津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■狂言「瓢の神」「花折」

2021-06-26 06:31:26 | 歴史

                 梅の薫」耇姫様の事 (四) - 津々堂のたわごと日録 

 先に書いた「耇姫」さまの続きである。大きなおざぶに座られた御姿はなんとかわいらしいことか、又こちらの立像は少し成長なさっているように思える。
右手に扇子をお持ちだが、これは舞を舞われている御姿だとされる。
「梅の薫」によると、耇姫は狂言の「瓢の神」「花折」が大変お好きで、役者が舞うのをご覧になった後、みずから真似て舞われたという。
「四歳でお亡くなりになった」というが、現代風に言うと三歳と十か月である。まさにかわいい盛りである。
 残念ながら私は、狂言を拝見するという機会もなく、「瓢の神」「花折」がどのようなものであるのか知る由もないが、サイトで色々調べてみると新発意(しんぼち=小坊主)が登場する後者の話が特にお好きではなかったかと推察する。

さてこの扇子を右手に持った仕種は、いずれにしてもどちらかの狂言だと推察されるが、さてどうであろう。
YouTubeで見れないかと思ったが、残念ながら見ることはできないようだ。

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