ジョン・レノンの遺作となった「ダブル・ファンタジー」はジョンとヨーコの曲が交互に出てくるので、多分ほとんどのファンがやっていたと思うが、私もジョンの曲だけをピックアップしてカセットテープ(!)に入れて聴いていた。しかしジョンが亡くなって以降かなりの間、ショックが大きすぎてどうしてもこのアルバムを聴こうという気になれなかった。その後、未発表音源集「ミルク&ハニー」がリリースされ、更に「ジョン・レノン・アンソロジー」BOXで多くの別テイクが日の目を見たが、そこには公式ヴァージョンを凌ぐようなテイクが数多く含まれており、改めてジョン・レノンのロックンローラーとしての凄みを見せつけられた思いだった。
それから更に月日が流れ、去年ビートルズ・マラソンで「ジ・オルタネイト・リヴォルヴァー」の “別テイクでアルバムを1枚作る” という発想に瞠目、続いてジョン・レノン・ウイークで「アンソロジー・BOX」のDisc 4 を取り上げた時に “自分だけの「ダブル・ファンタジー」を作ろう!” と思い立った。ジョンが亡くなって今年で30年、そろそろ前へ進まなくてはいけない(>_<) “ジョンの遺作” という発想はもう捨てよう... “愛と平和の人” としてでもなければ “良き家庭人” としてでもなく、ただただ最高のロックンローラーとしてのジョンをプロデュースしてみよう... と決意、気分はすっかりジョージ・マーティンだ(笑)。
私は古いタイプの人間なので未だに十数曲70分近く詰め込まれたCDフォーマットに馴染めないでいる。アレはベスト盤を作る時に出来るだけたくさんの曲をブチ込むのにはピッタリだが、1枚のアルバムを作るならやはりA面とB面に分かれ、片面5~6曲20分程度のアナログLPフォーマットがしっくりくる。ということで早速 “自家製ダブル・ファンタジー” の制作にトライ、まずはA面こんな感じでどーでしょう?(DF は Double Fantasy 、 JLA は John Lennon Anthology 、 M&H は Milk & Honey のことです)
A-1「(Just Like) Starting Over」(from DF)
A-2「I'm Losing You」(from JLA)
A-3「Cleanup Time」(from DF)
A-4「Nobody Told Me」(from JLA)
A-5「Every Man Has A Woman」(from M&H)
A面の目玉はシングルになった①④ではなく、チープ・トリックを従えてハードにロックする②から凄味さえ感じさせるヤクザなヴォーカルが圧巻の③へと続く流れだ。う~ん、めっちゃカッコエエわぁ(≧▽≦) ジョンにはやっぱりロックが似合う。⑤はここ以外に行き場がない(笑) それでは続いてB面!
B-1「I Don't Wanna Face It」(from JLA)
B-2「Woman」(from DF)
B-3「Watching The Wheels」(from JLA)
B-4「I'm Stepping Out」(from M&H)
B-5「Grow Old With Me」(from JLA)
B面アタマにはノリ一発のコレがピッタリ。盤を裏返していきなりユルい曲なんてNGだ。②⑤は絶対にこの位置しかないと決めていた。ロック・アルバムにおけるスロー・ナンバーの位置ほど大切なものはない。③→④→⑤の流れも気に入っている。
とまぁこんな感じで結構楽しめる。昔と違って今はパソコンに取り込んで簡単に編集できるので本当にありがたい。自家製アルバムのプロデュース、皆さんも一度やってみてはどうですか?
John Lennon with Cheap Trick- I'm losing you
それから更に月日が流れ、去年ビートルズ・マラソンで「ジ・オルタネイト・リヴォルヴァー」の “別テイクでアルバムを1枚作る” という発想に瞠目、続いてジョン・レノン・ウイークで「アンソロジー・BOX」のDisc 4 を取り上げた時に “自分だけの「ダブル・ファンタジー」を作ろう!” と思い立った。ジョンが亡くなって今年で30年、そろそろ前へ進まなくてはいけない(>_<) “ジョンの遺作” という発想はもう捨てよう... “愛と平和の人” としてでもなければ “良き家庭人” としてでもなく、ただただ最高のロックンローラーとしてのジョンをプロデュースしてみよう... と決意、気分はすっかりジョージ・マーティンだ(笑)。
私は古いタイプの人間なので未だに十数曲70分近く詰め込まれたCDフォーマットに馴染めないでいる。アレはベスト盤を作る時に出来るだけたくさんの曲をブチ込むのにはピッタリだが、1枚のアルバムを作るならやはりA面とB面に分かれ、片面5~6曲20分程度のアナログLPフォーマットがしっくりくる。ということで早速 “自家製ダブル・ファンタジー” の制作にトライ、まずはA面こんな感じでどーでしょう?(DF は Double Fantasy 、 JLA は John Lennon Anthology 、 M&H は Milk & Honey のことです)
A-1「(Just Like) Starting Over」(from DF)
A-2「I'm Losing You」(from JLA)
A-3「Cleanup Time」(from DF)
A-4「Nobody Told Me」(from JLA)
A-5「Every Man Has A Woman」(from M&H)
A面の目玉はシングルになった①④ではなく、チープ・トリックを従えてハードにロックする②から凄味さえ感じさせるヤクザなヴォーカルが圧巻の③へと続く流れだ。う~ん、めっちゃカッコエエわぁ(≧▽≦) ジョンにはやっぱりロックが似合う。⑤はここ以外に行き場がない(笑) それでは続いてB面!
B-1「I Don't Wanna Face It」(from JLA)
B-2「Woman」(from DF)
B-3「Watching The Wheels」(from JLA)
B-4「I'm Stepping Out」(from M&H)
B-5「Grow Old With Me」(from JLA)
B面アタマにはノリ一発のコレがピッタリ。盤を裏返していきなりユルい曲なんてNGだ。②⑤は絶対にこの位置しかないと決めていた。ロック・アルバムにおけるスロー・ナンバーの位置ほど大切なものはない。③→④→⑤の流れも気に入っている。
とまぁこんな感じで結構楽しめる。昔と違って今はパソコンに取り込んで簡単に編集できるので本当にありがたい。自家製アルバムのプロデュース、皆さんも一度やってみてはどうですか?
John Lennon with Cheap Trick- I'm losing you
ありがたいお言葉、とっても嬉しいです。
同じビートルズ・ファンですね!
更にちあきさんまで...
普通なら絶対に知り合えないような同好の方と
こうやってやり取りができるって最高です。
ブログやってて良かったなぁと思います。
朝日楼はぶっ飛びますよね。
歌の持つチカラをまざまざと見せつけられます。
ダブル・ファンタジーに関しては仰る通り、
バリバリのロックンロール・アルバムになったのにと思うとホンマに残念です。
やっぱりファンは同じこと考えますね。
日々思いつきで好きな盤をアップしてますが
これからもどうぞよろしくお願いします。
ちあきなおみにも注目しつつ、手をつけないままになっていましたが、まさかここにきて取り上げられるとは。驚喜するとともに、Shiotch7さんに敬意を表します。朝日楼、すばらしいですね。
ジョンの曲には、御説のとおりアンソロジーのほうにむしろ優れたテイクがあると思っていました。私もこの“自家製ダブルファンタジー”をそのまままプレイリストにしてみましたが、このセレクトだとジョンらしい疾走感のある痛快なロックンロールアルバムになって、実にいいですね。
考えてみればジョンだって、この形で仕上げることもできたのに、惜しいことを…などといっても意味ありませんが。
ともあれ、今後とも楽しみにしております。どうぞよろしくお願いたします。
LPでの確認なんてお安いご用です。
最近ますますズボラになってきて
ついつい手軽なCDですませてしまいがちなので
久々にアナログでジョンの声聴けました(^.^)
DFに限りませんが、自家製で色々作るのって
めっちゃ楽しいですね。
すみませんでした。
shiotchさん選曲の自家製DF私も作って聞いて見たいと思います。
泣く子も黙る4枚組ですもんね!
このヴォリューム、ファンとしては
ホンマにありがたいです(^o^)丿
クロスオーバーの件、早速LPで調べてみました。
B①Watching The Wheels が終わると
間髪を入れずに次曲のSEが入ってきます。
当時私が使っていたアカイのデッキには
オートフェーダーという秘密兵器が付いており
クロスオーバーであろうがメドレーであろうが
不要な音はビシバシ消してました。
何と言っても“関西のジョージ・マーティン”ですから...笑
ところでダブルファンタジーとミルクアンドハニーはLPのとき
ジョンの曲とヨーコの曲がクロスオーバーしていてジョンの曲だけときれいに分離出来なかったような記憶があります
(ミルクアンドハニーだけだっけ、今LPを聞けないので確認できませんが)
CDはきれいに分離出来るのですね、よかったよかった(拍手)。
“関西のジョージ・マーティン”、めっちゃ気に入りました!
又使わしてもらいます(笑)
姐さんも “信州の女フィル・スペクター” 目指して頑張って下さい(^.^)
そーいえば女性の有名プロデューサーってあまり思い浮かびませんね。
姐さん、チャンスです!(←何の?)
パソコン不調、辛いですよね。
一日も早い回復をお祈りします。
いや、関西のジョージ・マーティンさん(笑)
明けましておめでとうございます。
『セルフプロデュース』
そっか!その手があったのか!目から鱗です。
音楽には無限の楽しみが広がっていますね。
チープ・トリックと共演していたとは知りませんでした。
全盛期、ボーカルのロビンさん目当てで武道館行きました。
YouTubeの動画を聴きたい~~!
(PCの調子がイマイチで音が出ないのです)
健やかで幸せな1年であります様に。
今年も楽しませて下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。