一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

柱のキズ

2007-02-06 15:32:20 | 健康
     1年ぶりに健康診断をうけたらショック!!
     身長が2センチも縮んでいるなんて……(ウソよね)
 
     視力 (裸眼で)右1.5  左1.0 
     (活字やパソコンは眼鏡なしではもちろん駄目。車の運転は眼鏡なし)
     血圧 120--70
     聴力異常なし

毎日夕方になると目がショボショボ、パソコンのせいにしていたのだけど、
これだとそうでもないのかしら。     
血液検査の結果は一ヵ月後、白血球の数で毎年引っかかるのです。
(再検査しても異常なく、体質なんだって) 
そういえば半年前、整形外科で骨密度を測ってもらったら、
年齢比にして105%だった。やや良好ということだろうか。

身長が縮むのは加齢現象だということは知っているけど、
問診のドクターに聞いたら、
「測り方によってそのくらい違いますよ」
だって。ほんとかしら。

童謡の「背くらべ」を思い出したのは、余りショックをうけたから。
 
  ♪ 柱のきずは おととしの
   五月五日の 背くらべ

ぼんやりして余り喋らない子供だった私、それにしては「背くらべ」の
歌詞はイメージがはっきりして好きな歌だった。

何しろ、大人になってから歌詞の意味が分かって赤面したのは数限りなし。
「母さんの歌」の「夜なべ」は母さんが夜、鍋で何かを煮ながら編み物して
いたんだと思っていた。
「里の秋」の「お背戸に」は背中に木の実が落ちるんだと思い、
「赤とんぼ」の「負われて」は「何かに追われる」のだと思って
一生懸命歌っていた。

ここで現実にもどると……
老いた母が年々、小さくなっていくのは自分が大きくなったからだけでは
なかったのですね。(母は亡くなったときは小さく小さくなっていました)

わが家には娘たちが小さい頃つけた「柱のキズ」がまだしっかり残っている。
いつしか背くらべもしなくなり、そして……歴史は繰り返すのでしょう。
そんなことを考えた一日でした。

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