津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

細川家御医師・江村氏

2010-06-29 12:37:20 | 歴史
本能寺と信長
藤井 学
思文閣出版

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【内容】
織田信長の法華宗や茶の湯との深い結びつきを、史料にもとづく史実と豊富な挿話を折り込み描く。

【目次】
四条坊門西洞院の本能寺
土倉の沢村と本能寺
南蛮寺と茶屋屋敷
本能寺の変
信忠の自刃
光秀無残
本能寺の信長廟
唐物の茶の湯
つくも茄子の茶入
信長の名物狩〔ほか〕

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この中に「茶人江村栄紀」なる項がある。京都の著名な茶人である栄紀は、かっては備前三石の城主であったという。栄紀は信長の名物狩りによって、所蔵の「ももしり(桃尻)」を召上げられた人物として有名である。詳しく読んでいたら、加藤清正に仕えたという御医師専斎は、その栄紀の孫だとあった。細川家の医家・江村氏が、専斎とつながりがあると考えていたが良く判らないできた。この本と「肥陽諸士鑑」をながめていたら一気にこれが判明した。

茶人   和歌・連歌  御医師       儒学者
 栄紀---既住---専斎---+---宗眠---+---○
                 |       |
                 |       +---節斎---+---悰陸・・・・・→細川家医師
                 |                |
                 |                +---左七郎    以後不明
                 |
                 +---宗祐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→細川家医師 

  【江村専斎とは】 ja.wikipedia.org/wiki/江村専斎




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