今、シカゴのブルース界が盛り上がっている。
このたびついにシカゴ市が、「シカゴ・ブルース」を市の観光アトラクションの目玉にするべく、組織を立ち上げたことが正式に発表された。
この組織は御大バディ・ガイを筆頭に、シカゴの名だたるミュージシャンらや、ストーンズの各メンバーらも名を連ねる大プロェクト。
要は、シカゴ・ブルースの来し方がきちんとわかる資料の整理、写真展示、映像などをミュージシャンらが旗振り役になってすすめて行きましょう、というもの。
これで市から予算をたっぷり得て、ブルースミュージアムの設立に向けて動くことになる。
一時は、かのブルースの父、マディ・ウォーターズの家を叩き壊そうとして世界中のブルースファンから大ブーイングを食らったシカゴ市。
ようやく目が覚めたようだ。
今年はマディーの生誕100周年という記念すべき年。ここに照準を合わせて、密かに準備をすすめてきたらしい。
いいぞエマニュエル。たまにはいいことするじゃないか。よしよし。
昨日の第57回グラミー賞では、バディ・ガイが「生涯功労賞」をもらい、ますます気運も盛り上がってきた。
そんなわけで、1月に2回足を運んだ彼のライブレポートを書いたのでここで紹介しておこう。
バディ・ガイ ~@Buddy Guy’s Legends (2015. 1月) ~
<おまけ> 16歳のブルースギタリスト、売出し中のクイン・サリバン君と