スカパーのポール特番まであと2日を切り、いよいよ最高画質のプロショット映像+SBD音源で4ヶ月前のあの日の感動を再び味わえるということでウキウキワクワクな今日この頃、みなさん如何お過ごしですか? クラプトンやストーンズの来日フィーバーには目もくれず(←ギフトでライヴCD-Rはもらったけど...)ひたすら我が道をいくこのブログ(笑)、Empress Valley CDボックス特集の第3回は、福岡ヤフオクドームと東京ドーム初日の2公演でございます。
~11・15よかと福岡編~
福岡公演のサウンドチェックは何と言ってもこの日にしか演らなかった「ユア・マザー・シュッド・ノウ」(←演奏後に “For you!” と言っているので多分その場で受けたリクエストに応えたものだろう...)が一番の聴き所。日本公演前に「NEW」からの新曲と入れ替わる形でセトリ落ちしてしまったナンバーだが、私の大好きな曲なのでサウンドチェックであってもとにかく聴けてよかったよかった(^.^)
福岡のSCと言えば、「ジェット」のイントロが始まると聞こえよがしに “ちょっとガッカリだなぁ~” と叫んでみたり「ドント・レット・ザ・サン・キャッチ・ユー・クライング」のエンディング・パートで “ここ「コール・ミー・バック・アゲイン」に変わってもおかしくないよねぇ(←いや、おかしいやろ...笑)。そーゆーの演ってくれよなぁ!” とブツクサ言ってみたりで、その筋では一躍有名になった例の文句タレのオッサン(←LHのギフト盤やT&J盤ではめっちゃクリアに入っててクソワロタ...)の大声がどれくらいの音量で入っているかもマニアックな(笑)チェックポイントだが、このEV盤では「コール・ミー・バック・アゲイン」云々が微かに聞き取れる程度でそれ以外はほとんど聞こえない。ピカデリー盤はどーなんやろ?
前日に大好きな相撲を観戦してご機嫌なポールは本編のコンサートでも大張り切りでイケイケ・モード。「オール・トゥゲザー・ナウ」では勢いあまって歌の入りのタイミングを間違えてしまい “Sail the ship♪” を2度繰り返す場面が微笑ましい。又、「エヴリバディ・アウト・ゼア」演奏後にサビのコーラスをオーディエンスに歌わせるコール&レスポンス・パートは大阪公演ではなかったものでここ福岡で初めて行われ、続く東京公演ではこれをより発展させた形へと進化していく。一見判で押したように同じようなライヴを行っているように見えて、実はこのように細かい試行錯誤を重ねながらステージを完成させていくところにポールの凄さを感じる。
ローカル色の濃いMCは大阪に引き続きここ福岡でも聞きもので、“カエッテキタバイ!” “バッテン エイゴノ ホウガ ウマカヨ!”“モウ1キョク ドゲンネ?”(←間髪を入れずに “ヨカヨカ!” という反応が返ってくるところが楽しい...) なんかはオーディエンスにバカウケ。それと、大阪では “ヒーハー” だったが、ここ福岡では覚えたばかりの “サイコー!” を連発していた。
音質の方はクリアで迫力満点のウルトラ・ハイ・クオリティ・サウンド。ただしオーディエンス・ノイズに関しては大阪2日目と同じように雄叫びを上げる連中が数人おってコレがかなり耳障り(>_<) まぁ隠密録音なので文句を言う筋合いではないのだが、アホ丸出しでフォーフォー騒がれるとやっぱりイラッときてしまう。福岡公演はピカデリー盤の評判が群を抜いて良いので、そのうち手に入れて聴き比べてみたいと思う。
Fukuoka SC
Fukuoka Pt1
Fukuoka Pt2
~11・18おっす東京編~
東京ドーム初日のサウンド・チェックは他の日と比べるとニュー・アルバムから「オン・マイ・ウェイ・トゥ・ワーク」が初披露となったこと以外はコレ!といった特徴のない地味な選曲で、やや物足りなさが残る感じは否めない。個人的にはアルバム「ラム」の曲でまだライヴで取り上げてないような曲とかを演ってくれたら最高なのだが... (´・ω・`) サウンド面に関して言うと、東京ドームは設計が古い分だけ京セラドームやヤフオクドームよりはどうしても音響的に不利なせいか残響音もやや多めに感じられるが、こればっかりはしゃあないか。
コンサート本編の内容は大阪福岡と基本的には同じなのだが、私が気付いた一番大きな違いは“震災の犠牲者に捧げる” 曲が「レット・イット・ビー」から「イエスタデイ」へと変わったこと。MCで “I’d like to dedicate this next song for the victims of the Fukushima earthquake, some of whom are here tonight.” と言っていることからもわかるように、この日は震災の犠牲者をコンサートに招待しており、SCの後で彼らと対面したことが影響しているのかもしれない。それと、福岡で覚えた「サイコー!」という日本語がかなりお気に入りのようで(←英語に psycho という語があるから覚えやすかったのかな?)この日も要所要所で使っている。 “モットキキタイ?” も連発だ(笑)
このEVボックスは超高音質が売りなのだが、この東京初日盤も大阪2日目盤や福岡盤と同様にオーディエンス・ノイズまでも大きく拾ってしまっており、大音量で聴こうとすると耐え難い奇声がスピーカーから飛び出してきてウンザリさせられる。大阪や福岡では若い男が吼えまくっていたが、この東京初日盤で耳につくのは曲間曲中かまわずにハイトーンで炸裂する “キャアァァァ~ ポォルゥゥ~” という一人の女性の嬌声だ。この手の黄色い声はビートルズのライヴ盤で慣れているはずなのだが、この人のわめき方はちょっと異質というか、スピーカーに対峙して聴くのは結構キツい(>_<) さすがにコンサート後半になると疲れてきたのか少し大人しくなるが、この日の録音位置は行儀の悪い集団のお祭り騒ぎの真っ只中だったようで(笑)他にも周りのオーディエンスの奇声嬌声雄叫びの類をかなり拾ってしまっており、じっくりとポールの歌に浸りたいという方にはこの東京初日盤は絶対にオススメできない。
メーカー・インフォによると、“この東京初日公演は他の5公演とは少々毛色の異なるサウンドで収録されています。即ちこのアイテムのスローガンを一言で表すならば「復権!オーディエンス録音!」。使用するマイクの指向性から最終のリマスター作業まで、この日のみ完全に別のコンセプトのもと音作りが為されており、「最上級のオーディエンス録音でしか伝えることが出来ない」臨場感溢れる至高のリアル・ライブ・ドキュメントを生み出すことに成功しています。” ということらしいが、私にはただの言い訳にしか聞こえない。そもそもこんな高価なボックスセットを買おうというファンはポールの歌と演奏を最高の音質で聴きたいがために大枚を叩くのであって、一体誰がこんなワーワーキャーキャーうるさい大騒ぎを聴きたいというのだろう? それを言うに事欠いて “臨場感溢れる至高のリアル・ライブ・ドキュメント” とはチャンチャラおかしい。消費者をナメるのもエエ加減にしてほしいものだヽ(`Д´)ノ
とまぁこのようにボロクソなレビューになってしまったが、奇声さえなければ文句のつけようがない超高音質録音なだけにホンマに惜しいと思う。これがこの盤を聴いた私の正直な感想だ。
Tokyo 1st SC
Tokyo 1st Pt1
Tokyo 1st Pt2
~11・15よかと福岡編~
福岡公演のサウンドチェックは何と言ってもこの日にしか演らなかった「ユア・マザー・シュッド・ノウ」(←演奏後に “For you!” と言っているので多分その場で受けたリクエストに応えたものだろう...)が一番の聴き所。日本公演前に「NEW」からの新曲と入れ替わる形でセトリ落ちしてしまったナンバーだが、私の大好きな曲なのでサウンドチェックであってもとにかく聴けてよかったよかった(^.^)
福岡のSCと言えば、「ジェット」のイントロが始まると聞こえよがしに “ちょっとガッカリだなぁ~” と叫んでみたり「ドント・レット・ザ・サン・キャッチ・ユー・クライング」のエンディング・パートで “ここ「コール・ミー・バック・アゲイン」に変わってもおかしくないよねぇ(←いや、おかしいやろ...笑)。そーゆーの演ってくれよなぁ!” とブツクサ言ってみたりで、その筋では一躍有名になった例の文句タレのオッサン(←LHのギフト盤やT&J盤ではめっちゃクリアに入っててクソワロタ...)の大声がどれくらいの音量で入っているかもマニアックな(笑)チェックポイントだが、このEV盤では「コール・ミー・バック・アゲイン」云々が微かに聞き取れる程度でそれ以外はほとんど聞こえない。ピカデリー盤はどーなんやろ?
前日に大好きな相撲を観戦してご機嫌なポールは本編のコンサートでも大張り切りでイケイケ・モード。「オール・トゥゲザー・ナウ」では勢いあまって歌の入りのタイミングを間違えてしまい “Sail the ship♪” を2度繰り返す場面が微笑ましい。又、「エヴリバディ・アウト・ゼア」演奏後にサビのコーラスをオーディエンスに歌わせるコール&レスポンス・パートは大阪公演ではなかったものでここ福岡で初めて行われ、続く東京公演ではこれをより発展させた形へと進化していく。一見判で押したように同じようなライヴを行っているように見えて、実はこのように細かい試行錯誤を重ねながらステージを完成させていくところにポールの凄さを感じる。
ローカル色の濃いMCは大阪に引き続きここ福岡でも聞きもので、“カエッテキタバイ!” “バッテン エイゴノ ホウガ ウマカヨ!”“モウ1キョク ドゲンネ?”(←間髪を入れずに “ヨカヨカ!” という反応が返ってくるところが楽しい...) なんかはオーディエンスにバカウケ。それと、大阪では “ヒーハー” だったが、ここ福岡では覚えたばかりの “サイコー!” を連発していた。
音質の方はクリアで迫力満点のウルトラ・ハイ・クオリティ・サウンド。ただしオーディエンス・ノイズに関しては大阪2日目と同じように雄叫びを上げる連中が数人おってコレがかなり耳障り(>_<) まぁ隠密録音なので文句を言う筋合いではないのだが、アホ丸出しでフォーフォー騒がれるとやっぱりイラッときてしまう。福岡公演はピカデリー盤の評判が群を抜いて良いので、そのうち手に入れて聴き比べてみたいと思う。
Fukuoka SC
Fukuoka Pt1
Fukuoka Pt2
~11・18おっす東京編~
東京ドーム初日のサウンド・チェックは他の日と比べるとニュー・アルバムから「オン・マイ・ウェイ・トゥ・ワーク」が初披露となったこと以外はコレ!といった特徴のない地味な選曲で、やや物足りなさが残る感じは否めない。個人的にはアルバム「ラム」の曲でまだライヴで取り上げてないような曲とかを演ってくれたら最高なのだが... (´・ω・`) サウンド面に関して言うと、東京ドームは設計が古い分だけ京セラドームやヤフオクドームよりはどうしても音響的に不利なせいか残響音もやや多めに感じられるが、こればっかりはしゃあないか。
コンサート本編の内容は大阪福岡と基本的には同じなのだが、私が気付いた一番大きな違いは“震災の犠牲者に捧げる” 曲が「レット・イット・ビー」から「イエスタデイ」へと変わったこと。MCで “I’d like to dedicate this next song for the victims of the Fukushima earthquake, some of whom are here tonight.” と言っていることからもわかるように、この日は震災の犠牲者をコンサートに招待しており、SCの後で彼らと対面したことが影響しているのかもしれない。それと、福岡で覚えた「サイコー!」という日本語がかなりお気に入りのようで(←英語に psycho という語があるから覚えやすかったのかな?)この日も要所要所で使っている。 “モットキキタイ?” も連発だ(笑)
このEVボックスは超高音質が売りなのだが、この東京初日盤も大阪2日目盤や福岡盤と同様にオーディエンス・ノイズまでも大きく拾ってしまっており、大音量で聴こうとすると耐え難い奇声がスピーカーから飛び出してきてウンザリさせられる。大阪や福岡では若い男が吼えまくっていたが、この東京初日盤で耳につくのは曲間曲中かまわずにハイトーンで炸裂する “キャアァァァ~ ポォルゥゥ~” という一人の女性の嬌声だ。この手の黄色い声はビートルズのライヴ盤で慣れているはずなのだが、この人のわめき方はちょっと異質というか、スピーカーに対峙して聴くのは結構キツい(>_<) さすがにコンサート後半になると疲れてきたのか少し大人しくなるが、この日の録音位置は行儀の悪い集団のお祭り騒ぎの真っ只中だったようで(笑)他にも周りのオーディエンスの奇声嬌声雄叫びの類をかなり拾ってしまっており、じっくりとポールの歌に浸りたいという方にはこの東京初日盤は絶対にオススメできない。
メーカー・インフォによると、“この東京初日公演は他の5公演とは少々毛色の異なるサウンドで収録されています。即ちこのアイテムのスローガンを一言で表すならば「復権!オーディエンス録音!」。使用するマイクの指向性から最終のリマスター作業まで、この日のみ完全に別のコンセプトのもと音作りが為されており、「最上級のオーディエンス録音でしか伝えることが出来ない」臨場感溢れる至高のリアル・ライブ・ドキュメントを生み出すことに成功しています。” ということらしいが、私にはただの言い訳にしか聞こえない。そもそもこんな高価なボックスセットを買おうというファンはポールの歌と演奏を最高の音質で聴きたいがために大枚を叩くのであって、一体誰がこんなワーワーキャーキャーうるさい大騒ぎを聴きたいというのだろう? それを言うに事欠いて “臨場感溢れる至高のリアル・ライブ・ドキュメント” とはチャンチャラおかしい。消費者をナメるのもエエ加減にしてほしいものだヽ(`Д´)ノ
とまぁこのようにボロクソなレビューになってしまったが、奇声さえなければ文句のつけようがない超高音質録音なだけにホンマに惜しいと思う。これがこの盤を聴いた私の正直な感想だ。
Tokyo 1st SC
Tokyo 1st Pt1
Tokyo 1st Pt2
ジャイルズGJ!
チョー サイコー!
コーフンシテ ネムレナーイ (^.^)/
ソロソロネルジカンデス
おやすみなさい。
初めまして これからも色々情報交換させていただきたく....
ピカデリーの福岡 高音質だけど薄っぺらなんですか
実はビートレッグ誌では大絶賛だったので買うつもりでした T&Jの方がいいのかな.... ただ噂のオーディエンスノイズがT&J付属のSCにあってこれは持ってるので本編はピカデリーで攻めようかと.... 個人的主観の問題はありますが悩みどころですね
慌てず懐具合見ながら両方ゲットしようかな
ピカデリーは無くなることないでしょうから
そのうちお互いの秘蔵盤? CDRに落として融通しあえるようになれればいいなと思ったりもしてます
いきなりのご挨拶でこんなこと書いてすみません
私も解散後のポールのライブいろいろ持ってるもんで....
ピカデリーの福岡盤、キンキンで薄っぺらい音なんですか...
それって大阪2日目盤と全く同じ症状ですね。
EV盤の音質でピカデリー盤レベルのオーディエンス・ノイズやったら言うことナシなんですが...
まぁそれでもこれだけの高音質であの感動を再体験できるのはありがたいです。
毎回毎回好き放題書いてる極私的なブログですが
これからもどうぞよろしくお願いします。
ついにこの日がやってきました。
めっちゃテンション上がってきましたよ(笑)
何か遠足前夜の小学生みたいな気分です。
今晩眠れるかな?(笑)
福岡は音エエですよねー
EV盤は奇声さえなかったらパーフェクトな音質やと思います。
どんな場所でもそうですが、自己中で周りの迷惑を考えない連中って最低ですよね。
私の周りの席はみんなマナーが良くてラッキーでした。
ブートの録音と同じで、周りのオーディエンスに恵まれるかどうかってホンマに大きいですね。
こちらのブログを昨年発見して以来、とても面白くていつも拝見させてもらってます。
当方、ピカデリー盤の福岡を持っていますが音質はEV盤の方が良いと思います。僕の感想ではピカデリー盤はキンキンの音質で薄っぺらい感じがします。
「Bluebird」ではピカデリー盤の方がオーディエンス・ノイズは少ないですけど。
これからも面白い記事期待してます。
録画予約もしてあるので前半も後で見られる予定です。
噂の福岡はさすがに音質はいいですね。
18日東京はおっしゃるとおり女性の奇声が難点です。
そう言えば私がいた席のすぐ前で開演からずっと(たぶん30分以上)立ったままの連中がいて途中警備員に注意されていましたよ。
警備員となにやらもめている間集中出来なかったし迷惑な連中でした。