shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に面白カヴァー、60s~80sポップス、ジャズヴォーカル、イエイエに昭和歌謡と、音楽バカ一代のブログです

【追悼】チャック・ベリーよ、永遠なれ

2017-03-22 | Oldies (50's & 60's)
 昨日は侍ジャパンの練習試合を見るために休みの日にもかかわらず早起きしたのだが、試合の途中で中継が終了したのでそのままテレビをつけっ放しにして朝飯を食べていた。テレビでは豊洲がスベッたとか森友がコロンだとか相も変わらずクソしょーもないニュースを延々と垂れ流していたので鬱陶しくなり消そうとしたところ、“それでは次のニュースです。ロックンロールの神様と呼ばれるチャック・ベリーさんが亡くなりました。90歳でした。” というキャスターの言葉が耳に飛び込んできた。え~、チャック・ベリー死んだん??? これはエライコッチャの大ニュースである。練習試合なんか見てる場合ではない。
 もう今から40年以上も前の話になるが、中学に入って「赤盤」でビートルズに入門した私は少ないお小遣いをやりくりして他のアルバムを1枚ずつ買っていくことにした。当時は毎月3,000円もらっていたのでちょうど月1枚のペースになる計算だが、LPレコードを買えるだけのお金が貯まるのが待ちきれなかった私は(←こういうとこは今も昔と全然変わってへんな...)「赤盤」に入っていなかった初期のロックンロール・ナンバーをシングル盤で何枚か買って渇きを癒そうと考えた。そんなこんなで最初に買ったのが「ロール・オーバー・ベートーベン」と「ロックンロール・ミュージック」の2枚だった。
 もちろん当時の私はチャック・ベリーのチャの字も知らないド素人。オリジナルとカヴァーの違いすらよく分からず、数あるシングル盤の中からただただ本能の趣くままに一番気に入ったものを2枚選んだ結果がたまたまチャック・ベリーのカヴァーだったのだ。どちらも最初の数秒で心をわしづかみにされる “曲良し歌良し演奏良し” のスーパーウルトラ大名演でロックンロールにとって一番大切なカッコ良さに溢れているが、チャック・ベリーが原曲に封じ込めたロックンロール魂がビートルズにこんな凄い演奏をさせたのかもしれない。
The Beatles Roll Over,Beethoven[lyrics]

The Beatles - "Rock and Roll Music"


 チャック・ベリーはビートルズに最も大きな影響を与えたアーティストである。もしも彼がいなければビートルズがあのような形で世界を変えることはなかったかもしれないし、それはすなわちロックの、いや現在のポピュラー・ミュージックそのものの形態が大きく変わってしまうことを意味している。
 私は2年ほど前、シングル盤をガンガン買いまくっていた時にチャック・ベリーにハマってこのブログでも特集をやったが、USオリジナル・シングルで聴く彼の音楽は何十年もの時を超えて心にビンビン響いてくる。生きていることの喜びがダイレクトに伝わってくる。ロックンロールとは、その喜びの表現である。だから私は今もロックンロールが大好きなのだ。
 偉大なるロックンロールの創始者、チャック・ベリー... ここに心より彼の冥福を祈りたいと思う。 R.I.P. Chuck Berry, your music will live on forever.
Roll Over Beethoven - Chuck Berry LIVE

Chuck Berry - Rock And Roll Music