津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■只今読書中「明智一族・三宅家の史料」

2016-03-18 07:21:27 | 書籍・読書

          明智一族三宅家の史料       

16日無理をして図書館に出かけ、これがたたって又風邪の具合を悪くしてブログを休んでしまった。
その折お借りしたのがこの「明智一族・三宅家の史料」、購入したいのはやまやまだが、なにせ価格が「24,000円+税」だから、年金生活者の小生には一寸手が出ない。二週間の返却期限まで精読しようと頑張っている。

かって安國寺さまからご提供頂いた、明智氏に関する「土岐系図」「喜多村家系図」などは、三宅家の御所蔵だったとお聞きしていたが、この事に付いてはこの中では触れられて居ない。明智家のご先祖を遡るのは三宅家の史料をもってしても不可能ということだろう。

近世三宅家の系図は大変詳細に及び、細川家の有力武士に婚姻による枝葉が広がり、名家の底力を思わせる。
改めて細川家が「明智氏」をどうとらえ、どのように遇しようとしてきたのか、想いを深くせざるを得ない。

秘密のベールに閉ざされてきた三宅家史料に日の目が当たり、巷間期待されていた明智氏の出自に関わる史料の新出は見受けられなかった。
その点では多いに期待はずれの感があるが、精読すると大変興味深いものがある。
(釈文と読み下し文が紹介されているが、編集上字体を変えるなど一考あってしかるべきではなかったか、非常に判りずらい)

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