津々堂のたわごと日録

わたしの正論は果たして世の中で通用するのか?

■ご近所のMさま

2024-05-26 09:36:14 | 熊本

 今のマンションに引っ越してきてからあと20日ばかりで一年になる。
まだ、マンションの住民の皆さんと面識ができた方はあまりない。エレベーターの上り下りでたまに挨拶を交わす程度の交流しかない。
そんな中で回覧板が回ってきて、押してある印鑑や、記名などでご近所様のお名前を知ることになる。
上の階にMさまがおられることを知ったが、細川家のご家臣のご一族であることは間違いない。
変わった名前というわけではないが、そうそう御見受けする名字ではない。
お邪魔してお話を伺おうかと思うが、どうやらお若い方が済んでおられるようだ。
幼い子供が床を踏み鳴らして走り回っているのが聞こえる。

もう何年前になるか、熊本が台風に襲われ電柱が倒れ、住まいも大被害を受けた折、熊本建築士会は被害状況をしらべるために駆り出されたことがある。
ある保険会社のお手伝いをしたりしたが、その保険会社にM氏がおられた。
お互い大多忙にしていたから、挨拶をかわすひまもなかったが、ひょっとするとその方のご親戚ではないかとふと思った。
親子かもしれない。歳恰好からするとそんな感じである。
このM家の史料は、熊本県立図書館に収められていて、貴重な史料である。
私もその中のいくつかを、写真撮影をさせてもらった。
そういう意味からすると、お手元には史料はお持ちではないかもしれないが、いつかお声がけしてみようと思っている。
散歩のコースには同じアルファベットのM家を見つけた。こちらもお名前を明かせば何方もご存じの方である。
「殉死の家」といえばお判りだろう。こちらもいずれお声がけをしたいと思っている。
散歩に出ては、表札ばかり気にして歩いているから、不審者と思われるかもしれないなとも思っている。

           

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