Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

4つの物語 コレクションと日本近代美術

2009-07-25 22:01:03 | Weblog
川村記念美術館 2009年6月27日~9月23日

 カタログから何から何気にお金がかかった地味派手な展覧会。借用も結構ほうぼうから借りてる。川村のコレクションに欠けている日本近代美術を、川村の欧米絵画を核に展示ということですが、そのために方々から結構なものを借り集めて構成。まあ教科書的でもありますが・・・・・・。借りなくてもそういうものがある館で所蔵作品展でやるともっと意義深かったかもしらん。原撫松「影の自画像」、ストイキッツア先生!お出ましください~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かたちは、うつる 国立西洋美術館所蔵版画展

2009-07-25 01:02:16 | Weblog
2009年7月7日~8月16日 国立西洋美術館

 丁寧な展示だか町田市立国際版画美術館にいるような錯覚をちょっと覚えた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コレクションの誕生、成長、変容―藝大美術館所蔵品選―

2009-07-25 00:52:37 | Weblog
東京藝術大学大学美術館 2009年7月4日~8月16日

 とにかくいろんなものをお持ちである。近代日本画の列が芳崖2点(1点は悲母観音)~と圧巻だが、何気に蕭白もいっぱい。名品+かつてキュビズム風と持ち上げられ、その後厳格な判断で切り捨てられた蕭白の山水図も。真作でなくても蕭白を理解する手掛かりにはなるものである。また若冲「鯉図」って大坂画壇風。春章「竹林七妍図」も面白い(がこれには図録に図版解説がなかった)。洋画も藤田嗣治の初期作(新聞報道)他、無造作に高橋由一「鮭」も出ている。名品展でかつコレクションの成り立ちを示す工夫があるのもよかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

写楽 幻の肉筆画 

2009-07-25 00:47:43 | Weblog
江戸東京博物館 2009年7月4日~9月6日

 ギリシャ国立コルフ・アジア美術館の日本美術を丁寧に調べて展示した、という点ではいい展覧会。だが質量ともにもう一歩で、いくら「写楽」であおっても苦しい感じ。この展覧会を「写楽 幻の肉筆画」と呼ぶのもちょっとなあ。初期版画結構面白かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする