ムンク展

2008年02月19日 | アート

2月17日(日)、曇り時々雪。

今週から週末はライヴという日々がしばらく続く。今現在、兵庫県立美術館で開催されてる「ムンク展」は、今日を逃すと3月中旬まで行けそうにない。今回見ておかないと、今度はまたいつになるのかわからないので見に行くことにした。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/home1.html
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0801/index.html

阪神電車の岩屋から歩いて兵庫県立美術館へ。粉雪が舞う生憎の天気。



今回のムンク展はオスロ市立ムンク美術館の所蔵作品が中心ということで、「吸血鬼」、「不安」、「声/夏の夜」「生命のダンス」といった代表作が展示されていました。展覧会場は7章からなるクロニクルで、代表作のほとんどは最初の第一章「<生命のフリーズ>装飾への道」に展示されていました。

ムンクは自身のもっとも中心的な作品を<生命のフリーズ>という連作と見なしており、アトリエの壁にどのように組み合わせて配置するか、その順序に拘り試行錯誤していたそうです。つまり、<生命のフリーズ>というのはひとつの大きな壁画で「全体として生命のありさまを示すような一連の装飾的な絵画」と考えていたそうです。

第二章からは実際に絵画の装飾がどのように行われていたのかがわかるようになっています。アクセル・ハイベルク邸での作品の装飾、マックス・リンデ邸での装飾、ベルリン小劇場の装飾、オスロ大学講堂の壁画、フレイア・チョコレート工場の装飾、そして晩年のオスロ市庁舎のための壁画プロジェクト。

それまで知ることのなかったムンクの装飾性への関心が窺い知れておもしろかったですね。

ムンク展の後は三宮に行きました。久しぶりに散策してきました。
大丸神戸店前の三宮神社の境内では梅が満開となってました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする