一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

あれはどうなった?

2010-12-23 08:58:04 | Weblog

     今年も残すところあと1週間あまり、やり残した
     こと、思いなおすことの多いなか、「あれはどう
     なった?」と思うことの1つ。

     鎌倉は鶴岡八幡宮の大銀杏である。
     ニュースなどで倒木の映像はみていたが、それっ
     きりで後は分からなかった。
     先日、友人と鎌倉散策をした際、鶴岡八幡宮に
     寄って、ようやく様子を見ることができた。

     3月の倒伏後、樹の生命は息絶えていなかったの
     か見事に蘇生して、現在はひこばえがぼうぼうと
     生えている状態なのである。
     この大銀杏は樹齢800年~1000年といわれ
     (誰が数えたか知らないが)
     鶴岡八幡宮の御神木でもあり、幹の周りも相当な
     ものであったから、たしかに倒れた時には衝撃で
     あったろう。
     (宮を訪れた人は誰しも目につくほどの大樹)

     でも(飛躍するが)どんなに権力を誇っていても、
     いつかは滅びるのだということも考えさせられた。
     (たとえ樹木であろうと)
     それはこの世のならし、だいたい、ここの主の
     鎌倉時代だって相当に激しい権力抗争があり、
     次から次へと将軍が変わったのではないか。
     戦国時代しかり。

     そもそも鶴岡八幡宮……って?

     (もしかしてこの年末年始に参拝される方も
      おられるのではないかと思い、この話題を
      取りあげました)
     
     

     
     

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