今年も残すところあと1週間あまり、やり残した
こと、思いなおすことの多いなか、「あれはどう
なった?」と思うことの1つ。
鎌倉は鶴岡八幡宮の大銀杏である。
ニュースなどで倒木の映像はみていたが、それっ
きりで後は分からなかった。
先日、友人と鎌倉散策をした際、鶴岡八幡宮に
寄って、ようやく様子を見ることができた。
3月の倒伏後、樹の生命は息絶えていなかったの
か見事に蘇生して、現在はひこばえがぼうぼうと
生えている状態なのである。
この大銀杏は樹齢800年~1000年といわれ
(誰が数えたか知らないが)
鶴岡八幡宮の御神木でもあり、幹の周りも相当な
ものであったから、たしかに倒れた時には衝撃で
あったろう。
(宮を訪れた人は誰しも目につくほどの大樹)
でも(飛躍するが)どんなに権力を誇っていても、
いつかは滅びるのだということも考えさせられた。
(たとえ樹木であろうと)
それはこの世のならし、だいたい、ここの主の
鎌倉時代だって相当に激しい権力抗争があり、
次から次へと将軍が変わったのではないか。
戦国時代しかり。
そもそも鶴岡八幡宮……って?
(もしかしてこの年末年始に参拝される方も
おられるのではないかと思い、この話題を
取りあげました)
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