニアを担当したマイク・モーギス、この人の力も大きいと思います」と元春。マイク・モーギスはもともとサドルクリーク・レコーズというインディペンデント・レーベルのリーダー。アメリカ中西部ネブラスカ州にあるサドルクリーク・レコーズは1996年にレーベルを始めて現在アメリカ音楽シーンの中でも一際注目を浴びる存在となっている。このアルバム『Monsters Of Folk』でもマイク・モーギスは演奏に、プロデュースに、そしてエンジニアリングに大活躍している。今週はアルバム『Monsters Of Folk』の中から「Say Please」。

・Rainiest Day of Summer
ニューヨーク、ブルックリン出身のエリザベス&ザ・カタパルトもマイク・モーギスがプロデュースしている。「シンガーであり、ソングライターでもあるエリザベス・ジマン。彼女の歌声、曲、リリック、素晴らしいです」と元春。私以外のみんなちゃんとジャケットを着ている、私以外のみんな言いたいことを持ってる、私はなんだかメランコリックな気分、この夏いちばんの雨の日、と歌っているそうだ。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は「東京油田2017」というプロジェクト。東京の墨田区で2年前から始まったプロジェクト。飲食店や家庭から天ぷら油を回収しリサイクルしている。再資源化した燃料は屋外での音楽イベントなどにも使用されていて2017年までに東京で使われる全ての天ぷら油をリサイクルすることを目標にしている。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・La-La Means I Love You
「La-La Means I Love You」はデルフォニックスの曲。

・キャデラック・レコード
僕が送った「白人は黒人から音楽と金を搾取してるのだと描かれた後半部。ひりひりするような胸の痛みの中でエタ・ジェイムズを演じたビヨンセの歌が素晴らしかった」というコメントが読まれました。もともとはブログの記事に書いたものです。
http://blog.goo.ne.jp/sitedoi/e/89eae051f54eddffaf0eff2648093872

'50年代のアメリカ、R&Bの名門レーベル、チェス・レコードの物語。エタ・ジェイムズ、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、ハウリン・ウルフ、そうしたシンガーがどのように時代を生き抜いたか実話に基づいて描かれたドラマ。
「あぁこの映画、僕も是非観に行きたいと思います」と元春。

・At Last
映画『キャデラック・レコード』の中でビヨンセが歌った曲のオリジナル。

・Fools
ダイアン・バーチの「Fools」。この曲僕もリクエストしました。名前は読まれませんでしたけれど。。

・In The Afternoon
ヴァン・モリソンのアルバム『Days Like This』からの曲。

・Waiting On a Friend
「昔の友人や恋人のことを思って物思いに耽る秋。聴こえてくる曲がせつなく感じることもあります」と元春。

・今日私が思ったこと
「僕たちは生きていて日々いろいろなことを考えています。悩んだり思ったりする事はとてもいい事、僕はそんなふうに思ってます。そこで是非リスナーのみなさんが何を考えて今日という一日を終えようとしているのか、それを聞いてみたいと思います。どうでしょうか。シリアスな答えから笑っちゃうような答えまで、番組ではみなさんからのコメントを募集します。番組ウェブサイトのほうで書き込みができるようになってるので、そちらに行って是非みなさんが一日の終わりに今日思った事を書いて送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・太陽
元春の2004年のアルバム『THE SUN』収録曲。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、メッセージを使って送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする