今日はザ・フーの 3rd アルバム「ザ・フー・セル・アウト」である。 Reactionレーベルの活動停止もあって、このアルバムは彼らのマネージャーであるキット・ランバートとクリス・スタンプが設立した Track Record から、ジミヘンの「アー・ユー・エクスペリエンスト」に続く同レーベル第2弾として発売された。前2作はイギリスではモノラル盤のみのリリースだったが、このアルバムはモノラルとステレオの2種類でのリリースだ。
ただ、この「ザ・フー・セル・アウト」の UK ステレオ・1stプレス盤は音がかなり悪いらしいので要注意。 Steve Hoffman Music Forums という海外マニアの情報交換サイトの “Who Sell Out --- best vinyl & CD versions” によると、このレコードはUK モノラル盤がベストだが、ステレオ盤に関して言えば、US Decca の1st プレスが一番良いとのこと。UK ステレオ盤では1st プレスよりも1970年に Back Track と題してオレンジ色のジャケットでリイシューされた 2nd プレスの方が音は良いらしい。ステレオ嫌いの私は最初からUKモノラル盤狙いなので問題なかったが、ただでさえ希少な盤なのにそういう事情もあってかビッドが集中し、結局£37.00で落札と相成った。盤もジャケットも EX コンディションのピカピカ盤だ(^.^)
ピートによるとこの「ザ・フー・セル・アウト」はイギリスのロックンロール・シーンを形成した立役者とでも言うべき海賊ラジオ局(←民法ラジオ局がなくBBCの独占状態だったイギリスに向けて公海上に停泊した船からロックンロールをガンガン流した)へのトリビュートということで、曲間のブリッジにラジオ・ジングルを入れたり CM を入れたりすることによって、海賊ラジオ局の雰囲気を出したかったのだという。一言で言えば架空のラジオ局仕立てのコンセプト・アルバムで、中身の音楽の方でもジャケットでメンバーが宣伝している製品を扱った曲がいくつか含まれており、A②「ハインツ・ベイクト・ビーンズ」(ロジャーが浴槽で浸かってる豆の缶詰)やB②「メダック」(キースが顔に塗ってるクリーム)のようにもろにCMソングをやっている独立したトラックもあれば、A④「オドロノ(ピートが腋の下にしてる体臭防止スプレー)」のように歌詞の中に商品名を入れたり、A⑦のエンディングに「チャールズ・アトラス」(ジョンが宣伝してるボディー・ビル・コース)の短いCMを入れたりと、中々凝った作りになっている。
面白かったのはビートルズの「サージェント・ペパーズ」を真似たのか、B面内周のインナーグルーヴに “Track Record, Track Record...” と延々繰り返す音溝が彫ってあったこと。私はこういうユーモアのセンスが大好きなので最後の最後でやってくれるわ!と喜んだものだが、CDでは何故かボートラのラスト曲「グロウ・ガール」のエンディング部分で20秒ほどコレが繰り返されている。とにかく “レコード上で広告スペースを売る” というコンセプトに則って自分のレコード会社の宣伝を入れるあたり、さすがはザ・フーである。
個々の曲では何と言ってもA⑦「アイ・キャン・シー・フォー・マイルズ」(邦題:「恋のマジック・アイ」)に尽きる。ザ・フーに名曲名演数あれど、これほどキャッチーでありながらラウドでハードにロックンロールしている曲があるだろうか。ピートが “絶対に売れる!” と自信を持って発表したシングルだったが、英では10位、米でも9位(←それでもザ・フー唯一の全米トップ10入りシングルなんよね...)止まり。何でコレが1位にならへんねん!と怒りたくなるようなカッコ良いロックンロールだ。
この曲はポールが「ヘルター・スケルター」を書くきっかけとなったことでも有名だが、初めてこの曲をCDのステレオ・ミックスで聴いた時はそれほどヘヴィーだとは感じなかった。不思議に思ってネットで色々調べてみたところ、Hypertext Who というサイトに the mono version makes the stereo sound like The Carpenters(モノ・ヴァージョンを聴いたらステレオ・ヴァージョンなんてカーペンターズに聞こえるぜ)という一文があり(笑)、早速 eBay で検索、取りあえず手に入れやすそうなシングル盤を狙うことにした。今時ザ・フーのシングルなんて誰も来ぇへんやろとタカをくくっていたら5人もビッドがあってビックリ(゜o゜) 何とか£6.75で逃げ切ったが、改めてザ・フー人気の高さを思い知らされた。
その後入手したこのモノラル・アルバム・ヴァージョンもかなりヘヴィーだったが、UK シングル・ヴァージョンは更にジョンのベースをオーヴァーダブしたスーパー・ウルトラ・ド迫力なサウンドで、ミックスひとつでこうも印象が違うものかと驚かされた。地響きを立てて怒涛の勢いで押し寄せるジョンのベース、狂気さえ感じさせるキースのドラミングと、凄まじいまでの荒々しさを堪能できて大満足(^o^)丿 血湧き肉躍るとはまさにこのことだ。このシングル・ヴァージョンを聴いて「ヘルター・スケルター」の一件は大いに納得がいった。この曲の素晴らしさについてはいくら書いても足りないくらいだが、先に進まなくてはいけない。
A①「アルメニア・シティ・イン・ザ・スカイ」はヴォーカルの電気処理といいテープの逆回転を多用したサウンドといい、ビートルズの「リヴォルヴァー」の影響が強く感じられるサイケなナンバー。ジョン・キーンというピートの友人の作ということだが、歌詞もドラッグでトリップしているような内容で、アルバムのオープニング・ナンバーとしてのインパクトは抜群だし、曲の前後に入れられた “Monday, Tuesday, Wednesday...♪” や “Wonderful Radio London~♪”(←実在した海賊ラジオ局)といったジングルもチープな雰囲気を醸し出していて面白い。
ザ・フーというと荒々しいロック・バンドというイメージが先行しがちだが、彼らのアルバムには時々ハッとさせられるような美しいメロディーを持った曲が隠れている。このA③「メアリー・アン・ウィズ・ザ・シェイキー・ハンド」なんかその典型で、めちゃくちゃポップでメロディアス、爽やかさ横溢のフォーキーなナンバーだ。(←歌詞の内容は爽やかとは程遠い下ネタやけど...笑) この曲にはアルバムに収録された “アコースティック・ヴァージョン”(←shakyに引っ掛けてエンディングで音を震わせるサウンド・エフェクトが面白い)の他にもA⑦のUSシングルB面に採用された “エレクトリック・ヴァージョン”(←US盤ではタイトル表記が hands になってる)やアル・クーパーのハモンド・オルガンを大きくフィーチャーした “グルーヴィー・ヴァージョン”(←コレ結構好き!)があり、それぞれ味があって甲乙付け難い出来なので、アレコレ聴き比べて楽しむのもいいかもしれない。
このアルバムは他にもピートが刻むギターのリズムが妙に耳に残るA④「オドロノ」、美しいコーラス・ハーモニーに息をのむA⑤「タトゥー」、ビーチ・ボーイズ風でありながらキースの爆裂ドラム一発でザ・フー色に染め上げたA⑥「アワ・ラヴ・ワズ」、ピートがササッと書いたようなさりげないポップ・ソングB①「アイ・キャンと・リーチ・ユー」、ピートの奏でるアコギの美メロに心奪われるB⑤「サンライズ」、イントロのコーラスからいきなり BB5節を炸裂させ後半では「スパークス」のリフまで登場するミニ・オペラ第2弾B⑥「ラエル」と、聴き所満載だ。中でもジョン作のB④「サイラス・スティンジー」は “どこかで聞いたことがあるような気がするのに中々思い出せない” 類のマイナー調のメロディーがめっちゃ気に入っている。
ザ・フーのアルバムの中では異色とも言えるポップな内容のこのアルバム、 “ハードなザ・フーはちょっとしんどいな...” というカタギのポップス・ファンに超オススメの、ライトでポップ感覚溢れる楽しいザ・フー盤だ。
The WHO - I Can See For Miles (1968)
The Who - Armenia City in the Sky
{alt version} Mary Anne With The Shaky Hand ~ The Who (1967)
Silas Stingy
ただ、この「ザ・フー・セル・アウト」の UK ステレオ・1stプレス盤は音がかなり悪いらしいので要注意。 Steve Hoffman Music Forums という海外マニアの情報交換サイトの “Who Sell Out --- best vinyl & CD versions” によると、このレコードはUK モノラル盤がベストだが、ステレオ盤に関して言えば、US Decca の1st プレスが一番良いとのこと。UK ステレオ盤では1st プレスよりも1970年に Back Track と題してオレンジ色のジャケットでリイシューされた 2nd プレスの方が音は良いらしい。ステレオ嫌いの私は最初からUKモノラル盤狙いなので問題なかったが、ただでさえ希少な盤なのにそういう事情もあってかビッドが集中し、結局£37.00で落札と相成った。盤もジャケットも EX コンディションのピカピカ盤だ(^.^)
ピートによるとこの「ザ・フー・セル・アウト」はイギリスのロックンロール・シーンを形成した立役者とでも言うべき海賊ラジオ局(←民法ラジオ局がなくBBCの独占状態だったイギリスに向けて公海上に停泊した船からロックンロールをガンガン流した)へのトリビュートということで、曲間のブリッジにラジオ・ジングルを入れたり CM を入れたりすることによって、海賊ラジオ局の雰囲気を出したかったのだという。一言で言えば架空のラジオ局仕立てのコンセプト・アルバムで、中身の音楽の方でもジャケットでメンバーが宣伝している製品を扱った曲がいくつか含まれており、A②「ハインツ・ベイクト・ビーンズ」(ロジャーが浴槽で浸かってる豆の缶詰)やB②「メダック」(キースが顔に塗ってるクリーム)のようにもろにCMソングをやっている独立したトラックもあれば、A④「オドロノ(ピートが腋の下にしてる体臭防止スプレー)」のように歌詞の中に商品名を入れたり、A⑦のエンディングに「チャールズ・アトラス」(ジョンが宣伝してるボディー・ビル・コース)の短いCMを入れたりと、中々凝った作りになっている。
面白かったのはビートルズの「サージェント・ペパーズ」を真似たのか、B面内周のインナーグルーヴに “Track Record, Track Record...” と延々繰り返す音溝が彫ってあったこと。私はこういうユーモアのセンスが大好きなので最後の最後でやってくれるわ!と喜んだものだが、CDでは何故かボートラのラスト曲「グロウ・ガール」のエンディング部分で20秒ほどコレが繰り返されている。とにかく “レコード上で広告スペースを売る” というコンセプトに則って自分のレコード会社の宣伝を入れるあたり、さすがはザ・フーである。
個々の曲では何と言ってもA⑦「アイ・キャン・シー・フォー・マイルズ」(邦題:「恋のマジック・アイ」)に尽きる。ザ・フーに名曲名演数あれど、これほどキャッチーでありながらラウドでハードにロックンロールしている曲があるだろうか。ピートが “絶対に売れる!” と自信を持って発表したシングルだったが、英では10位、米でも9位(←それでもザ・フー唯一の全米トップ10入りシングルなんよね...)止まり。何でコレが1位にならへんねん!と怒りたくなるようなカッコ良いロックンロールだ。
この曲はポールが「ヘルター・スケルター」を書くきっかけとなったことでも有名だが、初めてこの曲をCDのステレオ・ミックスで聴いた時はそれほどヘヴィーだとは感じなかった。不思議に思ってネットで色々調べてみたところ、Hypertext Who というサイトに the mono version makes the stereo sound like The Carpenters(モノ・ヴァージョンを聴いたらステレオ・ヴァージョンなんてカーペンターズに聞こえるぜ)という一文があり(笑)、早速 eBay で検索、取りあえず手に入れやすそうなシングル盤を狙うことにした。今時ザ・フーのシングルなんて誰も来ぇへんやろとタカをくくっていたら5人もビッドがあってビックリ(゜o゜) 何とか£6.75で逃げ切ったが、改めてザ・フー人気の高さを思い知らされた。
その後入手したこのモノラル・アルバム・ヴァージョンもかなりヘヴィーだったが、UK シングル・ヴァージョンは更にジョンのベースをオーヴァーダブしたスーパー・ウルトラ・ド迫力なサウンドで、ミックスひとつでこうも印象が違うものかと驚かされた。地響きを立てて怒涛の勢いで押し寄せるジョンのベース、狂気さえ感じさせるキースのドラミングと、凄まじいまでの荒々しさを堪能できて大満足(^o^)丿 血湧き肉躍るとはまさにこのことだ。このシングル・ヴァージョンを聴いて「ヘルター・スケルター」の一件は大いに納得がいった。この曲の素晴らしさについてはいくら書いても足りないくらいだが、先に進まなくてはいけない。
A①「アルメニア・シティ・イン・ザ・スカイ」はヴォーカルの電気処理といいテープの逆回転を多用したサウンドといい、ビートルズの「リヴォルヴァー」の影響が強く感じられるサイケなナンバー。ジョン・キーンというピートの友人の作ということだが、歌詞もドラッグでトリップしているような内容で、アルバムのオープニング・ナンバーとしてのインパクトは抜群だし、曲の前後に入れられた “Monday, Tuesday, Wednesday...♪” や “Wonderful Radio London~♪”(←実在した海賊ラジオ局)といったジングルもチープな雰囲気を醸し出していて面白い。
ザ・フーというと荒々しいロック・バンドというイメージが先行しがちだが、彼らのアルバムには時々ハッとさせられるような美しいメロディーを持った曲が隠れている。このA③「メアリー・アン・ウィズ・ザ・シェイキー・ハンド」なんかその典型で、めちゃくちゃポップでメロディアス、爽やかさ横溢のフォーキーなナンバーだ。(←歌詞の内容は爽やかとは程遠い下ネタやけど...笑) この曲にはアルバムに収録された “アコースティック・ヴァージョン”(←shakyに引っ掛けてエンディングで音を震わせるサウンド・エフェクトが面白い)の他にもA⑦のUSシングルB面に採用された “エレクトリック・ヴァージョン”(←US盤ではタイトル表記が hands になってる)やアル・クーパーのハモンド・オルガンを大きくフィーチャーした “グルーヴィー・ヴァージョン”(←コレ結構好き!)があり、それぞれ味があって甲乙付け難い出来なので、アレコレ聴き比べて楽しむのもいいかもしれない。
このアルバムは他にもピートが刻むギターのリズムが妙に耳に残るA④「オドロノ」、美しいコーラス・ハーモニーに息をのむA⑤「タトゥー」、ビーチ・ボーイズ風でありながらキースの爆裂ドラム一発でザ・フー色に染め上げたA⑥「アワ・ラヴ・ワズ」、ピートがササッと書いたようなさりげないポップ・ソングB①「アイ・キャンと・リーチ・ユー」、ピートの奏でるアコギの美メロに心奪われるB⑤「サンライズ」、イントロのコーラスからいきなり BB5節を炸裂させ後半では「スパークス」のリフまで登場するミニ・オペラ第2弾B⑥「ラエル」と、聴き所満載だ。中でもジョン作のB④「サイラス・スティンジー」は “どこかで聞いたことがあるような気がするのに中々思い出せない” 類のマイナー調のメロディーがめっちゃ気に入っている。
ザ・フーのアルバムの中では異色とも言えるポップな内容のこのアルバム、 “ハードなザ・フーはちょっとしんどいな...” というカタギのポップス・ファンに超オススメの、ライトでポップ感覚溢れる楽しいザ・フー盤だ。
The WHO - I Can See For Miles (1968)
The Who - Armenia City in the Sky
{alt version} Mary Anne With The Shaky Hand ~ The Who (1967)
Silas Stingy
ジャズのコンテンポラリー・レーベルなんて
50年代後半からめっちゃエエ音のステレオ盤を出しとったのに
大メジャーのキャピトル・レコードは一体何をやっとったんでしょーね。
自分たちのエレクトリック・テクノロジー(?)に自信があったんか、
それとも重役連中がああゆう気持ち悪い音を好きやったんか...
そーいえばどっかで「ザ・フーは疑似ステに限る!」という文章を呼んで大笑いしたことがあったっけ。
蓼食う虫も好きずきとはよく言ったモンですね。
高校生の時に買ったSTONESのLP『ビッグ・ヒッツ-ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス』は”レディー・ジェーン”を除いて全て疑似ステでした。でもね~疑似の方が素晴らしいもののような表示がなされていました⇒”★印の曲はエレクトロニック技術操作によりモノラルをステレオ化したものです。”
う~ん(I Can't Get No)Satisfaction (笑)
私の場合、初めて買った赤盤(日本盤です)についていたディスコグラフィーと東芝が出していた緑色の冊子を頼りに買っていったんですが、
「ミート・ザ・ビートルズ」の同じハーフ・シャドウ・ジャケットで英米日で収録曲が違っていたり、
「ヘルプ」も英米で違う内容だったりと、さっぱりワケが分かりませんでした。
だからUS盤は「セカンド・アルバム」と「'65」だけ持ってます。
まだド素人だったので、教会の中で聴くような残響音の「ロール・オーバー・ベートーベン」と「シーズ・ア・ウーマン」にはビックリしました。
60年代のキャピトル・レコードはDuophonicとかいうキモい疑似ステ盤を乱発してましたからね。
きっと会社のトイレで試聴してたんとちゃいますか。
あんなモン、私に言わせれば音楽に対するテロ行為に等しいです。
昔、何も知らずに買ったレコードがDuophonicだと後になって知った時の脱力感はとても言葉では言い表せません。
CCCDと疑似ステは音楽史上に残る汚点やと思うてます。
実はビートルズを聞き始めた70年代初め、us盤とuk盤の違いも分からずus盤Meet The BeatlesやSecond Albumを買って聞いていたので違和感はあまりなくむしろ懐かしささえ感じます。(あーそうそうこんな音だったよなって)(たぶんアメリカのファンもそうなんでしょうね)
赤盤青盤はCDでは各国共通ですがLPはアメリカではキャピトル音源で作ったんですね。
で過剰エコーのI Feel Fineとか入ってます。('65のShe's a Womanも強烈なエコーバージョンですこの2曲が特に酷いですね)
>音楽自体は最高で、悪いのはキャピトル・レコードなんですから。
そりゃそうですね。(笑)
う~ん、みなさんキャピトル・ボックスお持ちなんですね。
私も安い非CCCD盤を探そうかな...
US盤の1962-1966ってそんなに酷いんですか...
過剰エコーのUSミックスはキツイですね。
でもビートルズを苦手な名盤に挙げるのだけは
さすがに畏れ多くて出来ませんわ(笑)
音楽自体は最高で、悪いのはキャピトル・レコードなんですから。
>激安の非 CCCD 正規ミックス盤があったら買っちゃうかも...
私は輸入盤のCapitol Box Vol 1,2持ってます、輸入盤は非CCCDだったと思います。
Capitol Boxではないですが、以前Yesterday and Todayの回ときUS盤Yesterday and Todayには本来別ミックスの曲が入っているのだが、Shiotchさんがお持ちの盤は通常ミックスだったという話がありました。
その後思い出したのですが、70年代になって東芝EMIが発売したのキャピトルオリジナルシリーズ(LP)のうちYesterday and TodayのみUK音源を使用していたそうです。
Shiotchさんがお持ちのカウンターフィットは日本盤の音源を使用しているのかも知れません。
あとCapitol盤といえばUS盤の1962-1966は違和感ありありで耐えられなかったです。(笑)
I Feel Fineが例の過剰エコーなんですから('65に入っているやつ)。
Capitol盤Beatles 苦手な名盤の番外編にどうですか。(笑)
Beatle大好き US盤嫌い(笑)のshiotch7です。
私はUS盤嫌いというよりも
過剰エコーや中ヌケ、左右泣き別れミックスが嫌いなだけなんですが、
ブッチャー・カヴァーとビートルズ・ストーリー以外はUS盤とは縁が無いですね。
キャピトル・ボックスは一度だけ心が動いたことがあったのですが
CCCD とか、偽モノ・ミックス騒動とかでウンザリしてそれっきりになってます。
識別が難しそうですが
激安の非 CCCD 正規ミックス盤があったら買っちゃうかも...
YouTubeにて観(聴け)ました ありがとう!
ところで今更ながら BeatlesのUS盤聴き比べなんかして僕は遊んでいます。例のCAPIOL-BOXを2箱(Vol.1&2)を最近安く入手できたのが理由。
いろいろやっているうちにSgt.PepperのUS盤にはInner Grooveがなかったなんて注意深くRARITIES(Vol2)を聴くまで気づきませんでした。
Beatle大好きshiotch7さんに嫌いな?US盤レビュー(まだやってませんよね?)いつかやってもらいたいな-。”I've Just Seen A Face”からはじまるRUBBER SOUL乙なもんです!(笑)
いくら何でもこんなモンないやろなと思って
ダメもとでYouTube検索してみたら
ご丁寧にアップしてる人がいました。↓
http://www.youtube.com/watch?v=twPz0qoXeXo
YouTubeってホンマに何でもありますね。
>B面内周のインナーグルーヴに “Track Record, Track Record...” と延々繰り返す音溝
さっそく手持ちの’80年代(UK)ポリドール/stereo盤で試しててみました。
<結果> Polydor-Recordじゃ会社も違うしやはりダメでした。(笑)