20世紀のはじまり○ピカソとクレーの生きた時代

2009年05月09日 | アート

5月3日(日) 晴れときどき曇り。

キヨシローの悲報にショックを受けていたが、3日は前から観に行こうと計画していた「20世紀のはじまり○ピカソとクレーの生きた時代」展へ行って来た。実は國學院大学文学部、宮下誠教授の記念講演会「クレーを見舞うピカソ」があったので聴講するという目的があったのだ。

時間までピカソとクレーの作品を見て、90分の講演を聴講するというスケジュール。講演のあとに再入場できたのでもう一度展覧会を観た。宮下誠教授は癖のある人だった。まぁ、でもキヨシローの悲報で沈んでた気持ちを癒すにはよかった。講演で自身のブログに触れていたのでリンクしておこう。
http://ameblo.jp/kegel/

そう、「20世紀のはじまり○ピカソとクレーの生きた時代」展は、タツローさんのライヴで遠征したときに渋谷で観る予定だった。3ヶ月後に兵庫県立美術館で巡回展があって観ることができた。もともとこの展覧会の作品はドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の所蔵品だそうだ。現在改修工事のため閉館しているので日本にコレクションを貸し出すことにしたという。美術館の館長が、ピカソの「鏡の前の女」だけは勿体ないので貸し出すのを渋ったとか。日本で見られるのは今回が最後になるかもしれない。心ゆくまで鑑賞した。

観賞後は三宮に出てカフェラでまったり。大型連休中の神戸で人生を思う。



帰りの電車の中でiPodに入ってたキヨシローの曲を聴いた。『夢助』と『入門編』の中からたったの5曲。まだ死んだなんて信じられない。車窓から見えるたそがれが感傷的な気持ちにした。太陽を浴びて、その温もりは夜になってもまだ消えてない、ブライアン・ウィルソンはジョン・F・ケネディが亡くなった夜、そんな曲を書いた。僕もまたそんな心境だった。
コメント
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